🚨 「鏡を見たときに「舌が赤くてブツブツしてる…まるでいちごみたい🍓」と驚いたことはありませんか?
このような状態は**「いちご舌(ストロベリー舌)」と呼ばれ、感染症や炎症のサインであることがあります。
多くは
溶連菌感染症川崎病など、全身の病気に伴って見られるため、自己判断で放置せず注意が必要です。

本記事では、いちご舌の原因・症状・治療法、そして受診の目安**までわかりやすく解説します。

🍓 いちご舌とは?

 いちご舌とは?
いちご舌とは?

「いちご舌」とは、舌の表面にある小さな突起(舌乳頭)が赤く腫れ、つぶつぶが強調されて見える状態のことです。
名前の通り、表面がいちごのように見えるためこのように呼ばれます。

見た目の特徴は👇

  • 舌が全体的に赤くなる
  • 表面にブツブツ(舌乳頭)が目立つ
  • 舌先や縁に痛みを伴うこともある

一見、口内炎や舌の炎症と似ていますが、感染症のサインであることも多いため注意が必要です⚠️

🦠 いちご舌の主な原因と関連疾患

いちご舌の主な原因と関連疾患
いちご舌の主な原因と関連疾患

いちご舌は単独で発症することは少なく、全身の感染症や炎症性疾患に伴って起こります。

🧒 溶連菌感染症(A群β溶血性レンサ球菌)

子どもに多く見られ、のどの痛みや発熱とともに発症します。
数日後、舌の表面が赤くなりブツブツとした「いちご状」に変化します。

🌡️ 猩紅熱(しょうこうねつ)

溶連菌感染の一種で、全身に発疹が出るのが特徴。
発熱や喉の痛み、舌の赤みなどが同時に見られます。

❤️ 川崎病

主に4歳以下の子どもに発症し、高熱・発疹・いちご舌が特徴的。
放置すると心臓に合併症を起こすことがあるため、早期受診が大切です。

💊 その他の原因

  • ウイルス感染(アデノウイルス、EBウイルスなど)
  • アレルギー反応
  • ビタミン不足(特にB群)
  • 薬剤による副作用

👅 いちご舌の症状と見た目の特徴

  • 舌全体が赤く光沢を帯びる
  • 表面につぶつぶ(乳頭)が目立つ
  • 味覚が鈍くなったり、ヒリヒリ痛むことも
  • 口の中が乾く、唾液が減る
  • 発熱・発疹・喉の痛みなど全身症状を伴うことが多い

もし発熱や発疹が同時にある場合は、感染症のサインの可能性が高いです⚠️

🏥 診断と受診の目安

診断と受診の目安
診断と受診の目安

「舌が赤い」「子どもが発熱している」などの場合は、
小児科または内科の受診をおすすめします。

医師は以下のような方法で診断します👇

  • 喉や舌の視診
  • 溶連菌迅速検査(数分で判定)
  • 血液検査(炎症の有無確認)
  • 必要に応じて川崎病などの精密検査

すぐに受診すべきサイン

  • 38℃以上の発熱が続く
  • 発疹・リンパの腫れ・手足の赤み
  • 元気がなく水分が取れない

💊 治療法と自宅でできるケア

治療は原因に応じて異なります。

🧫 溶連菌や猩紅熱の場合

抗生物質(ペニシリン系など)を処方通りに最後まで飲み切ることが大切。
中断すると再発や合併症のリスクがあります。

🫖 対症療法(症状を和らげるケア)

  • 水分をしっかりとる💧
  • 柔らかい食事にする🍚
  • 冷たい飲み物で舌を冷やすと楽に
  • うがいで清潔を保つ🪥

❤️ 川崎病の場合

入院のうえ、免疫グロブリン療法やアスピリン投与が行われます。
重症化を防ぐため、早期治療が不可欠です。

🛡️ 再発を防ぐ・予防のポイント

  • 手洗い・うがいを徹底🧼
  • 家族間のコップ・箸の共有を避ける🥢
  • 十分な睡眠と栄養をとる😴🥦
  • のどの違和感や発熱があるときは早めに医療機関へ🏥

Q:いちご舌は子どもだけですか?
A:大人にも起こることがありますが、子どもに多い傾向です。

Q:自然に治りますか?
A:軽症であれば数日〜1週間で改善しますが、原因次第で治療が必要です。

Q:うつる病気ですか?
A:溶連菌や猩紅熱が原因の場合、飛沫・接触で感染します。家族への感染予防を意識しましょう。

いちご舌は見た目が特徴的ですが、単なる舌の炎症ではなく感染症のサインであることも多いです。
とくにお子さんに発熱や発疹がある場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診しましょう。

清潔な口腔環境を保つことも、回復を助ける大切なポイントです🪥✨

江戸川区篠崎で舌の赤みが気になる方へ✨

舌の赤みやブツブツが続くと、不安になりますよね。
いちご舌は、感染症や炎症のサインであることもあります。
江戸川区篠崎の当歯科クリニックでは、舌やお口の異変についても丁寧に診察し、必要に応じて医科連携も行っています。
「舌が赤い」「子どもの舌がいちごみたい」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください🍓

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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