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知覚過敏

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知覚過敏のメカニズム、歯ぎしりがひどく、歯茎が下がり楔状欠損ができた時、冷たい水に凍みる知覚過敏を自分で治す方法は、知覚過敏用歯磨き粉シュミテクトの使用がベスト・・・

目次


知覚過敏

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知覚過敏の発生メカニズム

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知覚過敏とは

虫歯でもないのに歯が凍みる

虫歯でもないのに、冷たいものや熱いものを食べた時にズキッとした痛みが10秒ほど続くことがあります。或いは会話の最中に冷たい風が歯に当たっただけでも凍みたりすることがあります。

これを知覚過敏と言います。

1-2

象牙質の中を走る象牙細管

■ 象牙細管を通じて刺激が歯髄に伝わる

象牙質内を歯髄(神経や血管で構成される)に向かって象牙細管と呼ばれる細い管が無数に通っています。象牙細管内には神経も通っています。

歯茎が下がると象牙質が露出し、刺激が象牙細管を通じて歯髄に伝わり、歯の中の神経が痛みとして脳に伝えるため凍みるという症状を起こします。

■ 第二象牙質の形成

歯髄が健全に機能している場合には、歯髄内に第二象牙質が形成され、象牙質の厚みを増します。そのため、外部刺激が歯髄に伝わりにくくなるメカニズムが働きます。

つまり、第二象牙質が添加することで、歯髄は狭くなり、より強固なバリアで守られることになります。

知覚過敏はこのメカニズムがうまく働かない時に発生します。

知覚過敏の発生メカニズムを示す模式図

知覚過敏の発生メカニズムを示す模式図

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知覚過敏の症状

知覚過敏を誘発する食事

冷たいもの、熱いもの、甘いもの、酸っぱいものなどを飲んだり食べたりした時。

歯ブラシの刺激

歯ブラシの毛先が露出した象牙質に触れた時。

持続時間

露出した象牙質に刺激が加わってから10秒間ほど痛みが持続し、徐々に緩和していきます。虫歯が原因で起こる痛みの場合には、長時間に渡り強い痛みが持続します。

持続期間

適切な処置がなされれば、数日で知覚過敏は消失することがほとんどですが、3週間~1ヶ月ほど症状が続くこともあります。

2

知覚過敏の原因

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知覚過敏の根本的原因

大量のプラーク(歯垢)が付着
2-2-1

プラーク(歯垢)

露出した象牙質面に大量のプラーク(歯垢)が付着すると、そこから作られた酸が神経を刺激し、知覚過敏を誘発します。

写真のように大量のプラーク(歯垢)が付着すると知覚過敏の発症に限らず、虫歯や歯周病もの原因ともなります。

しっかりとしたプラークコントロールを行うことが知覚過敏の防止にも繋がります。

2-2

知覚過敏の間接的原因

■ 歯ぎしり、食いしばりによる楔状欠損

歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばりなどにより歯に異常な強い力がかかり続けるとクサビ状欠損が起こります。


歯の根元部分にクサビ状に削られた様な部分が発生する原因として、以前は歯磨きの圧力が強すぎるとか、横磨きをしているからだと考えられてきましたが、現在では強い噛み合わせの力がかかる事で、少しずつ歯が欠け落ちていくことがわかっています。


※ 研磨剤入りの歯磨き粉を長期間使用するとエナメル質が摩耗して歯根部の象牙質が露出してしまう場合があります。



■ 矯正治療

矯正治療の途中で過度の力が加わった場合には、歯槽骨の吸収と同時に、歯肉の退縮も起こります。


■ 歯のホワイトニング

歯を白くするホワイトニングに含まれる過酸化水素によって、知覚過敏の症状がでることがあります。


勿論、一過性のものなので、ホワイトニングが終了すれば知覚過敏は治まります。ホワイトニングが終わっても症状が続く場合は、別の原因で知覚過敏が起こっている可能性あります。

■ 歯ぎしりによる楔状欠損

症例写真では右上3番4番の歯に大きいクサビ状欠損が認められます。

すると、 これらの歯と噛み合わせている右下の4番5番の歯にも同様にクサビ状欠損が起こっています。

このことは正に、歯に強い力がかかり続けることで楔状欠損が起こったことを示しています。

■ コンポジットレジン修復

楔状欠損はコンポジットレジン(樹脂)で簡単に修復できます。虫歯ではないので歯を削る必要はなく、歯面を綺麗にして充填して研磨すれば治療完了です。

楔状欠損の症例

楔状欠損のケース

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歯茎が下がり歯根(象牙質)が露出する原因

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歯周病の治療による歯肉の改善

歯周病が治癒する過程で歯肉が下がる

歯周病の進行に合わせるように歯茎が腫れ盛り上がります。そのため、歯は短くなったような印象を受けます。一方、歯周病の治療で腫れた歯茎は引き締まり正常に戻ってきます。


しかし、中等度以上に歯周病が進行したケースでは、歯根を支えている歯槽骨が破壊されているため、歯周病の治療によりその分だけ歯茎もより下がってきます。歯肉が引き締まり、歯根の露出という現象が現れます。それで、歯が長くなったと感じるようになるのです。


実は、歯茎が下がることで歯周ポケットが減少し、歯周治療後の歯周組織の安定を図ることに一役買っているのです。


この場合、歯肉を正常な高さに戻すことは歯周ポケット増大させることとなり、何も行わないのが最良と考えます。

中等度歯周病のケース
中等度歯周病のケース

特に下顎前歯の歯肉が炎症で腫れて盛り上がっています。歯周病の治療をすると炎症が納まり歯肉は引き締まります。

中等度歯周病の治療後
中等度歯周病の治療後

歯石の除去やプラークコントロールを行うことで、歯肉が改善して引き締まり歯肉が下がってきます。

同時に、歯根が露出して神経の入っている象牙質が表面に現れてきます。

一般的には歯肉が下がったことに対して、何も行いません。

4

知覚過敏を治す方法

4-1

薬剤の使用 硝酸カリウムなど

硝酸カリウム

歯科医院では硝酸カリウムの含有された薬を知覚過敏が発生している露出象牙質面に塗布します。


歯磨き剤の中にも硝酸カリウム含有されたものがあります。この歯磨き剤を使って徹底的にプラークコントロールを行います。カリウムイオンが象牙細管の中に入り込み、外側の刺激をブロックします。と同時に、歯垢が作り出す酸を限りなく少なくします。


※ 歯ブラシの毛先が当たって痛む場合、ブラッシングを躊躇しがちですが、プラーク(歯垢)をしっかり除去しないと知覚過敏の症状はなかなか改善しません。


CPP-ACP(リカルデント)配合歯面塗布用ペースト

MIペーストは食後、酸性に傾いた口腔内を中性に戻す働きがあります。しみる部分をMIペーストでカバーし、約30分間うがいを我慢します。

硝酸カリウム配合歯磨き粉 シュミテクト
硝酸カリウム配合歯磨き粉 シュミテクト

硝酸カリウム含有の歯磨き剤を使用して歯磨きをしますが、長い時では1ヶ月近く改善しない場合もありますので、根気よく続ける事が重要です。

amazonで購入
シュミテクト

MIペースト CPP-ACP(リカルデント)配合
MIペースト CPP-ACP(リカルデント)配合

食後口の中を酸性から中性に素早くしてくれる働きがあるため虫歯予防に適用します。細菌が作る酸を中和するので知覚過敏にも効果的です。食後に使います。歯に塗布したら30分うがいをしないでください。 歯周病の方で虫歯にもなりやすい方にもお薦めです。

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MIペースト

4-2

知覚過敏を治すその他の方法

コーティング剤の塗布

物理的に露出象牙面をコーティング剤でカバーします。

ただし、コーティング剤は強度がないため知覚過敏が再発した時には再塗布が必要です。

コンポジットレジン修復

楔状欠損をコンポジットレジンで修復します。

スプリント(マウスピース)の装着

歯ぎしりが連続している場合、夜寝ている時にスプリント(マウスピース)を使用する。

神経を取る

上記の治療を行ったにもかかわらず、知覚過敏の症状が一向に改善しない場合には神経を取るという最後の治療を選択する場合もあります。

知覚過敏のご相談は

お気軽にご相談下さい。
相談・カウンセリング受付中
電話:03-3676-1058

東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック

診療時間

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知覚過敏によくある質問

Q

ケアー不足が祟り、歯磨き時にとても痛みます。しっかり歯磨きすれば良くなりますか?

若い頃の歯のケアー不足が祟り、50歳位から歯周病傾向にあったため、その頃からは、よく歯を磨いたつもりです。でもチョット油断すると、磨いた時歯茎より血が出たりしていました。


最近、右上奥歯を磨く時、嫌な臭いを感じていましたので、よく磨いたつもりでしたが、チョット油断をしていたら、食事で噛む時、根の部分が痛くなりました。 慌ててよく磨いていて、気付いたのですが、歯茎を磨くと大変大きな痛みを感じ、それと共に、今までと比べものにならない程、出血します。 今まで歯茎は、歯の根本だけ、歯周病ポケットと言われる所を磨いていればOKと思っていたのは、間違いのようでした。


そこで、歯茎も全体に磨き始めた所、他の部分もブラッシング時痛み、出血する部分がありました。その部分はいわゆる、歯槽膿漏と思われる様な、歯の直下の歯茎から血が浮き出ている状態になってしまったのです。


それから、今まで約3週間、朝晩歯茎のブラッシングをしているのですが、その痛いこと!! でもやっと少し、その痛みが少なくなってはきていますが、出血は毎回です。 このまま痛みを我慢して、ブラッシングを続ければ、段々よくなるのでしょうか?


痛みは、身から出た錆、ショウガナイとは思いますが、もう少し良い、効果的な治療方法を選択すべきと思い、メールしました。通う事の可能な、良い歯医者が居ればと思います。 家は春日部ですが、大宮経由で、西新宿に毎日通ってます。普段の(自分ですべき)治療法と、通える歯医者さん、紹介して頂ければ幸いです。

A

歯周病の治療は、自分のケア(プラークコントロール) が基本になりますが、完全に綺麗に磨けているとは限りません。もし、適切なブラッシングが出来ているなら歯肉からの出血はすぐに止まるはずです。ただし、中等度から重度歯周病では歯医者の治療も必要です。


適切なブラッシング方法を歯科衛生士さんで教えてもらってはいかがでしょうか。


歯ブラシ時の痛みは知覚過敏が考えられます。知覚過敏用歯磨き粉を使ったり、歯科医院で専門の処置を受けてみてください。


また、歯ブラシをチェックしてみてください。歯ブラシの毛先が傷んでいたり、広がっていたりすると、ブラッシング時に歯肉に傷を付けているかもしれません。毛先が少し広がったら新しい歯ブラシと交換してみてください。


申し訳ありませんがお近くでご紹介できる歯科医院を存じあげておりません。 お大事にしてください。


Q

歯を爪でなぞると溝ができています。歯自体が削れてきた感じなんですが・・・

初めてご相談させて頂きます。よろしくお願いします。


歯を爪でなぞると、ちょうど歯茎の所で歯に溝ができていて、爪が触れると少し神経にひびきます。歯自体が削れて溝ができた感じです。見た目には分かりにくいのですが、爪で触ると何本かの歯にはっきりとした溝ができています。


歯周病なのか虫歯なのか、早く歯科医院に行こうとは考えているのですが、アドバイスお願いします。

A

病名は、くさび状欠損といいます。 原因は歯の噛み合せによって起こることが最近分かってきています。特に寝ている時の歯ぎしりや食い縛りが原因で歯に過大な力がかかることにより歯の歯頸部にくさび状の裂壊が生じて来ます。


以前はこの原因が歯ブラシによって削られているものと思われていましたが、現在では過大な咬合力が加わることによって崩壊してくるものと考えられています。


神経がびびっとくるのは歯の根っこには神経が入り込んでいるためです。これを知覚過敏といます。


ですので、虫歯でもないし歯周病でもありません。治療はそこをコンポジットレジンで詰めるだけでもいいのですが、その原因となる歯ぎしりや食い縛りの治療も必要になるかもしれません。


お大事にしてください。

Q

腫れたり出血はしていないのですが、歯の根元を触ると痛みます。・・・

歯周病についてなのですが、おそらく自分は軽度なのだと思います。最初に異変に気づいたのは随分前で、恐らく1年以上も前からだと思います。


歯茎の上の根っこの近くを爪楊枝でいじっていたら、痛みを感じました。根元の深くだけだったので、普通に食事を取るにはそこまで問題は無く、冷たい物とかを飲む時はとても歯にしみて痛くなってきました。


それでも、自分は歯医者に行く習慣というものがなかったので、ずっとそのまま放置してしまいました。ここまで確かに食べるのにそこまで不自由はしません。冷たい飲み物を飲むときは歯にしみて痛いときも有りますが、気をつければ問題と思っていましたが、当サイトを見て自分の歯の深刻さに気付き治したいと思いました。


現在の状況を言いますと、左上の方の歯が一つ、歯茎が見えてきてます、右の上の方の歯の一つはまだ見えてきてないのですが、根元を触ると痛いので同じ現象だと思います。


今のところ赤く腫れたり出血したりはしてません。なので、今のうちに完治したいんですけど、この場合かならずしも病院に通わなければ完治しませんか?


当サイトにある、ケアを毎日行えば治るものなんでしょうか? よろしくおねがいします。

A

歯がしみる原因


1. 虫歯

虫歯が進行して象牙質まで達し、さらに歯髄近くまで来ると冷たいものにしみるようになります。さらに虫歯が進行し、熱いものにもしみるようになると神経を取らなければいけない治療になるかもしれません。


2. 知覚過敏

歯肉が下がって根の部分が露出すると冷たいものにしみるようになります。 歯肉が下がる原因は歯周病によるものがほとんどで、根っこの部分には神経が来ています。 そのため、根の露出した部分を楊枝などで刺激するとピリッとした痛みを覚える場合もあります。また、露出した歯根にプラークが付着した状態が長く続くと知覚過敏はなかなか改善しません。


適切で正確な診断は歯科医院を受診しなければ分かりません。 文面から想像するに、歯周病の進行はあまり進んではいないようです。


ただし、虫歯が原因でしみている場合には歯科医院での治療は不可欠です。


当サイトの内容は歯科医院での治療や定期的なメインテナンスを行った上で、家庭において歯周病の症状に合わせ毎日実行するやり方を記述しています。


一度、歯科医院を受診して現在の状態を正確に診断してもらい、必要なら治療を受け、さらに今後の口腔ケアについてのアドバイスを受けてください。

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