- 1. 【📹29秒】 口内炎を早く治す8つの方法!日常ケアと医療の選択
- 2. 口内炎ができて、食事や会話がつらい方へ
- 2.1. まず確認|その口内炎は受診が必要?
- 3. 口内炎とは?
- 3.1. 口内炎の主な種類
- 3.1.1. アフタ性口内炎
- 3.1.2. 外傷性口内炎
- 3.1.3. ヘルペス性口内炎
- 3.1.4. カンジダ性口内炎
- 3.1.5. 薬剤性・全身疾患に伴う口内炎
- 4. 口内炎ができる原因
- 4.1. 1. 疲れ・ストレス・睡眠不足
- 4.2. 2. 栄養バランスの乱れ
- 4.3. 3. 口の中を噛む・歯が当たる
- 4.4. 4. 入れ歯や矯正装置の刺激
- 4.5. 5. 口の中の乾燥
- 4.6. 6. 口腔内の汚れ
- 5. 口内炎を早く治すために自宅でできること
- 5.1. 刺激の少ない食事にする
- 5.2. 口の中を清潔に保つ
- 5.3. 市販薬を使う
- 5.4. 睡眠と休息をとる
- 5.5. 栄養を意識する
- 6. 歯科医院でできる口内炎の治療
- 6.1. 原因の確認
- 6.2. 薬の処方
- 6.3. レーザー治療
- 6.4. 入れ歯・詰め物・被せ物の調整
- 7. 口内炎と口腔がんの違い
- 8. 口内炎を予防する方法
- 8.1. やさしく歯みがきをする
- 8.2. 口の乾燥を防ぐ
- 8.3. 入れ歯や詰め物の違和感を放置しない
- 8.4. 生活習慣を整える
- 9. よくある質問
- 9.1. 口内炎はうつりますか?
- 9.2. 口内炎は何日くらいで治りますか?
- 9.3. 口内炎は何科に行けばいいですか?
- 9.4. 口内炎にビタミン剤は効きますか?
- 9.5. 子どもの口内炎は様子を見ても大丈夫ですか?
- 9.6. 口内炎が何度もできます。病気でしょうか?
- 10. 治らない口内炎は早めにご相談ください
- 11. 筆者・院長
- 11.1. 深沢 一
- 11.1.1. メッセージ
【📹29秒】 口内炎を早く治す8つの方法!日常ケアと医療の選択
口内炎ができて、食事や会話がつらい方へ
口の中にできる口内炎は、多くの方が一度は経験する身近な症状です。
小さなできものでも、食事のたびにしみたり、歯ブラシが当たって痛んだり、話すだけでもつらく感じることがあります。
多くの口内炎は自然に治りますが、なかには歯の刺激、入れ歯の不具合、ウイルス感染、カンジダ症、全身疾患、薬の影響などが関係していることもあります。
また、2週間以上治らない口内炎、同じ場所に繰り返しできる口内炎、硬いしこりを伴うできものは、単なる口内炎ではない可能性もあります。
「いつもの口内炎だろう」と思って放置せず、治りにくい場合は早めに歯科医院で確認することが大切です。
まず確認|その口内炎は受診が必要?

次のような症状がある場合は、歯科医院または口腔外科での診察をおすすめします。
| 症状 | 対応の目安 |
|---|---|
| 1週間以内で少しずつ小さくなっている | 自宅で様子を見てもよいことが多い |
| 頬や舌を噛んだあとにできた | 刺激を避けて経過観察 |
| 食事のときだけしみる | 市販薬や食事の工夫で改善することもある |
| 2週間以上治らない | 受診をおすすめします |
| 同じ場所に何度もできる | 歯や入れ歯の刺激がないか確認が必要 |
| 硬いしこりがある | 早めの受診が必要 |
| 出血しやすい | 早めの受診が必要 |
| 白い部分・赤い部分が広がる | 早めの受診が必要 |
| 痛みが強く食事ができない | 治療で痛みを軽減できる可能性があります |
特に「2週間以上治らない」「硬い」「大きくなる」「出血する」「痛みが少ないのに残り続ける」という場合は注意が必要です。
口内炎とは?
口内炎とは、頬の内側、舌、唇、歯ぐき、のどに近い粘膜などに炎症が起こった状態の総称です。
代表的な症状は次の通りです。
- 白っぽい円形のできもの
- 周囲の赤み
- 食事中の痛み
- 歯ブラシが当たると痛い
- 会話や飲み込みの違和感
- 口の中のヒリヒリ感
口内炎はひとつの病名ではなく、原因によっていくつかの種類に分けられます。
口内炎の主な種類
アフタ性口内炎


もっともよく見られるタイプの口内炎です。
白色から黄白色の丸い潰瘍ができ、周囲が赤く縁取られるように見えることが多いです。
食事や歯ブラシが当たると強い痛みを感じます。
原因ははっきりしないこともありますが、疲れ、ストレス、睡眠不足、栄養バランスの乱れ、免疫力の低下などが関係すると考えられています。
通常は1〜2週間ほどで自然に治ることが多いですが、痛みが強い場合は塗り薬やレーザー治療で症状を和らげることができます。
外傷性口内炎


頬や舌を噛んだり、歯ブラシで傷つけたり、尖った歯や詰め物、合わない入れ歯、矯正装置などが粘膜に当たることで起こる口内炎です。
原因となる刺激が残っていると、同じ場所に繰り返しできることがあります。
この場合、薬を塗るだけでなく、歯の尖りを丸める、入れ歯を調整する、詰め物や被せ物を確認することが大切です。
ヘルペス性口内炎

単純ヘルペスウイルスが原因で起こる口内炎です。
小さな水ぶくれが複数でき、それが破れてただれや潰瘍になります。
強い痛み、発熱、だるさ、歯ぐきの腫れを伴うこともあります。
一般的なアフタ性口内炎とは異なり、ウイルスが関係するため、症状によっては抗ウイルス薬が必要になる場合があります。
小さなお子さんや、体力が落ちている方では脱水にも注意が必要です。
カンジダ性口内炎

カンジダというカビの一種が増えることで起こる口内炎です。
白い苔のようなものが口の中に付着したり、ヒリヒリした痛みや味覚の違和感が出たりすることがあります。
高齢の方、入れ歯を使用している方、口が乾きやすい方、抗菌薬を長く使っている方、免疫力が低下している方に起こりやすい傾向があります。
薬剤性・全身疾患に伴う口内炎
抗がん剤、放射線治療、免疫抑制剤などの影響で、口の粘膜に炎症が起こることがあります。
また、ベーチェット病、貧血、糖尿病、自己免疫疾患、消化器疾患などが背景にある場合もあります。
口内炎を頻繁に繰り返す場合や、複数の場所に同時にできる場合は、口の中だけでなく全身の状態を確認する必要があります。
口内炎ができる原因
1. 疲れ・ストレス・睡眠不足
疲れがたまると、体の抵抗力が低下し、口の粘膜も荒れやすくなります。
仕事や家事、育児、睡眠不足が続いたときに口内炎ができやすい方は少なくありません。
2. 栄養バランスの乱れ
ビタミンB群、鉄分、亜鉛などが不足すると、粘膜の修復力が低下し、口内炎ができやすくなることがあります。
外食が多い方、食事量が少ない方、無理なダイエットをしている方は注意が必要です。
3. 口の中を噛む・歯が当たる
頬や舌を何度も噛む場合、噛み合わせや歯並び、詰め物・被せ物の形が影響していることがあります。
同じ場所に繰り返し口内炎ができる場合は、歯科医院で原因を確認しましょう。
4. 入れ歯や矯正装置の刺激
入れ歯が粘膜に強く当たっていると、傷ができて口内炎になることがあります。
矯正装置のワイヤーやブラケットが頬や唇に当たることも原因になります。
我慢して使い続けると悪化することがあるため、早めの調整が大切です。
5. 口の中の乾燥
唾液には、口の中を洗い流し、粘膜を守る働きがあります。
口呼吸、加齢、薬の副作用、ストレス、糖尿病、シェーグレン症候群などで口が乾きやすくなると、粘膜が傷つきやすくなります。
6. 口腔内の汚れ
歯みがきが不十分で細菌が増えると、口内炎が悪化しやすくなることがあります。
ただし、痛いからといって強く磨くと、かえって粘膜を傷つけることがあります。
やわらかめの歯ブラシで、やさしく清掃しましょう。
口内炎を早く治すために自宅でできること
刺激の少ない食事にする
口内炎があるときは、粘膜への刺激を減らすことが大切です。
おすすめの食べ物は次のようなものです。
- おかゆ
- 雑炊
- 豆腐
- 茶碗蒸し
- ヨーグルト
- プリン
- バナナ
- 冷ましたスープ
- ゼリー飲料
反対に、次のようなものは痛みを強くすることがあります。
- 辛いもの
- 酸っぱいもの
- 熱いもの
- 硬いもの
- 塩分の強いもの
- アルコール
- 炭酸飲料
食事がつらいときは、無理に硬いものを食べず、やわらかく飲み込みやすいものを選びましょう。
口の中を清潔に保つ
口内炎が痛いと歯みがきが不十分になりがちですが、汚れが残ると治りが遅くなることがあります。
やわらかい歯ブラシを使い、患部に強く当てないように磨きましょう。
刺激の少ない洗口液を使用するのもよい方法ですが、アルコールが含まれるものはしみる場合があります。
市販薬を使う
軽い口内炎であれば、市販の口内炎用軟膏、パッチ、スプレーで痛みを和らげられることがあります。
ただし、ヘルペス性口内炎、カンジダ性口内炎、口腔がんが疑われる病変には、市販薬だけでは対応できません。
市販薬を使っても改善しない場合は、早めに受診しましょう。
睡眠と休息をとる
口内炎は、体調不良や疲労がきっかけで悪化することがあります。
睡眠不足が続いている場合は、まず体を休めることも大切です。
「忙しいときほど口内炎ができる」という方は、体からのサインとして生活習慣を見直してみましょう。
栄養を意識する
粘膜の健康を保つためには、ビタミンB群、鉄分、亜鉛、たんぱく質などをバランスよく摂ることが大切です。
魚、卵、肉、大豆製品、緑黄色野菜などを意識して取り入れましょう。
食事が十分に取れない場合は、必要に応じてビタミン剤や栄養補助食品を活用するのもひとつの方法です。
必要に応じて、ビタミン剤やサプリメントで補うのも有効です。

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歯科医院でできる口内炎の治療
原因の確認
歯科医院では、口内炎の場所、形、大きさ、硬さ、痛みの有無、治るまでの期間、再発の有無などを確認します。
さらに、歯や詰め物、被せ物、入れ歯、矯正装置が粘膜に当たっていないかを調べます。
「薬を塗っても同じ場所にできる」という場合は、歯の刺激が原因になっていることがあります。
薬の処方
炎症が強い場合は、口腔用のステロイド軟膏、抗炎症薬、うがい薬、鎮痛薬などを使用することがあります。
ヘルペス性が疑われる場合は抗ウイルス薬、カンジダ性が疑われる場合は抗真菌薬が必要になることもあります。
口内炎の種類によって治療法が異なるため、自己判断で薬を使い続けないことが大切です。
レーザー治療
痛みが強い口内炎に対して、レーザーを照射することで痛みの軽減や治癒促進が期待できる場合があります。
レーザー治療は短時間で行えることが多く、食事や会話のつらさを早く和らげたい方に向いています。
ただし、すべての口内炎に適応できるわけではないため、診察のうえで判断します。
入れ歯・詰め物・被せ物の調整
外傷性口内炎の場合、原因となる刺激を取り除くことが重要です。
入れ歯の当たりを調整したり、尖った歯や詰め物を丸めたりすることで、再発を防げることがあります。
同じ場所に何度も口内炎ができる方は、歯科医院で確認しましょう。
口内炎と口腔がんの違い
口内炎と口腔がんは、見た目だけでは判断が難しいことがあります。
特に初期の口腔がんは痛みが少ないこともあり、「口内炎だと思っていた」と受診が遅れるケースがあります。
| 一般的な口内炎 | 注意が必要な病変 |
|---|---|
| 痛みを伴うことが多い | 初期は痛みが少ないこともある |
| 1〜2週間で改善することが多い | 2週間以上治らない |
| 中心が白く周囲が赤いことが多い | 白い斑点・赤い斑点・ただれが続く |
| 徐々に小さくなる | 大きくなる・形が変わる |
| 柔らかい | 硬いしこりを伴うことがある |
| 原因が噛み傷など明確なことがある | 原因がはっきりしないことがある |
次のような場合は、早めに歯科医院または口腔外科を受診してください。
- 2週間以上治らない
- しこりがある
- 出血しやすい
- 白い部分や赤い部分が消えない
- 痛みが少ないのにただれが続く
- 舌や歯ぐきの一部が硬い
- 首のリンパ節が腫れている
- 口が開けにくい
- 飲み込みにくい
- 話しにくい
「痛くないから大丈夫」とは限りません。
治らない口内炎は、早めに確認することが大切です。
口内炎を予防する方法
やさしく歯みがきをする
強い力で磨くと、粘膜を傷つけて口内炎の原因になることがあります。
やわらかめの歯ブラシを使い、力を入れすぎずに磨きましょう。
歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシを使うと清潔に保ちやすくなります。
口の乾燥を防ぐ
口が乾きやすい方は、こまめな水分補給を心がけましょう。
口腔保湿ジェルや保湿スプレーを使うのも有効です。
口呼吸がある方、就寝中に口が乾く方、薬の副作用で口が乾く方は、歯科医院で相談してください。
入れ歯や詰め物の違和感を放置しない
入れ歯や詰め物が少しでも当たる状態が続くと、粘膜に慢性的な刺激が加わります。
「少し痛いけれど我慢できる」と放置せず、早めに調整することが大切です。
生活習慣を整える
睡眠不足、疲労、ストレス、栄養の偏りは、口内炎を繰り返す原因になります。
十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動、ストレスケアを意識しましょう。
よくある質問
口内炎はうつりますか?
一般的なアフタ性口内炎や、噛み傷による外傷性口内炎はうつりません。
ただし、ヘルペス性口内炎はウイルスが原因のため、唾液や接触で感染する可能性があります。
水ぶくれが多発している、発熱がある、家族にも似た症状がある場合は注意が必要です。
口内炎は何日くらいで治りますか?
一般的なアフタ性口内炎は、1〜2週間ほどで自然に治ることが多いです。
ただし、2週間以上治らない場合や、悪化している場合は受診をおすすめします。
口内炎は何科に行けばいいですか?
口の中の口内炎は、歯科、口腔外科、耳鼻咽喉科で診察できます。
歯や入れ歯、詰め物、噛み合わせが原因になっている場合は、歯科医院での確認が適しています。
口内炎にビタミン剤は効きますか?
栄養不足が関係している場合は、ビタミンB群などの補給が役立つことがあります。
ただし、すべての口内炎がビタミン不足で起こるわけではありません。
何度も繰り返す場合は、原因を確認することが大切です。
子どもの口内炎は様子を見ても大丈夫ですか?
小さな口内炎で、食事や水分が取れている場合は経過を見られることもあります。
ただし、発熱がある、痛みが強い、水分が取れない、口の中に多数の潰瘍がある場合は、早めに受診してください。
口内炎が何度もできます。病気でしょうか?
疲れやストレス、栄養バランス、口の中の刺激が原因のこともありますが、全身疾患や薬の影響が関係している場合もあります。
繰り返す口内炎は、自己判断せず一度診察を受けることをおすすめします。
治らない口内炎は早めにご相談ください

口内炎は身近な症状ですが、原因はひとつではありません。
疲れや栄養不足で起こるものもあれば、歯や入れ歯の刺激、ウイルス感染、カンジダ症、全身疾患、薬の影響が関係していることもあります。
多くの口内炎は1〜2週間で改善しますが、2週間以上治らない場合、同じ場所に繰り返す場合、硬いしこりや出血を伴う場合は注意が必要です。
当院では、口内炎の状態を確認し、歯や入れ歯の刺激、口腔内の乾燥、感染症、口腔がんが疑われる病変などを含めて診査します。
「いつもの口内炎だと思っていたけれど、なかなか治らない」
「食事がつらい」
「口腔がんではないか心配」
このような方は、早めにご相談ください。
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


