デブライドメント

デブライドメントとは

歯周病の直接的な原因となる「歯垢(プラーク)が作るバイオフィルム」を取り除く治療のことをデブライドメントと呼んでいます。

デブライドメントの方法にスケーリングやPMTC、歯面清掃器のエアフローなどがあります。

主要器具はスプラソンP-MAX2を使用します。

デブライドメントにスプラソンP-MAX2

スプラソンP-MAX2
スプラソンP-MAX2
  • 直線的な形状のチップを使用します。
  • チップに負荷を与えなくても(チップを歯面や根面に押さえつける) 指定されたパワー(振幅とトルク)が出るので歯根を傷つける事がなく、痛みも最小限度に抑えることが出来ます。
スプラソンP-MAX2の使用例
  • 深さ5ミリほどの歯周ポケット内のバイオフィルムを破壊・除去しているところです。
  • 定期的にバイオフィルムのリセットを行っている患者さんなので歯肉の炎症は十分にコントロールされています。
写真のレントゲン
写真のレントゲン
  • レントゲンで見ると第2小臼歯の手前側の骨が著しく溶けているのがわかります。
    (レントゲン写真の上からプローブを当てて比較した写真)

ポケットディプラーキング

歯周ポケット内のバイオフィルムを破壊し除去することをポケットディプラーキングといます。これは歯周病の治療(特にメンテナンス)に有効な方法です。

使用器械のエアフローは、歯周ポケット内の比較的柔らかいバイオフィルムに対応する装置です。エアフローの付属品である歯周ポケットの深さを測定するプローブと同一の直線的な形状をしたチップにより、効率よくバイオフィルムを清掃してくれます。

ポケットディプラーキングを行うことで間接的に虫歯の予防にも繋がっています。

ふかさわ歯科クリニック篠崎では、このように虫歯や歯周病を未然に防ぐ予防歯科に力を入れ、患者様ご自身の歯が一生持つように予防主体の歯科健診や定期的な歯のクリーニングを推奨しております。予防歯科は歯の寿命だけでなく病気の予防とも関係しています。江戸川区篠崎にて、デブライドメントとポケットディプラーキングをご希望の方は当院までお気軽にご相談下さい。

【動画】ステイン着色汚れをクリーニングするエアフロー

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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