インプラント手術後の食事

  • GBR(骨造成)やボーングラフト(骨移植)、サイナスリフトなど外科的侵襲が強いインプラント手術の場合は、 強い腫れや痛みが起こりやすいのが通常です。
  • 手術後から約10日間は、柔らかいものを選択して食べる必要があります。

複数のインプラントを一度に埋入したり、GBR(骨造成)やボーングラフト(骨移植)、サイナスリフトなど外科的侵襲が強くなればなるほど、歯茎が腫れたり痛みが強く出たりします。

痛みにより通常の食事を摂ることに困難が生じる事があります。そのため柔らかいものを作って食べる必要が出てきます。

※ 一般的に二次オペは、腫れることも痛みもほとんど起こりません。

インプラント手術後10日間の食事:腫れと痛みに対応するレシピ

柔らかい食事レシピのポイント

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 たんぱく質とカルシウム

術後は回復期なので、栄養をしっかり摂取することが重要です。

→特にたんぱく質とカルシウムを多めに! (目安は 牛乳・乳製品=1日 800cc、卵=1日 1個)

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 1日に数回に分け

1日に必要なカロリー(通常 約2,000~2,500Kcal)が摂れるように、1日に数回に分け、食べたい時・食べられそうな時に積極的に摂取すること。

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 繊維の少ない食品を選ぶ

軟食を作る際は、繊維の少ない食品を選び、野菜の皮などは噛み切りにくいのでむいてから調理をする。

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魚は加熱すれば柔らかくなり軟食に適しているが、小骨に注意する。

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 介護食

市販の介護食の利用も便利です。

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 刺激物を避ける

食事は全体を薄味にし、香辛料・アルコール・炭酸飲料・極端に熱い物冷たいものなど口腔粘膜を刺激するものを避ける。

食事で必要な栄養素

各種栄養素一覧

栄養素効能・効果
たんぱく質創傷治癒の過程において、通常の2倍良質たんぱく質が必要です。 …魚介類・肉類・卵類など。
カルシウムビタミンD・マグネシウムとあわせて摂取することで、効率よく吸収されます。 …乳製品・魚介類など。
ビタミン粘膜の生成・術後の免疫力の向上に重要です。 …野菜・果物など。インプラント手術の術前・術後に高濃度ビタミンC点滴が大変有効です。
亜鉛創傷治癒(傷をふさぐコラーゲンの生成に必要なミネラル),免疫機能・味覚・嗅覚を正常に保つのに役立ちます。 …かき・うなぎ・小麦胚芽など。

ふかさわ歯科クリニック篠崎では、このように患者様に出来るだけリスクの少ないインプラント治療をご提供するため、日本口腔インプラント学会指導医が治療を担当し、オペ環境や設備、術後のアフターケアやメンテナンス等にも力を入れております。江戸川区篠崎でインプラント手術後の食事内容を知りたい方はぜひ、当院までお気軽にご相談下さい。

【動画】奥歯を抜歯したまま放置すると?

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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