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口腔ケア|歯周病・虫歯をセルフケアする基礎知識

口腔ケア|歯周病・虫歯のセルフケア

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ポイックウォーター 【 POIC WATER 】

タンパク分解型除菌水

口腔内の歯垢は時間の経過と共にバイオフィルムを形成します。市販のうがい薬ではバイオフィルムに阻まれ口腔内細菌に対して十分な殺菌効果を得ることが出来ません。対象となる細菌のほとんどがプラークやバイオフィルム、唾液などのタンパク汚れの存在下にある為です。

ポイックウォーター 【 POIC WATER 】は、まず、タンパク汚れを次亜塩素酸イオン(OCl–)により分解洗浄し、次いで細菌に対して次亜塩素酸(HOCL)により殺菌力を発揮する様に設計された治療水です。

次亜塩素酸の濃度は10ppm程度でも十分な殺菌力がありますが、それは直接、菌と除菌水が触れた場合で、前述の様に対象の細菌はバイオフィルムの中に存在しています。これにPHを酸性にコントロールして濃度を上げた次亜塩素酸を滴下しても、タンパク汚れの表面を脂肪酸などのタンパク変性をさせるだけであり、かえって内部の細菌との接触を困難にしてしまいます。(パーペクトペリオなどがそれにあたります。)そのため口腔内ではこれらのタンパク質の汚れを分解洗浄しながら殺菌力を発揮してくれるものが必要になるのです。

ポイックウォーター 【 POIC WATER 】
殺菌力の本質

次亜塩素酸(HOCL)

次亜塩素酸(HOCL)は、生体免疫由来の殺菌成分であり、適正な濃度(80ppm以下)で十分な消毒力を有し、薬などに見られる副作用等も報告されていません。高い安全性と安定性を有する次亜塩素酸水は、食品添加物としても認可されています。そのため、口腔内で安心して使用出来ます。

タンパク分解洗浄能力の本質

次亜塩素酸イオン(OCl–)

次亜塩素酸イオン(OCl–)は、PH8.0以上、且つ400ppm以上で、タンパク分解能力を強力に発揮します。次亜塩素酸イオン(OCl–)は同時に消毒力を有しているものの、その力は80:1と圧倒的に次亜塩素酸が強く、「タンパク分解能力の本質」ということが出来ます。

残留塩素

残量塩素とは

水道水が安全に飲料水として用いられているのは適正な残留塩素を含んでいるからです。これによって細菌に汚染されていない飲料水を飲む事が出来ます。この残留塩素とは、消毒力がある塩素のことであり、次亜塩素酸(HOCL)と次亜塩素酸イオン(OCl–)の総量です。

水道法に基づき水道水は以下の条件を満たしています。
① 1cc あたり一般細菌数は100個以下。
② 蛇口におけるすべての水道水の残留塩素濃度は0.1ppm 以上。

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次亜塩素酸イオン(OCl–)のタンパク分解洗浄能力

染め出し前の口腔内
染め出し前の口腔内
  • ・綺麗に磨けている様にも見えますが、実際はかなりのプラークが付着していました。
プラークを染め出す
プラークを染め出す
  • ・歯面全体にプラークが付着していることが分かります。特に、歯頚部には多くの磨き残しがあるのが分ります。
ポイックウォーター 【 POIC WATER 】洗口
ポイックウォーター 洗口
  • ・ポイックウォーター 【 POIC WATER 】で20秒洗口した後の口腔内。かなりのプラークが分解洗浄されていることが分かります。
1-2 比較

市販の洗口剤とポイックウォーター (エピオス)の殺菌力と毒性

市販の洗口剤とポイックウォーター (エピオス)の殺菌力と毒性の比較図
殺菌力最強・毒性最弱のポイックウォーター

ポイックウォーターは、殺菌力は高く毒性が低いことが分かります。うがい薬としてよく耳にするリステリンイソジンの毒性はやや低いものの殺菌力は不十分と言えます。歯医者で推奨されているグルコン酸クロルヘキシジンを含んだコンクールの毒性は弱いものの、殺菌力はあまり期待出来ないことが分かります。

貪食細胞の好中球が細菌を殺菌するプロセスの模式図
1-3 次亜塩素酸(HOCL)

顆粒球(好中球)の持つ殺菌能力の本質

人間の体内で免疫担当細胞として働く白血球が、進入してきた微生物(細菌)に対し、殺菌する過程で産生するのが殺菌能力のある次亜塩素酸(HOCL)です。

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好中球の細菌免疫のプロセス

好中球は、白血球の中で一番多く、細菌免疫の主役です。

① 好中球は、細菌などの異物を取り込みリゾチームなどの分解酵素を放出します。

② 同時に、活性酸素生産系が活性化し、多量の酸素が活性酸素になります。

③ 活性酸素は非酵素的に過酸化水素に変わり、更に顆粒から放出されたMPO(ミエロペルオキシターゼ)により、次亜塩素酸(HOCL)が生成されます。

④この次亜塩素酸(HOCL)が細菌などを攻撃し死滅させます。

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次亜塩素酸(HOCL)と次亜塩素酸ナトリウム(Naclo)の違い

① 次亜塩素酸(HOCL)は皮膚粘膜に対し、為害作用が無いのに対して、次亜塩素酸ナトリウム(Naclo)は為害作用が大きい。これは、次亜塩素酸(HOCL)水は微酸性度から弱アルカリ性で、口腔粘膜に対する影響は少ないですが、次亜塩素酸ナトリウムは苛性ソーダ(NaOH)を多く含んでおり、強アルカリ性のため口腔内粘膜に対して用いることはできません。

② 殺ウィルス、殺菌効果について次亜塩素酸(HOCL)は次亜塩素酸ナトリウム(Naclo)に対して10倍~100倍の効果があります。

B型肝炎ウィルス 次亜塩素酸ナトリウム 1000ppm ~2000ppmで20分~1時間。
次亜塩素酸 10ppm で30秒。
細菌芽胞(枯草菌) 次亜塩素酸ナトリウム 100ppmで99.9%5分間で死滅。
次亜塩素酸 10ppmで

100%10分間で死滅。
器具消毒 次亜塩素酸ナトリウム 強アルカリのため、損傷が大きい。
次亜塩素酸 中性のため、損傷が少ない。ただし、高濃度(100ppm以上)にて使用の際は水洗が望ましい。

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ルドルフのグラフ (次亜塩素酸存在比率とPHの関係)

ルドルフのグラフの見方

PH9.0付近では、次亜塩素酸濃度が約5%、次亜塩素酸イオン濃度が約95%。PH7.0付近では、次亜塩素酸濃度が約60%、次亜塩素酸イオン濃度が約40%であることを示しています。

ルドルフのグラフ 次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの存在比率とPHの関係
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ルドルフのグラフの詳しい解説

洗口時のポイックウォーターの殺菌力とタンパク分解能力の変化

洗口時のポイックウォーターは、残留塩素濃度が500ppm/PH9で、理論値では、次亜塩素酸が12.5ppm、次亜塩素酸イオンが487.5ppmの存在割合となります。

ポイックウォーター10ccを口に含み洗口すると、まず縁上のプラークが洗浄されクロラミン臭が発生し、次亜塩素酸イオンの濃度は激減し、次亜塩素酸の濃度が上昇します。20秒後の残留塩素は、タンパク分解洗浄や除菌に消費され、 500ppmから約100ppmに減少しますが、酸性物質の微発生により、PH9からPH7近くに変化する為、次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの存在割合の逆転現象が起こり殺菌力は5倍近くにもなります。しかも20秒の間に18℃から36℃への温度上昇があり、この事から約4倍の能力になっていると考えられます。つまり殺菌力は洗口で5×4=20倍になっていると考えられます。

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キシリトール

ミュータンス菌の活性を弱めるキシリトール
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虫歯菌の活性を弱めるキシリトール

キシリトールはミュータンス菌の活動を弱める作用を持った天然甘味料です。ミュータンス菌の数自体を減らす効果はありませんが、ミュータンス菌の酸を作る力を弱める働きがあります。

キシリトールは、欧米諸国など世界各国で虫歯予防に使われており、日本でも1997年4月厚生省(現在の厚生労働省)が食品への利用を認可し、キシリトールガムやキシリトールタブレット、歯磨剤などに応用され大ヒットしています。

ミュータンス菌(虫歯菌)がキシリトールを食べても酸を作れない
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虫歯菌がキシリトールを食べても酸を作れない理由

砂糖などの糖分は、口の中で虫歯菌(ミュータンス菌、ラクトバチラス菌)によって分解され“酸”をつくります。この“酸”が歯を溶かして虫歯をつくるのです。虫歯菌の棲み処「プラーク」はネバネバしていて、歯を磨いても落ちにくいものです。

しかし、同じ糖分でもキシリトールは虫歯菌に代謝されないため、菌は“酸”を作れません。分りやすく言うと、虫歯菌がキシリトールを餌として食べても、そこから得られるエネルギー以上に消化するエネルギーを多く使ってしまう為、虫歯菌の発育・活性が抑えられます。

キシリトールをガムとして噛むことにより唾液の分泌が促され、唾液の清浄作用・緩衝能(お口の 中の酸性度を中和する力)が高まります。 唾液が多いほど唾液に含まれるリンやカルシウムも多くなり、それらがエナメル質の表面に戻る「再石灰化」の働きも強まります。 その結果、歯が強くなります。

キシリトールの高い安全性
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キシリトールの高い安全性

● キシリトールは、白樺などの樹木から出された成分を原料とする天然甘味料です。
● 砂糖に近い甘さで、カロリーは砂糖の3/4です(3Kcal/g)です。
● 血糖値を上げないので、糖尿病の医療品として昔から使われています。
● イチゴやほうれん草などの野菜や果物にも含まれ、私たちの肝臓でも毎日作られています。
● WHO(世界保健機構)が摂取量制限を指定していません。

キシリトールガム
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キシリトールガム

● キシリトール100%を選ぼう。
● キシリトールガムの選び方の注意点としては、成分表にあるキシリトールの量と炭水化物の量に気をつけます。右図のようにキシリトール 27.7g、炭水化物27.7gと記載されていればキシリトール100%ということになります。また、キシリトール13.8g、炭水化物27.7gだとキシリトールは50%です。
できれば100%を選びたいですね。

※ キシリトールの含有率=キシリトールの量÷炭水化物の量

● いくらキシリトールガムを噛んでも、日常生活で頻繁に砂糖や砂糖の入った食品を摂取しているような食生活では虫歯を発生させてしまいます。キシリトールの本場フィンランドでも、虫歯予防の基本は、フッ素の応用とバイオフィルムリセット、プラークコントロール、キシリトールは「名わき役」なのです。

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フッ素

フッ素で虫歯予防

フッ素は自然界に存在する物質で、お茶の葉や海産物にも多く含まれています。フッ素が虫歯予防に使用されるようになったのは1940年代からです。

フッ素でエナメル質を強化
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フッ素でエナメル質を強化

フッ素は次の三つの効果によって虫歯予防に役立っていると考えられています。

① エナメル質を強化する。
フッ素は歯の表面にあるエナメル質の結晶・ハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウムでできた歯や骨を構成する成分)をフルオアパタイトの結晶に変化させ、化学的に強化してエナメル質の酸に対する抵抗性を増加させます。

② 歯の再石灰化を促進する。
エナメル質が虫歯菌の作る酸によって脱灰(カルシウムの消失)されても、それが僅かならフッ素がエナメル質の再石灰化(失われたカルシュウムが再びエナメル質に戻る現象)を促進して、失われたカルシウムを補うメカニズムが働きます。

③ 細菌の活動を抑制する。
フッ化物の水溶液の中には抗菌作用を有するフッ素イオンが発生しています。これにより、虫歯菌の活動が抑制されると言われています。高濃度のフッ素は毒性(歯に白色の斑点を生じさせたり、歯の形成に悪影響を与えるフッ素症、骨硬化症、甲状腺や腎臓などに影響が出る)があるので、微量のフッ素を使用することが肝要と思われます。市販されている商品は低濃度ですので、用法を守って使用すれば安全です。

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小児歯科で使うフッ素とイオン導入器

フッ化ナトリウム
フッ化ナトリウム

フッ素イオン導入器で使用するフッ化ナトリウム液。マウストレー内の綿に浸して口腔内に挿入します。

フッ素イオン導入器
フッ素イオン導入器

エナメル質内部にフッ素を効率よく浸透させます。

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フッ素とキシリトール配合のジェルや歯磨剤

市販されている歯磨剤に選ぶ際にはキシリトールとフッ素が入っているものを選びましょう。下記の商品は歯科医院でよく売られる代表的なジェルと歯磨剤です。

ジェルコートF(コンクール)

ジェルコートF(コンクール)

フッ素とキシリトールが配合されています。抗菌作用のあるグルコン酸クロルヘキシジンも低濃度で配合されています。歯磨剤と同じ様な使い方をします。

チェックアップ(Chek・up)
チェックアップ(Chek・up)

フッ素・キシリトール配合の歯磨剤の定番です。写真は様々な味が付いている子供向け商品です。大人向けのスタンダードタイプもあります。

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CPP-ACP(リカルデント)

歯の脱灰と再石灰化

口の中では、ミュータンス菌などの虫歯菌が作り出す酸によって歯を溶かす「脱灰」と唾液に含まれるカルシウムリン等によって歯を守る「再石灰化」が同時に行われていて、このバランスがとれていれば歯は健康です。ところが何かの原因で歯を溶かす作用が強くなると、歯の表面からカルシウム分がどんどん溶け出して虫歯が始まります。

歯の脱灰と再石灰化の模式図
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CPP-ACP(リカルデント)で歯の再石灰化

虫歯になりかかっていても、むやみに削らずに、CPP-ACP(リカルデント)を使用し、再石灰化を促す努力をすれば、虫歯の進行を止め元の状態に回復させることができます。しかも、再石灰化を起こすことで歯のエナメル質の結晶構造が変化し、より酸に対して強くなっていきます。

乳歯や生えたばかりの永久歯が虫歯になりやすいのはエナメル質の結晶構造が酸に弱い形状の為です。

初期の虫歯(CO)なら再石灰化で虫歯を治すことができます。 初期虫歯(CO)とは歯の表面が白く変色した状態です。 それより少し進んでやや褐色になった状態(C1)でも虫歯の進行をストップさせることができます。

また、キシリトールガムを噛むことで大事な分泌をよくするなどでも歯の再石灰化は起こります。

歯の再石灰化を促すMIペースト
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GC MIペースト

唾液の成分よりはるかに豊富なミネラル(カルシュウム、リン)を含むGC MIペーストは、CPP-ACP(リカルデント)を配合し、エナメル質の再石灰化と同時に口腔内の中和作用と緩衝作用を併せ持っています。

食事後、虫歯菌が糖分を餌にして酸を作り、口腔内は酸性になります。唾液の中には、それを中和しようとする働きがあり、これを緩衝作用と言います。この力には個人差があり、虫歯になりやすい人は、緩衝作用が生まれつき弱い傾向にあります。

CPP-ACPは、メルボルン大学のレイノルズ教授らのグループによって開発された牛乳由来タンパク質の分解物であるカゼインホスホペプチド(CPP)と、非結晶性リン酸カルシウム(ACP)の複合体です。これを過飽和状態で口腔内に供給します。

使用法は通常の歯磨剤と同様に歯ブラシに付けて歯を磨きます。

より効率よく再石灰化を促すには下記の様にドラックリテーナー(マウスピース)の中に入れて使用します。

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GC MIペーストをドラッグリテーナーで使う

COからC1の虫歯が出来た口腔内
下顎の歯にCOからC1の虫歯発生

下顎の歯にCO~C1の虫歯発生した症例です。虫歯を削って詰めるには時期尚早と判断し、再石灰化を促す措置を行いました。

ドラックリテーナーにGC MIペーストを入れ口腔内に挿入
ドラックリテーナーでMIペースト使用

食後直ぐにブラッシングした後にブラックリテーナーにGC MIペーストを入れ、口腔内に約30分挿入したままにします。

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プラーク(歯垢)の染め出し

ブラッシングはプラークコントロールの基本

歯の表面につく、ヌルヌルとした歯垢(プラーク)、この歯垢にはたくさんの細菌が潜んでいて、虫歯や歯周病の最大の原因です。  虫歯や歯周病を予防するためには、このプラークを除去することが不可欠です(これをプラークコントロールといいます)。歯磨きはプラークを取り除く基本的な方法ですが、正しく歯磨きをしないと、毎日磨いていてもプラーク(歯垢)が沢山残ってしまいます。

プラークチェッカー(歯垢染色液)
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プラーク(歯垢)の染め出しチェック

プラーク(歯垢)は、歯の色と似た白い色をしており、ちょっと見ただけではきちんと磨けているのかわかりません。 そこで、プラーク(歯垢)を赤く染め、歯の色と区別がつきやすくする方法が「染め出し」です。染め出しをすることによって、普段プラーク(歯垢)を見落としている所を目で確かめることができ、歯磨きの癖(くせ)がわかります。ぜひ試してみて下さい。

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プラーク(歯垢)を赤く染め出す

染め出しの赤い色は食紅と同じ成分ですので飲み込んでも体に害はありません。

まず、染め出し剤を歯のすみずみまで塗ります。 その後2~3回うがいをして余分な染め出し液を洗い流します。 赤く残ったところがプラーク(歯垢)が着いているところです。赤いところがなくなるまで丁寧にブラッシングしましょう。 ブラッシングした後、もう一度染め出しで確認します。

染め出しの結果を元に、患者さん一人ひとりに合ったブラッシングの方法を指導いたします。

自宅でも磨き残しのチェックを何度か行ってください。 染めだし液を綿棒に付け歯全体に塗ります。軽く水ですすいで鏡で確認してください。赤く染まった所が歯垢(プラーク)の付いている所です。この赤く染め出されたたところを注意深くブラッシングしてください。磨き残しがなくなるまでブラッシングのテクニックを磨いてください。

プラーク(歯垢)染め出し前の歯の様子
プラーク(歯垢)染め出し前

プラークは、白く透明なためどこに付いているかよく分りません。

プラーク(歯垢)染め出し後
プラーク(歯垢)染め出し後

染め出し後、プラークの場所がくっきりと見えて来ました。



実際のプラーク(歯垢)染め出し前の歯の様子
実際のプラーク染め出し前

一見すると綺麗に磨けてるように見えますが、プラークは、白く透明なためどこに付いているかよく分りません。

実際のプラーク(歯垢)染め出し後
実際のプラーク(歯垢)染め出し後

染め出し後、プラークの場所がくっきりと見えて来ました。特に、歯茎との境界部分に磨き残しがあることがわかります。

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ブラッシング法

歯磨きをしっかりしているのに虫歯や歯周病になってしまう、と悩む人がたくさんいます。なぜでしょう? 実は、歯垢の染め出しを行ってみると、歯垢が取れていないことが多いのです。つまり「磨き残し」です。自分の口の中の状態に合った効率のよい磨き方を身につけることが大切です。

磨き方によっては、歯茎を痛めたり、磨き過ぎて歯が磨耗(すり減る事)したりします。でも注意さえすればどのような磨き方でも構いません。歯ブラシの毛先が均等に歯の隅々までゆきとどき、歯に付いた歯垢をきれいに取り除くことが大切です。

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スクラッピング法

スクラッピング法は、ブラッシングの定番です。歯ブラシの毛先を、歯の面に直角にあてて、小刻みに左右に動かす磨き方です。大きく動かすと毛先が寝てしまうので、毛先を立てたまま細かく動かすようにしましょう。歯ブラシの持ち方を自由にかえ、力を入れすぎないことが重要です。

歯の表面の磨き方
歯の表面の磨き方
  • ・歯に対して歯ブラシの毛先を直角に当て、左右に小刻みに動かします。
歯ブラシの毛先を直角に
歯ブラシの毛先を直角に
  • ・歯の裏側もできる限り歯に対して直角に毛先を当てます。
汚れが残りやすい場所
汚れが残りやすい場所
  • ・汚れが残りやすい場所は、歯と歯茎の境や、奥歯の間の面の溝です。
<スクラッピング法の応用
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スクラッピング法の応用

歯ブラシの毛先を上手に使いましょう。

歯垢がたまりやすいのは、歯と歯の間・歯と歯茎の境目です。 そこを上手に磨くには、歯ブラシのつま先・わき・カカトを使い分け、歯ブラシの毛先がいつも歯に直角に当たるように、歯を3つの面(近心面・遠心面・磨面中央)に分割して力を入れず小刻みに動かして磨きます。こうすると、歯垢がよく取れます。 どうぞ「毛先磨き」効果を実感してください。

<フォンズ法
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フォンズ法

「フォンズ法」は歯の表面を磨くのに適しています。その上マッサージの効果も高く清掃能力もあります。歯を軽く噛み合わせ、歯肉をむきだし、歯ブラシの先端を歯肉に当てます。そして歯の面に直角に、円を描くように動かします。ブラシは毛列3~4列の、やや軟らかい毛のものが良いでしょう。 「フォンズ法」は誰でも無理なく簡単に出来るので、子供に向いたブラッシング方法です。

<バス法
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バス法

歯と歯茎の間の溝を歯周ポケットと呼びます。ここには歯垢・歯石がたまりやすく、細菌の巣になり、歯周病、歯肉炎の原因となります。「バス法」はそれを防ぐのに適した磨き方です。 歯磨きの方法は、歯軸に対し45度の角度で、歯と歯茎の間に毛先を入れ、1mm程度のストロークで前後に細かく歯ブラシを動かします。毛先が歯と歯茎の境目から離れないようにします。離れるとせっかくの効果がなくなります。

<1日1回丁寧磨き
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1日1回丁寧磨き

現代では「朝シャン」感覚で歯磨きします。ポケットやバッグの片隅に歯ブラシをしのばせ、食べたら気軽にシャカシャカシュッシュッ。いい習慣ですね。そしてせっかくの歯磨きですから、ぜひ効果的に磨いて下さい。 食後すぐに歯を磨くのはなかなか大変です。最近の研究では、1日3回短時間磨くよりも、1日1回ていねいに磨いたほうが効果的という報告もあります。 1日の最後にご苦労様のいたわりを込め、明日のさわやかな目覚めを期して、あなたの歯とあなた自身をブラッシングしてあげましょう。

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歯ブラシの選び方

効果的なブラッシングのためには、自分に適した歯ブラシで毎日きちんと歯を磨くことが大事です。 歯ブラシの毛の硬さはブラッシングの方法にもよりますが、歯の表面から汚れを落とすには、毛先の硬い方が軟らかいものよりはるかに効果的です。硬い毛の歯ブラシの欠点は、歯茎を傷つけたり、歯の表面を削り取ったりする恐れがあることです。逆に軟らかすぎるものは、汚れを落とす能力に欠けるのが欠点です。 歯ブラシの毛先や柄のサイズはできるだけ小さめのもので、口の中全体に毛先が十分に届くことが大切です。毛の密集したものや動物の毛は乾燥しにくく、不潔になりやすいので、ナイロン毛が良いでしょう。

歯ブラシは1カ月に一度取り替えることをおすすめします。また、毛先が開いてしまった歯ブラシは早く取り替えて下さい。もしも1カ月で毛先が開いたりする人は、歯を磨く時に力が入りすぎています。

<歯ブラシ
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歯ブラシ

シェロ歯ブラシは、各人の口腔内に合わせて毛の硬さだけでなく、植毛デザインまで最適化したブラシを選択できる歯科医院専用歯ブラシです。アングルドオフセット形状(S字状に僅かに湾曲した柄)を採用したルシェロ歯ブラシは、歯列に沿った自然な角度でブラシが歯面にフィットし、最後臼歯遠心面にも届きます。

<電動歯ブラシ
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電動歯ブラシ

通常の歯ブラシでは上手く磨けない方にはソニッケアー電動歯ブラシがお薦めです。
音波電動歯ブラシの中でもこのソニッケアー電動歯ブラシは歯垢を最も効率よく除去します。 (音波技術)によって生みだされる液体流動力(ダイナミックフルイドアクション)によって歯ブラシの毛先が歯垢から2mm以内であれば(歯垢に毛先が直接接触しなくても)歯垢を除去します。 つまり、磨き残しが極めて少なくなるということです。 このダイナミックフルイドアクションによって発生するキメ細かい力強い水流は、磨き残しが起こり易い歯周ポケット内や歯の間の歯垢も簡単に取り除いてくれます。

TOPICS

ドックベストセメント無痛治療(神経保存療法)

虫歯を削らず・麻酔もかけずに、虫歯を痛み無く治療出来ます。従来の方法なら神経を取らなければならない症例でも、神経を残す可能性が高まるドックベストセメントは…

ペリオウェーブ

「痛くない」歯周病の治療なら。

フォトダイナミックセラピー(光殺菌)による無痛歯周病治療 歯周病菌に特殊な薬剤(バイオジェル)を付着させペリオウェーブからの光で歯周病菌を破壊する方法です。
短時間で無痛的に行うことが出来ます。

小児歯科の基礎知識

小児歯科の基礎知識

虫歯にならない為のTBI(歯磨き練習)、虫歯発生のメカニズム、予防処置としてのシーラントやフッ素塗布、小児の虫歯治療、転んで怪我(破折・脱臼)した時の応急処置の方法など…

ふかさわ歯科
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ふかさわ歯科クリニックでは、納得いくまでのカウンセリング、安心してお子様を預けられるキッズスペースと保育士、
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