リステリンは口臭予防や殺菌効果が期待できるマウスウォッシュとして広く使われています。
しかし「本当に効果があるの?」「副作用は大丈夫?」「どの種類を選べばいい?」と不安を抱く方も少なくありません。

この記事では、歯科医の視点からリステリンの効果・副作用・種類の違い・正しい使い方をわかりやすく解説します。

リステリンとは?
リステリンとは?

マウスウォッシュの代表的ブランド

リステリンは世界的に有名なマウスウォッシュブランドで、殺菌効果が高いことで知られています。口臭予防や歯周病予防を目的に、日常のオーラルケアに取り入れる方が多いです。

世界で使われている理由

殺菌力の強さや豊富な種類によって、世界100か国以上で販売されています。歯磨きだけでは届かない部分に作用する点が大きな魅力です。

日本でのラインナップ(紫・緑・ゼロなど)

日本では「オリジナル(紫)」「クールミント(青・緑)」「ゼロ(低刺激タイプ)」「ホワイトニング」など幅広く展開されており、目的や好みに合わせて選べます。

口臭予防効果

強い殺菌力により、口臭の原因となる細菌を減らします。食後や朝起きたときに使用すると、スッキリした口腔環境を維持できます。

虫歯・歯周病予防効果

リステリンはプラーク形成を抑え、虫歯や歯周病のリスクを下げる効果が期待できます。毎日の使用で長期的な予防に役立ちます。

殺菌作用とプラーク抑制

リステリンに含まれる有効成分は、細菌を殺菌し、歯面に付着するプラークを抑制します。これにより、歯ぐきの炎症や出血を防ぎやすくなります。

アルコール入りとノンアルコールの違い

アルコール入りは殺菌力が強い反面、刺激が強く感じられることがあります。敏感な方やお子さまには「ゼロ」などノンアルコールタイプがおすすめです。

しみる・刺激が強いと感じる場合

初めて使用するときにピリピリと刺激を感じることがあります。どうしても使いにくい場合は、低刺激タイプに切り替えましょう。

子どもや妊婦の使用は?

小さなお子さまや妊婦の方は使用を控えるか、歯科医師に相談することが安心です。安全性を優先して選びましょう。

リステリン
リステリン

リステリン・オリジナル(紫)

最も強い殺菌力を持ちますが、刺激も強め。しっかりした爽快感を求める方向けです。

リステリン・クールミント(青・緑)

爽やかな使用感で、日常的に使いやすいタイプです。口臭予防に適しています。

リステリン・ゼロ(低刺激タイプ)

アルコールを含まず、刺激が苦手な方やお子さまにも使いやすい設計です。

リステリン・ホワイトニング

ステイン除去をサポートし、歯を白く保ちたい方に人気のタイプです。

使用するタイミング(歯磨き前後)

基本的には歯磨き後に使うのが一般的です。細菌が繁殖しやすい就寝前に使用するとより効果的です。

適量と使用時間の目安

キャップ1杯(約20ml)を口に含み、30秒ほど口全体に行き渡らせてから吐き出します。飲み込まないよう注意が必要です。

毎日のケアに取り入れるコツ

1日1〜2回を目安に継続して使用することで、口腔環境を清潔に保てます。

市販の洗口液との比較

一般的な洗口液は爽快感がメインですが、リステリンは殺菌作用が強く、細菌対策に特化しています。

歯科医院専売マウスウォッシュとの違い

歯科専売品はフッ素や抗炎症成分を含む場合があります。目的に合わせて使い分けると効果的です。

どんな人におすすめか

・口臭が気になる方
・歯周病予防を強化したい方
・毎日のオーラルケアをワンランク上げたい方

リステリンは、口臭予防・歯周病予防・プラーク抑制に効果的なマウスウォッシュです。ただし、種類や刺激の強さに違いがあるため、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。不安や疑問がある場合は、歯科医院で相談しながら安心して取り入れましょう。

江戸川区篠崎でマウスウォッシュの相談なら💡

江戸川区篠崎駅から徒歩1分の当歯科クリニックでは、リステリンをはじめとするマウスウォッシュの正しい使い方や選び方についてもご相談いただけます。口臭予防や歯周病予防をもっと安心・効果的に行いたい方は、ぜひ当院へご相談ください。

【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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