
💡「乳歯の名前ってどうやって覚えればいいの?」
お子さんの歯の成長を見守る中で、そう思ったことはありませんか?乳歯にはそれぞれ正式な名前があり、歯科ではA〜Eの略号を使って分かりやすく管理しています。また、歯の状態を記録する「歯式」には特有の書き方ルールがあるため、保護者や歯科に関わる方にとっては正しく理解しておきたいポイントです。
この記事では、乳歯の名前・略号・歯式の基本ルールをわかりやすく解説します。
子どもの歯の健康管理にぜひお役立てください。
🦷 乳歯の名前とその略号

乳歯の名称と並び順

乳歯は前歯から奥歯に向かって、以下の順で並びます:
- 乳中切歯(A)
- 乳側切歯(B)
- 乳犬歯(C)
- 第1乳臼歯(D)
- 第2乳臼歯(E)
日常診療では、呼びやすいようにA〜Eの略号を用いて表現されます。
例)左下の第二乳臼歯は「下顎左のE」と表記。
🗓 乳歯の生える順番と時期
乳歯は生後6ヶ月ごろから順に生え始め、だいたい2歳半ごろまでに全てが揃います。
順番は個人差もありますが、おおむね上記A~Eの順に生えてきます。
📄 歯式の書き方ルール
左右・上下の記載ルールに注意

歯式を記入する際の基本ルール:
- 用紙の右側に左の歯を、
- 用紙の左側に右の歯を記載
- 上段に上顎、下段に下顎の歯を記載
これは永久歯の歯式でも共通のルールです。
📝 虫歯・治療済み歯の記号表記
虫歯の記載方法
- 虫歯の進行度に応じて:C1~C4
- 歯がない場合:該当アルファベットの上に×印
治療済みの歯の記載例
- CR(コンポジットレジン充填)
- BR(ブリッジ)など、治療内容に応じた略号で記載
江戸川区篠崎でお子さまの歯の健康を守る歯科医院をお探しの方へ

当院では、乳歯の名前や役割についても丁寧にご説明し、保護者の方と一緒にお子さまの成長をサポートしています。
「乳歯の名前ってAからEってどういう意味?」という疑問にも、わかりやすくお答えします。正しい知識があると、虫歯予防や歯並びの管理にもつながります。
お子さまの歯のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
【動画】乳歯が抜ける順番と時期
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。