- 1. 舌を噛むクセとは?原因と改善法を歯科医が解説
- 1.1. 舌を噛んでしまう主な原因
- 1.1.1. 食事中・会話中・睡眠中に起こりやすい
- 1.1.2. 睡眠中の歯ぎしり・低位舌
- 1.1.3. 噛み合わせ・歯並びの問題
- 1.1.4. ストレスや疲労による影響
- 1.2. 繰り返し舌を噛む場合に考えられる病気
- 1.2.1. 神経系疾患やてんかん
- 1.2.2. 舌のむくみや炎症
- 1.3. 舌を噛むことで起こるリスク
- 1.3.1. 口内炎・潰瘍・感染
- 1.3.2. 「噛む→傷つく→また噛む」の悪循環
- 1.3.3. 食事や会話への影響
- 1.4. 舌を噛まないためのセルフケア
- 1.4.1. ナイトガード(マウスピース)の使用
- 1.4.2. 舌の位置を意識する
- 1.4.3. 舌の筋力トレーニング
- 1.5. 子どもが舌を噛む場合
- 1.6. 受診の目安
- 2. 江戸川区篠崎で「舌をよく噛む」とお悩みの方へ
- 3. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 4. 筆者・院長
- 4.1. 深沢 一
- 4.1.1. メッセージ

「食事中によく舌を噛む」「寝ている間に舌を傷つけてしまう」といった症状に悩んでいませんか?
舌を噛むクセは、単なる不注意ではなく、噛み合わせのズレや歯並び、舌の位置異常(低位舌)、歯ぎしり、ストレスなどが関係していることがあります。繰り返し舌を噛むことで、口内炎や炎症、食事のしづらさにつながるだけでなく、日常生活のストレスになることも少なくありません。
この記事では、舌を噛む原因や考えられる病気、改善方法、歯科で行う治療について専門的な視点からわかりやすく解説します。
舌を噛むクセとは?原因と改善法を歯科医が解説

「食事中によく舌を噛む」「寝ている間に舌を傷つけてしまう」――このような症状に悩んでいませんか?
舌を噛むのは単なる不注意と思われがちですが、実際には噛み合わせや歯並び、舌の位置異常、ストレス、睡眠時の歯ぎしりなど、さまざまな要因が関係しています。頻繁に繰り返す場合は、口腔機能の低下や神経系の異常が隠れていることもあり、注意が必要です。
舌を噛んでしまう主な原因
食事中・会話中・睡眠中に起こりやすい
舌を噛みやすい場面として多いのが、食事中・会話中・睡眠中です。舌と歯の動きのタイミングがずれることで、誤って舌を挟み込んでしまいます。特に疲労時や集中力が低下しているときに起こりやすくなります。
睡眠中の歯ぎしり・低位舌
就寝中に舌を噛む場合は、無意識の歯ぎしり(ブラキシズム)や、舌が下がった位置にある「低位舌」が関係していることがあります。また、口呼吸の習慣があると、舌の位置が不安定になり噛みやすくなります。
噛み合わせ・歯並びの問題
歯並びや噛み合わせに問題があると、舌の逃げ場がなくなり、繰り返し同じ場所を噛んでしまうことがあります。特に以下のようなケースでは注意が必要です。
- 親知らずが頬側・舌側に傾いている
- 開咬(前歯が噛み合わない)
- 被せ物や入れ歯の高さが合っていない
- 歯列不正が強い
このような場合は、咬合調整や矯正治療が必要になることもあります。
ストレスや疲労による影響
ストレスや過労によって自律神経が乱れると、筋肉の緊張や舌の動きのコントロールが不安定になります。その結果、無意識に舌を噛みやすくなることがあります。
繰り返し舌を噛む場合に考えられる病気
頻繁に舌を噛む場合は、単なるクセではなく病気のサインである可能性もあります。
神経系疾患やてんかん
睡眠中に強く舌を噛んで出血していたり、無意識に同じ場所を繰り返し噛む場合は、てんかん発作や神経系の異常が関係しているケースがあります。
舌のむくみや炎症
アレルギーや感染症によって舌が腫れると、歯に接触しやすくなり、噛みやすくなります。口腔カンジダや炎症性疾患でも同様の症状がみられます。
舌を噛むことで起こるリスク
口内炎・潰瘍・感染
舌を噛んだ傷は、口内炎や潰瘍に発展することがあります。口腔内には多くの細菌が存在するため、傷口から感染を起こすリスクもあります。
「噛む→傷つく→また噛む」の悪循環
一度傷ついた舌は腫れや形態変化によってさらに噛みやすくなり、悪循環に陥ることがあります。慢性化すると自然治癒しにくくなるため、早めの対処が重要です。
食事や会話への影響
舌の痛みが続くと、食事や発音に支障が出るだけでなく、日常生活のストレスにもつながります。集中力の低下やQOL(生活の質)の低下を招くこともあります。
舌を噛まないためのセルフケア

ナイトガード(マウスピース)の使用
睡眠中に舌を噛む方には、歯科で作製するナイトガードが有効です。歯ぎしりや食いしばりを軽減し、舌を保護する効果が期待できます。
舌の位置を意識する
舌は本来、上あごの前歯の少し後ろに軽く触れている状態が理想です。この正しい位置を意識することで、舌を噛みにくくなる場合があります。
舌の筋力トレーニング
舌の筋力低下や低位舌がある場合は、口腔筋機能療法(MFT)が有効です。
代表的なトレーニング例:
- 舌先で上あごをなぞる
- 舌で頬を押す
- 舌を上下左右に動かす
- 風船を膨らませる
継続することで舌の位置が安定し、噛みにくくなることがあります。
子どもが舌を噛む場合
子どもの場合は、舌癖・口呼吸・低位舌が原因となっていることが少なくありません。放置すると歯並びや発音にも影響する可能性があります。
特に以下の症状がある場合は、小児歯科への相談をおすすめします。
- 発音が不明瞭
- 食べ方がぎこちない
- 口呼吸が多い
- 前歯が開いている
- 舌を前に出すクセがある
受診の目安
以下のような症状がある場合は、歯科や医科を受診しましょう。
- 同じ場所を何度も噛む
- 2週間以上傷が治らない
- 舌のしびれや違和感がある
- 睡眠中に強く噛んで出血する
- 発作や意識消失を伴う
歯科では、噛み合わせの確認やマウスピース治療、MFT、矯正治療などが行われます。必要に応じて神経内科や口腔外科と連携しながら原因を詳しく調べていきます。
江戸川区篠崎で「舌をよく噛む」とお悩みの方へ

「食事中に舌を噛む」「寝ている間に傷つけてしまう」などのお悩みはありませんか?
舌を噛むクセは、噛み合わせや歯並び、低位舌、歯ぎしり、口呼吸などが関係していることがあります。江戸川区篠崎の当歯科クリニックでは、原因を丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた改善方法をご提案しています。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


