✅ 歯科治療では、詰め物や被せ物にさまざまな金属が使われています。しかし「どんな金属が使われているのか」「体への影響はあるのか」気になる方も多いでしょう。

本記事では、歯科用金属の種類や特徴、メリット・デメリット、さらに金属アレルギーや審美性との関係についてわかりやすく解説します。

歯科治療では、詰め物や被せ物にさまざまな金属が使われています。
強度があり、かみ合わせに耐えられることから長年利用されてきました。

💡歯科治療に金属が使われる理由

  • 強度が高く、奥歯の強い力にも耐えやすい
  • 加工しやすく、治療コストを抑えやすい
  • 保険診療で使えるため経済的

💡保険診療と自費診療での違い

  • 保険診療 → 銀歯(金銀パラジウム合金)が主流
  • 自費診療 → 金合金、チタン、ジルコニア、セラミックなどを選択可能
主な歯科用金属の種類と特徴
主な歯科用金属の種類と特徴

🪙 アマルガム合金

かつて広く使われていたが、水銀を含むため現在は使用が制限されています。

🌟 金銀パラジウム合金(銀歯)

  • 日本の保険診療で最も多く使われる
  • 耐久性はあるが、見た目が目立つ
  • 金属アレルギーの原因になることも

👑 金合金

  • 適合性が良く、二次虫歯になりにくい
  • 長期間使用しても安定
  • 自費診療のため費用が高め

⚙️ チタン

  • 軽量でアレルギーが起きにくい
  • インプラントの素材としても使用
  • 加工が難しく、一部では高額

💎 白い素材との比較(ジルコニア・セラミック)

  • 見た目が自然で目立たない
  • 金属アレルギーの心配がない
  • ただし強い衝撃に弱い場合も

✅ メリット

  • 強度が高く長持ちしやすい
  • 保険で使えるものが多い
  • 加工しやすい

⚠️ デメリット

  • 銀歯は見た目が目立つ
  • 金属アレルギーのリスク
  • 長期間で金属の溶け出しが懸念される

金属が体内に溶け出し、アレルギー反応を起こすことがあります。

歯科用金属アレルギー
歯科用金属アレルギー

🩺 症状と原因

  • 口内炎や口のただれ
  • 皮膚のかゆみや湿疹
  • 長期間の金属接触が原因

🧪 金属アレルギー検査について

皮膚科や歯科でパッチテストを受けることができます。

🦷 アレルギーがある場合の代替治療

  • セラミックやジルコニアなど金属を使わない素材を選ぶ
  • チタンを使った治療

💰 費用と保険適用

  • 銀歯:保険適用で安価
  • 金合金やジルコニア:自費診療で高額

👀 審美性を重視する場合

  • 前歯や笑った時に見える部分にはセラミック・ジルコニアが人気

🧑‍⚕️ 金属アレルギーが不安な場合

  • 歯科医院で検査を受ける
  • 金属を使わない素材を選ぶ

歯科用金属には強度や耐久性といったメリットがありますが、見た目や金属アレルギーなどのリスクもあります。
治療前に歯科医師と十分に相談し、自分に合った素材を選ぶことが大切です。

歯科用金属アレルギーに注意!素材の選び方と対策

「銀歯や金属の詰め物が気になる」「アレルギーが心配」「もっと自然な見た目にしたい」──そんな方はぜひ当院にご相談ください。
当歯科クリニックでは、銀歯・金合金・チタン・ジルコニア・セラミックなど、患者さまのご希望や体質に合わせた治療法をご提案しています。

強度・見た目・費用・健康面をトータルに考え、あなたに最適な素材選びをお手伝いします。
江戸川区篠崎駅南口徒歩1分、地域密着の歯科医院として安心してご相談いただけます。

【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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