- 1. 【🎞️ 31秒】歯茎出血のサインとは?歯周病や全身疾患の可能性も
- 2. 歯茎からの出血が止まらない|放置してはいけない原因と対処法を歯科医が解説
- 2.1. 歯茎からの出血で多い原因
- 2.1.1. 歯周病(歯肉炎・歯周炎・侵襲性歯周炎)
- 2.1.2. 妊娠やホルモンバランスの変化
- 2.1.3. 薬の副作用
- 2.1.4. 萌出性歯肉炎
- 2.1.5. 全身疾患
- 2.2. 放置するとどうなる?
- 2.3. 出血したときの対処法
- 2.4. 歯科医院で行う治療
- 2.5. こんな場合は早めに受診を
- 3. 江戸川区篠崎で「歯茎から出血」にお悩みの方へ
- 4. 筆者・院長
- 4.1. 深沢 一
- 4.1.1. メッセージ

歯磨きのたびに歯茎から血が出る、うがいをすると血が混じる――そのような症状を「少し強く磨いただけ」と軽く考えていませんか。
歯茎からの出血は、歯周病の初期症状として非常に多く見られるサインです。しかし中には、糖尿病や血液疾患、薬の副作用など、全身の健康状態が関係しているケースもあります。
特に、出血が繰り返される、なかなか止まらない、歯茎の腫れや口臭を伴う場合は注意が必要です。
この記事では、歯茎から出血する主な原因、放置するリスク、セルフケアのポイント、歯科医院で行う治療について専門的な視点からわかりやすく解説します。
【🎞️ 31秒】歯茎出血のサインとは?歯周病や全身疾患の可能性も
歯茎からの出血が止まらない|放置してはいけない原因と対処法を歯科医が解説

歯磨きのたびに歯茎から血が出る、うがいをすると血が混じる――このような症状を「少し刺激が強かっただけ」と軽く考えていませんか。
歯茎からの出血は、単なる磨きすぎではなく、歯周病や全身疾患のサインとして現れていることがあります。特に、出血が繰り返される・なかなか止まらない・腫れや口臭を伴う場合は注意が必要です。
歯茎の出血は、炎症によって毛細血管が傷つきやすくなっている状態です。初期の段階では痛みが少ないため見逃されやすい一方で、進行すると歯を支える骨が破壊され、最終的には歯の喪失につながることもあります。さらに近年では、歯周病と糖尿病・心疾患・誤嚥性肺炎などとの関連も明らかになっています。
歯茎からの出血で多い原因
歯周病(歯肉炎・歯周炎・侵襲性歯周炎)

もっとも多い原因が歯周病です。歯と歯茎の境目にプラークや歯石が蓄積すると、細菌によって炎症が起こり、歯磨き時に出血しやすくなります。
初期の歯肉炎では痛みがほとんどありませんが、進行すると歯周ポケットが深くなり、歯槽骨が溶け始めます。口臭や歯のぐらつき、膿が出る症状を伴うこともあります。
通常の歯周病とは異なり、10代の若年層に発症する歯周病です。遺伝的要因や免疫異常が関与しているとされており、プラークが少なくても急速に進行します。
特に犬歯や第一大臼歯に限局的な出血や腫れが見られ、歯のぐらつきも早期に起こります。放置すると20代で複数歯を失うこともあるため、家族でのリスク管理も含めた早期診断と専門治療が不可欠です。
妊娠やホルモンバランスの変化

妊娠中は女性ホルモンの影響で歯茎が炎症を起こしやすくなり、「妊娠性歯肉炎」を発症することがあります。つわりによるブラッシング不足も悪化要因です。
薬の副作用

高血圧治療薬、抗てんかん薬、免疫抑制剤などの一部の薬剤は、歯肉が増殖しやすくなる副作用があります。歯茎が腫れることで汚れが溜まりやすくなり、出血を繰り返すことがあります。
萌出性歯肉炎

乳歯や永久歯が生えてくる「萌出期」には、一時的に歯の周囲に歯茎がかぶさった状態になります。この部分は清掃しにくく、汚れが溜まりやすいため、炎症や出血を起こすことがあります。とくに6歳臼歯(第一大臼歯)の萌出時期は注意が必要です。
また、噛み合わせの刺激で覆われた歯茎が傷つくことも出血の原因に。ブラッシングは柔らかい歯ブラシで、やさしく丁寧に行うことがポイントです。
全身疾患
歯茎からの出血が止まりにくい場合、血液疾患や糖尿病が隠れているケースもあります。
特に以下のような症状を伴う場合は注意が必要です。
- 出血が数日続く
- 全身にあざができやすい
- 強い倦怠感がある
- 発熱を伴う
- 口の中全体から出血する
白血病や再生不良性貧血、血小板減少症などでは、歯茎の出血が初期症状となることがあります。
放置するとどうなる?
歯茎からの出血を放置すると、炎症は歯茎の表面だけでなく、歯を支える骨にまで広がります。
その結果、
- 歯周ポケットの深化
- 歯槽骨の吸収
- 歯の動揺
- 抜歯
へ進行する可能性があります。
また、歯周病菌が血流に入り込むことで、糖尿病や動脈硬化、心血管疾患など全身の健康にも悪影響を及ぼすことが報告されています。
出血したときの対処法
歯茎から血が出ると「磨かないほうがいい」と思われがちですが、実際には適切な清掃が重要です。
セルフケアのポイントは以下の通りです。
- 柔らかめの歯ブラシを使用する
- 強くこすらず小刻みに磨く
- 歯と歯茎の境目を丁寧に清掃する
- デンタルフロスや歯間ブラシを併用する
- 抗菌性洗口液を活用する
軽度の炎症であれば、正しいブラッシングを継続することで数日~1週間程度で改善することもあります。
歯科医院で行う治療
歯科医院では、原因に応じて以下のような治療を行います。
- 歯周病検査
- レントゲン検査
- スケーリング(歯石除去)
- ルートプレーニング(歯根清掃)
- ブラッシング指導
- 必要に応じた歯肉切除術
出血の原因が全身疾患の可能性がある場合は、医科との連携検査が必要になることもあります。
こんな場合は早めに受診を
以下の症状がある場合は、早めの歯科受診をおすすめします。
- 歯磨きのたびに出血する
- 出血が数日以上続く
- 歯茎が腫れている
- 口臭が強くなった
- 歯がぐらつく
- 出血量が多い
- 痛みや発熱を伴う
歯茎からの出血は、早期に対応すれば改善できるケースが多くあります。「そのうち治るだろう」と放置せず、原因を正しく調べることが大切です。
江戸川区篠崎で「歯茎から出血」にお悩みの方へ

歯茎からの出血は、「一時的なもの」と軽く見られがちですが、その背景には歯周病をはじめとする慢性疾患や全身の不調が隠れていることもあります。当院では、そうした出血の原因を見極め、一人ひとりに合わせた最適な治療をご提案しています。
地域密着の歯科医院として、江戸川区篠崎エリアの皆さまに安心してご来院いただけるよう、次のような対応を行っています:
- 出血の原因を正確に診断(歯周病検査・ポケット測定・レントゲン撮影など)
- 歯石除去や歯周基本治療による出血改善
- 糖尿病や貧血、妊娠など全身疾患との連携診療
- お子さまや妊婦さんのための優しい診療体制
- 定期メンテナンス・予防指導による再発防止
特に、妊娠中の歯肉炎や、成長期に見られる萌出性歯肉炎、また服薬が影響する歯肉増殖など、ライフステージに応じたきめ細やかな対応にも力を入れています。
「出血が止まらない」「痛みはないけど気になる」「他の医院では様子見と言われた」――
そんなときこそ、セカンドオピニオンも歓迎しております。
歯茎からの出血が気になる方は、お気軽にご相談ください。あなたのお口の健康と、全身の健康を守るお手伝いをいたします。
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


