- 1. 🍓いちご舌とは?原因・症状・治療・受診の目安をわかりやすく解説
- 1.1. 🍓いちご舌とは?
- 1.2. 👀見た目の特徴
- 1.3. 🦠いちご舌の主な原因と関連疾患
- 1.3.1. 🧒 溶連菌感染症
- 1.3.2. 🌡️ 猩紅熱(しょうこうねつ)
- 1.3.3. ❤️ 川崎病
- 1.3.4. 💊 その他の原因
- 1.4. 👅いちご舌にみられる症状
- 1.5. 🏥受診の目安と診断
- 1.5.1. ✅ 受診を急いだほうがいいサイン
- 1.6. 💊治療と自宅でのケア
- 1.6.1. 🧫 溶連菌・猩紅熱の場合
- 1.6.2. 🫖 自宅でできるケア
- 1.6.3. ❤️ 川崎病の場合
- 1.7. 🛡️再発を防ぐためにできること
- 2. ❓よくある質問(FAQ)
- 3. 🪷まとめ:赤いいちご舌に気づいたら早めの受診を
- 4. 江戸川区篠崎で舌の赤みが気になる方へ✨
- 5. 筆者・院長

🚨 「鏡を見たときに「舌が赤くてブツブツしてる…まるでいちごみたい🍓」と驚いたことはありませんか?
このような状態は**「いちご舌(ストロベリー舌)」と呼ばれ、感染症や炎症のサインであることがあります。
多くは溶連菌感染症や川崎病など、全身の病気に伴って見られるため、自己判断で放置せず注意が必要です。
本記事では、いちご舌の原因・症状・治療法、そして受診の目安**までわかりやすく解説します。
🍓いちご舌とは?原因・症状・治療・受診の目安をわかりやすく解説
🍓いちご舌とは?

「先生、子どもの舌が赤くてブツブツしてるんです…」
外来でこんなご相談を受けることがあります。診察室でお母さんが心配そうにお子さんの口を開けると、舌の表面にある小さな突起(舌乳頭)が赤く腫れ、つぶつぶが強調されて見える——まるで“いちご”のような見た目です。これが、いわゆる「いちご舌」です。
多くの親御さんは「口内炎かと思って様子を見ていたけど、治らなくて…」と不安そうに話されます。実は、いちご舌は舌だけの炎症ではなく、体全体の病気のサインであることも少なくありません。
👀見た目の特徴
- 舌全体が鮮やかな赤色になる
- 表面のつぶつぶ(舌乳頭)が目立つ
- 舌先や縁がヒリヒリ、ピリピリすることがある
ぱっと見では「舌炎」や「口内炎」にも似ていますが、感染症や全身の炎症が関係していることもあり、注意が必要です⚠️
🦠いちご舌の主な原因と関連疾患

診察の現場では、いちご舌だけが単独で出ることはまれで、多くは感染症や免疫反応の一部として現れます。
🧒 溶連菌感染症
小児に多く見られる病気で、のどの痛みや高熱のあとに舌が赤く腫れ、“いちご状”に変化します。
「舌がピリピリする」と訴えるお子さんも少なくありません。のどを診ると扁桃腺に白い膿がついていることもあります。診察室で泣きながらも頑張って口を開けてくれる子どもの姿に、親御さんが「よく頑張ったね」と声をかける場面もしばしばあります。
🌡️ 猩紅熱(しょうこうねつ)
溶連菌感染の一種で、発疹や高熱、喉の痛みを伴います。
肌が赤くなり、「顔がほてって舌も真っ赤なんです」とお母さんが驚いて来院されることも。早めの受診でしっかり治療すれば回復も早い病気です。
❤️ 川崎病
4歳以下のお子さんに多く見られます。高熱・発疹・いちご舌の三つが代表的なサイン。
「熱が続いて元気がなく、舌が真っ赤」と心配されて来院されるご家族も多いです。早期診断が心臓への合併症を防ぐカギになります。
💊 その他の原因
- ウイルス感染(アデノウイルス、EBウイルスなど)
- アレルギー反応
- ビタミンB群の不足
- 薬の副作用
👅いちご舌にみられる症状
実際に診察でよく聞く訴えとしては——
- 舌全体が赤くツヤツヤしている
- 表面のブツブツが目立つ
- 味が分かりにくい、ヒリヒリする
- 発熱・発疹・喉の痛みを伴う
といった症状です。
特に**「熱」と「発疹」**が同時にある場合は、感染症を疑うサインです⚠️
🏥受診の目安と診断

「舌が赤い」「熱がある」「食欲がない」といった症状がある場合、自己判断せずに小児科や内科を受診しましょう。
診察では以下のような検査を行います。
- 喉や舌の視診
- 溶連菌迅速検査(数分で結果が出ます)
- 血液検査(炎症反応の確認)
- 必要に応じて川崎病の精密検査
✅ 受診を急いだほうがいいサイン
- 38℃以上の発熱が続く
- 発疹や手足の赤み、リンパ節の腫れ
- 水分が取れず、ぐったりしている
💊治療と自宅でのケア
原因によって治療法は異なりますが、どのケースでも**「安静」と「水分補給」**が基本です。
🧫 溶連菌・猩紅熱の場合
抗生物質(ペニシリン系など)を医師の指示通りに飲み切ることが大切です。
「熱が下がったから大丈夫」と途中でやめてしまうと、再発や合併症の原因になることがあります。診察室でも「あと2日、頑張って飲み切ってね」と声をかけるようにしています。
🫖 自宅でできるケア
- 水分をこまめにとる💧
- 柔らかく、刺激の少ない食事にする🍚
- 冷たい飲み物で舌を冷やすと楽になります
- うがいでお口を清潔に保つ🪥
❤️ 川崎病の場合
入院治療が必要です。免疫グロブリン療法やアスピリン投与で炎症を抑え、心臓への影響を防ぎます。早期治療が回復のカギです。
🛡️再発を防ぐためにできること
- 手洗い・うがいを徹底する🧼
- コップや箸の共有を避ける🥢
- 睡眠と栄養をしっかりとる😴🥦
- のどや舌に違和感があれば早めに受診🏥
❓よくある質問(FAQ)
Q:いちご舌は子どもだけですか?
A:大人にも見られることがありますが、特に小児に多いです。
Q:自然に治りますか?
A:軽症なら数日〜1週間で落ち着くこともありますが、感染が原因のときは治療が必要です。
Q:うつることはありますか?
A:溶連菌や猩紅熱が原因のときは、飛沫や接触で感染することがあります。家族内での感染予防を心がけましょう。
🪷まとめ:赤いいちご舌に気づいたら早めの受診を
いちご舌は見た目に特徴があり、親御さんも気づきやすいサインです。
しかし、舌だけの炎症ではなく、体全体の病気の一部として現れることが多いため、「舌が真っ赤」「熱が続く」「発疹が出ている」といった場合は、早めに医療機関を受診してください。
実際、早めに来院されたお子さんは重症化せずに済むケースがほとんどです。
「こんなことで受診していいのかな?」と思うような小さな変化でも、気づいたときに相談してもらえると安心です。
日々のちょっとした観察が、お子さんの健康を守る大きな一歩になります。
江戸川区篠崎で舌の赤みが気になる方へ✨

舌の赤みやブツブツが続くと、不安になりますよね。
いちご舌は、感染症や炎症のサインであることもあります。
江戸川区篠崎の当歯科クリニックでは、舌やお口の異変についても丁寧に診察し、必要に応じて医科連携も行っています。
「舌が赤い」「子どもの舌がいちごみたい」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください🍓
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


