上顎洞底が近い場合の選択肢:ソケットリフトの詳細
ソケットリフトとは
上顎洞底部までの距離5~8mm
- 上顎大臼歯部に歯科インプラントを埋入する際、上顎洞底部との距離が5~8mm程の場合にはソケットリフト法を使います。
- 術式はソケットリフターという器具で上顎洞底のシュナイダー膜を押し上げます。
- 上顎洞底まで5mm未満ならサイナスリフト法が行われます。
ソケットリフトの術式
STEP
ソケットリフター
インプラントを埋入するため上顎洞底部まで開けられた穴からソケットリフターという器具を挿入し、上顎洞底部の皮質骨とシュナイダー膜を同時に押し上げます。金槌の様な器具でコンコンと杭打ちする様なイメージです。
STEP
CGFと人工骨で埋める
そこに作られた空間にCGFと人工骨を混ぜたものを押し込み、インプラントを入れる骨の厚みを確保します。
手術の際シュナイダー膜を破らないようにしなければならないため3mmほどが骨の高さを増やせる限界です。
手術時間は短く、傷口が小さくて済むので術後の腫れや痛みも起こりにくいと言えます。
ソケットリフトの費用
自費治療
保険適用外です。
内容 | 金額(税抜き・税込み) ※単位:円 |
---|---|
ソケットリフト | 60,000 万円(税別)66,000万円(税込み) |
江戸川区篠崎でソケットリフトでインプラント治療をご希望の方へ
ふかさわ歯科クリニック篠崎では、このように患者様に出来るだけリスクの少ないインプラント治療をご提供するため、日本口腔インプラント学会指導医が治療を担当し、オペ環境や設備、術後のアフターケアやメンテナンス等にも力を入れております。江戸川区篠崎でソケットリフトでインプラント治療をご希望の方はぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。
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筆者・院長
深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。