
歯ブラシを選ぶときに迷うのが「毛の硬さ」です。やわらかめ、ふつう、かためと種類がありますが、どれを選ぶのが正解なのでしょうか?実は、硬さの違いによって歯や歯茎への影響や汚れの落ちやすさが大きく変わります。
この記事では、歯科医の視点から歯ブラシの硬さの特徴や選び方をわかりやすく解説します。自分に合った歯ブラシを見つけて、虫歯や歯周病予防に役立てましょう。
🦷 歯ブラシの硬さの種類
歯ブラシには大きく分けて「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類があります。
- やわらかめ:歯茎に優しく、出血しやすい方や歯周病の方に向いています。
- ふつう:最もバランスが良く、多くの人に推奨されるタイプです。
- かため:汚れを落としやすい反面、歯や歯茎を傷つけるリスクがあります。

✅ 硬さによるメリット・デメリット
- やわらかめ:歯茎に優しいが、しっかり磨かないと磨き残しが出やすい。
- ふつう:清掃力と安全性のバランスが良く、幅広い人に最適。
- かため:短時間で汚れを落とせるが、力を入れすぎると歯肉退縮や知覚過敏の原因に。
🦷 歯科医がすすめる硬さは?
多くの歯科医がすすめるのは「ふつう」の硬さです。
- 歯周病や歯茎が弱い人 →「やわらかめ」
- 部分的に歯石や着色がつきやすい人 →「かため」を一時的に使用するケースもあります。
👶 年齢や口の状態による選び方
- 子ども:やわらかめが基本。乳歯や歯茎に優しいため安心。
- 高齢者:歯茎が下がりやすいため、やわらかめ~ふつうがおすすめ。
- 矯正中やインプラントの方:やわらかめを選び、丁寧なブラッシングが必要です。
⚠️ 間違った硬さを選ぶとどうなる?
- 歯茎が下がる(歯肉退縮)
- 知覚過敏が進行する
- 磨き残しによる虫歯・歯周病リスクが高まる
🪥 正しい歯ブラシの使い方ポイント
- 力を入れすぎない(鉛筆持ちで軽く)
- 毛先が広がったら交換(1〜2ヶ月が目安)
- 硬さだけでなく「歯ブラシのサイズ」も大切
✨ まとめ|自分に合った硬さで歯を守ろう
歯ブラシは「ふつう」が基本ですが、歯茎の状態や年齢によって最適な硬さは変わります。
- 一般的には「ふつう」
- 歯茎が弱い方は「やわらかめ」
- 一部のケースで「かため」
自分に合った硬さを選び、正しいブラッシング習慣で歯の健康を守りましょう。
🏥 江戸川区篠崎で歯ブラシの選び方を相談したい方へ

毎日使う歯ブラシの硬さは、あなたの歯や歯茎の健康に大きな影響を与えます。間違った硬さを選ぶと、歯茎が下がったり知覚過敏になったりすることもあります。当院では、患者さま一人ひとりの口内環境に合わせて最適な歯ブラシをアドバイスし、正しいブラッシング方法を丁寧に指導しています。
「歯茎に優しいやわらかめが良いのか」「しっかり磨けるかためを選ぶべきか」迷ったら、ぜひ当歯科クリニックにご相談ください。江戸川区篠崎駅から徒歩1分、あなたに合った歯ブラシ選びで健康な笑顔をサポートします。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。