- 1. 頬の内側を何度も噛んでしまうのはなぜ?原因と治療法
- 2. 頬の内側を繰り返し噛む原因とは?|噛み合わせや歯ぎしりが関係することも
- 2.1. 無意識の食いしばり・歯ぎしり
- 2.2. 噛み合わせや歯並びの乱れ
- 2.3. 頬のたるみや加齢
- 3. このような症状がある場合は歯科医院へ
- 3.1. 毎回同じ場所を噛んでしまう
- 3.2. 朝起きると頬が痛い
- 3.3. 白い線や傷が治らない
- 4. 自分でできるセルフチェック
- 4.1. 鏡でお口の中を確認する
- 4.2. お口の乾燥を防ぐ
- 4.3. 食いしばり対策を意識する
- 5. 歯科医院で行う治療
- 5.1. 噛み合わせの調整
- 5.2. 矯正治療
- 5.3. ナイトガード(マウスピース)
- 6. 再発を防ぐためにできること
- 6.1. 舌の正しい位置を意識する
- 6.2. 口周りの筋肉を鍛える
- 6.3. 左右均等によく噛む
- 7. よくある質問
- 7.1. 頬を何度も噛むと口腔がんになりますか?
- 7.2. 放置しても自然に治りますか?
- 7.3. 何科を受診すればよいですか?
- 8. まとめ
- 8.1. 関連記事
- 9. 頬の内側を何度も噛む方へ、一度お口の状態を確認してみませんか?
- 10. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 11. 筆者・院長
- 11.1. 深沢 一
- 11.1.1. メッセージ
頬の内側を何度も噛んでしまうのはなぜ?原因と治療法
「食事をするたびに頬の内側を噛んでしまう…」
「最近、同じ場所ばかり噛んで口内炎が治らない…」
このような症状は、単なる偶然ではありません。
頬を繰り返し噛む背景には、噛み合わせのズレ・歯並び・歯ぎしりや食いしばり・加齢による頬の変化など、さまざまな原因が隠れていることがあります。
特に毎回同じ場所を噛んでしまう場合は、お口からのサインかもしれません。慢性的な刺激が続くと、口内炎を繰り返したり、粘膜が白く硬くなったりすることがあります。
この記事では、頬の内側を噛んでしまう原因、セルフチェックのポイント、歯科医院で受けられる治療や予防法について、わかりやすく解説します。
頬の内側を繰り返し噛む原因とは?|噛み合わせや歯ぎしりが関係することも
「以前は噛まなかったのに、最近よく頬を噛むようになった」という方は少なくありません。
頬を噛む原因は一つではなく、複数の要因が重なって起こることもあります。

無意識の食いしばり・歯ぎしり
睡眠中や仕事中、ストレスを感じているときには、無意識に歯を強く噛みしめていることがあります。
食いしばりや歯ぎしりによって噛み合わせが不安定になると、頬の粘膜が歯の間に入り込みやすくなります。
次のような症状がある方は注意しましょう。
- 朝起きると頬が痛い
- 頬の内側に歯型が付いている
- 顎が疲れやすい
- 朝から顎やこめかみが重だるい
これらは、歯ぎしりや食いしばりが原因となっている可能性があります。
噛み合わせや歯並びの乱れ
頬を繰り返し噛む原因として最も多いのが、噛み合わせの問題です。
例えば、次のような状態では頬が歯に巻き込まれやすくなります。
- 詰め物・被せ物が高い
- 歯が一部だけ飛び出している
- 奥歯の高さが左右で違う
- 歯並びが凸凹している
- 顎が左右どちらかへずれている
「治療してから頬を噛むようになった」という場合は、被せ物や詰め物の高さが影響していることもあります。
頬のたるみや加齢
年齢とともに頬の筋肉や粘膜の張りが低下すると、頬の内側が歯に触れやすくなります。
また、体重の増加によって頬の内側に厚みが出ることで、噛み込みやすくなることもあります。
さらに、
- 猫背
- 口呼吸
- 舌が下がった位置にある
- 口周りの筋力低下
といった生活習慣も、お口のバランスを崩す原因になります。
このような症状がある場合は歯科医院へ

毎回同じ場所を噛んでしまう
いつも同じ場所を噛んでしまう場合は、偶然ではなく噛み合わせに原因がある可能性があります。
刺激が続くことで、
- 口内炎
- 潰瘍
- 白く硬い粘膜(角化)
などが起こることがあります。
朝起きると頬が痛い
次のような症状がある方は、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりが疑われます。
- 頬が腫れている
- 頬の内側に歯型が付いている
- 顎が疲れている
- 朝から口の中が痛い
白い線や傷が治らない
頬の内側に
- 白い線
- 硬くなった部分
- 長く治らない傷
がある場合は、慢性的な刺激による粘膜の変化が起きている可能性があります。
また、
- 出血を繰り返す
- 強い痛みがある
- しこりがある
- 2週間以上治らない潰瘍がある
といった症状は、口腔粘膜疾患や口腔がんなど別の病気が隠れている可能性もあるため、早めに歯科医院や口腔外科を受診しましょう。
自分でできるセルフチェック

鏡でお口の中を確認する
次のような変化がないか確認してみましょう。
- 頬の内側に白い線がある
- 左右どちらかだけ傷がある
- 赤く腫れている
- 同じ場所に口内炎ができる
気になる変化が続く場合は、歯科医院で原因を調べてもらうことをおすすめします。
お口の乾燥を防ぐ
口の中が乾燥すると、頬の粘膜が歯に引っかかりやすくなります。
乾燥対策として、
- こまめな水分補給
- 保湿ジェルの使用
- 唾液腺マッサージ
などを取り入れてみましょう。
食いしばり対策を意識する
ストレスや疲労は食いしばりを悪化させることがあります。
日頃から、
- 十分な睡眠
- 軽いストレッチ
- 深呼吸
- 就寝前のスマートフォン使用を控える
といった習慣も、お口への負担を減らすことにつながります。
歯科医院で行う治療

噛み合わせの調整
歯科医院では、噛み合わせの状態を詳しく確認します。
被せ物や詰め物が原因で頬を噛んでいる場合は、高さを調整することで改善するケースも少なくありません。
矯正治療
歯並びや噛み合わせそのものに原因がある場合には、矯正治療によって根本的な改善を目指せることがあります。
ナイトガード(マウスピース)
睡眠中の歯ぎしり・食いしばりが原因の場合には、オーダーメイドのナイトガードを使用します。
ナイトガードには、
- 歯や頬への負担を軽減する
- 顎関節への負担を減らす
- 歯のすり減りを防ぐ
といった効果が期待できます。
再発を防ぐためにできること

舌の正しい位置を意識する
舌は、先端を上あごの前方に軽く触れる位置(スポットポジション)にあるのが理想です。
正しい舌の位置を意識することで、お口の周囲の筋肉のバランス改善につながります。
口周りの筋肉を鍛える
頬や唇の筋肉を適度に鍛えることで、頬が歯に巻き込まれにくくなることがあります。
無理のない範囲で口周りの体操を取り入れるのもよいでしょう。
左右均等によく噛む
片側だけで噛む癖があると、噛み合わせのバランスが崩れやすくなります。
左右均等に噛むことを意識し、必要に応じてキシリトールガムなどを活用するのも一つの方法です。
よくある質問
頬を何度も噛むと口腔がんになりますか?
数回頬を噛んだからといって、口腔がんになるわけではありません。
しかし、同じ場所に慢性的な刺激が加わると、粘膜に変化が起こることがあります。
白く硬くなっている、傷が治らない、しこりがあるなどの場合は、念のため歯科医院で診てもらいましょう。
放置しても自然に治りますか?
一度だけ噛んだ傷であれば自然に治ることが多いですが、原因が改善されなければ繰り返します。
頻繁に頬を噛む場合は、噛み合わせや歯ぎしりなどの原因を確認することが大切です。
何科を受診すればよいですか?
まずは一般歯科で相談できます。
必要に応じて、口腔外科や専門医療機関をご紹介します。
まとめ
頬の内側を繰り返し噛む症状は、噛み合わせや歯並び、歯ぎしり・食いしばり、加齢による変化などが原因となっていることが少なくありません。
一時的なものであれば心配ないことが多いですが、同じ場所を何度も噛む、口内炎を繰り返す、白い線や傷がなかなか治らないといった症状がある場合は、原因を調べることが大切です。
歯科医院では噛み合わせの確認や必要な治療を行い、再発しにくいお口の環境づくりをサポートします。気になる症状が続く場合は、早めに歯科医院へご相談ください。
関連記事
頬の内側を何度も噛む方へ、一度お口の状態を確認してみませんか?

頬を繰り返し噛む原因は、噛み合わせや歯並び、歯ぎしり・食いしばり、詰め物・被せ物の影響などさまざまです。当院ではお口全体の状態を丁寧に確認し、原因に応じたケアや治療方法をご提案します。繰り返す頬の痛みや口内炎でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。





