- 1. 舌がギザギザするとは?
- 1.1. 舌がギザギザする主な原因
- 1.1.1. 歯ぎしり・食いしばり
- 1.1.2. 舌のむくみ
- 1.1.3. 栄養不足
- 1.1.4. 口呼吸・ドライマウス
- 1.1.5. 歯並び・噛み合わせの問題
- 1.2. 舌のギザギザに伴いやすい症状
- 2. 舌がギザギザする場合に注意したい病気
- 2.1. 睡眠時無呼吸症候群
- 2.2. 貧血や栄養障害
- 2.3. 甲状腺機能低下症
- 2.4. 舌がんなどの口腔疾患
- 3. セルフチェックのポイント
- 4. 舌のギザギザを改善する方法
- 4.1. 生活習慣の改善
- 4.2. マウスピース治療
- 4.3. 口腔乾燥への対策
- 4.4. 噛み合わせの調整
- 4.5. 内科的な検査
- 5. 舌の健康を守るセルフケア
- 6. 江戸川区篠崎で舌や口の違和感にお悩みの方へ
- 7. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 8. 筆者・院長
- 8.1. 深沢 一
- 8.1.1. メッセージ

「舌のふちがギザギザしている」「歯の跡のようなものがついている」と気になったことはありませんか?
このような状態は「歯痕舌(しこんぜつ)」と呼ばれ、舌のむくみや歯ぎしり、食いしばり、口呼吸などが関係していることがあります。
一時的な変化である場合もありますが、栄養不足や睡眠障害、噛み合わせの問題など、体からのサインとして現れているケースも少なくありません。
この記事では、舌がギザギザする主な原因、考えられる病気、セルフチェック方法、改善法について歯科的視点からわかりやすく解説します。
舌がギザギザするとは?
鏡で舌を見たときに、舌の縁がデコボコしていたり、歯の跡のようなギザギザがついていたりすることがあります。これは医学的に「歯痕舌(しこんぜつ)」と呼ばれる状態です。
本来、健康な舌は表面に多少の凹凸があっても、縁は比較的なめらかです。しかし、舌がむくんだり、歯に強く押し付けられたりすると、歯型がくっきり残ることがあります。
一時的なこともありますが、歯ぎしりや食いしばり、口呼吸、栄養不足などが背景に隠れている場合もあり、原因によっては注意が必要です。
舌がギザギザする主な原因

歯ぎしり・食いしばり
睡眠中や緊張時に強く噛みしめる癖があると、舌が歯列に押し付けられ、歯型がつきやすくなります。特にストレスが強い方や、朝起きたときに顎の疲れを感じる方に多くみられます。
舌のむくみ
舌が腫れると歯に接触しやすくなり、歯痕が目立ちます。むくみの原因として、睡眠不足、疲労、塩分過多、全身疾患などが関係することがあります。
栄養不足
鉄分、ビタミンB群、タンパク質などが不足すると、舌炎を起こしたり舌がむくみやすくなったりします。貧血がある場合には、舌の違和感やヒリヒリ感を伴うこともあります。
口呼吸・ドライマウス
口の乾燥によって舌の粘膜環境が悪化すると、炎症や腫れが起こり、歯型がつきやすくなります。鼻づまりや睡眠時の口呼吸が原因となるケースも少なくありません。
歯並び・噛み合わせの問題
歯列の乱れや噛み合わせの不均衡によって、舌が常に一部の歯へ接触し、慢性的に歯痕ができることがあります。
舌のギザギザに伴いやすい症状
舌の歯型だけでなく、次のような症状を伴う場合があります。
- 舌の痛みやヒリヒリ感
- 味を感じにくい
- 口臭の悪化
- 口の乾燥
- 顎の疲れや頭痛
- 疲労感や貧血症状
これらの症状が続く場合は、単なる歯型ではなく、全身状態や口腔機能の異常が関係している可能性があります。
舌がギザギザする場合に注意したい病気
歯痕舌そのものが重篤な病気というわけではありませんが、背景に疾患が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸症候群
強い歯ぎしりや食いしばりを伴うことがあり、舌の圧痕がみられるケースがあります。いびきや日中の眠気がある方は注意が必要です。
貧血や栄養障害
鉄欠乏性貧血やビタミン不足では、舌炎やむくみが起こりやすくなります。
甲状腺機能低下症
代謝低下によって舌が大きく腫れ、歯型がつくことがあります。
舌がんなどの口腔疾患
まれではありますが、しこり、治らない潰瘍、出血、強い痛みを伴う場合は注意が必要です。長期間改善しない場合は、早めに歯科口腔外科を受診しましょう。
セルフチェックのポイント
次の項目に当てはまる場合は、歯科受診をおすすめします。
- 舌の歯型が長期間続いている
- 舌の痛みやしびれがある
- 舌の色や形に変化がある
- 口臭や乾燥が強い
- 顎の疲れや歯ぎしりを指摘されたことがある
舌のギザギザを改善する方法

生活習慣の改善
睡眠不足やストレスは、歯ぎしりや食いしばりを悪化させます。十分な睡眠と規則正しい生活を心がけましょう。
マウスピース治療
歯科で作製するナイトガード(マウスピース)は、睡眠中の歯ぎしりによる負担を軽減し、舌への圧迫を和らげる効果が期待できます。
口腔乾燥への対策
こまめな水分補給や保湿ジェルの使用、鼻呼吸の改善などにより、舌の乾燥を防ぐことが重要です。
噛み合わせの調整
歯並びや噛み合わせに問題がある場合は、咬合調整や矯正治療が必要になることもあります。
内科的な検査
貧血や甲状腺疾患などが疑われる場合には、血液検査を行うことがあります。
舌の健康を守るセルフケア
舌の状態を良好に保つためには、日常的なセルフケアも大切です。
- 舌を清潔に保つ
- バランスの良い食事を意識する
- 鉄分やビタミンB群を積極的に摂取する
- 十分な睡眠を確保する
- ストレスを溜め込みすぎない
舌は全身の健康状態を反映しやすい部位でもあります。気になる症状が続く場合は、早めに歯科や医療機関へ相談しましょう。
江戸川区篠崎で舌や口の違和感にお悩みの方へ

江戸川区篠崎駅から徒歩1分の当歯科クリニックでは、舌やお口の違和感に関するご相談も承っています。
「舌の縁がギザギザして気になる」「歯の跡がずっと残る」などの症状があれば、お気軽にご相談ください。地域に根ざした歯科医院として、安心できる診療をご提供します。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


