- 1. 【🎞️39秒】小児歯科医がすすめる「レノビーゴ」|STEP0・STEP1の違いと使い方
- 2. レノビーゴとは?赤ちゃんの虫歯予防に選ばれる理由
- 2.1. STEP0とSTEP1の違い
- 2.1.1. STEP0(歯が生え始めた0歳から)
- 2.1.2. STEP1(おやつを食べ始める2〜3歳頃からが目安)
- 2.2. どこで買える?Amazon・楽天など
- 2.2.1. レノビーゴSTEP0
- 2.2.2. レノビーゴSTEP1
- 3. なぜ赤ちゃんの頃からフッ素ケアが必要なのか
- 4. レノビーゴの効果的な使い方
- 4.1. 使用するタイミング
- 4.2. 歯みがきとの併用がおすすめ
- 4.3. うがいができなくても使える?
- 5. 他のフッ素製品との違い
- 5.1. チェックアップジェルやブリアンとの違い
- 6. 6歳臼歯の虫歯予防にもつながる
- 6.1. シーラントの併用も効果的
- 7. 赤ちゃんのフッ化物は「濃度」と「使用量」が大切
- 8. まとめ
- 8.1. 関連記事
- 9. はじめてのフッ素ケアをサポート
- 10. 【動画】初期虫歯COを削らずに自分で治す方法
- 11. 筆者・院長
- 11.1. 深沢 一
- 11.1.1. メッセージ

「赤ちゃんにフッ素を使っても大丈夫?」「レノビーゴはいつから始めればいいの?」と疑問に思う保護者の方は少なくありません。
レノビーゴは、乳幼児から使用できるフッ化物配合の薬用歯みがきです。STEP0は歯が生え始めた0歳から使用できるスプレータイプ、STEP1はおやつを食べ始める2〜3歳頃からを目安とした泡タイプです。
ただし、赤ちゃんのフッ化物ケアでは、単に「低濃度の製品を選べばよい」というわけではありません。現在は、年齢に応じたフッ化物濃度と使用量を守って使用することが重要とされています。
この記事では、レノビーゴSTEP0・STEP1の特徴やフッ化物の働き、現在推奨されている乳幼児のフッ化物配合歯磨剤の使い方について、歯科医の視点からわかりやすく解説します。
【🎞️39秒】小児歯科医がすすめる「レノビーゴ」|STEP0・STEP1の違いと使い方
レノビーゴとは?赤ちゃんの虫歯予防に選ばれる理由
レノビーゴは、乳幼児から使用できるフッ化物配合の薬用歯みがきです。
フッ化物には、歯からカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出す「脱灰」を抑え、唾液中のミネラルが歯に戻る「再石灰化」を促すなどの働きがあり、虫歯予防に役立ちます。
レノビーゴには、成長段階に合わせてSTEP0とSTEP1があり、スプレーや泡タイプのため、乳幼児の毎日の歯みがきに取り入れやすいことが特徴です。
ただし、レノビーゴのフッ化物濃度は、現在の歯科学会が推奨しているフッ化物配合歯磨剤の濃度とは異なります。
そのため、製品の使いやすさだけでなく、年齢、フッ化物濃度、使用量、虫歯リスクなどを考えて選ぶことが大切です。

STEP0とSTEP1の違い
レノビーゴには、成長段階に応じてSTEP0とSTEP1があります。
STEP0(歯が生え始めた0歳から)

レノビーゴSTEP0は、フッ化物濃度100ppmFのスプレータイプです。
メーカーでは、歯が生え始めた0歳から使用できる製品としています。
基本的には歯ブラシに適量をスプレーし、歯と歯ぐきをやさしくブラッシングして使用します。使用量については製品の説明書に従い、歯の本数などに応じて調整しましょう。
一方、現在の日本小児歯科学会など4学会の提言では、歯が生えてから2歳までは900〜1000ppmFのフッ化物配合歯磨剤を米粒程度使用する方法が推奨されています。
そのため、「赤ちゃんだから100ppm程度の低濃度フッ化物が推奨される」というわけではない点には注意が必要です。
STEP1(おやつを食べ始める2〜3歳頃からが目安)

レノビーゴSTEP1は、フッ化物濃度500ppmFの泡タイプです。
メーカーでは、おやつを食べ始める2〜3歳頃からの使用を目安としています。
歯ブラシに適量を取り、歯と歯ぐきをやさしくブラッシングして使用します。
食事やおやつの種類が増えてくる幼児期の歯みがき習慣に取り入れやすい製品ですが、STEP1についても、現在の学会が3〜5歳に推奨している900〜1000ppmFより低い濃度となっています。
どこで買える?Amazon・楽天など
レノビーゴは、Amazonや楽天などのオンラインショップでも購入できます。
レノビーゴSTEP0
フッ化物濃度:100ppmF
Amazonで購入
楽天で購入
レノビーゴSTEP1
フッ化物濃度:500ppmF
Amazonで購入
楽天で購入
購入する際は、対象年齢やフッ化物濃度、使用方法などを確認して選びましょう。
なぜ赤ちゃんの頃からフッ素ケアが必要なのか

乳歯は永久歯と比べてエナメル質や象牙質が薄いため、虫歯が生じると比較的進行しやすい特徴があります。
離乳食が始まり、食事や間食の種類・回数が増えてくると、虫歯のリスクにも注意が必要になります。
そのため、虫歯になってから治療するのではなく、乳歯が生え始めた頃から歯みがきの習慣をつけ、フッ化物を適切に活用して虫歯を予防することが大切です。
現在、日本小児歯科学会など4学会の合同提言では、歯が生えてから2歳までは900〜1000ppmFのフッ化物配合歯磨剤を米粒程度(1〜2mm程度)使用し、就寝前を含めて1日2回歯みがきを行うことが推奨されています。
赤ちゃんのフッ化物ケアでは、「低濃度であればあるほど安全」という考え方ではなく、適切な濃度の製品を適切な量で使用することが重要です。
レノビーゴの効果的な使い方
レノビーゴを使用する場合は、製品ごとに定められた使用方法や使用量を守り、毎日の歯みがきと組み合わせることが基本です。

使用するタイミング
フッ化物配合歯磨剤を使った歯みがきは、就寝前を含めて1日2回行うことが推奨されています。
特に就寝中は唾液の分泌量が少なくなり、唾液による自浄作用や酸を中和する働きが低下します。
そのため、寝る前に丁寧に歯をみがくことが大切です。
歯みがきとの併用がおすすめ
フッ化物配合製品は、フッ化物を使用するだけで虫歯を完全に防げるものではありません。
歯ブラシによって歯垢(プラーク)を取り除きながら、フッ化物を継続的に使用することが基本です。
乳幼児の場合は、自分だけでは十分に歯をみがくことが難しいため、保護者による仕上げみがきも重要です。
さらに、
- 食事や間食の回数・内容を見直す
- 砂糖を多く含む飲み物を頻繁に与えない
- 定期的に歯科健診を受ける
- 必要に応じて歯科医院でフッ化物歯面塗布を受ける
などを組み合わせることで、より効果的な虫歯予防につながります。
うがいができなくても使える?
乳幼児は、歯みがき後に十分なうがいや吐き出しができないことがあります。
そのため重要なのは、フッ化物を避けることではなく、年齢に応じた濃度と使用量を守ることです。
現在の学会推奨では、歯が生えてから2歳までは900〜1000ppmFのフッ化物配合歯磨剤を米粒程度使用します。
歯みがき後に歯磨剤を吐き出すことが難しい場合は、ティッシュなどで軽く拭き取ってもよいとされています。
また、歯磨剤そのものを子どもが大量に飲み込むことがないよう、必ず保護者が管理し、子どもの手の届かない場所に保管しましょう。
他のフッ素製品との違い
レノビーゴの特徴の一つは、STEP0がスプレータイプ、STEP1が泡タイプで、乳幼児の歯みがきに取り入れやすいことです。
一方、現在は「うがいができないから低濃度のフッ化物製品を使用する」という考え方ではありません。
うがいができない乳幼児でも、年齢に応じた濃度のフッ化物配合歯磨剤を少量使用することが推奨されています。
そのため、乳幼児用の製品を選ぶ際には、
- 対象年齢
- フッ化物濃度
- 1回の使用量
- 使用方法
- 子どもの虫歯リスク
などを確認することが重要です。
チェックアップジェルやブリアンとの違い
子ども向けのオーラルケア製品には、レノビーゴのほかにもジェルタイプ、ペーストタイプ、泡タイプ、粉末タイプなど、さまざまな製品があります。
製品によってフッ化物の有無や濃度、対象年齢、使用方法などが異なるため、「どの製品が一番よい」と一概に決めることはできません。
特に虫歯予防を目的として選ぶ場合には、単に「乳幼児用」「うがい不要」といった表示だけで判断せず、フッ化物が配合されているか、濃度がどの程度かを確認することが大切です。
また、フッ化物を配合していない製品については、フッ化物配合歯磨剤と同等の虫歯予防効果があるとは限りません。
子どもの年齢や歯の状態、虫歯リスクによって適した製品は異なるため、迷った場合は歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。
6歳臼歯の虫歯予防にもつながる

6歳頃に生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)は、一生使う大切な永久歯です。
生えたばかりの永久歯は歯質が成熟途中で、さらに6歳臼歯は噛む面の溝が複雑なため、汚れがたまりやすく虫歯になりやすい特徴があります。
フッ化物による虫歯予防は、主に生えてきた歯の表面に対する局所作用によって効果を発揮します。
フッ化物が歯の表面に作用することで、脱灰を抑え、再石灰化を促すなどして虫歯予防に役立ちます。
そのため、「赤ちゃんの頃に使用したフッ化物が血液を介して将来の永久歯に取り込まれ、永久歯そのものを強くする」と考えるのではなく、乳幼児期から適切な歯みがきとフッ化物を利用する習慣を身につけ、永久歯が生えてからも継続することが重要です。
特に6歳臼歯が生え始めた時期には、年齢に適したフッ化物配合歯磨剤を使用するとともに、歯科医院で歯の生え方や虫歯リスクを確認してもらうとよいでしょう。
シーラントの併用も効果的

6歳臼歯などの奥歯には、歯ブラシの毛先が入りにくい深い溝があります。
こうした溝を歯科用材料で封鎖して虫歯を予防する方法が「シーラント」です。
虫歯リスクの高い奥歯では、フッ化物の使用に加えてシーラントを行うことで、異なる方法から虫歯予防を図ることができます。
すべての歯にシーラントが必要というわけではないため、歯の溝の深さや生え方、虫歯リスクなどを歯科医院で確認したうえで判断します。
赤ちゃんのフッ化物は「濃度」と「使用量」が大切
赤ちゃんのフッ化物ケアでは、「できるだけ低濃度の製品を選べば安全」というわけではありません。
重要なのは、年齢に適したフッ化物濃度と使用量を守ることです。
日本小児歯科学会など4学会の合同提言では、フッ化物配合歯磨剤について次の使用方法が推奨されています。
| 年齢 | フッ化物濃度 | 使用量 |
|---|---|---|
| 歯が生えてから2歳 | 900〜1000ppmF | 米粒程度(1〜2mm程度) |
| 3〜5歳 | 900〜1000ppmF | グリーンピース程度(5mm程度) |
| 6歳〜成人 | 1400〜1500ppmF | 歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度) |
基本的には就寝前を含めて1日2回歯をみがきます。
一方、レノビーゴSTEP0は100ppmF、STEP1は500ppmFであり、現在の4学会がフッ化物配合歯磨剤として推奨している濃度より低く設定されています。
レノビーゴは乳幼児でも使用しやすいという特徴がありますが、「低濃度だから赤ちゃんに最も適している」「高い濃度のフッ化物は赤ちゃんには使えない」と考えるのは適切ではありません。
現在は、適切な濃度のフッ化物を、ごく少量使用することによって安全性と虫歯予防効果の両方を考えることが基本となっています。
どのフッ化物製品を使用すればよいか迷った場合や、すでに虫歯がある、虫歯になりやすいなどの場合は、かかりつけの歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。
まとめ
レノビーゴは、乳幼児から使用できるフッ化物配合の薬用歯みがきです。
STEP0は100ppmFのスプレータイプ、STEP1は500ppmFの泡タイプで、乳幼児の毎日の歯みがきに取り入れやすいことが特徴です。
一方、現在の日本小児歯科学会など4学会の合同提言では、歯が生えてから2歳までは900〜1000ppmFのフッ化物配合歯磨剤を米粒程度使用することが推奨されています。
そのため、赤ちゃんのフッ化物ケアでは、「低濃度であれば安心」と考えるのではなく、年齢に適したフッ化物濃度と使用量を守ることが大切です。
また、フッ化物だけで虫歯を完全に防ぐことはできません。
関連記事
はじめてのフッ素ケアをサポート

歯が生え始めたら、むし歯予防のスタートです。年齢や歯の状態に合ったフッ化物の濃度・使用量を確認し、お子さまに合ったケアを始めましょう。
お子さまのお口の健康づくりを、当院がサポートいたします。お気軽にご相談ください。
【動画】初期虫歯COを削らずに自分で治す方法
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。





