乳歯が抜ける時期と順番は個人差が強い

  • 子供の乳歯が抜ける時期と順番は個人差が極めて大きいのが特徴です。
  • また、男女差でも違いがあります。
  • 個人差は前歯(乳切歯)で約4年、犬歯(乳犬歯)で約8年、第二小臼歯(第二乳臼歯)で10年程と大きな幅があります。

乳歯が抜ける順番と時期

初めてお子さんを持ったお母さんにとってちゃんと乳歯が抜け、永久歯が生えてくるかどうか心配になるものです。下記に乳歯の抜ける時期や順番を記載しましたので参考にしてください。

早見表

一番最初に乳歯が抜けて、永久歯に交換するのは乳中切歯は、早い子供で5歳、遅い子供になると10歳頃になり個人差が約4年間の開きがあります。最も個人差の大きい上顎の第二乳臼歯が第二小臼歯に変わる場合では、早い子供で7歳頃、遅い子供になると17歳頃になる場合もあり、平均すると11歳頃です。

この様に乳歯の生え変わりの時期や順番は個人差が大きく、 下記に示す早見表はあくまでも平均的な抜け変わりの時期を示したもので、順番も個人差が大きく、あくまでも目安ととらえてください。

乳歯の名前
乳歯の名前

乳歯が抜ける時期と順番

1番目  下顎の乳中切歯 (A) 6~7歳

2番目  上顎の乳中切歯 (A) 7~8歳

3番目  下顎の乳側切歯 (B) 7~8歳

4番目  上顎の乳側切歯 (B) 8~9歳

5番目  下顎の乳犬歯  (C) 9~10歳

6番目  上顎の第1乳臼歯(D)10~11歳

7番目  下顎の第1乳臼歯(D)10~12歳

8番目  上顎の第2乳臼歯(E)10~12歳

9番目  上顎の乳犬歯 (C)11~12歳

10番目 下顎の第2乳臼歯(E)11~12歳

乳歯列の歯式

上段は上顎、下段は下顎。多くの場合、乳歯が抜けると同時に永久歯が生えてきます。

※上下第1大臼歯の生える場所にはもともと乳歯はありません。

永久歯が生える時期と順番

平均的な永久歯が生える時期と順番早見表

歯の名称永久歯が生える時期生える順番
上下第1大臼歯(6番)6~7歳1番目
下の第二大臼歯(7番)11~13歳2番目
上の第二大臼歯(7番)12~13歳3番目
上下親知らず(8番)17~21歳4番目

ふかさわ歯科クリニック篠崎の小児歯科では、虫歯治療に伴う痛みや精神的負担に配慮し、お子様とのコミュニケーションを大切にしながら、お子様が歯医者嫌いにならないよう信頼関係を築くとこらから始めます。また、マタニティ歯科にも対応し、虫歯菌をお子様に移さないマイナス1歳から始める虫歯予防の指導や妊婦の方が安心して出産できるようサポートも行っています。江戸川区篠崎で小児歯科をお探しの方はぜひ、当院までお気軽にご相談いただければと思います。

【動画】乳歯が抜ける順番と時期

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

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メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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