- 1. 喉の奥の痛みの原因となるアフタ性口内炎
- 1.1. アフタ性口内炎の特徴
- 1.2. 発症の原因
- 1.3. 痛みの特徴
- 2. 喉の奥に口内炎ができる主な原因
- 2.1. 免疫力の低下
- 2.2. ウイルス・細菌感染
- 2.3. 口呼吸やドライマウス
- 2.4. 刺激の強い飲食物
- 2.5. 外傷
- 3. 喉の奥の痛みに似た病気との見分け方
- 3.1. 扁桃炎・咽頭炎
- 3.2. 口腔がん
- 4. 自宅でできる対処法
- 4.1. うがいで口腔内を清潔に保つ
- 4.2. 刺激物を避ける
- 4.3. 栄養と休養を十分に取る
- 4.4. 市販薬を活用する
- 5. 歯科医院で行う治療
- 6. 早めの受診が必要な症状
- 7. 再発予防のポイント
- 8. 江戸川区篠崎で喉の奥の口内炎やできものが治らない方へ
- 9. 筆者・院長
- 9.1. 深沢 一
- 9.1.1. メッセージ

「喉の奥がヒリヒリ痛む」「食べ物や飲み物を飲み込むたびにしみる」といった症状はありませんか?その痛みは、風邪や扁桃炎だけでなく、喉の奥にできた口内炎が原因かもしれません。
口内炎は唇や頬の内側だけでなく、口蓋垂(のどちんこ)や軟口蓋、扁桃周囲など喉の奥にも発生します。症状が似ているため、風邪や咽頭炎と勘違いされることも少なくありません。
この記事では、喉の奥にできる口内炎の特徴や主な原因、扁桃炎との違い、自宅でできる対処法、早めに受診すべき症状について歯科医の視点からわかりやすく解説します。喉の痛みがなかなか改善しない方は、ぜひ参考にしてください。
喉の奥の痛みの原因となるアフタ性口内炎
口内炎の中でも最も一般的なのが「アフタ性口内炎」です。
画像は、頬粘膜(喉の奥のほおの内側)に見られる典型的なアフタ性口内炎の所見がしっかり確認できます。


アフタ性口内炎の特徴
- 大きさは数mm程度の浅い潰瘍
- 中央が白色〜黄白色の偽膜で覆われる
- 周囲に赤い炎症帯がみられる
- 境界が比較的明瞭
- 強い接触痛や刺激痛がある
頬粘膜や舌、歯ぐきだけでなく、喉の奥の粘膜にも発生することがあります。
発症の原因
アフタ性口内炎の原因は一つではなく、複数の要因が関与すると考えられています。
- 疲労や睡眠不足
- 精神的ストレス
- 免疫力の低下
- ビタミンB群や鉄分不足
- 粘膜の外傷
- 口腔内の乾燥
特に体調不良が続いているときに発症しやすい傾向があります。
痛みの特徴
喉の奥の口内炎では次のような症状がみられます。
- 飲食時にしみる
- 飲み込むたびに痛む
- 会話時に違和感がある
- 熱い食べ物や刺激物で痛みが増す
一般的には1〜2週間程度で自然治癒します。
喉の奥に口内炎ができる主な原因

免疫力の低下
過労やストレス、睡眠不足によって免疫機能が低下すると、口腔粘膜の防御力も弱まり口内炎が発生しやすくなります。
ウイルス・細菌感染
ヘルペスウイルス感染や溶連菌感染、ヘルパンギーナなどでは、喉の奥に水疱や潰瘍が形成されることがあります。
高熱や全身倦怠感を伴う場合は、単なる口内炎ではなく感染症の可能性も考慮する必要があります。
口呼吸やドライマウス
唾液には粘膜を保護する働きがあります。口呼吸や加齢、薬の副作用などによって口腔内が乾燥すると、炎症が起こりやすくなります。
刺激の強い飲食物
熱い飲み物や辛い料理、アルコールなどは粘膜に刺激を与え、口内炎の発症や悪化につながることがあります。
外傷
魚の骨や硬い食べ物による傷、誤って粘膜を噛んだことなどがきっかけとなり、炎症が生じることがあります。
喉の奥の痛みに似た病気との見分け方

喉の奥の白い病変や痛みが、必ずしも口内炎とは限りません。
扁桃炎・咽頭炎
口内炎
- 白い潰瘍が限局している
- 発熱は軽度またはない
扁桃炎・咽頭炎
- 扁桃全体が赤く腫れる
- 高熱や強い倦怠感を伴う
- 飲み込みが困難になることがある
口腔がん
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 2週間以上治らない
- 同じ場所に繰り返しできる
- 潰瘍の周囲が硬い
- 出血しやすい
- 徐々に大きくなる
このような場合は、歯科口腔外科や耳鼻咽喉科で精密検査を受けることをおすすめします。
自宅でできる対処法

うがいで口腔内を清潔に保つ
- アズレン系うがい薬
- 殺菌性うがい薬
- 塩水うがい
などを利用し、細菌の増殖を抑えましょう。
刺激物を避ける
症状がある間は次のような食品を控えます。
- 香辛料の多い料理
- 熱い飲食物
- アルコール
- 酸味の強い食品
おかゆやヨーグルト、スープなどのやわらかい食事がおすすめです。
栄養と休養を十分に取る
ビタミンB群やビタミンCを含む食品を積極的に摂取し、十分な睡眠を確保することが回復を促進します。
市販薬を活用する
口内炎用パッチやステロイド配合軟膏、スプレータイプの治療薬が症状緩和に有効です。
歯科医院で行う治療
症状や原因に応じて次のような治療を行います。
- 口腔内の精査
- 感染症の鑑別診断
- ステロイド製剤の処方
- うがい薬の処方
- 抗菌薬の投与(感染症が疑われる場合)
- レーザー照射による疼痛緩和
特にレーザー治療は、アフタ性口内炎の痛みを軽減し、食事や会話の負担を和らげる効果が期待できます。
早めの受診が必要な症状
次のような症状がある場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
- 2週間以上治らない
- 高熱を伴う
- 飲み込みが困難
- 声がかすれる
- 潰瘍が急速に拡大する
- 首のリンパ節が腫れる
- 出血やしこりがある
再発予防のポイント
喉の奥の口内炎を繰り返さないためには、日頃から口腔内環境と全身状態を整えることが大切です。
- 丁寧な歯磨きと舌清掃
- 十分な水分補給
- 規則正しい生活習慣
- ストレス管理
- 禁煙・節酒
- 定期的な歯科検診
喉の奥の痛みは単なる口内炎だけでなく、感染症や重大な疾患が隠れている場合もあります。症状が長引く場合や繰り返し発症する場合は、早めに歯科口腔外科または耳鼻咽喉科を受診しましょう。
江戸川区篠崎で喉の奥の口内炎やできものが治らない方へ

喉の奥の痛みや白いできものがなかなか治らない場合、自己判断せず専門医の診察を受けることが大切です。
江戸川区篠崎の当歯科クリニックでは、口内炎をはじめとする口腔内粘膜のトラブルにも対応しています。
痛みの原因をしっかり確認し、お一人おひとりに合った治療と生活アドバイスを行っています。
「喉の奥が痛い」「飲み込むとしみる」などの症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


