- 1. ミラノールとは?
- 1.1. ミラノールの主成分と虫歯予防の仕組み
- 1.1.1. 再石灰化を促進する
- 1.1.2. 歯質を強化する
- 1.1.3. 虫歯菌の働きを抑制する
- 2. ミラノールの使用方法
- 2.1. 4〜5歳向け(毎日法)
- 2.2. 6歳以上向け(毎日法)
- 2.3. 6歳以上向け(週1回法)
- 3. 毎日法と週1回法はどちらがおすすめ?
- 4. フッ素洗口の正しい手順
- 4.1. 1. まず歯磨きを行う
- 4.2. 2. ミラノールで30秒間うがいする
- 4.3. 3. 洗口液を吐き出す
- 4.4. 4. 30分間は飲食を控える
- 5. 子どもにミラノールが推奨される理由
- 6. 成人・高齢者にも効果的
- 7. ミラノール使用時の注意点
- 7.1. 誤飲に注意
- 7.2. 自己流の調製は避ける
- 7.3. 保管方法
- 8. ミラノールは市販で購入できる?
- 9. フッ素洗口は生涯にわたる虫歯予防に有効
- 10. 江戸川区篠崎でお子さまから大人まで虫歯予防を強化したい方へ
- 11. 【動画】初期虫歯COを削らずに自分で治す方法
- 12. 筆者・院長
- 12.1. 深沢 一
- 12.1.1. メッセージ

「お子さまの虫歯予防、どうしていますか?」
江戸川区篠崎にある当院では、歯科専用のフッ素洗口剤「ミラノール顆粒」を使った虫歯予防をおすすめしています。毎日の習慣に取り入れることで、将来のむし歯リスクを大きく減らすことが可能です。特に4歳以上のお子さまには、安全かつ効果的なケア方法として注目されています。
ミラノールとは?

ミラノールは、フッ化ナトリウム(NaF)を有効成分としたフッ素洗口剤です。歯科医院や学校での集団フッ素洗口にも広く使用されており、虫歯予防効果が科学的に証明されています。
歯磨きだけでは届きにくい歯と歯の間や奥歯の溝にもフッ素が行き渡るため、日常のセルフケアを補う有効な予防方法として推奨されています。
特に虫歯になりやすいお子さまや、根面う蝕のリスクが高い高齢者に適した予防法です。
ミラノールの主成分と虫歯予防の仕組み
ミラノールの有効成分であるフッ化ナトリウムは、以下の3つの作用によって虫歯を予防します。
再石灰化を促進する
食事のたびに歯の表面ではミネラルが失われる「脱灰」が起こります。
フッ素は唾液中のカルシウムやリンの再取り込みを促進し、初期虫歯の修復を助けます。
歯質を強化する
フッ素が歯の表面に取り込まれることで、酸に強い「フルオロアパタイト」が形成されます。
これにより虫歯菌が作る酸に対する抵抗力が高まり、虫歯になりにくい歯質へと変化します。
虫歯菌の働きを抑制する
フッ素にはミュータンス菌などの虫歯原因菌が酸を作る働きを抑える作用があります。
その結果、虫歯発生のリスクを低減できます。
ミラノールの使用方法

ミラノールは顆粒を水に溶かして使用する洗口剤です。
年齢や使用目的によって濃度を調整します。
4〜5歳向け(毎日法)
- ミラノール顆粒11% 1g
- 水200mL
- フッ素濃度250ppm
毎日1回、約5mLで30秒間うがいを行います。
6歳以上向け(毎日法)
- ミラノール顆粒11% 1.8g
- 水200mL
- フッ素濃度450ppm
毎日1回、7〜10mLで30秒間うがいを行います。
6歳以上向け(週1回法)
- ミラノール顆粒11% 1.8g
- 水100mL
- フッ素濃度900ppm
週1回、7〜10mLで30秒間うがいを行います。
毎日法と週1回法はどちらがおすすめ?
どちらも虫歯予防効果がありますが、当院では毎日法をおすすめしています。
週1回法は高濃度のフッ素を使用できますが、忘れてしまうケースが少なくありません。
毎日法は習慣化しやすく、継続による予防効果が期待できます。
フッ素は「継続的に低濃度で使用すること」が非常に重要です。
フッ素洗口の正しい手順

1. まず歯磨きを行う
歯垢(プラーク)が付着したままではフッ素の効果が十分に発揮されません。
洗口前には丁寧なブラッシングを行いましょう。
2. ミラノールで30秒間うがいする
決められた量の洗口液を口に含み、30秒程度ブクブクうがいを行います。
3. 洗口液を吐き出す
うがい後は吐き出します。
口の中にわずかに残る程度であれば問題ありません。
4. 30分間は飲食を控える
フッ素を歯面に長く作用させるため、洗口後30分間は飲食やうがいを避けましょう。
子どもにミラノールが推奨される理由
乳歯や生えたばかりの永久歯はエナメル質が未成熟で、虫歯になりやすい特徴があります。
フッ素洗口を継続することで、
- 歯質の強化
- 初期虫歯の修復促進
- 虫歯発生率の低下
が期待できます。
国内外の研究では、学校での集団フッ素洗口によって虫歯発生率が30〜50%程度減少したという報告もあります。
4〜5歳頃からブクブクうがいができるようになれば導入可能です。
成人・高齢者にも効果的

ミラノールは子どもだけのものではありません。
近年増加している根面う蝕(歯ぐきが下がって露出した歯根部分の虫歯)の予防にも有効です。
高齢者では、
- 歯ぐきの退縮
- 唾液分泌量の低下
- 被せ物周囲の虫歯再発
などのリスクが高くなります。
毎日のフッ素洗口を取り入れることで、虫歯の再発予防や口腔機能の維持に役立ちます。
ミラノール使用時の注意点
誤飲に注意
適切に使用すれば安全性の高い薬剤ですが、誤って大量に飲み込むと吐き気や腹痛などの症状が起こる可能性があります。
小児の場合は必ず保護者の管理下で使用してください。
自己流の調製は避ける
濃度を誤るとフッ素摂取量が増える可能性があります。
必ず歯科医師または歯科衛生士の指導に従いましょう。
保管方法
調製した洗口液は直射日光を避けて保管し、できるだけ早めに使用します。
小さなお子さまの手の届かない場所に保管してください。
ミラノールは市販で購入できる?
ミラノールは医療用医薬品であり、一般のドラッグストアやインターネット通販では購入できません。
使用を希望される場合は歯科医院で相談し、適切な使用方法の説明を受けることが重要です。
なお、通常は保険適用外となります。
フッ素洗口は生涯にわたる虫歯予防に有効
日本では海外のような水道水フロリデーションは実施されていません。
そのため、歯磨き粉のフッ素だけでなく、フッ素洗口を併用することは非常に有効な虫歯予防手段となります。
特に、
- 虫歯になりやすいお子さま
- 矯正治療中の方
- 虫歯を繰り返す方
- 根面う蝕が気になる高齢者
には積極的な活用がおすすめです。
毎日のフッ素洗口を習慣化し、大切な歯を長く守りましょう。
江戸川区篠崎でお子さまから大人まで虫歯予防を強化したい方へ

ミラノール顆粒は、歯科医院で指導のもと使用するフッ素洗口剤です。毎日のブクブクうがいで歯の再石灰化を促し、虫歯に強い歯質づくりをサポートします。特に乳歯や生えたての永久歯はもちろん、根面う蝕(歯ぐきが下がってできる虫歯)が気になる成人・高齢者にも効果的です。
江戸川区篠崎で虫歯予防に力を入れたい方、お子さまの虫歯リスクが心配な方、矯正治療中で虫歯予防を強化したい方は、フッ素洗口の活用をご検討ください。年齢に応じた適切な濃度で使用することで、毎日のセルフケアをより効果的に行えます。
【動画】初期虫歯COを削らずに自分で治す方法
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


