- 1. 【🎞️50秒】親知らずは何分で抜ける?抜歯にかかる時間と当日の流れをわかりやすく紹介
- 2. 親知らずの抜歯時間の目安
- 3. 短時間で抜歯できることが多い親知らず
- 3.1. まっすぐ生えている親知らず
- 4. 親知らずの抜歯時間が長くなるケース
- 4.1. 横向きに埋まっている親知らず
- 4.2. 骨の中に完全に埋まっている親知らず
- 4.3. 歯根が曲がっている・複雑な形をしている親知らず
- 5. 抜歯前にレントゲンで確認する理由
- 6. 親知らずの抜歯中に痛みはある?
- 7. 親知らず抜歯後の腫れはどのくらい続く?
- 7.1. 比較的腫れが少ない傾向があるケース
- 7.2. 腫れが出やすい傾向があるケース
- 8. 抜歯時間が長いほど痛みや腫れも強くなる?
- 9. 親知らず抜歯の当日の流れ
- 10. よくある質問
- 10.1. Q.親知らずは5分くらいで抜けることもありますか?
- 10.2. Q.横向きの親知らずは何分くらいかかりますか?
- 10.3. Q.抜歯時間が長いほど痛みも強くなりますか?
- 10.4. Q.受診した当日に親知らずを抜歯できますか?
- 10.5. Q.親知らずは必ず抜いたほうがよいですか?
- 11. 当院の親知らず抜歯について
- 11.1. 関連記事
- 12. 親知らずの抜歯時間が気になる方へ
- 13. 【動画】水平埋伏智歯の抜き方と難易度別の抜歯時間
- 14. 【動画】親知らずの抜歯 上と下どっちが痛い
- 15. 筆者・院長
- 15.1. 深沢 一
- 15.1.1. メッセージ

「親知らずを抜きたいけれど、どのくらい時間がかかるのだろう?」
「横向きの親知らずは、抜歯に時間がかかる?」
親知らずの抜歯を検討している方にとって、治療時間は気になるポイントの一つです。
親知らずの抜歯時間は、生えている位置や向き、骨への埋まり方、歯根の形などによって大きく異なります。まっすぐ生えている親知らずであれば比較的短時間で抜けることがありますが、横向きや骨の中に埋まっている場合には時間がかかることがあります。
この記事では、親知らずの抜歯にかかる時間の目安や、抜歯時間が長くなりやすいケース、事前検査、抜歯後の腫れについてわかりやすく解説します。
【🎞️50秒】親知らずは何分で抜ける?抜歯にかかる時間と当日の流れをわかりやすく紹介
親知らずの抜歯時間の目安
親知らずの抜歯にかかる時間は、歯の状態や処置の難易度によって異なります。

一般的な目安は次のとおりです。
| 親知らずの状態 | 抜歯時間の目安 |
|---|---|
| 上顎でまっすぐ生えている | 5~10分程度 |
| 下顎でまっすぐ生えている | 10~20分程度 |
| 横向きに埋まっている | 20~40分程度 |
| 骨の中に埋まっている | 30~60分程度 |
| 神経との位置関係などから難易度が高い | 1時間以上かかることもある |
※上記はあくまで目安です。歯根の形や骨の状態、炎症の有無などによって抜歯時間は変わります。
また、実際の受診では抜歯そのものの時間だけでなく、診察や麻酔、止血確認、術後の説明なども必要です。そのため、来院からお帰りまでの時間は抜歯時間より長くなります。
短時間で抜歯できることが多い親知らず
まっすぐ生えている親知らず
親知らずが正常な方向に生えており、歯冠が十分に口の中へ出ている場合は、比較的短時間で抜歯できることがあります。
たとえば、
- 歯ぐきの切開が必要ない
- 骨を削る必要がない
- 歯を分割する必要がない
といったケースです。
このような親知らずは、器具を使って歯を少しずつ動かしながら抜歯できることがあり、処置自体が数分程度で終わる場合もあります。
一般的には、骨を削ったり歯ぐきを大きく切開したりする必要がないほど、身体への負担も少なくなる傾向があります。
ただし、まっすぐ生えている場合でも歯根の形などによっては、抜歯に時間がかかることがあります。
親知らずの抜歯時間が長くなるケース
親知らずが横向きに生えていたり、骨の中に深く埋まっていたりすると、抜歯のために複数の処置が必要となり、時間が長くなる傾向があります。


横向きに埋まっている親知らず
下顎の親知らずでは、横向きや斜め向きに生えている「水平埋伏智歯」や「斜めに埋伏した智歯」がみられることがあります。
親知らずの一部が歯ぐきに覆われていたり、手前の第二大臼歯に接していたりすると、汚れがたまりやすくなり、親知らず周囲の炎症や虫歯、隣接する歯のトラブルにつながることがあります。
横向きの親知らずを抜歯する際には、状態に応じて、
- 歯ぐきを切開する
- 周囲の骨を一部削る
- 親知らずを分割する
といった処置が必要になることがあります。
そのため、まっすぐ生えている親知らずと比較すると、抜歯に時間がかかる傾向があります。
骨の中に完全に埋まっている親知らず
親知らずが口の中に出ておらず、骨の中に完全に埋まっている状態を「完全埋伏智歯」と呼びます。
抜歯が必要と判断された場合には、歯ぐきを切開して親知らずを確認し、必要に応じて周囲の骨を削ったり、歯を分割したりして取り出します。
埋まっている位置や深さによっては処置の難易度が高くなり、抜歯に時間がかかる場合があります。
なお、骨の中に埋まっている親知らずをすべて抜歯する必要があるわけではありません。症状や周囲の歯への影響などを確認し、抜歯するか経過観察するかを判断します。
歯根が曲がっている・複雑な形をしている親知らず
親知らずの歯根の形には個人差があります。
たとえば、
- 歯根が大きく湾曲している
- 複数の歯根が広がっている
- 歯根同士が複雑な形をしている
- 下顎管に近接している
といった場合には、慎重な処置が必要です。
特に下顎の親知らずでは、下唇やあご先などの感覚に関係する下歯槽神経が通る「下顎管」と歯根が近接していることがあります。
位置関係によっては、通常のレントゲンだけでなくCTによる詳しい確認が必要になる場合があります。
抜歯前にレントゲンで確認する理由
親知らずの抜歯では、事前に親知らずの状態を確認することが重要です。
レントゲン検査では主に、
- 親知らずの向き
- 骨への埋まり方
- 歯根の本数や形
- 周囲の歯との位置関係
- 下顎管との位置関係
などを確認します。
こうした情報から抜歯の難易度や処置方法、予想されるリスクなどを検討します。
必要に応じてCT検査を行い、親知らずと神経などの位置関係を三次元的に確認することもあります。
親知らずの抜歯中に痛みはある?

親知らずの抜歯では、処置前に局所麻酔を行います。
麻酔が十分に効いていれば、抜歯中の鋭い痛みは通常抑えられます。ただし、麻酔をしていても、
- 押される感覚
- 引っ張られる感覚
- 骨に響くような振動
- 圧迫される感覚
などを感じることがあります。
痛みを感じる場合には、麻酔の効き具合を確認し、必要に応じて追加の麻酔を行います。
不安が強い場合や過去の歯科治療で麻酔が効きにくかった経験がある場合は、あらかじめ歯科医師に伝えておくとよいでしょう。
親知らず抜歯後の腫れはどのくらい続く?
抜歯後の腫れの程度には個人差があり、親知らずの生え方や抜歯方法によっても異なります。

比較的腫れが少ない傾向があるケース
- 上顎の親知らず
- まっすぐ生えている親知らず
- 骨を削る必要が少ないケース
腫れが出やすい傾向があるケース
- 横向きに埋まっている親知らず
- 骨の中に深く埋まっている親知らず
- 骨の削除や歯の分割が必要なケース
腫れは抜歯直後よりも、2~3日後に強くなることがあります。その後は徐々に改善していくことが一般的ですが、腫れ方や回復までの期間には個人差があります。
強い痛みが続く、腫れが急激に大きくなる、発熱や膿が出るなどの症状がある場合は、抜歯を受けた歯科医院へ相談してください。
抜歯時間が長いほど痛みや腫れも強くなる?
抜歯に時間がかかったからといって、必ずしも術後の痛みや腫れが強くなるとは限りません。
術後の症状には、
- 親知らずの埋まり方
- 骨を削った範囲
- 歯ぐきへの処置
- 炎症の有無
- 抜歯後の傷の状態
- 患者さんの体質
など、さまざまな要因が関係します。
そのため、「抜歯時間が長い=強く痛む」と単純に判断することはできません。
親知らず抜歯の当日の流れ
一般的には、次のような流れで進みます。
1.診察・画像確認
親知らずの位置や向き、周囲の組織との位置関係を確認します。
2.局所麻酔
抜歯する部分に麻酔を行い、十分に効いていることを確認します。
3.親知らずの抜歯
必要に応じて歯ぐきの切開、骨の削除、歯の分割などを行い、親知らずを抜歯します。
4.洗浄・縫合
抜歯した部分を確認・洗浄し、必要に応じて傷口を縫合します。
5.止血確認・術後説明
出血の状態を確認し、抜歯後の注意事項について説明します。
抜歯当日は、治療後に予定を詰め込みすぎず、できるだけ安静に過ごせるようスケジュールを組んでおくと安心です。
よくある質問
Q.親知らずは5分くらいで抜けることもありますか?
はい。上顎などでまっすぐ生えており、歯根の形が複雑でない場合には、抜歯そのものが数分程度で終了することがあります。
ただし、診察や麻酔、止血確認などを含めた滞在時間はそれより長くなります。
Q.横向きの親知らずは何分くらいかかりますか?
横向きの親知らずでは、歯ぐきの切開や歯の分割、骨の削除などが必要になることがあり、20~40分程度が一つの目安です。
ただし、埋まっている深さや歯根の形、神経との位置関係などによっては、さらに時間がかかる場合があります。
Q.抜歯時間が長いほど痛みも強くなりますか?
必ずしもそうではありません。
抜歯後の痛みや腫れは、処置時間だけでなく、親知らずの位置や骨を削った範囲、炎症の有無などにも左右されます。
Q.受診した当日に親知らずを抜歯できますか?
親知らずの状態や炎症の有無、全身状態などによって異なります。
まず診察と画像検査を行い、安全に抜歯できるかを確認したうえで判断します。
Q.親知らずは必ず抜いたほうがよいですか?
すべての親知らずに抜歯が必要なわけではありません。
正常に生えていて、かみ合わせや清掃状態に問題がなく、周囲の歯や歯ぐきへの悪影響が認められない場合には、経過観察となることもあります。
一方、繰り返し炎症を起こす場合や、虫歯・歯周病の原因になっている場合、隣の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合などには、抜歯を検討します。
当院の親知らず抜歯について
当院では、親知らずの向きや埋まり方、歯根の形、周囲の組織との位置関係などを確認したうえで、治療方針をご提案しています。
まっすぐ生えている親知らずだけでなく、横向きに埋まった親知らずについても、状態を確認したうえで対応を検討します。
親知らずは同じように見えても、抜歯の難易度や必要な処置は一人ひとり異なります。
「自分の親知らずは何分くらいで抜ける?」
「横向きだけれど抜歯できる?」
「今すぐ抜いたほうがいい?」
このような疑問がある方は、まず親知らずの状態を確認することが大切です。
関連記事
親知らずの抜歯時間が気になる方へ

親知らずの抜歯時間は、生え方や埋まり方、歯根の形によって異なります。事前に親知らずの状態を確認し、抜歯の難易度や時間の目安、治療の流れについてわかりやすくご説明します。
「どのくらい時間がかかる?」「抜いたほうがいい?」と気になる方は、まずはご相談ください。
【動画】水平埋伏智歯の抜き方と難易度別の抜歯時間
【動画】親知らずの抜歯 上と下どっちが痛い
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。




