- 1. ベロ(舌)が痛いときに考えられる主な原因
- 1.1. ① 口内炎(アフタ性口内炎)
- 1.2. ② 舌痛症(ぜっつうしょう)
- 1.3. ③ やけど・刺激物による炎症
- 1.4. ④ ビタミン不足・鉄欠乏
- 1.5. ⑤ 口腔カンジダ症
- 1.6. ⑥ 舌がん(舌癌)
- 1.7. ⑦ ハンター舌炎
- 2. 放置は危険?受診を急ぐべき症状
- 3. 舌の痛みをやわらげるセルフケア
- 3.1. 刺激物を控える
- 3.2. 栄養バランスを整える
- 3.3. 口腔内を清潔に保つ
- 3.4. 十分な休養を取る
- 4. 舌の痛みは何科を受診すればいい?
- 5. 江戸川区篠崎で「ベロが痛い」「舌がヒリヒリする」「食べ物がしみる」方へ
- 6. 筆者・院長
- 6.1. 深沢 一
- 6.1.1. メッセージ

「舌がヒリヒリする」「食事をするとベロが痛い」「なかなか治らない違和感がある」――このような症状に悩んでいませんか?
舌の痛みは、口内炎ややけどなど一時的なものから、栄養不足、感染症、さらには舌がんなど重大な病気が隠れている場合もあります。特に、長引く痛みや片側だけの症状は注意が必要です。
この記事では、ベロ(舌)が痛くなる主な原因、注意すべき症状、セルフケア方法、受診の目安について歯科医の視点からわかりやすく解説します。
ベロ(舌)が痛いときに考えられる主な原因

① 口内炎(アフタ性口内炎)
舌の痛みで最も多い原因が「アフタ性口内炎」です。舌の表面に白っぽい潰瘍ができ、食事や会話の際にヒリヒリ・ズキズキした痛みを感じます。
原因としては、ストレス、疲労、睡眠不足、栄養バランスの乱れなどが関係していることが多く、通常は1〜2週間程度で自然に改善します。
ただし、何度も繰り返す場合や、強い痛みが続く場合は、他の病気が隠れている可能性もあるため歯科での診察が必要です。
② 舌痛症(ぜっつうしょう)
舌痛症は、見た目に異常がないにもかかわらず、舌の先端や側面にヒリヒリ・ピリピリした痛みが続く病気です。
特に更年期以降の女性に多くみられ、ストレスや自律神経の乱れ、神経の過敏状態などが関与すると考えられています。
噛み合わせの問題や口腔乾燥が関係する場合もあり、歯科で口腔内環境を確認することが重要です。
③ やけど・刺激物による炎症
熱い飲み物や食べ物、辛い料理などによって舌の粘膜が刺激され、一時的に炎症を起こすことがあります。
舌の粘膜は非常に薄くデリケートなため、小さな刺激でも痛みを感じやすい特徴があります。
症状がある間は、熱いもの・辛いもの・酸味の強い食品を避け、刺激の少ない食事を心がけましょう。
④ ビタミン不足・鉄欠乏
ビタミンB群や鉄分が不足すると、舌の表面が赤くツルツルになり、ヒリヒリとした痛みが出る「萎縮性舌炎」を引き起こすことがあります。
偏った食生活、過度なダイエット、貧血などが背景にあることも少なくありません。
栄養バランスを整えることが大切で、レバー、卵、納豆、緑黄色野菜などを積極的に摂取すると改善につながります。
⑤ 口腔カンジダ症
舌に白い苔のようなものが付着し、ヒリヒリ感や違和感を伴う場合は「口腔カンジダ症」の可能性があります。
カンジダという真菌が増殖することで起こり、免疫力の低下、抗菌薬の長期使用、入れ歯の汚れ、口腔乾燥などが原因となります。
特に高齢者や入れ歯を使用している方に多くみられ、歯科や耳鼻咽喉科で適切な治療を受けることで改善が期待できます。
⑥ 舌がん(舌癌)
舌がんは、初期には口内炎に似た小さな傷として現れることがあり、見分けが難しい病気です。
以下のような症状がある場合は注意が必要です。
- 片側だけの痛み
- 治らない口内炎
- しこりや硬さ
- 出血
- 舌のしびれ
- 舌が動かしにくい
特に「2週間以上治らない傷」は重要なサインです。早期発見によって治療成績は大きく向上するため、放置せず歯科口腔外科を受診しましょう。
⑦ ハンター舌炎
ハンター舌炎は、ビタミンB12欠乏による悪性貧血に伴って起こる舌炎です。
舌の表面が赤くツルツルになり、強いヒリヒリ感や灼熱感が現れます。
放置すると貧血だけでなく、手足のしびれなど神経症状を伴うこともあるため注意が必要です。
血液検査によって診断され、ビタミンB12の補充治療によって改善が期待できます。
放置は危険?受診を急ぐべき症状
次のような症状がある場合は、早めに歯科口腔外科を受診してください。
- 痛みが2週間以上続く
- 舌にしこりや腫れがある
- 出血しやすい
- 舌の形が変わった
- 表面がデコボコしている
- 片側だけに症状がある
特に舌がんは、早期発見が非常に重要です。自己判断せず、専門的な検査を受けることをおすすめします。
舌の痛みをやわらげるセルフケア
刺激物を控える
辛い物、熱い物、酸味の強い食品、アルコール、喫煙は粘膜への刺激になります。症状が落ち着くまでは控えましょう。
栄養バランスを整える
ビタミンB群や鉄分を意識した食生活を心がけましょう。栄養状態の改善は舌粘膜の回復にもつながります。
口腔内を清潔に保つ
低刺激の歯磨き粉を使用し、優しくブラッシングを行いましょう。舌ブラシを使う場合も、強くこすりすぎないことが重要です。
十分な休養を取る
ストレスや疲労は舌の痛みを悪化させることがあります。睡眠不足を避け、リラックスできる時間を確保しましょう。
舌の痛みは何科を受診すればいい?
基本的には「歯科」または「歯科口腔外科」が最初の受診先です。
必要に応じて、耳鼻咽喉科や内科と連携して検査を行う場合もあります。
「ただの口内炎だと思っていたら別の病気だった」というケースもあるため、症状が長引く場合は早めの受診をおすすめします。
江戸川区篠崎で「ベロが痛い」「舌がヒリヒリする」「食べ物がしみる」方へ

ベロ(舌)の痛みは、口内炎だけでなく、栄養不足やストレス、さらには舌痛症などさまざまな原因が考えられます。
「ヒリヒリ」「ピリピリ」といった症状を放置せず、早めのケアで改善を目指しましょう。
当院では、舌の痛みや違和感についても丁寧に診察し、原因を見極めて最適な治療をご提案します。
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


