- 1. 🦷銀歯が取れた!放置は危険?正しい応急処置と再装着の流れ
- 1.1. 🔧 銀歯が取れたときの正しい対処法
- 1.1.1. 🩹 まずやるべき応急処置
- 1.1.2. 🍽 受診までの注意点
- 1.2. 💥 銀歯が取れる主な原因
- 1.2.1. 🦠 虫歯やセメントの劣化
- 1.2.2. 😬 噛み合わせや歯ぎしりの負担
- 1.2.3. 🪓 歯の破折・歯質の欠損
- 1.3. 🔁 取れた銀歯は再利用できる?
- 1.3.1. ✅ 再装着できるケース
- 1.3.2. ⚠️ 作り直しが必要なケース
- 1.4. 🚫 放置するとどうなる?
- 1.4.1. 🦷 虫歯や歯周病のリスク上昇
- 1.4.2. 😵 噛み合わせのズレ
- 1.4.3. 💸 治療費・期間が増える
- 1.5. 🚨銀歯(インレー)が取れて放置した症例
- 1.5.1. 🦷 状況の説明
- 1.5.2. 🔍 他の歯の状態
- 1.6. 💬 まとめ
- 1.7. 🚨銀歯(ブリッジ)が取れて放置した症例
- 1.7.1. 🦷 状況の概要
- 1.7.2. 🔍 詳細な所見
- 1.7.3. ⚠️ 臨床的判断
- 1.8. 🏥 再治療・再装着の流れ
- 2. 💰 治療費の目安(保険・自費)
- 3. 🔰 銀歯が取れないようにする予防法
- 4. 📍 銀歯が取れたらどの歯医者へ行く?
- 5. ✨ まとめ
- 6. 🩺江戸川区篠崎で銀歯が取れてお困りの方へ
- 7. 【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
- 8. 筆者・院長

「銀歯がポロッと取れてしまった…😨」
そんなとき、痛みがないとつい「まだ大丈夫」と放置してしまいがちです。
しかし、取れた部分を放置すると虫歯の再発や歯の破折、歯ぐきの炎症など、
後々大きなトラブルに発展することがあります⚠️。
この記事では、銀歯が取れたときの正しい応急処置から再装着・再治療の流れ、放置のリスク、費用の目安までを歯科医の視点でわかりやすく解説します。
いざという時に慌てないためにも、ぜひ参考にしてください🦷✨。
🦷銀歯が取れた!放置は危険?正しい応急処置と再装着の流れ
「銀歯が取れたけど、痛くないしそのままでいいかな?」
――そんな油断が、後々の大きなトラブルにつながることがあります⚠️。
銀歯が取れた時は、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。

・外れたインレー(銀歯)をそのまま放置したことで、露出した象牙質に汚れや細菌が侵入し、二次カリエス(再度の虫歯)が進行している状態です。
・インレー脱離は見た目以上に急速に虫歯が広がりやすく、早期の再接着や再治療が必要になります。
🔧 銀歯が取れたときの正しい対処法
🩹 まずやるべき応急処置
1️⃣ 取れた銀歯は捨てずに保管しましょう。
清潔なティッシュや袋に入れて、歯科医院へ持参します。再装着できる場合もあります。
2️⃣ 痛みがあるときは冷やしたり、市販の鎮痛薬を使用してOK。
ただし、市販の接着剤で貼り直すのは絶対NGです🚫。歯や銀歯が変形し、再装着ができなくなることも。
🍽 受診までの注意点
・反対側の歯でやわらかいものを食べる
・取れた部分を舌や指で触らない
・しみる場合は水分の温度に注意
💥 銀歯が取れる主な原因

🦠 虫歯やセメントの劣化
詰め物の下で虫歯が再発しているケースが多く見られます。
接着剤(セメント)の経年劣化によって、わずかな隙間から細菌が侵入し、取れやすくなります。
😬 噛み合わせや歯ぎしりの負担
強い咬合力や歯ぎしり・食いしばりが続くと、銀歯が少しずつ動いて外れることも。
夜間の歯ぎしりが原因の場合は、マウスピースで保護する対策が有効です。
🪓 歯の破折・歯質の欠損
銀歯が取れたと思ったら、実は歯自体が割れていたというケースもあります。
特に神経を取った歯は脆く、破折のリスクが高くなります。
🔁 取れた銀歯は再利用できる?
✅ 再装着できるケース
・銀歯の変形や欠けがない
・虫歯が再発していない
・歯の形が保たれている
このような場合は、そのまま再接着が可能です。費用も比較的安価(保険で数百円〜)で済みます。
⚠️ 作り直しが必要なケース
・銀歯が変形している
・虫歯や歯の欠けがある
・土台(支台歯)が崩壊している
再製作になると型取りからやり直し。治療期間も1〜2週間ほどかかります。
🚫 放置するとどうなる?
🦷 虫歯や歯周病のリスク上昇
取れた部分はむき出しの歯質。細菌が入りやすく、虫歯や歯周病が急速に進行します。
😵 噛み合わせのズレ
隣の歯が傾いたり、噛み合う歯が伸びてくることで噛み合わせが崩れ、他の歯に負担がかかります。
💸 治療費・期間が増える
放置期間が長いほど、虫歯が進行して神経治療(根管治療)や抜歯が必要になることもあります。
🚨銀歯(インレー)が取れて放置した症例
この画像は上顎(口蓋側)から撮影された口腔内写真です。赤い矢印で示されているのは「右上第1小臼歯(4番)」の部位です。

🦷 状況の説明
- 右上4番のメタルインレー(銀の詰め物)が脱離しています。
本来は咬合面(噛む面)に金属の詰め物があったと考えられますが、それが外れてしまっています。 - 内部にう蝕(虫歯)が進行しています。
詰め物が外れた後、放置されたことで細菌が入り込み、象牙質の部分が茶色く軟化しているのが確認できます。 - 隣の歯(右上5番)が4番方向へわずかに移動しています。
長期間詰め物が外れたままにしておくと、歯が空隙を埋めようと移動し、接触関係(コンタクトポイント)が変化します。
その結果、清掃がしづらくなり、さらに虫歯や歯周病のリスクが高まります。
🔍 他の歯の状態
- 前歯部(1〜3番)には歯石や着色沈着が見られます。
定期的なスケーリング(歯石除去)が必要な状態です。 - 左右の奥歯には**金属修復(インレー)**が複数あり、過去に治療歴があることが分かります。
💬 まとめ
- 問題点:右上4番の詰め物脱離+虫歯+歯の移動
- 原因:脱離後の放置・清掃不良
- 推奨処置:虫歯除去→再修復(コンポジットレジン or インレー)→咬合調整
- 補足:歯の移動が大きい場合は、咬合関係の再構築が必要になることもあります。
🚨銀歯(ブリッジ)が取れて放置した症例
この画像は、上顎右側の口腔内写真です。以下のように説明できます。


🦷 状況の概要
- 右上4番・5番・6番に装着されていた保険のブリッジが脱離しています。
- 右上4番(第一小臼歯)は生活歯で、歯質は健全に保たれています。
- 一方、右上6番(第一大臼歯)は、被せ物の内部で虫歯が進行し、C4(歯冠崩壊)の状態になっています。
🔍 詳細な所見
- 右上4番:歯冠が健全に残り、歯髄反応のある生活歯。支台歯として再利用可能。
- 右上5番:すでに欠損しているためブリッジのポンティックとして対応。
- 右上6番:金属冠が外れた後、歯根が露出し、内部に深い虫歯を確認。歯質が大きく失われており、抜歯が必要な状態。
⚠️ 臨床的判断
- 右上6番はC4の虫歯であり、保存不可能な可能性が高い。抜歯後はインプラント、部分入れ歯などの補綴的対応が必要です。
- 右上4番は健全なため、単冠の支台歯として再利用できる見込みがあります。
🏥 再治療・再装着の流れ
1️⃣ レントゲン検査で歯根や虫歯の有無を確認
2️⃣ 銀歯・歯の状態に応じて「再装着」または「再製作」
3️⃣ 噛み合わせを調整して再発を防止
4️⃣ 必要に応じてマウスピースなどで保護
💰 治療費の目安(保険・自費)
| 治療内容 | 保険適用 | 自費の場合 |
|---|---|---|
| 銀歯の再装着 | 約500〜1,000円 | ― |
| 銀歯の再製作 | 約2,000〜3,000円 | ― |
| セラミック・ジルコニア | ― | 約5〜15万円 |
見た目を重視するなら、白いセラミックに交換する選択肢も人気です✨。
🔰 銀歯が取れないようにする予防法
- 定期検診・クリーニングで虫歯の再発を防ぐ🪥
- 歯ぎしり対策としてナイトガードを使用😴
- 硬いもの(氷・ナッツなど)を噛まない習慣づけ
📍 銀歯が取れたらどの歯医者へ行く?
基本的には一般歯科で対応可能です。
審美性を重視するなら、セラミック治療を得意とする歯科医院もおすすめ。
江戸川区篠崎など地域密着の歯科なら、迅速な再装着対応も受けやすいでしょう🏥。
✨ まとめ
銀歯が取れたときは、
- 取れた銀歯を保管して
- 放置せず早めに歯科へ
- 再発防止のケアを忘れずに
を心がけましょう。
放置すればするほど、虫歯・歯の破折・費用増加と悪循環に陥ります。
早めの受診が、あなたの歯を守るいちばんの近道です🦷💪。
🩺江戸川区篠崎で銀歯が取れてお困りの方へ

銀歯が取れたまま放置してしまうと、虫歯の再発や歯の破折など、思わぬトラブルにつながります⚠️。
当院では、再装着・作り直し・セラミックへの交換まで、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療をご提案しています。
「取れた銀歯をどうすればいいかわからない…」という方も、まずはお気軽にご相談ください🦷✨。
【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

