厚生労働省が定める認定施設

AED

AED設置

東京都江戸川区篠崎駅前のふかさわ歯科クリニック篠崎は、厚生労働省が定める「歯科外来診療環境体制」(略して「外来環(がいらいかん)」)の認定施設です。

「歯科外来診療環境体制(外来環)」とは、歯科診療時の偶発症や緊急時の対応、感染症対策として医療器具や装置の整備などの取り組みを行っている一定の安全基準を満たした歯科医院が認定されるものです。

当院にはアナフィラキシーショックなどが起こり心停止した場合に使うAEDが設置されて、心臓マッサージ、人工呼吸などと共に日ごろから訓練を行っています。

生体情報モニタ設置

血圧測定と酸素飽和度測定

生体情報モニタは、人間のバイタルサイン(心拍数、血圧、酸素飽和度など)をモニタリングする装置です。バイタルサインを継続的に測定して記録し、患者の状態に異常が起こった時に警告音などで知らせます。

当院ではアナフィラキシーショック、高血圧症患者の歯科治療、血管迷走神経反射、過換気症候群などの診断に用いています。

歯科治療の偶発症や緊急時対応

緊急事態や偶発症

近年、高齢化に伴い歯科治療時の偶発症が起こる危険性が高まっています。例えば下記のようなものが挙がられます。

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 高血圧症患者

高血圧症患者の歯科治療時の異常高血圧による意識障害,頭痛,吐き気などがあります。

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 糖尿病患者

糖尿病患者の血糖降下薬服用患者の低血糖リスクがあります。症状は血糖値70mg/dL以下で 交感神経症状(冷汗、動悸、手指の震え)、血糖値50mg/dL以下で中枢神経症状(頭痛、目のかすみ、生あくび、痙攣、昏睡)などです。

また、歯科麻酔薬のリスクもあります。

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 アナフィラキシーショック

局所麻酔薬、抗生物質、鎮痛薬、ラテックスなど主な原因となりアナフィラキシーショックが起こります。症状は蕁麻疹や腫れなどの皮膚症状、呼吸器症状、血圧低下と頻脈、重症化すると徐脈から心停止へ繋がる怖い偶発症です。

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 過換気症候群

局所麻酔や治療の痛みがストレスとなり過呼吸が原因で起こるのが過換気症候群です。症状は息苦しさ、体のしびれ、泣く、立ち上がれない、テタニー症状などで、死にそうになるほどパニック状態になることもあります。

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 血管迷走神経反射

歯科治療時の血管迷走神経反射(デンタルショク、疼痛性ショックとも言う)は、局所麻酔や痛みなどのストレスが原因でおこります。徐脈から血圧低下で脳への血流低下で「気分が悪い」「意識が遠のく感じ」「顔面蒼白」「発汗」などの症状が出ます。重症になると意識消失(失神)もあります。

歯科治療時の偶発症一覧

歯科口腔外科
高血圧症患者の歯科治療ガイドライン
高血圧症と歯科麻酔:安全な治療のためのリスク管
歯科口腔外科
糖尿病患者の歯科治療ガイドライン
糖尿病患者が注意すべき歯科治療時のリスクと対策
歯科口腔外科
歯科のアナフィラキシーショック対応
歯科のアナフィラキシーショックとは?生命を脅かすアレルギー反応の詳細
歯科口腔外科
過換気症候群
歯科治療での過換気症候群:リスクと予防策を徹底解説
歯科口腔外科
歯科で血管迷走神経反射の対応
血管迷走神経反射の原因と歯科治療時の対応策

緊急事態に備え日ごろから研鑽しています

当歯科では、ご来院いただいた患者さまに安心して治療を受けていただけるよう院内感染予防策や万が一の緊急事態にも日ごろからトレーニングを積み対応できる環境を整備しています。