- 1. おしゃぶりの基本知識👶🍼
- 1.1. おしゃぶりのメリット✨
- 1.1.1. 泣き止みや睡眠のサポート
- 1.1.2. 安心感を与える
- 1.1.3. SIDS予防との関連
- 1.2. おしゃぶりのデメリット⚠️
- 1.2.1. 歯並び・噛み合わせへの影響
- 1.2.2. 言語発達への影響
- 1.2.3. 衛生面や中耳炎リスク
- 2. おしゃぶりはいつまで使える?⏰
- 2.1. 使用開始の目安
- 2.2. 卒業の時期
- 2.3. 自然にやめられるケースも
- 3. 歯並びへの影響と歯科医の見解🦷
- 3.1. おしゃぶりをやめさせる方法💡
- 3.1.1. 徐々に使用時間を減らす
- 3.1.2. 他の安心材料を用意する
- 3.1.3. 無理に取り上げない
- 4. おしゃぶりの選び方と安全性✅
- 5. 歯科医が教えるおしゃぶりとの付き合い方🦷
- 6. まとめ🌸
- 7. 江戸川区篠崎で赤ちゃんのおしゃぶり使用でお悩みの方へ👶🍼
- 8. 【動画】アデノイド顔貌
- 9. 筆者・院長

赤ちゃんが安心して眠るために欠かせない「おしゃぶり」🍼。泣き止ませや寝かしつけに役立ち、多くのママやパパが助けられています。
しかし一方で、「いつまで使って大丈夫?」「歯並びが悪くならない?」「なかなかやめられないときはどうすればいいの?」と不安に思う声も多く聞かれます。
この記事では、おしゃぶりのメリットとデメリット、使用できる期間の目安、歯並びへの影響、そして上手なやめさせ方まで、歯科医の視点も交えてわかりやすく解説します👶✨。
おしゃぶりの基本知識👶🍼
赤ちゃんにとって「おしゃぶり」は、泣き止みや安心につながる便利なアイテムです。赤ちゃんは生まれつき「吸う」反射(吸啜反射)を持っており、母乳やミルク以外でも口に何かを含むと落ち着くことがあります。その欲求を満たすのがおしゃぶりです😊。
世界的にも多くの国で使われており、日本でも特に生後数か月〜1歳ごろに活躍することが多いです。

おしゃぶりのメリット✨
泣き止みや睡眠のサポート
おしゃぶりを使うと赤ちゃんが泣きやむ、寝つきやすくなると感じる親御さんは多いです。夜泣き対策として助けられた経験を持つ方も少なくありません。
安心感を与える
赤ちゃんは「吸う」動作そのものが安心につながります。おしゃぶりはその本能的な欲求を満たし、ぐずりを抑える効果があります。
SIDS予防との関連
研究によっては、おしゃぶりの使用が乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを下げる可能性があると報告されています。ただし、完全に予防できるわけではないため注意が必要です。
おしゃぶりのデメリット⚠️
歯並び・噛み合わせへの影響
長期間使用すると、開咬(前歯が閉じない)や出っ歯の原因になることがあります。特に2歳を過ぎても続けるとリスクが高まります。
言語発達への影響
発語が盛んな時期にずっと口におしゃぶりを入れていると、発音練習の機会が減る可能性もあります。
衛生面や中耳炎リスク
清潔に保たないと雑菌が繁殖したり、中耳炎のリスクを高めるとされる研究もあります。おしゃぶりの使用中は衛生管理が重要です。
おしゃぶりはいつまで使える?⏰

使用開始の目安
母乳が安定するまでは使用を控える方がよいとされますが、落ち着かせる目的で生後数か月から利用するのは一般的です。
卒業の時期
歯科や小児科では「1歳半〜2歳まで」を目安にやめることを推奨しています。3歳以降も使用すると歯並びや顎の発達に影響しやすいため注意が必要です。
自然にやめられるケースも
1歳前後で自分から興味を失う子もいれば、なかなか手放せない子もいます。焦らず様子を見つつ、無理なくサポートすることが大切です。
歯並びへの影響と歯科医の見解🦷
長期のおしゃぶり使用で心配されるのが「開咬」や「出っ歯」です。ただし、2歳ごろまでにやめれば自然に治るケースも多いです。
一方で、3歳を過ぎても使用が続くと歯並びが改善しにくくなり、矯正治療が必要になることもあります。歯並びが気になるときは、かかりつけ歯科で相談すると安心です。

おしゃぶりをやめさせる方法💡
徐々に使用時間を減らす
寝るときだけに限定するなど、段階的に減らしていくとスムーズです。
他の安心材料を用意する
お気に入りのぬいぐるみやタオルで安心させるのも効果的です🧸。
無理に取り上げない
急に取り上げると強いストレスになることも。子どものペースに合わせ、自然に移行できるよう工夫しましょう。
おしゃぶりの選び方と安全性✅
- 形状:丸型・さくらんぼ型などがあり、歯並びへの影響が少ないタイプもあります。
- サイズ:月齢に合ったものを選ぶことが大切です。
- 素材:シリコン製が主流で、耐久性・衛生面で安心。
- 安全マーク:PSCマークやSTマークの有無を確認すると安心です。
歯科医が教えるおしゃぶりとの付き合い方🦷
- 使用はできるだけ1歳半〜2歳ごろまでに
- 常に口に入れっぱなしにしない
- 定期健診で歯並びや噛み合わせをチェックする
- 気になる場合は早めに歯科相談
まとめ🌸
おしゃぶりは赤ちゃんに安心感を与える大切なアイテムですが、使い方や期間によっては歯並びや発達に影響を及ぼすこともあります。
「便利だからずっと使う」のではなく、2歳ごろまでにやめることを意識し、歯科健診で確認しながら上手に付き合っていくことが大切です。
江戸川区篠崎で赤ちゃんのおしゃぶり使用でお悩みの方へ👶🍼

赤ちゃんにとっておしゃぶりは、安心できる大切な存在です。寝かしつけや泣き止ませに役立つ一方で、長期間の使用は歯並びや噛み合わせに影響を及ぼすこともあります。『いつまで使っていいの?』『歯並びが悪くならないか心配…』『どうやってやめさせればいいの?』と悩まれる保護者の方は少なくありません。
当院では、歯科医の視点からおしゃぶりのメリットとデメリット、適切な使用時期、歯並びへの影響、そして無理なくやめさせる工夫についてわかりやすく解説しています。地域の皆さまが安心して育児に取り組めるよう、正しい情報をお届けします。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください👶🍼。
【動画】アデノイド顔貌
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。