目次

お子さまの歯の生え変わりは、保護者の方にとって気になることが多い時期です。

乳歯が抜ける時期にはある程度の目安がありますが、1〜2年程度の個人差は珍しくありません。

一方で、

  • 抜ける順番がおかしい
  • 永久歯が後ろから生えてきた
  • 乳歯が早く抜けてしまった
  • 中学生になっても乳歯が残っている

このようなケースでは、永久歯や歯並びに影響する病気や異常が隠れていることもあります。

この記事では、

  • 乳歯が抜ける平均年齢
  • 抜ける順番
  • 生え変わる仕組み
  • 年齢ごとの特徴
  • 歯科医院を受診したほうがよいケース

まで、小児歯科の視点からわかりやすく解説します。

【📹】乳歯が抜ける順番と時期

乳歯の生え変わりは5〜6歳頃から始まり、11〜12歳頃まで続くのが一般的です。永久歯は乳歯の根を少しずつ吸収しながら上へ移動し、乳歯が自然に抜けた後に生えてきます。

年齢別の目安

年齢生え変わりの目安
5〜6歳6歳臼歯が生え始める・下の前歯がグラグラする
6〜7歳下の前歯・上の前歯が抜け始める
7〜8歳前歯の永久歯が生えそろう
8〜10歳側切歯が永久歯へ生え変わる
9〜11歳犬歯や奥歯の生え変わりが始まる
11〜12歳最後の乳歯が抜け、生え変わりがほぼ完了

ポイント

目安より半年〜1年程度早い・遅いことは珍しくありません。大切なのは年齢だけではなく、生え変わりの順番や永久歯の位置です。

乳歯は決まった順番で生え変わることが多く、一般的には前歯から始まり、奥歯、最後に犬歯という流れになります。

乳歯列の歯式
乳歯列の歯式

平均的な順番

順番乳歯年齢の目安
下の乳中切歯(A)6〜7歳
上の乳中切歯(A)6〜8歳
下の乳側切歯(B)7〜8歳
上の乳側切歯(B)8〜9歳
下の乳犬歯(C)9〜10歳
上の第一乳臼歯(D)10〜11歳
下の第一乳臼歯(D)10〜12歳
上の第二乳臼歯(E)10〜12歳
上の乳犬歯(C)11〜12歳
下の第二乳臼歯(E)11〜12歳

※6歳臼歯(第一大臼歯)は乳歯が抜けるのではなく、新しく生えてくる永久歯です。

前歯から抜ける理由

前歯は永久歯がもっとも早く成長するため、最初に乳歯の根が吸収されます。

そのため、

  • 下の前歯
  • 上の前歯

から生え変わるケースがほとんどです。

犬歯は最後に抜けることが多い

犬歯は永久歯の完成時期が遅いため、前歯が永久歯になってから数年後に抜けることもあります。

兄弟や友達と比べて犬歯だけ残っていても、年齢相応であれば心配ないことがほとんどです。

順番が大きく違う場合は注意

次のようなケースでは、一度レントゲンで永久歯の位置を確認したほうが安心です。

  • 奥歯が先に抜けた
  • 犬歯が最初に抜けた
  • 左右で大きく時期が違う
  • 永久歯が見当たらない

こうした場合には、過剰歯・埋伏歯・先天性欠如などが隠れていることもあります。

「乳歯は自然に抜ける」と思われがちですが、実際には永久歯が乳歯の根を吸収することで抜けるという、とても精巧な仕組みがあります。

永久歯は乳歯の下で育っています

生まれた頃には、乳歯だけではなく永久歯の「歯の種(歯胚)」も顎の骨の中で作られています。

成長とともに永久歯は少しずつ大きくなり、乳歯の下から上へ移動してきます。

乳歯列
乳歯列
乳歯の下には永久歯の歯胚が育っています。
乳歯の下には永久歯の歯胚が育っています。

永久歯が乳歯の根を少しずつ溶かします

永久歯が上へ向かって移動すると、乳歯の根は「歯根吸収」と呼ばれる現象によって徐々に短くなります。

根が十分に吸収されると乳歯はグラグラし始め、食事や会話などの刺激で自然に抜けます。

これは正常な生え変わりの過程です。

レントゲンで見る生え変わり

デンタルレントゲンでは、

  • 上に乳歯
  • 下に永久歯

が重なって確認できます。

永久歯が成長するにつれて乳歯の根が短くなっている様子も確認でき、生え変わりが順調に進んでいることがわかります。

永久歯が乳歯の根を吸収しながら生え変わる様子。
永久歯が乳歯の根を吸収しながら生え変わる様子。

5〜6歳

生え変わりのスタート

  • 下の前歯がグラグラし始める
  • 6歳臼歯が奥から生えてくる
  • 生え変わりの第一段階

この時期は6歳臼歯が虫歯になりやすいため、仕上げ磨きが重要です。

6〜7歳

前歯が永久歯へ

もっとも生え変わりが進む時期です。

下の前歯、続いて上の前歯が永久歯へ生え変わります。

一時的に歯並びがガタガタに見えることがありますが、多くは成長とともに改善します。

7〜8歳

前歯がそろう時期

永久歯の前歯がほぼ生えそろいます。

この時期は「永久歯が後ろから生えてきた」という相談も増えます。

乳歯が残ったまま永久歯が生えてきた場合は、歯科医院で確認してもらいましょう。

8〜10歳

側切歯・小臼歯への移行

前歯の生え変わりが落ち着き、奥歯の生え変わりが始まります。

永久歯は虫歯になりやすい時期でもあるため、フッ素塗布や定期検診がおすすめです。

10〜12歳

生え変わりの終盤

犬歯や乳臼歯が永久歯へ生え変わります。

最後の乳歯が抜ける時期であり、この頃には永久歯列がほぼ完成します。

12歳を過ぎても乳歯が残っている場合や、生え変わりが止まっているように見える場合には、一度レントゲン検査を受けると安心です。

乳歯の生え変わりには個人差がありますが、「早すぎる」「遅すぎる」場合には注意が必要なケースもあります。

ほとんどは問題ありませんが、中には永久歯の位置異常や歯並びに影響する病気が隠れていることもあるため、適切なタイミングで歯科医院を受診することが大切です。

乳歯が早く抜けた場合

乳歯は通常5〜12歳頃に自然に抜けます。

しかし、

  • 4歳未満で抜けた
  • 虫歯でボロボロになって抜けた
  • 転倒して抜けた

このような場合は、生え変わりとは別の原因が考えられます。

虫歯による早期脱落

乳歯は永久歯よりエナメル質が薄いため、虫歯が短期間で神経まで進行することがあります。

重症になると歯の根まで感染し、自然に抜けてしまうこともあります。

放置すると…
  • 永久歯の生えるスペースが狭くなる
  • 歯並びが乱れる
  • 永久歯の形成に影響することがある

外傷(転倒・衝突)

小さなお子さまは転倒やスポーツなどで前歯をぶつけることがあります。

強い衝撃を受けると

  • 歯がグラグラする
  • 完全に抜ける
  • 歯の根が折れる

ことがあります。

永久歯の歯胚が近くにあるため、乳歯でも早めの受診が必要です。

まれな病気が原因になることも

4歳未満で自然に乳歯が抜けた場合は、

  • 低ホスファターゼ症

などのまれな全身疾患が関係することもあります。

このようなケースでは小児科との連携が必要になることがあります。

乳歯が早く抜けると歯並びが悪くなる理由

乳歯には永久歯が生える場所を守る役割があります。

早く抜けてしまうと、その隙間へ隣の歯が倒れ込んでしまい、本来永久歯が生えるスペースが狭くなることがあります。

その結果、

  • 八重歯
  • ガタガタの歯並び
  • 噛み合わせの異常

につながる可能性があります。

スペースメンテナーが必要になることも

奥歯の乳歯が早く抜けた場合には、

スペースメンテナー(隙間保持装置)

を装着して永久歯が生えるスペースを確保することがあります。

乳歯がなかなか抜けない場合

「周りのお友達は抜けているのに、うちの子だけまだ抜けない…」

このような相談も非常に多くあります。

1〜2年程度の個人差は珍しくありません。

しかし、

  • 中学生になっても乳歯が残っている
  • 永久歯が全く見えない

場合は原因を調べる必要があります。

埋伏歯

永久歯が骨の中に埋まったまま出てこない状態です。

乳歯は永久歯が押し上げることで抜けるため、永久歯が埋まっていると乳歯は残ったままになります。

癒合歯

乳歯同士がくっついている歯です。

普通の乳歯よりも抜けにくく、生え変わりが遅れることがあります。

過剰歯

通常より余分な歯ができる病気です。

余分な歯が永久歯の通り道を塞ぐため、

  • 永久歯が生えない
  • 歯並びが悪くなる

原因になります。

先天性欠如(先天欠損)

永久歯そのものが作られないことがあります。

特に

下顎第二小臼歯

は日本人で比較的多くみられます。

この場合は乳歯が何年も残ることがあります。

レントゲン症例① 永久犬歯の埋伏

永久犬歯(矢印)が本来の位置から外れ、骨の中に埋まっています。
永久犬歯(矢印)が本来の位置から外れ、骨の中に埋まっています。

このレントゲンでは、永久犬歯が正常な位置へ向かわず、骨の中に埋まっています。

このような状態では、

  • 犬歯がなかなか生えない
  • 乳歯が残る
  • 隣の歯の根を傷つける

ことがあります。

放置すると矯正治療が複雑になるため、早期発見が重要です。

レントゲン症例② 永久歯の先天欠損

本来あるはずの永久歯(第二小臼歯)が確認できません。
本来あるはずの永久歯(第二小臼歯)が確認できません。

正常では乳歯の下に永久歯の歯胚が確認できます。

しかし、この症例では永久歯が作られていません。

このような場合は

  • 乳歯をできるだけ長持ちさせる
  • 矯正治療
  • ブリッジ
  • インプラント

など将来を見据えた治療計画が必要になります。

永久歯が後ろから生えてきた!「シャークティース」とは?

二枚歯(シャークティース)
二枚歯(シャークティース)

保護者の方から最も多い相談の一つが、

「乳歯が抜けていないのに永久歯が後ろから出てきました。」

というものです。

この状態は俗に

シャークティース(二枚歯)

と呼ばれます。

なぜ起こるの?

原因は主に

  • 永久歯が少し内側から生えてきた
  • 乳歯の根の吸収が遅れている
  • 顎が小さい
  • 生えるスペースが不足している

などです。

自然に治る?

乳歯が十分グラグラしていれば、

食事中などに自然に抜けることが多くあります。

一方で、

  • 全く動かない
  • 永久歯がかなり伸びている
  • 痛みがある

場合には抜歯を検討します。

放置すると…

放置すると

  • 歯並びが乱れる
  • 永久歯がねじれる
  • 矯正治療が必要になる

可能性があります。

レントゲンで確認する理由

見た目だけでは

  • 永久歯の位置
  • 根の完成度
  • 乳歯の根の吸収状態

は分かりません。

レントゲン撮影によって、

  • 抜歯が必要か
  • 自然に抜けそうか

を判断できます。

永久歯がなかなか生えてこない

乳歯が抜けても、永久歯はすぐに生えるとは限りません。

一般的には、

  • 前歯:約2〜8週間
  • 奥歯:3〜6か月

程度かかることがあります。

半年以上生えてこない場合

次のような原因が考えられます。

  • 埋伏歯
  • 過剰歯
  • 永久歯の位置異常
  • 顎のスペース不足
  • 歯ぐきが厚い

このような場合は受診しましょう

次のような症状がある場合は、小児歯科でレントゲン検査を受けることをおすすめします。

  • 乳歯が抜けて半年以上経っても永久歯が生えてこない
  • 永久歯が斜めに生えている
  • 永久歯が後ろから生えてきた
  • 生え変わりの順番が大きく違う
  • 歯ぐきが腫れている
  • 左右で生え変わりに大きな差がある

早期に原因を把握することで、矯正治療や外科処置が必要になった場合でも、治療の負担を軽減できる可能性があります。

乳歯がグラグラし始めると、

「いつ抜けるの?」
「自分で抜いてもいい?」
「出血したらどうしよう?」

など、不安になる保護者の方も多いでしょう。

乳歯の生え変わりは自然な成長の一部ですが、間違った対応をすると歯ぐきを傷つけたり、永久歯の生え方に影響を与えることもあります。

ここでは、ご家庭でできる正しい対処法をご紹介します。

グラグラしている乳歯は無理に抜かない

乳歯が少し揺れ始めても、まだ歯の根が残っていることがあります。

無理に引っ張って抜いてしまうと、

  • 強い痛み
  • 大量の出血
  • 根が途中で折れる
  • 歯ぐきが傷つく

原因になります。

自然に抜けるのを待つのが基本です

乳歯は食事や会話などの日常生活の刺激で自然に抜けることがほとんどです。

無理に引っ張る必要はありません。

どうしても気になる場合

食事の邪魔になる程度までグラグラしている場合は、

清潔なガーゼで軽く左右に揺らす程度にしましょう。

前後へ強く引っ張ることは避けてください。

乳歯が抜けた後の止血方法

乳歯が抜けると少量の出血があります。

通常は心配ありません。

正しい止血方法

清潔なガーゼを丸め、

5〜10分程度しっかり噛んでもらいます。

ほとんどはこれで止血します。

出血が止まりにくい場合

次のような場合は歯科医院を受診してください。

  • 30分以上出血する
  • 歯ぐきが大きく腫れる
  • 強い痛みが続く
  • 根が残っているように見える

抜けた当日の食事

抜けた部分は小さな傷口になっています。

刺激の強い食事は避けましょう。

おすすめの食事

  • おかゆ
  • うどん
  • スープ
  • 豆腐
  • 茶碗蒸し
  • ヨーグルト

控えたいもの

  • 熱い食べ物
  • 辛い料理
  • 炭酸飲料
  • 硬いせんべい
  • ナッツ類

刺激が加わると再出血することがあります。

歯磨きは続けましょう

「出血するから歯磨きを休んだほうがいいですか?」

という質問をよくいただきます。

答えは

歯磨きは続けてください。


傷口だけ避けながら、

周囲の歯はいつもどおり磨きます。

傷口を触り過ぎると治りが遅くなるため注意しましょう。

抜けた乳歯はどうする?

乳歯は必ず捨てなければならないわけではありません。

現在ではさまざまな選択肢があります。

思い出として保管する

もっとも多い方法です。

乳歯ケースに保管するご家庭が増えています。

保存方法
  • 水洗いする
  • よく乾燥させる
  • 密閉ケースへ保管

日本の昔ながらの風習

昔から

上の歯は縁の下へ

下の歯は屋根の上へ

投げると丈夫な歯になると言われています。

歯髄バンク

近年では

乳歯の中にある歯髄幹細胞を保存する

ティースバンク(歯髄バンク)

も注目されています。

将来の再生医療への応用が期待されています。

永久歯がきれいに並ぶために大切な生活習慣

歯並びは遺伝だけでは決まりません。

毎日の生活習慣も大きく関係しています。

指しゃぶり

3〜4歳頃までなら問題ないことが多いですが、

長期間続くと

  • 出っ歯
  • 開咬
  • 歯並びの乱れ

につながることがあります。

舌で歯を押す癖

無意識に前歯を押す癖があると

  • 前歯が開く
  • すきっ歯
  • 発音障害

につながることがあります。

口呼吸

口呼吸は

  • 上顎が狭くなる
  • 歯並びが悪くなる
  • 虫歯
  • 歯肉炎

など様々な問題を引き起こします。

できるだけ鼻呼吸を習慣づけましょう。

片側だけで噛む癖

左右均等に噛まないと、

顎の成長バランスが崩れることがあります。

左右均等に噛める食生活を心掛けましょう。

よく噛む習慣も大切です

最近は柔らかい食事が増えています。

適度に噛み応えのある食品を取り入れることで

  • 顎が発達する
  • 噛む力が育つ
  • 歯並びが安定しやすい

というメリットがあります。

乳歯が虫歯や外傷で早く抜けると、

隣の歯が倒れて永久歯が生えるスペースが狭くなることがあります。

そのスペースを守る装置が

スペースメンテナー

です。

スペースメンテナーの役割

  • 永久歯が生える場所を守る
  • 歯並びの悪化を防ぐ
  • 将来の矯正治療を軽減できることがある

どんな子が対象?

  • 奥歯の乳歯を早く失った
  • 永久歯が数年後まで生えない
  • 歯が倒れ始めている

などの場合に検討します。

生え変わりの時期は、

矯正を始めるかどうかを判断する大切なタイミングです。

第一期矯正とは

6〜12歳頃に行う矯正治療です。

永久歯がきれいに並ぶよう

顎の成長を利用して治療します。

主な装置

プレート矯正

取り外し可能

顎を広げる治療

マウスピース矯正

透明で目立ちにくい

成長期のお子さまにも対応できる場合があります。

ワイヤー矯正

永久歯がある程度生えそろってから行うことが一般的です。

乳歯から永久歯へ生え変わる時期は、

半年〜1年ごとの定期検診がおすすめです。

定期検診で確認するポイント

① 永久歯の位置

レントゲンで永久歯が正常な位置にあるか確認します。

② 生え変わりの順番

年齢だけでなく、

順番に問題がないか確認します。

③ 歯並び

将来的に矯正が必要になりそうか確認します。

④ 悪習癖

  • 指しゃぶり
  • 舌癖
  • 口呼吸

などもチェックします。

このような場合は早めにご相談ください

次のような症状がある場合は、一度歯科医院で診察を受けることをおすすめします。

  • 乳歯が抜けて半年以上経っても永久歯が生えてこない
  • 永久歯が乳歯の後ろから生えてきた
  • 抜ける順番が大きく違う
  • 歯並びが急に悪くなった
  • 乳歯を早く失ってしまった
  • 12歳を過ぎても乳歯が残っている

生え変わりの時期は、お子さまの将来の歯並びや噛み合わせを左右する大切な時期です。定期的な診察によって異常を早期に発見し、適切なタイミングで治療を行うことで、将来の負担を軽減できる可能性があります。

Q1. 乳歯は何歳頃から抜け始めますか?

一般的には5〜6歳頃から生え変わりが始まり、最初に下の前歯がグラグラし始めます。その後、上の前歯、奥歯、犬歯の順に生え変わり、11〜12歳頃までにほとんどの乳歯が永久歯へと置き換わります。

Q2. 兄弟で抜ける時期が違います。大丈夫ですか?

はい、多くの場合は心配ありません。

乳歯が抜ける時期には1〜2年程度の個人差があります。

遺伝や顎の成長、永久歯の発育速度などが関係するため、兄弟姉妹でも生え変わりの時期が異なることは珍しくありません。

Q3. 永久歯が後ろから生えてきました。すぐ抜歯が必要ですか?

必ずしも抜歯が必要とは限りません。

乳歯が十分にグラグラしている場合は、自然に抜けることもあります。

一方で、

  • 乳歯が全く動かない
  • 永久歯がかなり生えてきている
  • 歯並びへ影響しそう

このような場合は抜歯が必要になることがあります。

まずは歯科医院でレントゲン検査を受けましょう。

Q4. 乳歯が抜けて半年経っても永久歯が生えてきません。

永久歯が生えるまで数か月かかることは珍しくありません。

しかし、

  • 半年以上変化がない
  • 歯ぐきが膨らまない
  • 左右で大きく違う

場合はレントゲン検査をおすすめします。

Q5. グラグラしている乳歯は自宅で抜いてもいいですか?

基本的には自然に抜けるのを待ちましょう。

無理に抜くと

  • 歯ぐきを傷つける
  • 根が残る
  • 出血する

可能性があります。

Q6. 抜けた乳歯は保存した方がいいですか?

どちらでも問題ありません。

最近では

  • 乳歯ケースに保存
  • 昔ながらの風習
  • 歯髄バンク

など様々な方法があります。

Q7. 乳歯が虫歯でもどうせ抜けるから治療しなくてもいいですか?

いいえ。

乳歯は永久歯が正しい位置へ生えるための「ガイド役」です。

虫歯を放置すると

  • 永久歯への感染
  • 歯並びの悪化
  • 噛み合わせの異常

につながることがあります。

Q8. 生え変わりの時期に矯正相談をした方がいいですか?

はい。

6〜8歳頃は小児矯正を始めるかどうかを判断する重要な時期です。

歯並びが気になる場合は、一度相談することをおすすめします。

乳歯から永久歯への生え変わりは、お子さまの将来の歯並びや噛み合わせに大きく関わる大切な時期です。

当院では、お子さま一人ひとりの成長に合わせて、レントゲン検査を行いながら永久歯の位置や歯並びを確認し、必要に応じて経過観察や小児矯正のご提案を行っています。

このような症状はありませんか?

✅ 乳歯がなかなか抜けない

✅ 永久歯が後ろから生えてきた

✅ 生え変わりの順番が違う

✅ 永久歯が生えてこない

✅ 歯並びが気になる

✅ 乳歯を早く失ってしまった

✅ 矯正が必要か相談したい

少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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