- 1. ラッチオンと歯並びの関係|赤ちゃんのお口の発達は授乳から始まります
- 1.1. 赤ちゃんの歯並びは、生まれたその日から育ち始めています
- 2. ラッチオンとは?
- 3. 正しいラッチオンのチェックポイント
- 3.1. お口を大きく開いている
- 3.2. 乳輪まで深くくわえている
- 3.3. 下唇が外側にめくれている
- 3.4. 飲む音が静か
- 3.5. 授乳後に満足した様子がある
- 4. ラッチオンがうまくできないと起こること
- 4.1. 母乳を十分に飲めない
- 4.2. お母さんの乳頭が傷つく
- 4.3. お口の機能発達が不十分になる
- 5. ラッチオンと歯並びの関係
- 6. なぜ上顎の成長が大切なの?
- 7. ラッチオンと口呼吸の関係
- 8. こんな症状があればご相談ください
- 9. 歯科医院でできること
- 10. よくある質問
- 10.1. 母乳育児なら歯並びは良くなりますか?
- 10.2. 哺乳瓶でも問題ありませんか?
- 10.3. 何歳頃まで相談できますか?
- 11. 【📹】ラッチオン
- 12. 赤ちゃんのお口の発達が気になったら、早めのチェックをおすすめします
- 13. 【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
- 14. 筆者・院長
- 14.1. 深沢 一
- 14.1.1. メッセージ
ラッチオンと歯並びの関係|赤ちゃんのお口の発達は授乳から始まります

赤ちゃんの歯並びは、生まれたその日から育ち始めています
授乳は単に栄養を摂るためだけのものではありません。
赤ちゃんが母乳を飲むときのお口の使い方は、上顎の成長や舌の発達、鼻呼吸の獲得など、将来のお口の健康に大きく関係しています。
特に重要なのが「ラッチオン」です。
ラッチオンが正しくできているかどうかは、授乳のしやすさだけでなく、将来の歯並びや口呼吸にも影響する可能性があります。
ラッチオンとは?

ラッチオンとは、赤ちゃんが乳頭だけではなく乳輪まで深くくわえ、しっかり吸着した状態で授乳することをいいます。
浅くくわえるだけでは十分な吸着が得られず、赤ちゃんもお母さんもさまざまなトラブルが起こりやすくなります。
正しいラッチオンができると、
- 効率よく母乳を飲める
- お母さんの乳頭痛を予防できる
- 顎や舌の筋肉が発達する
- お口の機能発達を促せる
といったメリットがあります。
正しいラッチオンのチェックポイント
授乳中に以下のような状態になっているか確認してみましょう。
お口を大きく開いている
赤ちゃんのお口がしっかり開いている状態が理想です。
乳輪まで深くくわえている
乳首だけではなく乳輪まで深く含んでいます。
下唇が外側にめくれている
アヒル口のような状態が正常です。
飲む音が静か
チュパチュパと音がする場合は、吸着が浅い可能性があります。
授乳後に満足した様子がある
効率よく母乳を飲めているサインの一つです。
ラッチオンがうまくできないと起こること
ラッチオンが浅い状態が続くと、授乳に関するトラブルだけでなく、お口の発達にも影響することがあります。
母乳を十分に飲めない
授乳時間が長くなったり、体重増加が不十分になることがあります。
お母さんの乳頭が傷つく
乳頭痛や亀裂、授乳時の強い痛みにつながります。
お口の機能発達が不十分になる

舌や口唇の筋肉が十分に使われず、お口の発達に影響する場合があります。
ラッチオンと歯並びの関係

授乳中、赤ちゃんは舌を上顎につけながら母乳を飲みます。
この動きは、
- 上顎の成長
- 鼻呼吸の獲得
- 舌の正常な位置の習得
を促す重要なトレーニングになります。
正しいラッチオンは、
「天然の口腔機能トレーニング」
ともいわれています。
なぜ上顎の成長が大切なの?
上顎は顔の成長の中心となる重要な骨です。
授乳時に舌が上顎へ適切な圧力を加えることで、上顎は横方向・前方方向へ健全に成長していきます。
一方で、
- 舌が上顎につかない
- 口が常に開いている
- 口呼吸になっている
といった状態では、上顎の成長が十分に促されないことがあります。
その結果、
- 歯並びの乱れ
- 出っ歯
- 受け口
- 叢生(ガタガタの歯並び)
などにつながる可能性があります。
ラッチオンと口呼吸の関係
正しいラッチオンができる赤ちゃんは、自然と鼻呼吸を行いやすくなります。
鼻呼吸には、
- 風邪をひきにくくする
- 睡眠の質を高める
- 口腔乾燥を防ぐ
- 歯周病や虫歯のリスクを下げる
といったメリットがあります。
一方で口呼吸が習慣化すると、お口の発達や歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。
こんな症状があればご相談ください
以下のような症状がある場合は、お口の機能発達を確認することをおすすめします。
□ 授乳時間が長い
□ 体重が増えにくい
□ 授乳時に乳首が痛い
□ 赤ちゃんが疲れやすい
□ お口がいつも開いている
□ いびきをかく
□ 鼻づまりが多い
□ 将来の歯並びが心配
□ 舌小帯が短い気がする
歯科医院でできること
近年では、歯並びの問題を「歯が生えてから」ではなく、「お口の機能の発達」という観点から考えるようになっています。
当院では、
- お口の発達チェック
- 舌の動きの確認
- 舌小帯の評価
- 口呼吸の確認
- 口腔機能発達不全症の診査
- 小児矯正相談
を行っています。
乳児期からお口の機能を整えることで、将来の歯並びや噛み合わせの問題を予防できる可能性があります。
よくある質問
母乳育児なら歯並びは良くなりますか?
母乳育児だけで歯並びが決まるわけではありません。
しかし、正しいラッチオンによる授乳は、お口の発達に良い影響を与えると考えられています。
哺乳瓶でも問題ありませんか?
哺乳瓶でも適切な哺乳ができれば問題ありません。
ただし、お口の使い方や舌の動きについて注意が必要な場合があります。
何歳頃まで相談できますか?
乳児期はもちろん、幼児期や学童期のお子さまもご相談いただけます。
【📹】ラッチオン
赤ちゃんのお口の発達が気になったら、早めのチェックをおすすめします

当院の特徴
✓ 口腔機能発達不全症に対応
✓ 小児矯正相談可能
✓ キッズスペース完備
✓ 保育士在籍(平日午前)
✓ 篠崎駅南口徒歩1分
お子さまの健やかな成長のために、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


