

伝えたい! 歯の疑問:差し歯・詰め物・ブリッジ
【差し歯の土台】ファイバーコアと
メタルコアの違い 保険適用
皆様の健康をトータルサポート。
差し歯の土台で保険適用になったファイバーコアは、メタルコアに無い利点があります。例えば、金属アレルギーを起こさない。メタルタトゥーが出来ない。歯根破折が起こりにくいなどです。
ファイバーコアやメタルコアなど差し歯の土台は江戸川区篠崎の歯医者。
都営新宿線「篠崎」駅徒歩1分。
03−3676−1058東京都江戸川区篠崎町7-27-23-千葉銀行3F
伝えたい! 歯の疑問:差し歯・詰め物・ブリッジ
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差し歯の土台で保険適用になったファイバーコアは、メタルコアに無い利点があります。例えば、金属アレルギーを起こさない。メタルタトゥーが出来ない。歯根破折が起こりにくいなどです。
ファイバーコアやメタルコアなど差し歯の土台は江戸川区篠崎の歯医者。
虫歯で大きく崩壊した歯は神経を抜くことになります。そして、虫歯をすべて除去し、神経の治療を終えたら歯根に土台を埋め込みます。そして、その上から被せ物(メタルボンドやジルコニア)などのクラウンを被せます。
土台にはグラスファイバーを主体とするファイバーコアと金属製のメタルコアの2種類があります。
ともに保険適応となっています。
神経を抜いた歯は栄養が行き渡らなくなっているため枯れ木のようにもろくなっています。差し歯は、歯根破折するリスクを常に絡んでいます。少しでももろくなった歯根を強化するために土台を作ります。
差し歯の土台と歯根との間に細菌が侵入し虫歯になることがあります。
差し歯の土台が十分な長さがないと差し歯と土台ごと一緒に取れてしまうことがあります。
自費の差し歯(メタルボンドやオールセラミッククラウンなど)で治療する場合には、土台も自費になります。 つまり保険制度では、根管治療までは保険で行なったとしても、被せ物が自費のものを使うと土台から自費扱いになるということです。
ファイバーコアを歯根に接着させ、その上からメタルボンドをかぶせるイメージです。
細いグラスファイバー繊維を芯棒として強化プラスチックが周りを取り囲む構造です。
ファイバーコアは、しなやかさが特徴です。そのため歯と一体化し、強さと粘りを与えてくれます。
2016年から保険適用になりました。
ファイバーコアは歯の色とほぼ同じです。被せ物を作る為にシェードガイドを使い色合わせをしています。
ファイバーコアの上にメタルボンドをセットした写真です。
ファイバーコアは象牙質の色とほぼ同じです。
非常に審美的に良い状態に仕上がっています。
矢印部分の歯茎が黒ずんできています。一番右端の矢印の歯には治療のためファイバーコアを装着しました。
保険適用の銀合金のメタルコアから溶け出した銀イオンが歯茎に沈着して徐々に黒く変色させます。刺青の様になるのでメタルタトゥーと呼ばれています。
銀イオンは歯根にも入り込み、歯根を脆くさせる原因の一つでもあります。
メタルタトゥーを除去するには、銀合金で作られたメタルコアを外してファイバーコアに変えると、徐々にピンク色の歯茎に変わっていきます。また、メタルタトゥーが強く現れている場合には歯肉移植をするか、レーザーを用います。
噛む力が歯に加わると、その力は土台の先端部に集中する傾向があります。
金属で作られたメタルコアは、伸縮性が乏しく、歯根に楔を打ったような力が働くため、歯根破折の危険性が高いと言えます。
一方、ファイバーコアには柔軟性があり、ファイバーコア先端部への応力集中が緩和され、歯根破折のリスクが低いと考えられます。
しかし、ファイバーコアだからといって歯根破折が全く無いというわけではありません。歯根に健全な歯質が沢山残っていればトラブルは少ないですが、歯根の外壁が薄皮の様なケースでは、ファイバーコアを使っても歯根破折は起こりえます。
金属アレルギーは、今まで大丈夫だったのに、ある時期から突然発症することがあります。 長い間触れてきたために、体がそのメタルに感作されたと考えられます。 一旦感作されると、その状態は長期に続きます。
口腔内にはニッケルやコバルトなど、金属アレルギーを発症しやすい金属が多く使われています。金属の表面に薄い皮膜「不動態」を作る金属、例えばチタンは、金属アレルギーを起こしにくいとされています。 しかし、全くゼロではりません。
口腔内は、できる限り金属の無い状況が好ましいと言えます。
口腔内で直接ファイバーコアを作ることを直接法と言います。やり方は歯根表面に接着剤を付け、ファイバーポストを差し込みます。同時にレジンを流し込んで固めます。ダイヤモンドバーを使って形態を整えて土台を完成させます。
歯根の型取りを行い、石膏模型を作製します。技工士が作成したファイバーコアを歯根に接着剤でつけて完成させます。
種類 | 金額 ※単位:保険点数 |
---|---|
直接法 | 前歯・小臼歯:212~281点 大臼歯:250~319点 |
間接法 | 前歯・小臼歯:234~303点 大臼歯:272~341点 |
※ 1点は10円です。2016年から保険適用になりました。
※ ファイバーコアが保険適用とならない場合は自費の被せ物(メタルボンドやオールセラミッククラウンなど)を行なった場合です。
メタルコアを歯根に装着し、その上からメタルボンドを被せるイメージ画です。
土台を金属を使って作る方法です。金属には金合金や白金加金と言った貴金属と非金属の銀合金がありますが、通常の保険治療では、銀合金が使われます。
金属は強度がありますが、柔軟性に乏しく歯根破折の原因となります。また、銀合金は、強度が弱くメタルコア自体が折れてしまう事もありますし、銀イオンが溶出して歯肉を黒くしてしまうメタルタトゥーのリスクもあります。
メタルコアは保険適用になりますが、金属が銀合金の非金属となります。
自費のメタルコアの金属は白金加金の貴金属です。白金加金を使う目的は強度が十分あること、銀イオンの溶出が起こらないことで、メタルタトゥーや歯根の変色や強度低下が起こらないメリットがあるからです。
白金加金の土台が歯根に装着された状態です。この状態で型を採り、クラウン(メタルボンドやジルコニア)などが装着されます。
白金加金の土台が歯根に装着された状態です。この状態で型を採り、クラウン(メタルボンドやジルコニア)などが装着されます。
上下の噛み合わせが緊密の場合、ファイバーコアでは前後的強度が取れない事があり、変形や破折のリスクがありますが、メタルコアで前後的に薄く作ったとしても破折する危険性は極めて低いです。
保険適用の銀合金では、銀イオンの溶出によって歯根が茶色から黒に変色したり、歯茎が黒っぽく刺青のように変色するメタルタトゥーが起こる危険性があります。 また、銀イオンの溶出が歯根を弱くするリスクも同時に含んでいます。また、銀合金の強度が低いためメタルコア自体が折れてしまうリスクもあります。
自費の白金加金の金属であっても、歯根に応力が集中することで歯根破折のリスクがあります。
メタルコアは根管治療を行った後で装着するのが普通ですが、歯根嚢胞ができるなど再根管治療が必要になることがあります。 この場合にはメタルコアを除去する必要がありますが、 金属は硬いので外すのが極めて困難な症例があります。
執筆者 院長 深沢一
東京都江戸川区、千葉県から来院多数、
都営新宿線篠崎駅から徒歩1分のふかさわ歯科クリニック篠崎
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差し歯の根元と歯茎の境目が黒いのは、金属性のメタルコアから溶け出した金属粒子が歯茎に沈着したメタルタトゥーです。歯の付け根の隙間が黒いのは歯根が虫歯になるか、黒く変色した歯根が見えるからで、ブラックマージンといいます。江戸川区篠崎駅前の歯医者…
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