- 1. 銀歯が取れたら放置は危険?原因・応急処置・治療法
- 1.1. 銀歯が取れたら早めの受診が必要な理由
- 1.2. 銀歯が取れたときの正しい応急処置
- 1.2.1. 取れた銀歯は捨てずに保管する
- 1.2.2. 市販の接着剤で付け直さない
- 1.2.3. 痛みがある場合
- 1.2.4. 食事の際の注意点
- 1.3. 銀歯が取れる主な原因
- 1.3.1. 二次カリエス(再発虫歯)
- 1.3.2. セメントの経年劣化
- 1.3.3. 歯ぎしり・食いしばり
- 1.3.4. 歯の破折
- 1.4. 取れた銀歯は再装着できる?
- 1.4.1. 再装着できるケース
- 1.4.2. 作り直しが必要なケース
- 1.5. 銀歯を放置した症例
- 1.5.1. インレー(詰め物)が外れた症例
- 1.5.2. ブリッジが外れた症例
- 1.6. 歯科医院での治療の流れ
- 1.6.1. 1. 検査・診断
- 1.6.2. 2. 再装着または再製作
- 1.6.3. 3. 咬合調整
- 1.6.4. 4. 再発防止
- 1.7. 銀歯が取れないようにする予防法
- 1.7.1. 定期検診を受ける
- 1.7.2. 歯ぎしり対策を行う
- 1.7.3. 丁寧なセルフケア
- 2. まとめ
- 3. 江戸川区篠崎で銀歯が取れてお困りの方へ
- 4. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 5. 筆者・院長
- 5.1. 深沢 一
- 5.1.1. メッセージ

「銀歯が取れたけれど痛みがないから大丈夫」と考えていませんか?
銀歯(インレーやクラウン)が外れた状態を放置すると、虫歯の再発や歯の破折、噛み合わせの乱れなど、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。取れた直後に適切な対応を行うことで、再装着だけで済むケースも少なくありません。
ここでは、銀歯が取れたときの正しい対処法や原因、治療の流れについて詳しく解説します。
銀歯が取れたら放置は危険?原因・応急処置・治療法
銀歯が取れたら早めの受診が必要な理由

銀歯が外れると、その下にあった歯質が露出した状態になります。象牙質はエナメル質よりも軟らかく、細菌や汚れの影響を受けやすいため、短期間で虫歯が進行することがあります。
特に注意したいのが「二次カリエス(再発虫歯)」です。銀歯の隙間から細菌が侵入し、気付かないうちに内部で虫歯が進行しているケースは少なくありません。
放置期間が長くなると、神経の治療や抜歯が必要になることもあります。
銀歯が取れたときの正しい応急処置

取れた銀歯は捨てずに保管する
外れた銀歯は再装着できる可能性があります。
ティッシュや小さなケースに入れて保管し、受診時に持参してください。
市販の接着剤で付け直さない
家庭用接着剤や市販の仮着材を使用すると、銀歯や歯が変形したり、虫歯の状態が確認できなくなったりするため危険です。
自己判断で接着することは避けましょう。
痛みがある場合
しみたり痛みがある場合は、市販の鎮痛薬を服用しても構いません。
また、冷たいものや熱いものによる刺激を避けるようにしてください。
食事の際の注意点
- 取れた側では噛まない
- 硬い食品を避ける
- 外れた部分を舌で触らない
これらを心掛けることで、歯の破折や症状の悪化を防げます。
銀歯が取れる主な原因

二次カリエス(再発虫歯)
銀歯が外れる最も多い原因です。
詰め物の下で虫歯が進行すると、歯質が溶けて保持力が低下し、銀歯が脱離します。
セメントの経年劣化
銀歯を固定している歯科用セメントも長年の使用により劣化します。
隙間が生じることで銀歯が外れやすくなります。
歯ぎしり・食いしばり
強い咬合力が継続的に加わることで、銀歯に負担がかかり脱離することがあります。
歯ぎしりがある方はナイトガードの使用が有効です。
歯の破折
神経を取った歯は水分量が減少し、割れやすくなります。
銀歯が外れたと思って受診したところ、歯根破折が見つかるケースもあります。
取れた銀歯は再装着できる?
再装着できるケース
次の条件を満たしている場合は、再装着できる可能性があります。
- 銀歯の変形がない
- 虫歯の再発がない
- 歯質の欠損が少ない
- 噛み合わせに問題がない
作り直しが必要なケース
以下の場合は再製作が必要になります。
- 銀歯が変形している
- 銀歯が割れている
- 虫歯が進行している
- 支台歯が欠けている
再製作の場合は、虫歯治療後に型取りを行い、新しい補綴物を作製します。
銀歯を放置した症例
インレー(詰め物)が外れた症例

インレー脱離後に長期間放置した結果、内部に虫歯が進行し、象牙質が大きく軟化していました。
さらに隣接歯が移動し始めており、歯列や噛み合わせにも影響が及んでいました。
このようなケースでは、虫歯除去後に再度インレーやコンポジットレジンによる修復が必要になります。
ブリッジが外れた症例
この画像は、上顎右側のブリッジが外れた口腔内写真です。


ブリッジ脱離後に放置した結果、支台歯の内部で重度の虫歯が進行し、歯冠が崩壊していた症例です。
保存不可能な状態まで進行している場合は抜歯が必要となり、インプラントや部分入れ歯による再治療が必要になります。
歯科医院での治療の流れ
1. 検査・診断
レントゲン撮影を行い、
- 虫歯の有無
- 歯根の状態
- 歯の破折
などを確認します。
2. 再装着または再製作
診査結果に応じて、銀歯の再装着または新製作を行います。
3. 咬合調整
銀歯が外れた原因となる噛み合わせの異常を確認し、必要に応じて調整します。
4. 再発防止
歯ぎしりや食いしばりが原因の場合は、ナイトガードを作製し歯を保護します。
銀歯が取れないようにする予防法
定期検診を受ける
虫歯やセメント劣化を早期発見できます。
歯ぎしり対策を行う
ナイトガードによる保護が有効です。
丁寧なセルフケア
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも使用し、銀歯の周囲を清潔に保ちましょう。
まとめ
銀歯が取れた場合、「痛みがないから大丈夫」と放置することはおすすめできません。
放置すると二次カリエスや歯の破折、歯列の乱れなどが進行し、結果的に治療期間や費用が増加する可能性があります。
取れた銀歯は捨てずに保管し、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。早期に対応できれば、再装着だけで治療が完了するケースも少なくありません。
江戸川区篠崎で銀歯が取れてお困りの方へ

銀歯が取れたまま放置してしまうと、虫歯の再発や歯の破折など、思わぬトラブルにつながります。
当院では、再装着・作り直し・セラミックへの交換まで、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療をご提案しています。
「取れた銀歯をどうすればいいかわからない…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


