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小児歯科の基礎知識

小児歯科の基礎知識

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初めての歯医者

お母さんが子供に「痛くないよ」は禁句
ステップ 1

「痛くないよ」は禁句

虫歯で治療が必要になるのは4歳から5歳くらいにかけてです。この時期はお母さんや歯医者の話を聞くことが出来き、理解できる年齢です。しかし、歯医者に行く事を拒んだり、歯医者に行ったものの、泣いて暴れて治療が出来ないという事もよくあります。

まず、ご両親が子供に話すとき「痛くないよ」というのは禁句です。子供の頭の中で「痛い」というイメージが駆け巡ってしまうからです。

泣かずに自信が持てるように手助けします
ステップ 2

泣かずに自信が持てるように手助けします

泣いている場合、お子さんなりの理由があります。その理由を見つけて解決する所から始めます。特に、お子さんはどんな器具を使うのか心配しています。治療の内容を分りやすく説明してお子さんが納得してから治療に入ります。その為、治療が早く進まないこともあります。

しかし、それでも口を開けず治療させない子供もいます。そんな時は治療に入る前にお子さんの性格や発達について注意深く観察することがあります。治療を受け入れるまでに発達していない場合は、発達に合わせた対応をします。

少しでも治療が出来たら頑張れたことを褒めます
ステップ 3

少しでも治療が出来たら頑張れたことを褒めます

少しでも治療が出来たら「よく頑張ったね。」と褒めます。治療の回数を重ねるごとに自信が付き、治療が格段に進みます。 1日の治療が終わった時によく出来たご褒美におもちゃを差し上げています。また、メンテナンス(フッ素塗布やシーラント等)の時にスタンプ1個、 四つ溜まると更にすてきなプレゼントがあります。

定期的なメンテナンスで虫歯にならない歯を
ステップ 4

定期的なメンテナンスで虫歯にならない歯を

定期的に歯磨きチェック、フッ素塗布、シーラントなどを行うことで虫歯の無い口腔内(カリエスフリー)が実現出来ます。

磨き残しが多く、歯肉炎になっている場合にはクリーニングを行う必要もあります。 同時に、不正咬合を未然に防ぐ為に最小限度の関与で済むように歯列管理も必要となります。

子供の時の口腔管理が大人になってからの健康な口腔環境を作り出す最も重要な習慣と考えてよいでしょう。

カリエスフリーで歯周病の無い口腔環境は、糖尿病や脳梗塞、心筋梗塞、骨粗しょう症といった全身疾患の発症を起こさせない要因の一つになっています。

コラム

歯科医院での親子分離

子供にとってのメリット

治療から逃げたい、親に助けて欲しいといった甘えを断つことで自立心が芽生え、歯科医師や歯科衛生士などそれまでにない人間関係の中で社会性を育み、様々な適用能力を育てる一つのチャンスにもなります。

親にとってのメリット

3歳を過ぎると様々な違う環境に適用できる能力が身についてきます。そういった子供の成長を客観的に観察できるいいチャンスになります。

「母子分離の完成は子供の心の中にお母さんとのきずなが出来た時」だと言われています。母子関係が確立されていない時期の母子分離は害となる場合もありますが、親子関係の確立に伴い自律的に診療を受けるようになるのが普通です。

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子供がリラックス出来る環境の工夫

小児歯科専用治療室
小児歯科専用治療室

子供がリラックスできるようキャラクターグッズが置かれ、壁には、遊び心のある色とりどりの模様が施されています。

保育士在中のプレイルーム
保育士在中のプレイルーム

子供が遊べるプレイルームですが、赤ちゃんをお育てのお母様にも安心して治療が出来る環境になっています。



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小児歯科専用治療室

プレイルームと直結した小児歯科専用治療室があります。ここは、防音室になっているので、お子さんが大きな声で泣いても周りの患者さんに迷惑にならないので、ご両親にとって肩身の狭い思いをしなくても済みます。

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保育士在中のプレイルーム

プレイルームは、お子様の為の待合室で、12畳の広々としたチャイルドルームです。子供診療室及び親診療室と隣接しているので行き来が自由にできます。 たくさんの玩具や絵本、漫画本・TV・アニメビデオやゲームなどもご用意していますので、お子様1人で遊ぶことも可能です。平日の9:00〜13:00は専属の保育士がお世話させていただきます。

  • ※注意事項
  • ①キッズルームのご利用時は、いずれの場合も御利用規約をお読み頂き、同意書を頂きます。
  • ②保育士による託児
    保育士による託児は、《ご予約制》でございます。安全を第一に考え、少人数制とさせて頂いておりますので、ご了承下さいませ。
  • ③保護者様同伴
    保育士不在の時間帯でも、保護者の方と同伴であれば、お部屋を御利用になれます。その際、保護者の方の治療は、キッズルーム直結診療室で診察をさせて頂きます(要予約)。
  • ④お子様のみ
    保育士や保護者同伴を必要とせずに問題なく一人遊びの出来る小学生以上のお子様は、保護者の方の合意の元、保育士不在の時間帯に同伴者なしでも御利用になれます。

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乳歯の特徴

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乳歯は虫歯になりやすい

乳歯が虫歯になりやすい理由

  • ① 一人で上手に歯磨きができないため、プラークコントロールが不十分になります。
  • ② 乳歯は食べカスがたまりやすく、しかも子供の好む食べ物には粘着性があるため、虫歯菌が酸をさかんにつくりだしてしまいます。
  • ③ 乳歯は永久歯に比べ、エナメル質も象牙質も半分の厚さしかありません。また再石灰化の力も弱いです。
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乳歯の虫歯は親ができるだけ早く発見してください

子供の歯を虫歯から守るのは親の責任

乳歯は一度虫歯になると痛みが起こりにくいこともあって、あっというまに進行します。受診する頃にはほとんどが、神経の近くまで進行しています。

仕上げ磨きをするときに、歯の表面が白っぽくなっていないか、黒くシミになっていないか、歯の溝が黄色くなっていないかなど観察してください。このような兆候は虫歯の始まりですから、この時点で受診されるとあまり削らず治療が簡単です。

歯磨きを習慣にし、必ず仕上げ磨きをしてあげて、プラークをできるだけためないようにしましょう。 おやつは砂糖を使わないものを選び、就寝前に食べたり飲んだりする癖をつけないようにします。 必ず定期的に受診し、歯とお口のチェックを受けましょう。

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乳歯の名前と歯の生える時期

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乳歯の名前

乳歯の名前

正面の歯から順番に乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第1乳臼歯、第2乳臼歯。

それぞれの乳歯が脱落して生え変わると大人の歯が生えてきます。後続永久歯として正面から順番に、中切歯、側切歯、犬歯、第1小臼歯、第2小臼歯となります。

人間の体には、加齢によって生えてきたり伸びたり無くなったりするものがありますが、すっかり違うものと交換されてしまうのは「歯」だけです。歯は乳歯から大人の永久歯へと完全な交換が行われます。どうしてでしょう?不思議だと思いませんか。 これは体の発育に伴いあごの骨が成長し、それまでの小さく弱い乳歯では、用を足さなくなることからだろうと考えられています。やはり大人になったらそれにふさわしい歯が必要なんですね。

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乳歯の萌出する時期と抜ける時期

乳歯の生える時期と抜ける時期

歯の始まりは、お母さんのおなかの中からです。妊娠2~3カ月で総ての乳歯の芽(歯胚)ができ、4~6カ月で石灰化し始めます。これが生まれて5~10カ月すると、乳歯として生えてくるのです。生える順番や時期は表のとおりです。全部で20本ですが、それぞれに時期にはかなりの幅があります。お子さんの成長ペースが順調なら、早い遅いと心配することはありません。

同じ月ごろの歯の生えた子を見て、「うちの子はまだなのに」と不安になるお母さんがいます。赤ちゃんの歯は、6カ月から生え始め、ほぼ2歳ごろまでに生えそろいます。個人差がありますのであまり不安がらず、ゆったり構えて様子を観察しましょう。

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子供の歯磨き

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小児の年齢にあった歯磨きを

乳幼児期

赤ちゃんの舌には白っぽいカスが時々たまります。水やぬるま湯で湿らした布でカスを拭き取ってください。



生後7~8ヶ月

生後7~8カ月位になると、赤ちゃんにはもうかわいらしい前歯が生えてきます。やはり歯の汚れは布やガーゼなどで拭き取ってください。



生後1年を過ぎたら

歯ブラシを使いはじめます。まず、お母さんが磨いてあげてください。



3歳を過ぎたら

そろそろ自分で磨き始めましょう。しかし当然まだ上手ではありません。お母さんも手伝い、歯磨きをした後はよくチェックしましょう。



5歳を過ぎたら

5歳位になったら、毎食後(朝・昼・晩)「1日3回磨き」をさせましょう。お母さんは、仕上げ磨きで、磨き残しがないかよく見てあげてください。



6歳臼歯(第一大臼歯)が生えたら

6歳位になると、強く大きい六歳臼歯が生えてきます。この六歳臼歯は食べカスもたまりやすく虫歯になりやすいので気をつけて磨くようにしましょう。

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前歯、犬歯、奥歯の仕上げ磨きのポイント

前歯
前歯で汚れやすいのは歯と歯茎の境目や歯と歯の間です。汚れが残りやすい裏側は、歯ブラシを縦にして磨くと良いでしょう。上の前歯の表側は唇をそっと押し上げて磨くのがコツ。歯茎に強く当てない様に注意。歯ブラシを直角に当てて左右に細かく動かします。

犬歯
歯ブラシを縦にして両側のすみや歯茎との境目を丁寧に! 犬歯は表面が大きくカーブしていて両サイドの隅や歯茎の境目に汚れが残りやすいので歯ブラシを縦に向けて動かし、隅や境目に注意して磨きましょう。

奥歯
くぼみや歯と歯の間、舌や頬に接している面に汚れが残りやすいので、一番虫歯になりやすい歯です。歯ブラシをきちんと当てるには、歯ブラシと同じ方向に指を入れ、頬の内側を持ち上げると奥まで見えて磨きやすくなります。子供のあごを包み込むようにするのがコツです。

デンタルフロス
歯ブラシでは取りきれない隙間の汚れにはデンタルフロスを利用するのも一つの方法です。ゆっくりゆすりながら歯間に入れて両方の歯の側面を擦るように動かしてください。歯と歯に隙間が無い場合は、2歳半までは歯ブラシだけで磨いた方が良いでしょう。
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仕上げ磨きの六つのポイント

仕上げ磨きの六つのポイント

①  ヘッドが小さい奥歯まで届く小さめのものを使う。

②  ブラシの持ち方はペングリップ、鉛筆を持つようにします。 軽く握り、指先で細かくコントロールしながらシャカシャカと磨きます。

③  ゆったりした気持ちで磨いてあげましょう。 磨いてあげる大人が落ち着かない気持ちでいると、つい力が入り過ぎたり、ぞんざいになったりして、かえって歯磨き嫌いにしてしまいます。親子のスキンシップの時間として楽しんで磨いてあげましょう。

④  頭はひざに乗せて安定させて磨きます。 口の中が良く見えるのが寝た姿勢。ひざに頭を乗せると安定し、自由に両腕を動かすことができます。

⑤  効率のよい順番で磨きましょう。 前歯は敏感なところ。感覚の鈍い下の奥歯から順に、上の奥歯、下の前歯、上の前歯の順に磨くと嫌がりません。

⑥  6歳臼歯は重要です。必ず磨き残しチェックをしましょう。6歳臼歯は上下の噛み合わせを決める重要な歯です。この歯は絶対虫歯にしないようチェック磨きを忘れないでください。

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子供の食育

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食育で健康な子供の歯に

食育でバランスの良い食事を
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食育のすすめ

あなたは「食育」という言葉をご存知ですか? 私たちの食生活は、インスタント食品や加工食品などが氾濫し、個食により好きなものだけ食べることが当たり前になり、そのうえ過食や拒食、食品アレルギーなど多くの問題が発生しています。「食育」は、そうした時代の風潮を見直し、「子供に正しい食生活」を身につけさせていこう」という考え方です。 欧米ではすでに子供たちの健全な発育を促す目的で「食に関する教育」を行っています。

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考えて食べる習慣を付ける

なかなか持って生まれた資質を変えることはできません。しかし生活習慣は、繰り返しトレーニングすることで「習い性」として身につけることができます。環境が人に大きく影響を与えます。「氏より育ち」のことわざを上手に食育に利用しましょう。 食育は、家庭の食生活の見直しがスタートです。家族が健やかに暮らしていくエネルギーを得る毎日の食事を、もっと大切に考えましょう。

食は、命に直結する大切な問題です。何をどのようにして食べるかは、私たちの歯や口の健康と深く関係しています。栄養学の発達し、新しい知識が一般に知られるようになりました。賢い選び方食べ方を知って、より健康に過ごしましょう。

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バランスの良い栄養で歯を育てよう

1日30品目が目標
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食育のすすめ

歯の健康維持は、虫歯や歯周病の予防だけではありません。お口の機能がしっかり発達し、好き嫌いなく食べ味への感受性も豊かな子供を育てることも大切なことです。食事は小さいときほど家庭の果たす役割が大きい分野です。両親はじめ周囲の大人が協力してがんばれば、丈夫な強い歯の子供が育ちます。

歯によい食事の基本は、栄養のバランスがとれていることです。骨や筋肉の成長に必要な栄養をとるために、「1日30品目」を目標にしましょう。食品の中には子供が苦手なものも多くありますが、調理法を工夫するなどして好き嫌いなく食べる習慣を身につけさせるようにしましょう。

「おふくろ」の味は、賢い献立の基本です。おから、かきあげ、サンマの塩焼き、大豆の五目煮、イモの煮っこがし、酢の物、キンピラゴボウがその代表的なもの。伝統的な日本の家庭料理の良さが最近見直されていますが、野菜やタンパク質の豊富なこれらの献立は歯を育てる効果も大きいのです。

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小児とおやつと虫歯の関係

小児のおやつと虫歯の関係
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よく噛めるものを与えましょう

乳歯は大人の歯と比較すると、表面のエナメル質も象牙質が薄く弱いものです。甘いものを口にする機会が多く、しかもお腹がすいて食べる機会も多くなりがちです。子供のお口の中は、虫歯になる条件がそろっています

・1回の食べる量を決めて食べましょう。
・甘さがいつまでも残るおやつは注意しましょう。
・あごを使ってよく噛むおやつを食べましょう。(脳の発達を促し、バランスのよいきれいな顔をつくります。)
・歯にくっつきやすい食品はできるだけ避けましょう。
・食べたあとは「歯磨きタイム」を忘れずに!

大人は子供の歯や生活の特徴をよく理解して、子供におやつを与えるときは、時間を決めて与えましょう。もちろん「食べたら磨く」ことも忘れず教えてください。 保育園児に虫歯が少ないと言われますが、それは食事やおやつの時間が規則正しく、しかも食後に歯磨きをしているからです。

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妊娠中の母親のお口の健康

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妊娠で女性ホルモンのバランスが変わる

妊娠で女性ホルモンのバランスに変化が起こる
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妊娠による口腔環境の変化

妊娠によって女性の体は、外形はもちろん目に見えない体の中も生活も変化します。・女性の体は、妊娠、閉経などにより大きくホルモンが変化し、それが全身に影響を与えます。

妊娠すると、女性の体のホルモンバランスが変わり、その影響で唾液の分泌量が減少しネバネバ感が強くなり、ふだんより歯に歯垢がつきやすい状態になります。また、妊娠中は、つわりや赤ちゃんをお腹の中に抱えているなどの条件から、食べ物を口にする機会が増え食生活も変化します。どうしても虫歯ができやすい条件が重なります。そのため出産後に歯が悪くなる方がいます。 妊娠が安定期を迎えたら、歯とお口のチェックを受け、虫歯や歯周病は治療しておきましょう。

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妊娠中の母親の食育

妊娠5~9週で乳歯の形が、永久歯は妊娠3~4カ月から生後8~9カ月の間にでき始めます。 歯質は、家系や生育環境の影響を受けますが、妊娠中から栄養のバランスに配慮し、カルシウム、リン、タンパク質、ビタミンA/C/Dなどを積極的に摂取して、栄養バランスのよい食事で健康な赤ちゃんの歯の芽を育てましょう。

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母子感染を防ごう

ミュータンス菌の母子感染

可愛い赤ちゃんに虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌)をうつすのは、たいてい家族。その一番手が、お母さんです。口移しで食べさせたり、親の箸で食べさせたり、そ「エッ!そんなこと」と思うようなことでうつってしまいます。虫歯の無い子に育てるために、赤ちゃんに使う箸やスプーンは赤ちゃんだけのものにしましょう。

もちろん周囲の大人のお口の中がきれいであることが大事です。赤ちゃんが生まれてからでは遅いのです。誕生前から、自分たちの口の中の細菌を減らす努力をしてください。

予防指導・予防処置

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TBI(歯磨き練習)

歯垢(プラーク)の染め出し
ステップ 1

歯垢(プラーク)の染め出し

ちゃんと歯磨きが出来ているかチェックします。染め出し液を歯面に塗ると磨き残しの部分が真っ赤になってしまいました。

よく磨けていると思っていても意外と沢山のプラークが残っているものですね。

まずは自分で磨いてみよう
ステップ 2

まずは自分で磨いてみよう

赤く染め出された歯をいつも通りのやり方で磨いてみましょう。

鏡を見ながら歯科衛生士と一緒に磨き残しの部分を確認します。磨き残しの場所を確認したら綺麗になるまでブラッシングをしてみましょう。

歯科衛生士と一緒にブラッシング法を学習
ステップ 3

歯科衛生士と一緒にブラッシング法を学習しよう

模型を使って磨けていない場所のブラッシング法や小さなお子さんでもマスターしやすいブラッシングのテクニック・フォンズ法を学びます。ブラッシング法には様々な種類がありますが、どんな方法でも、また、自己流であってもプラークが綺麗に取れればそれでOKです。

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シーラント

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6歳臼歯の虫歯予防に有効なシーラント

シーラントとは

「シーラント」は奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。このプラスチックは虫歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていれば虫歯にならないという考えで普及し始めました。

このレジンは約6ヶ月で、食事などで擦り減り自然脱落してしまいます。定期的にチェックを行い、外れた場所に再度シーラントを施します。生えて間もない奥歯の永久歯(六歳臼歯)は特に虫歯になりやすいので、この方法は小児の虫歯予防で最も効果のある予防処置と言えます。



6歳臼歯は大人の歯並びを決定する「軸」

臼歯の働きは、食物を「すりつぶす」、「噛む」、「砕く」です。これがしっかりしていないと、満足な食事ができず、栄養の摂取や成長に問題が生じます。

また、大人の歯は、この六歳臼歯を生える場所の基準として生えてきますから、途中で虫歯になって抜けたりすると、他の歯の歯並びがおかしくなります。 お子さんをきれいな歯並びの永久歯に育てたければ、この歯を虫歯から守ることが大事です。

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シーラントの手順

六歳臼歯(第一大臼歯)にシーラント
ステップ 1

六歳臼歯(第一大臼歯)にシーラント

一番左の六歳臼歯(第一大臼歯)にシーラントをします。

六歳臼歯(第一大臼歯)は生えたばかりで、咬合面の溝がかなり深いのが分ります。奥歯の溝は磨き残しが起こりやすく、虫歯が発生しやすい場所です。

真ん中の第二乳臼歯の咬合面の溝もかなり深いのでシーラントの対象になります。

六歳臼歯(第一大臼歯)の溝の汚れを綺麗に清掃
ステップ 2

溝の汚れを綺麗に清掃

回転するブラシで溝の汚れを綺麗に清掃します。しっかりと清掃しないとシーラントが外れやすい為です。

臼歯は、食品を砕いたりすりつぶしたり働きをするために、てっぺんにたくさんのきざキザした溝がはいっています。六歳臼歯が生え始めたころの子供は、成長が激しいこともあって食事以外にも食べ物を口にする機会多く、しかも甘いものをほしがる時期でもあります。食べたものは、生えたての臼歯の溝につまり、歯磨きもヘタなためそこから虫歯が始まってしまいがちです。

六歳臼歯(第一大臼歯)にシーラントを溝に注入
ステップ 3

シーラントを溝に注入

シリンジに入ったジェル状のシーラントを第一大臼歯の溝に注入します。唾液が入らない様に綿で防湿します。唾液が混入するとシーラントが外れやすい為です。

光を照射してシーラントを固める
ステップ 4

光を照射してシーラントを固める

シーラントを第一大臼歯の溝に注入したら、素早く光をかけて固めます。シーラントにはS-PRGフィラーが含有され、材料劣化を伴うことなく、長期に持続性のあるフッ素徐放が可能です。

第一大臼歯の溝にシーラント填入完了
ステップ 5

第一大臼歯の溝にシーラント填入完了

シーラントの対象になる歯は乳歯の奥歯(第一乳臼歯と第二乳臼歯)と六歳臼歯(第一大臼歯)の三つの歯です。実施時期は第二乳臼歯が生えて、治療が出来る年齢(3歳)になってからが妥当と思われます。

シーラントは永久に歯に付いているものではなく、約半年で外れるように設計されています。外れたらもう一度シーラント処置が必要になります。

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シーラントの細菌学的及び組織学的な有効性の裏付け

小窩裂溝(大臼歯の溝)に填入したシーラントを填入したう蝕象牙質の細菌数
小窩裂溝(大臼歯の溝)に填入したシーラントを填入したう蝕象牙質の細菌数

大臼歯の小窩裂溝に発生したC1の虫歯にシーラントを填入した場合の細菌のコロニー数を2年に渡って追跡した結果、シーラントを填入してから半月の間に一気に細菌数が減少し、その後、僅かに上昇を認めるものの、6ヶ月でほぼ0になることが実験で確かめられています。

シーラントを填入した小窩裂溝の電子顕微鏡写真
シーラントを小窩裂溝(大臼歯の溝)に填入した電子顕微鏡写真

電子顕微鏡写真によりシーラントを小窩裂溝(大臼歯の溝)に填入すると緊密に小窩裂溝を埋めている事が分ります。これにより、細菌の繁殖が起こらないことが示唆されます。電子顕微鏡写真は東北大学福本敏先生によるものです。

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フッ素塗布

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虫歯予防に有効なフッ素塗布

3~4歳までのフッ素塗布は

フッ化ナトリウムの液を綿球に浸して歯面に塗布します。

5歳以上のフッ素塗布は

専用のイオントレーにフッ化ナトリウム液を浸して口腔内に挿入し、電気的にフッ素イオンをエナメル質に浸透させます。5歳以上の子供がフッ素イオン導入の対象になるのは、4歳くらいまでの子供はトレーを口腔内に挿入しても直ぐに吐き出してしまう為、イオン導入が出来ないことが多いからです。

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3~4歳までのフッ素塗布

3~4歳までのフッ素塗布

① 歯面の清掃
小さい子供だと機械を使っての歯面清掃は嫌がるので歯ブラシを使って磨きます。

② 歯面の防湿・乾燥
圧縮空気(エアーブロー)で乾燥した後、唾液が混入しないように綿(ロールワッテ)で防湿します。

③ フッ化ナトリウム液の塗布
脱脂綿を丸めた綿球でフッ化ナトリウム液を歯面に塗布します。できるだけ長く歯面を薬液に浸潤させると効果が高く、塗布後約30分は洗口しないで唾液だけを吐く程度にとどめます。

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5歳以上はフッ素イオン導入器で

フッ素イオン導入器を使用中

イオンの性質を使いフッ素をエナメル質に浸透させています。約5分かかるのでトレーをくわえ続けることができる4歳くらいからが対象となります。

フッ素は、電気を流すと耐酸性(虫歯になりにくさ)が向上することが明らかにされており、フッ素塗布の虫歯予防効果はより大きくなります。 フッ素塗布は、歯科医師や歯科衛生士という専門家が行います。

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フッ素イオン導入器の仕組み

フッ素イオン導入器の仕組み

虫歯の予防処置と使われるフッ素は、エナメル質に取り込まれにくいところが難点です。そこで、イオン導入器を用います。

イオン導入器のトレー内の綿にフッ化ナトリウム液2%をしみ込ませ口腔内に挿入します。手には握り電極を持ちます。 マイナスに帯電したフッ素はプラスに帯電したエナメル質に向かって電気的に引っ張られます。薬剤のフッ素成分をマイナスに帯電させ歯に効率よく浸透させる方法です。

歯に取り込まれたフッ素イオンはエナメル質の成分(ハイドロキシアパタイト)と結合し、う蝕に抵抗性のあるフッ化リン酸カルシウム(フルオロアパタイト)の歯質に変化します。

金属を溶かした溶液に微弱の直流電流を流すと溶けていた物質が電気をもった金属イオンに分解され、プラスの電荷を持つ金属イオンはマイナス極に、マイナスの電荷を持つ金属イオンはプラス極に移動する電気分解の仕組みを使ったものです。

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歯面コーティング

歯面コーティングとは

第1大臼歯や第二乳臼歯などが萌出直後で、十分な防湿が出来ない場合に使用します。シーラントと同じ様にう蝕リスクの高い萌出直後の乳歯や幼若永久歯(生えたての第一大臼歯)の小窩裂溝に一時的に用います。 ホワイトスポットが認められ、再石灰化が必要な症例やエナメル質形成不全症、矯正治療のブラケットが付着している周辺などに適用します。

このコーティング剤は、水を利用したグラスアイオノマー反応により歯面と接着する為、唾液の分泌が多く、防湿が不可能なケースでも使用出来ます。

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歯面コーティング材適応症例

ホワイトスポットやエナメル質形成不全
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ホワイトスポットやエナメル質形成不全

歯が萌出して間もない時期に白い帯状のラインができることがあります。これをホワイトスポットと呼びます。十分に石灰化が起こっていない場所です。また、この症例ではエナメル質の形成不全が僅かに認められます。こういった症例ではう蝕になりやすく、歯面コーティング剤の効果が期待出来ます。

幼若永久歯(萌出間もない第一大臼歯)
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幼若永久歯(萌出間もない第一大臼歯)

幼若永久歯(萌出間もない第一大臼歯)や萌出間もない第二乳臼歯などが対象になります。写真の第一大臼歯は奥側の歯肉が僅かに咬合面に掛かっています。この時期は唾液の分泌量も多く、口の中での作業が難しい時期でもありますので、しっかりとした防湿が出来ない場合があります。こんな時に使用します。歯面コーティング剤は小窩裂溝に入れるだけではなく歯面全体に塗布することができるので暫間的な虫歯予防対策になります。右隣の第二乳臼歯は既にシーラントがされています。

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歯面コーティング材の特徴

① 緩衝作用
S-PRGフィラーの働きによって酸を中和してくれる緩衝作用が発現し、周辺を中性にしてくれます。

② 抗プラーク付着性
コーティングされた歯面への細菌の付着が難しくプラークの成熟(バイオフィルムの形成)が困難となる報告があります。

③ エナメル質の脱灰の抑制
コーティングした直下のエナメル質だけではなく、その周辺のエナメル質の脱灰(虫歯になること)も起こりにくくなっているとの報告があります。

6種類のイオンが放出
6種類のイオンが放出

S-PRGフィラーによってケイ酸イオン、アルミニウムイオン、ホウ酸イオン、ナトリウムイオン、ストロンチウムイオン、フッ素イオンなどの6種類のイオンが放出され歯を守ります。

フッ素入り歯磨き剤やジェルの使用
フッ素入り歯磨き剤やジェルの使用

フッ素入りのハミガキ剤やジェルを使ってください。フッ素をコーティング材に補充することができます。

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歯面コーティング材の手順

歯面コーティング材の塗布中と塗布後

歯面を歯ブラシや回転器具でなど清掃し、歯の表面にコーティング材を塗り、光を当ててかためれば完了です。 コーティング材は歯の色に近いので、見た目の違和感はほとんどありません。

フッ素ジェルを塗布するだけの方法より長持ちします。 歯を傷めないよう接着剤を使わずにコーティングします。

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六歳臼歯が子供のうちに神経に達する虫歯になると

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根未完成歯のレントゲン(左)

根未完成の第一大臼歯のレントゲン写真
根未完成の第一大臼歯(6歳臼歯)

7歳児の第一大臼歯の根の先端(赤丸)はまだ閉鎖していません。虫歯が神経まで達し、根管治療を行っている所です。根の先端が黒くなっているのは膿が溜まっていることを示しています。

成人の第一大臼歯の根のレントゲン写真
成人の第一大臼歯の根

成人の第一大臼歯の根の先端(赤丸)は、閉じています。左写真の根未完成歯と比べるとはっきりと違いが分ります。



根未完成歯が虫歯になると

第一大臼歯が生えるのは6歳頃です。その為、六歳臼歯というニックネームで呼ばれることもあります。そして、歯根は9歳から10歳頃に完成します。歯根が完成しない時期を根未完成歯と言います。この時期に神経に達する虫歯(C3)になると神経の治療が極めて困難になります。根っこの先端が閉鎖せずラッパ状に開いているからです。

根未完成歯の神経の治療は、乳歯に準じた方法をとり水酸化カルシウム製剤を持ちます。それにより根の先端の閉鎖を期待する分けです。しかし、この方法も完全ではなく、学術的に決定的な治療法が確立している訳ではありません。運良く根の先端が閉鎖してくれば、その時に改めて大人の根管治療と同様な方法でやり替えます。

最悪の場合、根の先端に出来た膿を治すことが出来ずに抜歯をせざるを得ないケースもあります。

小児の虫歯治療

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3~5歳の子供の虫歯治療

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切削器具

ダイヤモンドバー用のタービン
ダイヤモンドバー用のタービン
  • ・エナメル質、象牙質共に切削できるダイヤモンドバー専用の高速で回転するタービンです。バーの表面はダイヤモンドが貼り付けられています。
スチールバー用のエンジン
スチールバー用のエンジン
  • ・象牙質の虫歯を切削する為のスチールバー(鉄製)です。エナメル質は固すぎて削れません。低速で回転し、振動が歯に伝わります。
スプーンエキスカベーター
スプーンエキスカベーター
  • ・ハンドインスツルメントで、虫歯を小さなスプーン状の金属の先端で掻き出します。大小様々な大きさがあり、虫歯の大きさに合わせて使い分けします。


小児歯科の虫歯治療は燃え上がった炎を鎮火させること

3~4歳で乳歯が象牙質まで達する虫歯(C2)になると早めの治療が必要になります。しかし、この時期の子供は口を開けることさえ拒むこともよくあります。ましてや、タービンやエンジンなどの切削器具を持って口に入れようとすると、泣き叫び治療は益々困難になってしまいます。

そんな時、サホライドを使います。このお薬は虫歯の進行を抑え、虫歯部分を再石灰化し固くする効果が期待できます。難点は虫歯のところが黒くなることですが、虫歯が神経まで達するのを遅らせてくれます。ちょうど、燃え上がった炎を鎮火させてくれるようなものです。虫歯の進行が止まれば、年齢を重なることで治療ができるようになってきます。

また、上記写真のスプーンエキスカベーターは多くの子供で受け入れてもらえます。 サホライドで黒くなった部分をスプーンエキスカベーターで徐々に除去します。治療の回数は3~4回ほどかかりますが、虫歯を完全に除去し最終的な詰め物であるコンポジットレジンの充填も可能になります。

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サホライドとスプーンエキスカベーター

サホライドとは

サホライドはフッ化ジアンミン銀の溶液のことです。フッ化ジアンミン銀溶液は虫歯の抑制と象牙質の知覚を鈍くすることを目的とした薬です。硝酸銀の殺菌作用とフッ素の虫歯抑制作用の両方の効果が期待できます。

サホライドを塗布し光照射
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サホライドを塗布し光照射

スプーンエキスカベーターを使い出来る範囲で虫歯を取り除き乾燥させた後、小綿球に浸ませてサホライドを塗布します。写真はサホライドを塗布し、光を照射したところです。虫歯の部分はこのまま何も詰めずにオープン状態にします。食べ物が詰まりやすいのでよく歯磨きが必要です。

銀の沈着によって、虫歯の色を変化させ、歯が黒くなるという副作用があります。そのため乳幼児の前歯には使いません。

もし、麻酔をかけて回転式の切削器具で虫歯を除去していたら神経まで達していたかもしれません。そうなれば神経(歯髄)を取る治療が必要となり、治療がさらに困難になります。又、麻酔をかけた場合、少しでも痛みを与えると、その後、治療をさせてくれなくなるリスクもあり、よほどのことでない限り麻酔や回転式の切削器具の使用はしません。

初診時に冷たいものや熱いものに沁みているときはドックベストセメントを併用する場合もあります。

スプーンエキスカベーターで虫歯を除去
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スプーンエキスカベーターで虫歯を除去

左写真は、サホライドを塗布してた後、スプーンエキスカベーターで虫歯を除去した所です。通常、サホライドを塗布し、次回来院時には黒くなった虫歯の部分は少し硬くなります。黒く硬くなった虫歯をスプーンエキスカベーターで痛みを与えてない程度に除去します。再度、サホライドを塗布し、光りを照射して本日の治療は終了です。3回目の来院時にほとんどの虫歯をスプーンエキスカベーターで除去することが出来ます。虫歯の深さにもよりますが、サホライドの塗布は2~4回程度が普通です。

コンポジットレジン充填
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コンポジットレジン充填

コンポジットレジンで充填して虫歯の治療は終了します。僅かにサホライドの着色部分が残りますが、ほぼ満足できる水準です。

歯の外傷(破折・脱臼)

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歯の破折

歯を強く打ったら直ぐに歯医者の受診を

子供が転倒し顔面を強打して歯を強く打った場合、直ぐに歯科医師に見せてください。

5歳児が顔面を強打し乳歯から出血
5歳児が顔面を強打し乳歯の歯肉から出血

5歳児が転倒して顔面を強打し、上顎の二本の乳歯を打撲しました。乳歯の動揺と歯肉からの出血が認められますが、このまま接着剤(スーパーボンド)で固定しました。

1週間ほどで動揺は固定され通常通り噛むことが出来るようになりました。時間が経つに連れて歯の色が変色するかもしれませんが、このまま経過観察とします。

5歳児が顔面を強打し乳歯から出血したレントゲン写真
左写真のレントゲン写真

向かって右側の乳歯の歯根先端部に破折線が認められます。打撲を負った二本の乳歯の歯根は吸収が進み、あと半年ほどで自然脱落するものと予想されます。従って、このまま予後観察でよいと思います。

後続永久歯の歯胚は健全と思われ、正常に大人の歯に生え変わるものと予想されます。



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歯の破折の模式図

歯の破折の模式図
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歯の破折の処置

歯の破折部位による治療法の違い

  • ① 露髄(歯の神経が露出)を伴わないエナメル質・象牙質の破折。
    コンポジットレジンで直ぐにそのまま修復出来ます。
  • ② 露髄を伴うエナメル質・象牙質の破折。
    神経が露出するとすぐに細菌に感染します。早い処置が必要で、神経の一部或いは全部を除去してからコンポジットレジン、乳歯冠などで修復します。
  • ③ 歯の根の部分(歯根)の破折。
    抗生物質の投薬を行い、そのまま様子を見ます。状態が安定すればそのままで大丈夫ですが、抗生物質の効きが無くなった頃再び腫れてしまえば歯を残せなくて抜くこともあります。
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歯の脱臼

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不完全脱臼(亜脱臼)

位置がズレて捻じれた乳歯の亜脱臼
位置がズレて捻じれたもの
歯茎の外に飛び出した乳歯の亜脱臼
歯茎の外に飛び出したもの
歯茎の中にめり込んだもの乳歯の亜脱臼
歯茎の中にめり込んだもの
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不完全脱臼(亜脱臼)の処置

乳歯の不完全脱臼(亜脱臼)の暫間固定

不完全脱臼の歯はできるだけ正しい位置に戻して固定します。脱臼の程度が小さい場合には、隣の歯と接着剤で固定するだけですが、脱臼の程度が大きいと針金を渡して健康な歯に接着剤で固定します。ちょうど骨折した時に行うギブスの様なものです。

固定して噛める状態になったら暫間固定は外します。その後、歯冠の色が茶色に変色することがあります。これは歯髄が死んでしまった事を意味しています。痛みや腫れ等の症状が出なければ経過観察でも良いでしょうが、症状が出た場合には神経を除去する措置が必要になります。乳歯の前歯の脱落時期は6歳頃ですから、永久歯の交換のタイミングで処置が異なってきます。

永久歯が外傷にあっても処置の方法は概ね乳歯と同じです。

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完全脱臼

抜け落ちた歯が助かる条件

  • ① 抜け落ちてから再植するまでが30分以内。
  • ② 歯が口の中にある場合は、根にさわらずに直ぐに元の穴に戻す。
  • ③ 歯が口から出た場合は、乾燥させない様に、牛乳や歯の保存液に浸けて歯科医院へ。
歯の保存液として使える牛乳
歯の保存液として使える牛乳

右の歯の保存液が手元にない場合には、牛乳で代用します。根の部分は持たずに清潔に扱って牛乳の中に浸します。牛乳もない場合には、口の中に入れたまま歯科医院に飛び込んでください。

歯の保存液ティースキーパー
歯の保存液ティースキーパー

完全脱臼した歯根を取り巻く歯根膜は、口腔外では30分が限度と言われています。この歯の保存液は、歯根膜を乾燥から守り、歯根膜の細胞を生存させる環境を整えます。小学校や幼稚園などに常備されているところもあるようです。



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