歯石には歯ぐきの上にできるものと、歯ぐきの下に隠れてできるものがあるのをご存じですか?🦷
特に「縁下歯石」は目に見えないため気づきにくく、気づいたときには歯周病が進んでしまっていることも少なくありません。

この記事では、縁下歯石の原因や症状、歯科医院での除去方法、そして予防のコツまで分かりやすく解説します。

👀 縁下歯石とは?

「歯石」というと、歯ぐきの上に見える白っぽい石のようなものを思い浮かべる方が多いと思います。実は、**歯ぐきの下に隠れてできる“縁下歯石”**というものもあります。
この縁下歯石は目に見えないため気づきにくく、歯周病を悪化させる大きな原因になります⚠️。特に奥歯や磨きにくい場所にできやすいのが特徴です。

縁下歯石と縁上歯石
縁下歯石と縁上歯石

🪥 縁下歯石ができる原因

  • プラーク(歯垢)の磨き残し
  • 歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の環境
  • 歯並びや噛み合わせの影響

毎日のケアが不十分だったり、歯並びが複雑だと、歯ぐきの奥に歯石がたまりやすくなります。

😷 縁下歯石による症状

 縁下歯石が原因の歯周病リスク
縁下歯石が原因の歯周病リスク
  • 歯ぐきが腫れて出血しやすい🩸
  • 歯周ポケットが深くなる
  • 口臭が強くなる👃💨
  • 歯がグラグラしてくる

放っておくと、最悪の場合は歯を失ってしまうこともあるので要注意です。

🩺 どうやって見つけるの?

歯科医院では、歯周ポケットの検査レントゲンで縁下歯石を確認できます。ご自身で鏡を見ても分からないので、定期検診が大切なんです✨。

🌿 縁下歯石の予防法

  • 毎日の正しい歯磨き🪥
  • デンタルフロスや歯間ブラシの活用✨
  • 3〜6か月に1回の定期検診🦷

プロのケアとご自宅でのセルフケアの両立が大切です。

  • スケーリング:超音波で歯石を砕いて除去
  • ルートプレーニング:歯の根をツルツルにして再付着を防ぐ
  • 歯周外科治療:重度の場合は歯ぐきを開いて歯石を取る

セルフケアでは取れないため、歯科医院での処置が必須です🙅‍♂️。

🚫 自分で取れる?

爪や針で引っかいても縁下歯石は取れません。それどころか歯や歯ぐきを傷つけて炎症を悪化させる危険があります😨。必ず歯科医院におまかせください。

Q:縁下歯石は自然に取れますか?
👉 取れません。歯科医院での専門的な処置が必要です。

Q:放置するとどうなりますか?
👉 歯周病が進行し、歯が抜けてしまうリスクがあります。

Q:どのくらいの頻度で歯医者に行けばいいですか?
👉 3〜6か月ごとに定期検診を受けるのがおすすめです。

縁下歯石は見えない場所に潜んでいて、自覚しにくいのに歯周病を進行させる大きな要因です。
「痛みがないから大丈夫」と思わずに、定期的に歯科医院でチェックを受けましょう😊。

江戸川区篠崎で歯周病の検査・予防をお考えの方へ🦷

歯ぐきからの出血や腫れが気になる方は、江戸川区篠崎の当歯科医院へ。プロービング検査で歯周ポケットを正確に測定し、歯周病の進行度をわかりやすくご説明いたします。🦷

歯周病を数値で管理し、患者さま一人ひとりに合わせた予防ケアをご提案いたします。

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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