目次

日本口腔インプラント学会指導医による治療

Japan Society of Implantology Instructor

 

日本口腔インプラント学会指導医による治療

豊富な実績と専門性の高いインプラント治療
経験豊富で多数の症例実績

江戸川区篠崎駅南口徒歩1分のふかさわ歯科クリニック篠崎では失った歯の回復方法の一つとして、インプラント治療をお薦めしております。

インプラント治療は専門的な外科処置が必要となりますので、担当する歯科医師は経験豊富な症例実績がある日本口腔インプラント学会指導医です。様々な骨が不足している難症例にも数多く対応してきました。

また、術前の準備、オペ環境を整えて手術に臨んでおります。

日本口腔インプラント学会は数あるインプラント学会の中でも最も権威と歴史があります。その中の最高の資格が指導医です。

リスクを抑えたインプラント治療
デジタルコンピュータによる3Dシミュレーション

当院ではCTスキャナーと連携するLANDmarker®を使用しています。このソフトはインプラントの埋入位置、方向、深度をデジタルコンピュータによる3Dシミュレーション出来るソフトです。

これから得られるデーターを元にインプラント手術を安全に行うためのインプラント用サージカルガイドという装置を作成して手術を行っています。

サージカルガイドは、インプラントの挿入方向や深度を正確にガイドしてくれる装置です。そのため下顎神経損傷と上顎洞穿孔のリスクをほぼゼルするることが出来ます。当然、当院ではインプラントの医療事故は1件も起きていません。

痛みが少なく精神的不安と痛みに配慮したインプラント手術

インプラント手術においてはストレス(不安や緊張、恐怖心など)を感じる患者様は少なくありません。そこで当院では、できるだけ痛みに配慮した3段階による麻酔注射を実施しております。

また、出血、術中音などにも気を配り精神的不安や身体的不安を和らげるような配慮もしています。血管迷走神経反射など万が一の偶発症に備えて生体情報モニタやAEDも常備して手術に臨んでいます。

他院で治療を断られた難症例にも当院では対応可能

顎骨の量や高さが足りない、もしくは薄い、多数のインプラントをする必要がある場合など難症例のため他院でインプラント治療を断られてしまったという方もぜひお気軽にご相談下さい。

当院では豊富な経験と専門知識を持つ歯科医師が手術から上部構造まで、治療のすべてを担当しますので、患者様のご要望にお応えできる可能性が高くなります。

難症例に対応できる当院の治療技術

Difficult case

GBR(骨誘導再生法)

GBR(骨誘導再生法)

GBRは、骨誘導再生法といいます。インプラント治療において、骨の厚みや高さが足りない場合、骨造成により骨量を増やす必要があります。骨補填材や細かく砕いた自家骨(自分の歯骨)を充填し、メンブレンという人工の膜で覆います。メンブレンは軟組織の進入を防ぐ遮断膜としての役割があり、内部で新たな骨が再生されます。

再生療法のCGF

再生療法のCGF

CCGFは、患者様の血液を採取し遠心分離器にかけて作ったフィブリンと骨補填剤とを混合して用います。フィブリンは、100%ご自身の血液由来であるため安全性が高く、歯周組織の治癒や修復、再生を促進する働きを持つ成長因子が多く含まれているため治療期間を短縮できるというメリットがあります。

サイナスリフト

サイナスリフト

サイナスリフトは、インプラントを埋め込むために上顎奥歯に新しい骨を作る手術です。上あご奥歯の上には上顎洞という空洞があります。上顎洞まで骨の高さが5mm以下の場合、上顎洞底部を覆うシュナイダー膜という粘膜を持ち上げてスペースを作り、その空間に骨補填材や自家骨を入れて骨再生を行う方法がサイナスリフトです。

ソケットリフト

ソケットリフト

ソケットリフトとは、上顎洞までの骨高が5~8mmの場合にインプラント治療を行うための外科手術です。ソケットリフターという器具を使って上顎洞粘膜を持ち上げて、その穴から骨補填材や粉砕した自家骨を填入し、インプラントを支える骨の厚みを確保します。ソケットリフトは、インプラント埋入と同時に行われるため外科的侵襲が低く痛みや腫れが少なく、治療期間が短いなどのメリットがあります。

リッジエキスパンジョン

リッジエキスパンジョン

リッジエキスパンジョンは歯槽骨の骨幅を拡大してインプラントを可能にする外科手術です。骨幅がインプラントの直径の+3mm未満の場合に適用されます。ボーンスプレッダーという器具を手指によりインプラントを埋入する穴に挿入し、細いものから段階的に太いものへ変え、骨を押し広げていきます。上下顎とも適応ですが、歯槽骨の柔らかい上顎のリッジエクスパンジョン手術の方が容易です。

多数のインプラント

多数のインプラント

インプラントは1本から治療できますが、複数本の欠損歯を修復する場合は、欠損歯の数や位置、骨の量や質、咬合関係など多岐に渡ることを考慮する必要があり、深い知識と技術力が必要です。また、インプラント治療は、外科手術を伴うため、出血や腫れ、痛み、術後感染、神経損傷での知覚麻痺などの副作用やリスクを多数歯欠損であるほど総合的に熟知している必要があります。

当院では成功率の高い2回手術法を採用しています

インプラント手術には1回法と2回法がありますが、当院ではより成功率の高い2回法(2ピースインプラント)を採用しています。

2回法のメリットは顎や歯茎の骨が少なくても治療できるため難症例にも対応できます。また、感染リスクが低いため成功率が上がります。

ただし、2回の手術が必要となり、患者様の負担が増すデメリットがあります。

2回手術法を採用

抜歯即時インプラントにも対応

抜歯即時インプラントは抜歯しなければならない歯を、抜くと同時(即時)にインプラントを埋入する術式です。

通常、抜歯部位の骨が不足するため難しい手術ですが、当院では再生医療のCGFやボーングラフト(骨移植)、GBR(骨再生誘導法)等のインプラント周囲の骨を造成するテクニックを駆使して多くの施術をしております。

エアフローによるインプラントのメインテナンス

インプラントを長持ちさせるため、インプラント歯周炎を予防する必要があり、自宅でのお手入れと3ヶ月に一度の定期的な歯科医院でのメインテナンスは必須です。

当院ではインプラント周囲のプラーク除去に高い効果を持つエアフローを使用しています。通常の清掃器具ではインプラント表面を傷つけてしまう恐れがあるばかりかポケットの浅い所までしか清掃できません。しかし、エアフローならインプラントを傷つけることなくポケットの深い場所まで清掃できます。

当院には日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士(インプラント専門歯科衛生士)が在籍し、患者様の口腔ケアに当たっています。当院で行うインプラントのメインテナンスでは、クリーニングの他、口腔内のチェック、レントゲン撮影、ブラッシング指導、噛み合わせの確認などが行われます。

インプラントの費用と保証制度

インプラント1本295,000円(税込み324,500円)~。

インプラント本体の破損時、当院では5年間の保証を行っております。インプラントの上にかぶせる人工歯が破損した場合は3年間は100%保証、4~5年目までは50%保証いたします。

(ただし、当院での定期的なインプラントのメインテナンスを継続して行わさせて頂いている場合に限ります)。

インプラントは保険適用外で高額になるので医療費控除が使えます

インプラントは人工歯根を手術で埋入し被せ物を作る治療であり、かつ保険適用外となります。そのため、保険診療が適用されるむし歯や歯周病の治療と比較すると費用が高額になります。

しかし医療費控除の対象となっているため、一家族で1年間の医療費が10万円以上であれば申告すれば費用の一部が還付されます。 また、バスや電車代などの交通費も医療費控除の対象になります。

まずはご相談ください

当院ではインプラント治療を検討している方に無料相談を行っています。治療内容やインプラント、治療費など不安なことや気になることにお答えします。
入れ歯やブリッジとの違い、インプラント手術のリスクなどの疑問点を治療を受ける前に十分な説明を行いインフォームド・コンセント(説明と同意)を重視しています。また、治療後の長期維持にも努め、歯科衛生士によるアフターケアやメンテナンスにも力を入れております。インプラントをご検討の方はお気軽に当院へご相談ください。

当院のインプラント治療の流れ

当院で行っているインプラント治療の流れをご紹介いたします。

初診日 無料相談

ステップ

インプラントの治療説明やご相談

入れ歯やブリッジなどと比較し、インプラントの長所・欠点を説明いたします。また、このまま歯が無い状態を続ければどうなるのかなどを説明します。

既往歴などを伺い、インプラント手術の身体的リスク要因(全身的リスク、局所的リスク)の確認をします。

カウンセリング
カウンセリング

ステップ

口腔内診査

お口の健康状態をくわしく調べます。 虫歯や歯周病、歯の無い部分の骨の状態などを検査します。レントゲン撮影をすることで、より正確に診断することが可能です。

ご希望の方には、レントゲン撮影をして、詳細にご説明することができます。「健康保険証」をご持参願います。費用は、約1,500円程度となります。

※ インプラントは保険適用とはならないのでインプラント目的だけではレントゲン撮影を保険で行うことは出来ません。当該欠損部位に対して保険診療も含めどのような治療計画を立てるのかということであれば保険適用になります。

口腔内診査
口腔内診査

2日目

ステップ

精密検査用の資料取り

インプラント治療の同意を得た方を対象に、上下歯列模型作成のための型取り(印象採得)・口腔内写真・パントモX腺・CTスキャナーなどの資料取りを行います。

CT
CT

3日目

ステップ

治療計画・治療費の説明

各種検査結果をもとにインプラント治療の可否を診断します。

精密検査での診断をもとに現在のお口の状態を説明し、いくつかの治療計画について説明と相談をいたします。

治療費は『治療計画書』にて明示しますので、ゆっくりご検討ください。
皆様に安心して治療を受けていただくために、治療に入る前に必ず治療に関する説明を十分に行い、納得いただいた上で治療を開始いたします。

治療計画・治療費の説明
治療計画・治療費の説明

4日目

ステップ

1回目のインプラント手術

インプラント経験豊富な歯科医師が責任をもって治療を行います。当院では成功率の高い2回法の手術を採用しております。

歯科医師 山崎裕: 日本口腔インプラント学会専門医・指導医

インプラント手術
インプラント手術

5日目

ステップ

2回目の手術で人工歯装着

インプラントを埋入して3~6ヶ月ほど骨との結合(オッセオインテグレーションの確立)を待ち、2回目の手術を行い、インプラント本体に土台となるアバットメントを装着し、仮歯を作成します。

仮歯で問題ないことを確認した後、仮歯を外して、人工歯冠(ジルコニア、メタルボンド、金属など)作成のための型取りを行い、次回の来院時に人工歯冠を装着します。

人工歯装着
人工歯装着

実際のインプラント治療の流れを見ていきましょう

術前 下顎奥歯に歯が無い
術前 下顎奥歯に歯が無い

① 術前 下顎奥歯に歯が無い症例

左下顎奥歯の3本が抜けてしまって、歯茎だけの状態になっています。

入れ歯を使われていましたが硬いものが噛めないという事で当院において2本のインプラント治療を行うことになりました。

インプラントを埋入
インプラントを埋入

② 1回目のインプラント手術 

浸潤麻酔をかけて歯茎を切開し骨面を露出させます。

ドリルで骨に穴を開けインプラントを埋入します。写真の左側はインプラント埋入完了時の状態です。右側はインプラントを埋入するための穴が掘られた状態で、順次インプラントを埋入します。インプラントの埋入が終われば歯茎を縫合して1次オペは終了です。

抗生物質と痛み止めを処方します。

下顎の手術では下歯槽神経損傷のリスクに対して十分な配慮が必要になります。その為、当院ではCTスキャナーと連携するLANDmarker®というコンピューターシュミレーションが出来るソフトを使いサージカルガイドという装置を作成して手術を行っています。

上部構造(人工歯)を装着
上部構造(人工歯)を装着

2回目の手術上部構造(人工歯)を装着

2回目の手術では浸潤麻酔下で歯茎を切開しインプラントを露出させます。インプラント体にアバットメントを装着して仮歯を作成します。

レントゲン画像は奥歯に2本のインプラントが埋入され上部構造(人工歯)が装着され治療が終了した時のものです。

当院ではやらなきゃよかったと後悔はさせません

ふかさわ歯科クリニック篠崎では、インプラント手術のリスクを最小限にする取り組みを徹底して行っています。

下顎のインプラント手術のリスクには、手術時の神経損傷や血管損傷などがあります。神経を損傷すると下歯槽神経麻痺やオトガイ神経麻痺などが起こります。動脈を損傷すると大量出血に伴う呼吸困難による死亡などの重篤なリスクもあります。

上顎のインプラントの手術の場合、大臼歯・小臼歯であれば上顎洞の穿孔や迷入と言ったリスクがあります。また前歯では鼻腔の穿孔(貫通)といったリスクがあります。

また、高血圧、糖尿病、骨粗しょう症などの全身疾患を有している患者のインプラント手術は、術前の十分な診査と術中の注意が必要になります。

下歯槽神経とオトガイ神経麻痺のリスク

下歯槽神経(下顎神経)とオトガイ神経の走行

下歯槽神経は三叉神経の一つで、下顎骨の中にある細い管(下顎管)を走行します。神経の枝を出して歯茎や歯に分布し、感覚をつかさどります。また、小臼歯の歯根先端あたりのオトガイ孔から下顎骨の外に出て皮膚側を走行します。

下唇から顎の先端のオトガイ部分までを支配し感覚をつかさどります。この部分を特にオトガイ神経と言います。

インプラント手術時の下歯槽神経・オトガイ神経の穿孔や圧迫

下歯槽神経・オトガイ神経の走行

下顎半分の知覚麻痺や痺れ

下顎大臼歯部から小臼歯部にかけてインプラント手術を行う際、ドリルによる下歯槽神経の圧迫や損傷があると神経麻痺の症状が出ます。下顎半分の皮膚や粘膜、歯の知覚が鈍感になったり、喪失したりします。

下唇の感覚麻痺が現れた場合、オトガイ神経麻痺とも呼ばれます。

当院が実施しているリスク対策

パノラマレントゲンやCTでインプラントと下顎管(下歯槽神経やオトガイ孔)までの距離を測定します。ドリルの深度や方向をインプラント用サージカルガイドで誘導しながら手術を行います。

安全にインプラントの手術を行うためにインプラント体と下歯槽神経との距離は最低3mm以上、オトガイ孔との距離は5mm以上を確保します。

当院では、インプラント手術時に下歯槽神経やオトガイ神経の穿孔や圧迫といった医療事故は1例もありませんので安心して治療を受けて下さい。

神経麻痺が起こったときの一般的な対処法

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 ビタミン B12製剤

下歯槽神経やオトガイ神経の麻痺が軽度であれば自然治癒しますが、重度の場合は、神経の修復再生を促進するビタミン B12の投与が行われます。

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 再縫合や移植術

神経が完全に断裂した場合の障害では、手術によって神経の再縫合や移植手術が行われる場合もあります。

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 マイヤーズカクテル点滴療法

高濃度のビタミンB群を点滴で入れるマイヤーズカクテル点滴療法は、効率よく神経修復が促進されることが期待されます。

下顎舌側皮質骨の穿孔

下顎骨の外側は、硬くて緻密な皮質骨で覆われ中心部はスポンジ状の海綿骨で出来ています。

下顎骨の内側(舌側)には舌下動脈やオトガイ下動脈が走っています。

インプラント手術で大量に出血することは稀ですが、下顎の小臼歯から犬歯にかけての埋入手術で、ドリルが下顎舌側皮質骨を穿孔すれば、オトガイ下動脈や舌下動脈を断裂させるリスクがあります。

口底出血により死亡事故

血管の走行は個人差がありますが、たまたま舌側皮質骨を穿孔したドリルの先端が動脈を巻き込み切断すると、口腔底出血により巨大血腫が形成され呼吸困難に陥り死亡する致命的なトラブルに発展することがあります。

2007年、東京八重洲の某診療所で実際に起こった死亡事故のケースがそれに当たります。

当院で実施しているリスク対策

下歯槽神経やオトガイ神経を損傷させない手術と同様に、CTスキャナーにより下顎骨の形態を把握して、ドリルの進入角度や深さを決定するサージカルガイドを作成して手術を行います。

当然、当院ではこのような医療事故は全くありません。

副鼻腔(上顎洞)や鼻腔の解剖学的位置

副鼻腔(上顎洞)や鼻腔の解剖学的位置

上顎洞とは副鼻腔の一つで頬の骨の裏側にあり、おむすびの様な形をした空洞です。ちなみに、蓄膿症はこの空洞に炎症が起こる疾患です。

通常、上顎の歯を失ってから期間が長ければ長いほど歯槽骨の吸収が進み、上顎洞や鼻腔との間に存在する骨の量が減少します。特に重度の歯周病で相当量の歯槽骨を失った後で抜歯された様な場合には薄い皮質骨しか残らないこともあります。

急性副鼻腔炎

インプラントは長いインプラント体ほど予後が良いとされ、必要最低限の長さが必要となります。従って、上顎のインプラント埋入時、骨量が少なければ、上顎洞底や鼻腔底ギリギリまでドリリングすることになります。

その際、上顎洞底を覆っている粘膜組織(シュナイダー膜)を穿孔(貫通)すると急性の副鼻腔炎を起こすことがあります。

インプラントの迷入

インプラント埋入時または術後にインプラント体を上顎洞に迷入(落ちる)させてしまうリスクもあります。

殆どの原因は、十分な長さのインプラント体が使えないほど骨量が減少していることや初期固定が不十分なことです。

当院が実施しているリスク対策

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 上顎洞貫通

上顎洞底を覆うっている粘膜には繊毛があり、自然と異物を排出する作用が働きます。そのため、上顎洞粘膜を穿孔しても、そのまま抗生剤の投与を行えば自然治癒し、術後の上顎洞炎は起こらないと考えられます。

しかし、穿孔した状態でインプラントを埋入すると、そのことが原因で上顎洞炎は起こりませんが、インプラント周囲炎が発症した時、炎症が深部まで波及すれば上顎洞炎が起こる可能性は否定出来ません。

つまり、上顎洞内にインプラントを突き出した状態で埋入することは避けなければなりません。

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 鼻腔穿孔

鼻腔底部には硬い皮質骨があるので、ドリルが当たると直ぐに分ります。従って、骨を穿通する可能性は極めて低いと言えます。

仮に鼻腔底部の骨を穿孔しても鼻腔粘膜はかなり厚いので穿孔することはないと考えられます。万が一、鼻腔粘膜まで穿孔したとしても抗生剤の投与で自然治癒するため問題はないと考えられます。

仮に穿孔した状態でインプラントを埋入すると上顎洞を穿通した時と同様のリスクがあります。

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 インプラントの上顎洞迷入

浸潤麻酔を行い、小臼歯上部の歯茎に切開を加え、上顎洞側壁の骨を開窓します。上顎洞粘膜を切除後、迷入したインプラントを確認し摘出します。

次いで可能な限り洞内を洗浄します。術後は抗生剤の投与を行います。術式は上顎洞挙上術(サイナスリフト)と同じような要領で行います。

当院ではこれらの合併症リスクを最小限に抑えるためには、術前の口腔内診査や CT画像診断による三次元的な診断を行っています。必要があればインプラント用サージカルガイドを使用しています。

また、上顎洞までの骨量が不足している場合には、上顎洞挙上術(サイナスリフト)、骨誘導再生療法(GBR)などの手術を併用し骨量を増やす手術をしています。

上顎洞までの距離が僅かに足らないケースでは、ソケットリフトという方法を用いることもあります。

当院では十分な安全配慮を行っているので上顎洞・鼻腔の穿孔(貫通)、インプラントの上顎洞迷入といった医療事故は1例も発生していません。安心してインプラント手術を受けて下さい。

高血圧、糖尿病、骨粗鬆症などの持病がある場合には基本的にインプラント手術を行うことは出来ません。しかし、当院ではかかりつけ医と連携を図り症状の改善を確認しながらインプラント手術の可否を判断しています。

全身的リスクや局所的リスク

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 持病

高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、シェーグレン症候群などの免疫疾患など全身的な病気を持っている患者では、手術後の治癒が遅れたり、 術後感染のリスクが高いこと、骨との結合が十分に行われないなどのリスクがあります。

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 口腔内の疾患

口腔の清掃状態が悪かったり重度歯周病ではインプラント周囲炎になるリスクが高まります。 また夜のブラキシズムがあったり、 日中のTCH(歯牙接触癖)があると上部構造(被せ物)が割れ易いリスクがあります。

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 喫煙

喫煙者では全身的な疾患を持っている患者と同様のリスクがあります。インプラントの手術を行う場合、禁煙を少なくとも術前と術後に2週間づつ設けることが必須です。

デメリット

インプラントは手術が必要
インプラントは手術が必要

① インプラントは手術が必要

インプラントは手術をして骨の中に人工歯根を埋入するため、前述したような解剖学的なリスクや全身的なリスクがあることがデメリットとなります。

② インプラント体と骨が結合しない

インプラント体と骨が結合することをオッセオインテグレーション(osseointegration)といいます。当院における骨結合(オッセオインテグレーション)の失敗例は極めて稀ですが、起こった場合には無料で再手術を行っています。

インプラント周囲炎
インプラント周囲炎

③ インプラント周囲炎

インプラントは天然歯以上に歯周病になりやすいと言われています。特にインプラント周囲の炎症をインプラント周囲炎と呼んでいます。レントゲン写真の矢印部分はインプラン周囲炎により人工歯根の周りの骨が溶かされた状態を示しています。

適切な歯磨きが行われないとこのようなインプラント周囲炎になるリスクが高まります。 インプラント周囲炎を防ぐためには歯科医院でのメインテナンスも必要となります。

歯ぎしりによる骨や上部構造の破壊
歯ぎしりによる骨や上部構造の破壊

④ 歯ぎしりによる骨や上部構造の破壊

強い歯ぎしりがあると咬合力に耐えられずにインプラント体周囲の骨が破壊されることがあります。同時にセラミックによる上部構造( 被せ物)は壊れやすくなります。

老後の認知症

老後の認知症

認知症が進むと適切なブラッシングが出来なくなるためインプラント周囲の歯茎の炎症が強まり、腫れたり痛みが出たりすることがあります。このような時にはインプラントの撤去が必要となりますが、認知症のため治療が困難となることもあります。

メリット

ブリッジは天然歯を削る
ブリッジは天然歯を削る

① 天然歯を削る必要がない

イラストのようにブリッジを制作する場合には天然歯を削る必要がありますが、インプラントでは人工歯根を歯のない部分に植立するため、大切な自分の歯を削る必要はありません。

奥歯4本にインプラント
奥歯4本にインプラント

② 歯を失った喪失感から解放される

写真は下顎の奥歯左右それぞれ2本を失った所にインプラントによる治療を完了したところです。

歯のない部分に新たに歯が出来上がることで歯を失った喪失感から解放されるというメリットがあります。

③ 噛む力はほぼ天然歯に匹敵

インプラントが直接骨と結合するため咬合力はほぼ天然歯に匹敵します。つまり固いものでも難なく噛めるということがメリットになります。

1本のインプラント埋入時間は約30分

インプラントの手術時間
インプラントの手術時間

インプラントを1本埋めるのにかかる時間は約30分です。

ただし、術前に麻酔をかける時間や術後の歯茎を縫う時間などを合わせるので1時間のアポイントをお取りします。

実際、患者さんが口を開けている時間は10分~20分です。

骨量が足らない場合に行うサイナスリフト、骨造成(GBR)や骨移植(ボーングラフト)などの処置が必要な症例ではプラス30分くらいを目安にしてください。

本数が増えると1本当たり20分加算と考えてください。

インプラント手術後の腫れの強度と期間の関係

インプラント手術後の腫れは約一週間

インプラントの手術が一本だけの場合は、 麻酔が切れてから痛み止めを1錠飲むだけで、その後痛みが出ないことが多いですが、外科的侵襲が強くなるほど痛みや腫れの強度は増します。一般的に手術後二日目がピークになり徐々に低下し一週間ほどで消失します。

外科的侵襲が強い手術としてサイナスリフトや骨造成などが挙げられます。このような手術を行った場合には10日間ほど痛みや腫れが続く場合もあります。

痛み止めが効かない時の対処法

痛み止めが効かない
痛み止めが効かない

① 種類の変更

インプラント手術後に処方される痛み止めは一般的にボルタレンまたはロキソニンです。 それぞれの痛み止めの効きは個人差があるため、効きが悪い場合には変更することがあります。

② 増量

痛み止めは増量することが可能ですが、一回量や1日量に上限があります。また痛み止めを飲む間隔も決められた時間を守る必要があります。 処方通りに服用してください。

冷えピタ(湿布薬)
冷えピタ(湿布薬)

③ 冷えピタ(湿布薬)

インプラント手術後24時間以内なら冷えピタ(湿布薬)や水で濡らしたタオルで冷やす程度なら多少の効果があります。

インプラント手術後、24時間を超えてから冷えピタ(湿布薬)や水で濡らしたタオルで冷やすと血液循環を阻害し、治癒を遅らせるするリスクがあるため行わないでください。

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ふかさわ歯科クリニック篠崎では、このように患者様に出来るだけリスクの少ないインプラント治療をご提供するため、日本口腔インプラント学会指導医が治療を担当し、オペ環境や設備、術後のアフターケアやメンテナンス等にも力を入れております。江戸川区篠崎で安心・安全で精度の高いインプラント治療をご希望の際にはぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。

インプラント
インプラントの仕組みと手術の流れ
インプラントの仕組みと手術の流れ
インプラント
インプラントの費用
インプラントの費用
インプラント
インプラントのデメリットとメリット
インプラントのデメリットとメリット
インプラント
サージカルガイドで安全なインプラント手術
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入れ歯とインプラントの比較
入れ歯とインプラントの比較
インプラント
ブリッジとインプラントの比較
ブリッジとインプラントの比較
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サイナスリフト
サイナスリフト
インプラント
インプラントの手術時間
インプラントの手術時間
インプラント
インプラントの上部構造
インプラントの上部構造
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インプラント手術1回法と2回法の違い
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抜歯即時インプラント
抜歯即時インプラントNew!!
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GBR(骨造成)
GBRでインプラント周囲の骨造成
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ボーングラフト(骨移植)
ボーングラフト(骨移植)
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インプラント後の痛みや腫れ
インプラント後の痛みや腫れ
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インプラント周囲炎
インプラント周囲炎
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ソケットリフト
ソケットリフト
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奥歯6番・7番を抜歯後そのまま放置
奥歯5番・6番・7番を抜歯後そのまま放置
インプラント
リッジエキスパンジョン
リッジエキスパンジョン
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インプラント手術後の食事
インプラント手術後の食事
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インプラント治療が終了するまでの期間
インプラント治療が終了するまでの期間
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抜歯後インプラントが可能になるまでの期間
抜歯後インプラントが可能になるまでの期間
インプラント
インプラントが保険適用になる条件
インプラントが保険適用になる条件
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インプラントは生命保険の支払い対象?
インプラントは生命保険の支払い対象?
インプラント
インプラントの年齢別装着割合
インプラントの年齢別装着割合
インプラント
インプラントQ&A
インプラントQ&A
インプラント
病気があってもインプラントは出来る?
病気や持病があってもインプラントは出来る?

【動画】奥歯を抜歯したまま放置すると?

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。