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✍️「虫歯を治療したのに銀歯がしみる…」と感じていませんか?
実は、治療直後の一時的な知覚過敏から、銀歯と歯のすき間、噛み合わせの不具合、さらには二次カリエスまで、原因はさまざまです。放置すると神経を傷めたり、歯を失うリスクにもつながります。

この記事では、銀歯がしみる原因・放置のリスク・歯科医院での治療法・自宅でできるケア・予防法 を分かりやすく解説します。江戸川区篠崎で銀歯の違和感にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

「虫歯を治療したのに銀歯がしみる…」と不安になる方は少なくありません。実は、その原因にはいくつかのパターンがあります。ここでは代表的な理由を分かりやすく解説します。

治療後したのに銀歯がしみるのはなぜ?
治療後したのに銀歯がしみるのはなぜ?

⚡ 治療直後の一時的な知覚過敏

治療後すぐは、歯の神経や象牙質が敏感になっていることがあります。
特に冷たい飲み物や甘いものを食べた時に「キーン」としみるのは一時的な知覚過敏である可能性が高いです。数日〜数週間で自然に落ち着くケースもあります。

🪙 銀歯と歯の間にできるすき間

銀歯(メタルインレーやクラウン)は、歯とピッタリ合っていないとすき間ができます。
そのすき間から冷たい刺激や細菌が入り込むと、しみる原因になることがあります。放置すると虫歯が再発するリスクも高まります。

😬 噛み合わせの不具合による刺激

銀歯の高さがわずかに合っていないと、噛むときに過度の力が一点に集中します。
この圧力が神経を刺激し、しみる・痛むといった症状につながることがあります。調整で改善するケースも多いです。

🔄 二次カリエス(再び虫歯になるケース)

治療した歯の下で再び虫歯が進行することを「二次カリエス」といいます。
銀歯は経年劣化で劣化や浮きが生じやすく、その隙間から虫歯菌が入り込むと気づかないうちに進行してしまうことがあります。レントゲンや精密検査での確認が必要です。

「そのうち治るかも…」と放置してしまうのは危険です。銀歯の下で進んでいるトラブルは、気づかないうちに歯の寿命を縮めてしまうことがあります。

🦠 虫歯の再進行による神経へのダメージ

しみる症状を放置すると、虫歯が再び進行して神経に達することがあります。
その場合、根管治療(神経を取る治療) が必要になり、歯の強度は大きく低下してしまいます。

🔍 銀歯の下で進行する見えない虫歯

銀歯は外から見ても虫歯が隠れてしまい、症状が出るまで気づきにくいのが特徴です。
レントゲンでしか発見できないケースも多く、「痛みが出たときには手遅れ」ということもあります。

⏳ 歯の寿命を縮めるリスク

虫歯の進行や神経へのダメージが重なると、歯を残すことが難しくなります。
最悪の場合は抜歯につながり、その後はブリッジやインプラントなどの大掛かりな治療が必要になることも。早めの対応が歯を守るポイントです。

銀歯のしみる症状は、自宅での工夫だけでは改善しないケースが多いため、歯科医院での診断と治療が必要です。主な対処法を紹介します。

✨ 銀歯のかみ合わせ調整

銀歯がわずかに高いと、噛むときに余分な力がかかり、神経に刺激を与えてしまいます。
歯科医院では調整を行い、自然な噛み合わせに整えることで、しみや痛みが改善することがあります。

🔧 銀歯と歯のすき間の再治療

銀歯と歯の間にすき間があると、そこから冷たい刺激や細菌が入り込みます。
再治療によって古い銀歯を外し、きちんと適合する修復物にやり直すことで症状を防げます。

🛡 神経の保護(覆髄や根管治療の可能性)

しみの原因が神経に近い場合は、覆髄(神経を保護する処置)根管治療 が必要になることもあります。
適切な処置で神経を守ることで、歯を長持ちさせられます。

💎 銀歯からセラミックなど他素材への変更

銀歯は経年劣化しやすく、再び虫歯になりやすいリスクがあります。
セラミックやジルコニアなどの素材は、歯との適合性が高く、見た目も自然で長持ちしやすいため、選択肢として検討する価値があります。

歯科医院での治療に加えて、日常生活でのちょっとした工夫でもしみる症状を和らげることができます。

🪥 知覚過敏用の歯磨き粉を使う

知覚過敏専用の歯磨き粉には、刺激を伝わりにくくする成分(硝酸カリウムなど)が配合されています。
毎日のケアに取り入れることで、徐々にしみる症状が軽減することがあります。

❄️ 冷たい飲食物を控える

アイスや冷たい飲み物はしみやすい刺激の代表です。
一時的に控えたり、常温に近い飲み物を選ぶことで、神経への刺激を減らせます。

🪥✨ 正しいブラッシングで歯ぐきを守る

ゴシゴシ強く磨くと、歯ぐきが下がり知覚過敏を悪化させてしまいます。
柔らかめの歯ブラシでやさしく磨き、フロスや歯間ブラシを取り入れることが大切です。歯ぐきを健康に保つことで、しみる症状の予防にもつながります。

一度しみる症状が出ても、日頃のケアや適切な治療選びで予防することが可能です。将来のトラブルを防ぐために、次のポイントを押さえましょう。

🩺 治療後の定期検診で早期チェック

銀歯は時間が経つと劣化や浮きが出ることがあります。
定期検診でレントゲンや噛み合わせチェック を受けることで、虫歯や不具合を早期に発見できます。

🧵 フロスや歯間ブラシでプラークコントロール

歯ブラシだけでは落としきれない汚れが、銀歯の隙間や歯と歯の間にたまりやすいです。
フロスや歯間ブラシを習慣化 することで、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らせます。

💎 再治療を減らすためのセラミック治療の選択肢

銀歯は経年劣化が避けられませんが、セラミックやジルコニア は歯との適合性が高く、再治療リスクを減らせます。
見た目も自然で清潔感があり、長期的に歯を守るための選択肢として有効です。

銀歯がしみるとき、多くの患者さんが抱える疑問をまとめました。

🗓 Q:治療して1週間でしみるのは普通?

👉 はい、治療直後は神経や歯が敏感になっているため、一時的にしみることがあります。
通常は 数日〜数週間で自然に落ち着く ケースが多いですが、2週間以上続く・悪化する場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。

🩻 Q:銀歯の下の虫歯はレントゲンでわかる?

👉 レントゲンである程度確認できますが、初期の虫歯は写りにくいこともあります。
精密検査 を併用することで、見逃しを減らし早期発見につながります。

💰 Q:保険治療と自費治療での違いは?

👉 保険治療では主に銀歯(メタルインレー・クラウン)が使用されますが、適合精度や耐久性に限界 があります。
一方、自費治療では セラミックやジルコニア が選択でき、虫歯再発リスクを減らし、見た目も自然で長持ちしやすいのが特徴です。

銀歯のしみは、必ずしも深刻な問題とは限りません。

  • 一時的なしみなら経過観察も可能
  • 🔧 長引く場合は再治療や素材変更が必要なケースもある
  • 🏥 放置せず歯科医院での診断を受けることが大切

「そのうち治るかも…」と我慢していると、虫歯の再進行や神経のダメージにつながり、結果的に歯を失うリスクもあります。
少しでも不安がある場合は、早めに歯科医院へ相談 することが、歯を長持ちさせる一番の近道です。

📍 江戸川区篠崎で銀歯の違和感にお悩みの方へ

銀歯のしみる症状や違和感は、放置すると歯の健康に大きな影響を及ぼすことがあります。江戸川区篠崎駅から徒歩1分の当歯科クリニック では、患者さま一人ひとりに合った治療とサポートを行っています。

🩺 当歯科クリニックでの診断・治療の流れ

まずは丁寧なカウンセリングと精密検査で、症状の原因を特定します。
必要に応じてレントゲンを用い、銀歯の適合状態や虫歯の有無をチェック します。原因に応じた最適な治療法をご提案します。

🎯 患者さまに合わせた素材・治療法のご提案

「できるだけ保険で治したい」「見た目も重視したい」など、患者さまのご希望に合わせて治療をプランニングします。
銀歯だけでなく、セラミック・ジルコニアなどの自費素材 もご提案し、再治療リスクの少ない方法を一緒に選ぶことが可能です。

🤝 安心できる定期メンテナンス体制

治療後も定期検診・クリーニングを行うことで、銀歯の劣化や再発を早期に防ぐことができます。
予防歯科に力を入れているクリニック だからこそ、治療後も安心して通っていただけます。

【動画】初期虫歯COを削らずに自分で治す方法

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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