

伝えたい! 歯の疑問:痛み・腫れ・膿・出血・偶発症
痛みや恐怖心のストレスから過呼吸に!
死ぬかと思った過換気症候群の対応
皆様の健康をトータルサポート。
歯科では局所麻酔や治療の痛みがストレスとなり過呼吸から過換気症候群を誘発します。
症状は息苦しさ、体のしびれ、泣く、立ち上がれない、テタニー症状などで、死にそうになるほどパニック状態になります。
対処法は複式呼吸ですが、紙袋再呼吸法は推奨されません。過換気症候群なら江戸川区篠崎の歯医者。
都営新宿線「篠崎」駅徒歩1分。
03−3676−1058東京都江戸川区篠崎町7-27-23-千葉銀行3F
伝えたい! 歯の疑問:痛み・腫れ・膿・出血・偶発症
皆様の健康をトータルサポート。
歯科では局所麻酔や治療の痛みがストレスとなり過呼吸から過換気症候群を誘発します。
症状は息苦しさ、体のしびれ、泣く、立ち上がれない、テタニー症状などで、死にそうになるほどパニック状態になります。
対処法は複式呼吸ですが、紙袋再呼吸法は推奨されません。過換気症候群なら江戸川区篠崎の歯医者。
歯科治療においては、局所麻酔時の痛みや治療中の痛みなどがストレスとなり個人の持つキャパシティーを超えた時、精神的不安が強くなることで呼吸数が増加し、過換気症候群が発症します。
呼吸数が増加して過呼吸になり過換気症候群を誘発すると言えます。つまり、過呼吸は症状で、過換気症候群は病名と言うことも出来ます。
当院では、可能な限り痛みを起こさないために局所麻酔の前に表面麻酔や針の無い麻酔器を使って局所麻酔の痛みを軽減させています。
自覚症状として「息苦しい」「息が出来ない」「身体がしびれる」「吐き気」[精神的に不安定で泣いてしまう]「足に力が入らなくて立ち上がれなくなる」「テタニー症状」などが挙げられます。
他覚的症状として「深く早い呼吸」が認められます。しかし、本人は過呼吸になっている自覚が無く、「もう死ぬのではではないか」と思うほどパニック状態になるのが一般的です。
痛みや恐怖心などのストレッサーが原因でパニック状態になり、呼吸数が異常に増加(過呼吸)して発症するのが過換気症候群です。過呼吸では、深い呼吸が連続するため二酸化炭素の吐き過ぎ状態となり、動脈血中のCO2分圧が低下します。
動脈血中の二酸化炭素が減ることで、血液はアルカリ性になります。これを呼吸性アルカローシスと言います。
脳の血管は、二酸化炭素の分圧低下により、収縮する作用があります。この為、過換気症候群の時に頭痛の症状がでるのは脳血管の収縮によるものと考えられます。
また、動脈血中のカルシュウムイオンの減少で起こる低カルシュウム血症が「しびれ」や「テタニー症状」を誘発します。
過換気症候群では血圧は上昇し、脈拍数は増加する傾向にあります。
過呼吸により血液PHが7.5以上に上昇することで低ルシュウム血症になります。これにより、「しびれ」や「テタニー症状(写真)」が発現することがあります。
血中のカルシュウムイオンの減少は、筋肉の正常な動きを妨げます。そのため、手指が曲がった状態になる「テタニー症状」や「体のしびれ」などが現れます。
ただし、テタニー症状はすべての症例で出るわけではありません。一方、「体がしびれて動けない」「体がしびれて立てない」などの症状は多くのケースで現れます。
吸数の正常値 (成人,安静時):12~18回/分。つまり、約5秒に1回呼吸します。
過換気症候群発症をした場合、1分間に30回以上、酷いケースでは60回以上の過呼吸になることがあります。
若い女性やパニック障害などの精神疾患を持っている方に発症し易い傾向があります。
初発の事は少なく、過去に何回か過換気症候群を経験している人に多く見られます。
また、本人または家族が歯科医師へ過去の発症履歴を伝えることで、診断の助けになります。
もし、歯科治療中に過換気症候群が起こった場合、治療を中断します。ユニットチェアを起こして座位/半座位の姿勢にします。
患者さん本人は「自分はもう死ぬのではないか」と思ってしまうほどパニック状態になっていることが多く、強い不安を感じています。
過換気症候群は重篤な病態ではなく、命に関わるようなものでないことを伝えます。
次に、ゆっくりと腹式呼吸をする様に指示します。
腹式呼吸は、お腹に手を当ててお腹が凹むのを確認しながら。口からゆっくりと息を吐きます。息を吸う時は、お腹が膨らむのを確認しながらゆっくりと鼻で行います。
現在、紙袋再呼吸法(ペーパーバッグ呼吸法)は推奨されていません。
これは、呼気再呼吸を行っても改善しないという報告が多数あるばかりか、逆に呼気再呼吸を行って病態を悪化させることもあるからです。
※ 紙袋を使った再呼吸法ならまだ良いかもしれませんが、誤ってビニール袋を使うと酸欠になってしまうリスクがあります。
歯科治療時に起こった過換気症候群で、腹式呼吸法を行っても改善しない重篤な場合には、抗不安薬のジアゼパム,ミダゾラムなどの投与があります。静注が基本です。
普段から過換気症候群を繰り返す場合には、精神科や心療内科の受診をお薦めします。過換気症候群の根本原因が不安や痛みなどのストレスが原因になっているからです。
近年では、コロナによる抑圧された状態が、よりストレスを増強させる要因の一つとなっている可能性も否定出来ませんね。
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック篠崎
診療時間
月〜金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
9:00〜19:30 | 8:00〜18:00 | 8:00〜17:30 |
血管迷走神経反射(デンタルショク、疼痛性ショック)は、歯科治療では局所麻酔や痛みなどのストレスが原因で徐脈から血圧低下となり、脳への血流低下で「気分が悪い」「意識が遠のく感じ」「顔面蒼白」「発汗」などの症状が。重度の場合、意識消失(失神)も。治療は横になり足を高く上げ、脳への血流を促すことで改善出来ます。…
歯科でのアナフィラキシーの原因は歯科麻酔薬などアレルゲンの暴露。症状は蕁麻疹、腫れなどの皮膚症状、呼吸器症状です。血圧低下と頻脈、重症化で徐脈から心停止することも。対応は生体情報モニタ、水平位+下肢の挙上、酸素投与、アドレナリンの筋注、AEDでの心肺蘇生など。…
高血圧症患者の歯科治療の偶発症は、局所麻酔後の異常高血圧(意識障害、頭痛、吐き気)が挙げられます。アドレナリン含有の局所麻酔薬は注意が必要です。異常高血圧の対応は、頭部を高くしますが、血圧が下がらない場合には、ニフェジピンカプセルの内服が有効です。…
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