- 1. 学校の歯科健診とは?
- 2. 学校歯科健診の流れと健診内容
- 2.1. 主なチェック項目
- 3. 学校歯科健診でわかること
- 3.1. 虫歯の早期発見
- 3.2. 歯肉炎・口腔清掃状態
- 3.3. 歯並び・かみ合わせ
- 4. 「要治療」「要観察」と判定されたら?
- 4.1. 要治療
- 4.2. 要観察
- 5. 保護者ができるサポート
- 5.1. 健診前に気をつけたいこと
- 5.2. 健診結果を受け取った後
- 6. よくある質問(FAQ)
- 6.1. Q. 学校歯科健診は無料ですか?
- 6.2. Q. 「虫歯なし」と言われたのに歯科医院で虫歯が見つかることはありますか?
- 6.3. Q. 矯正治療が必要かどうかもわかりますか?
- 7. 江戸川区篠崎で学校の歯科検診で「要治療」と言われた方へ
- 8. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 9. 筆者・院長
- 9.1. 深沢 一
- 9.1.1. メッセージ

学校の歯科健診は、子どもの虫歯や歯肉炎、歯並び・かみ合わせの異常などを早期に発見するために行われる重要な健康診査です。成長期のお口の状態は日々変化しており、定期的なチェックが将来の歯の健康につながります。
この記事では、学校歯科健診で確認される内容や「要治療」と判定された場合の対応、保護者が知っておきたいポイントについて、歯科医師の視点からわかりやすく解説します。
学校の歯科健診とは?

学校で行われる歯科健診は、子どもたちの口腔内の健康状態を確認し、虫歯や歯肉炎、歯並び・かみ合わせの異常などを早期に発見するために毎年実施される重要な健康診査です。
この健診は「学校保健安全法」に基づき、幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校などで定期的に行われ、すべての児童・生徒が対象となります。
成長期の子どものお口は日々変化しており、乳歯から永久歯への生え変わりや顎の発育など、将来の歯並びやかみ合わせにも大きく影響します。学校歯科健診は、こうした変化を専門的に確認し、必要に応じて早期治療や生活習慣改善につなげる役割があります。
学校歯科健診の流れと健診内容
学校歯科健診は、一人あたり1〜2分程度で効率的に行われます。基本的には、歯科医師が口腔内を視診し、必要項目をチェックします。


主なチェック項目
- 虫歯の有無
- 歯ぐきの炎症(歯肉炎)の有無
- 歯並び・かみ合わせの状態
- 歯石や歯垢の付着状況
- 顎関節や口腔機能の異常
- 永久歯の生え変わり状況
使用する器具は、口腔内を確認するためのミラーやライトが中心で、削る・抜くなどの治療行為は行いません。痛みを伴うことはほとんどないため、小さなお子さまでも安心して受けられます。
学校歯科健診でわかること
虫歯の早期発見
学校歯科健診では、初期の虫歯や見た目では気づきにくい変化を発見できる場合があります。早期に治療を行うことで、削る量を減らし、歯への負担を軽減できる可能性があります。
歯肉炎・口腔清掃状態
磨き残しが多い部位や歯ぐきの炎症が確認されることがあります。特に小学校高学年から中学生では、歯肉炎が増えやすく、ブラッシング指導が重要になります。
歯並び・かみ合わせ
歯列不正や反対咬合、出っ歯など、かみ合わせの問題が見つかることもあります。成長期は矯正治療のタイミングとして重要な時期であり、早期相談が有効なケースもあります。
ただし、学校歯科健診はあくまで「スクリーニング検査」です。レントゲン撮影や精密検査は行わないため、詳細な診断や治療方針の決定には歯科医院での受診が必要です。
「要治療」「要観察」と判定されたら?
学校から配布される健診結果には、「要治療」「要観察」などの判定が記載されることがあります。
要治療
虫歯や歯肉炎、歯並びなどに問題が見つかり、歯科医院での受診が推奨される状態です。
特に虫歯は自然に治ることはなく、放置すると進行し、痛みや神経治療、抜歯につながることもあります。結果を受け取ったら、できるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。
要観察
現時点では緊急性は低いものの、経過観察が必要な状態です。ブラッシング習慣の見直しや定期健診での継続的な確認が重要になります。
保護者ができるサポート
学校歯科健診を有意義なものにするためには、家庭での口腔ケアも欠かせません。
健診前に気をつけたいこと
- 朝食後にしっかり歯磨きをする
- 小さなお子さまは仕上げ磨きを行う
- 歯ぐきの腫れや痛みがないか確認する
健診結果を受け取った後
- 要治療の場合は早めに歯科医院を受診する
- 異常なしでも定期健診を継続する
- 正しい歯磨き習慣を家庭でサポートする
定期的な歯科受診は、虫歯予防だけでなく、将来の歯並びや口腔機能の健康維持にもつながります。
よくある質問(FAQ)
Q. 学校歯科健診は無料ですか?
はい。学校歯科健診は学校保健安全法に基づいて実施されるため、基本的に費用はかかりません。
Q. 「虫歯なし」と言われたのに歯科医院で虫歯が見つかることはありますか?
あります。学校歯科健診は短時間で行う簡易的なチェックのため、初期虫歯や歯と歯の間の虫歯など、詳細な診断が難しい場合があります。歯科医院ではレントゲン撮影などを用いて、より精密な診査を行います。
Q. 矯正治療が必要かどうかもわかりますか?
学校歯科健診で歯並びやかみ合わせの異常を指摘されることはありますが、矯正治療の必要性や開始時期の判断には、歯科医院での精密検査が必要です。
江戸川区篠崎で学校の歯科検診で「要治療」と言われた方へ

学校の歯科健診は、お子さまのお口の健康を守るための大切な機会ですが、「要治療」と判定されても実際の治療や詳しい診断は行われません。放置してしまうと、虫歯の進行や歯並び・かみ合わせの問題につながり、将来的に大きな負担となることもあります。
江戸川区篠崎にある当歯科クリニック では、学校歯科健診の結果に基づいた精密な検査や治療、さらには予防ケアまで幅広く対応しております。虫歯や歯肉炎の治療はもちろん、矯正や予防処置、フッ素塗布、定期検診など、お子さま一人ひとりに合わせたサポートをご提供しています。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


