
インプラントは「第二の永久歯」とも呼ばれ、自然な噛み心地と美しい見た目を取り戻せる治療法です😊。しかし、治療して終わりではありません。インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメインテナンスが不可欠です。放置すればインプラント周囲炎や脱落のリスクが高まり、高額な治療が無駄になってしまうことも…。
この記事では、インプラントのメインテナンスの重要性や具体的な内容、費用、セルフケアのポイントまでわかりやすく解説します。
インプラントにメインテナンスが必要な理由⚠️
インプラントは天然歯と異なり、歯根膜が存在しないため細菌感染に弱いという特徴があります。そのため、一度炎症が起こると進行が早く、重度になるとインプラントを失うこともあります。

- 天然歯:歯根膜があるため細菌に対する防御力あり
- インプラント:防御機能が少なく、炎症に弱い
つまり、**「入れて終わり」ではなく「入れてからがスタート」**なのです。
インプラントメインテナンスの内容🔍
プロフェッショナルケア
歯科医院では専用の器具を用いて、歯石やバイオフィルムを徹底的に除去します。また、噛み合わせチェックやX線検査で骨や周囲組織の状態も確認します。
ホームケア
毎日の歯磨きはもちろん、インプラント専用歯ブラシやフロス、歯間ブラシを活用し、天然歯以上に丁寧なケアが求められます🪥。
定期検診の頻度
一般的には3〜6か月ごとが目安。歯周病リスクや生活習慣により個人差があるため、担当医の指示に従うのがベストです📅。
インプラント周囲炎とは?🔥
インプラントに特有の病気がインプラント周囲炎です。

- 症状:歯ぐきの腫れ、出血、口臭、インプラントの動揺
- 歯周病との違い:進行が早く、気づいたときには重度になっているケースが多い
早期に発見すれば軽度のクリーニングで改善しますが、重度になると外科処置やインプラント除去が必要になることもあります。
メインテナンスを怠った場合の治療💉
- 軽度:クリーニングや薬剤で炎症を抑える
- 中等度:歯肉を切開し、歯周ポケットを徹底的に洗浄
- 重度:インプラント撤去・再治療の可能性
つまり、予防こそが最大の治療です。
インプラントを長持ちさせる生活習慣💪
インプラントの寿命は、日常生活の習慣にも大きく左右されます。
- 🚭 喫煙:血流が悪化し、治癒を妨げる
- 🍩 糖尿病:感染リスクが高く、炎症が起こりやすい
- 😬 歯ぎしり:ナイトガードで噛む力を分散
- 🍎 栄養バランスの良い食生活:歯と全身の健康を維持
生活習慣の改善は、インプラントだけでなく全身の健康にもつながります✨。
インプラントメインテナンスにかかる費用💰
- 歯科医院での清掃:自費診療の場合が多く、1回あたり数千円〜1万円程度
- 保険適用:基本的には対象外。ただし、歯周病治療の一部で保険が使える場合もあり
費用は医院によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
よくある質問Q&A🙋
Q1:メインテナンスは一生必要ですか?
➡️ はい。インプラントは半永久的ですが、メインテナンスを継続することで寿命が大きく延びます。
Q2:自宅ケアだけで十分では?
➡️ 不十分です。歯科医院でしか行えない専用器具によるクリーニングが必要です。
Q3:他院で入れたインプラントでも診てもらえますか?
➡️ 多くの歯科医院で可能です。気軽に相談しましょう。
まとめ🌟
インプラント治療を成功させ、長く快適に使い続けるためには定期的なメインテナンスと毎日の丁寧なセルフケアが欠かせません。治療後の管理をしっかり行うことで、10年、20年先も美しい歯と健康な生活を維持できます。
江戸川区篠崎でインプラントのメインテナンスをお考えの方へ🏥

江戸川区篠崎駅南口すぐの当歯科クリニックでは、インプラント治療後の定期的なメインテナンスに力を入れています。専用器具を用いたプロのクリーニングや生活習慣アドバイスにより、インプラントを長持ちさせるサポート体制を整えています。
「他院で入れたインプラントだから診てもらえるか不安…」という方も、ぜひ一度ご相談ください😊。
【動画】奥歯を抜歯したまま放置すると?
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。