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🦷 歯の「脱臼」とは?その定義と分類

歯の脱臼」とは、強い衝撃などによって歯が元の位置からずれてしまう状態を指します。医学的には以下の2つに分類されます。

  • 完全脱臼(歯の脱落):歯が歯槽骨(歯の土台)から完全に抜け落ちた状態
  • 亜脱臼(歯の動揺):歯は抜けていないが、ぐらついたり、位置がずれたりしている状態

歯の根を支える歯根膜や歯槽骨が損傷していることが多く、放置すると神経の壊死や歯の喪失につながることもあります。

▶歯が完全脱臼しても再植で助かる

歯が完全脱臼

歯は歯茎の中の歯槽骨の中に歯根が収まって植立しています。歯根は歯槽骨と完全に結合しているわけではなく、歯根膜と呼ばれる組織によって結ばれています。

歯に強い外力が加わると歯根膜の繊維が断裂し、歯がすっぽりと抜け出してしまいます。この状態を完全脱臼と呼びます。途中まで抜けている状態が不完全脱臼(亜脱臼)です。

歯が完全脱臼しても再植することで歯を助けることが可能です。

🔍 他の症状との違い

「歯がぐらぐらする」と感じたとき、歯周病や破折との区別が難しいことがあります。

症状主な原因特徴
🟢 脱臼外傷・強い力急に歯がぐらつく・位置が変わる
🔵 歯周病細菌感染徐々に歯がぐらつく・出血や口臭がある
🟠 破折外傷・硬いものを噛んだ強い痛み・見た目は変わらないことも

突然の症状であれば、脱臼の可能性が高いため、早急な対応が必要です。

▶ 1. 外傷による衝撃(スポーツ・事故など)

歯の脱臼で最も多い原因が、外部からの強い衝撃です。
特に以下のような場面でよく起こります。

  • 子どもの転倒や遊具での事故
  • スポーツ中の接触(バスケ・サッカー・格闘技など)
  • 自転車や交通事故による顔面打撲

💡前歯が被害を受けやすいのが特徴で、完全脱臼や歯の破折を伴うこともあります。

▶ 2. 歯周病の進行による脱臼様症状

歯を支える骨や歯根膜が歯周病によって破壊されると、「脱臼しているようなぐらつき」を起こします。
これは本当の脱臼とは異なりますが、見た目や感覚がよく似ている
ため注意が必要です。

🔎歯周病+軽い外力で本当に脱臼してしまうこともあるため、早期の治療がカギです。

▶ 3. 成長期の乳歯の自然脱落と混同されやすいケース

乳歯の時期には、歯のぐらつき=自然な生え変わりと考えられがちですが、実は転倒などで脱臼していたというケースもあります。
特に2~5歳の子どもは転びやすく、親が見落としやすいので注意が必要です。

▶ 4. 高齢者に多い骨粗鬆症との関連

加齢により顎の骨(歯槽骨)ももろくなります。骨粗鬆症が進行していると、少しの衝撃でも歯が脱臼してしまうことがあります。
また、義歯(入れ歯)による刺激や、転倒時の顔面打撲もリスク要因です。

歯の脱臼は、見た目や触ったときの違和感で気づくことが多いです。ここでは、脱臼時によく見られる代表的な症状を解説します。

▶ 歯のぐらつき・動揺

「歯がグラグラする」「舌で触ると動く」といった症状は、脱臼の最も典型的なサインです。
※歯周病による動揺との違いは、発症の“急さ”です。

▶ 歯の位置異常(傾き・沈み込み)

歯が斜めに傾いていたり、周囲の歯より沈んでいたりする場合も脱臼の可能性があります。
これは、衝撃によって歯根が骨の中でずれた状態を示しています。
放置すると、かみ合わせのバランスが崩れ、他の歯にも影響が出ます。

▶ 咬むと痛い/違和感がある

噛むとズキッと痛んだり、浮いているような感覚があるのもよくある症状です。
これは、歯根膜や神経が損傷しているサイン
「噛めない」「歯が当たって違和感が強い」と感じたら、すぐに歯科を受診しましょう。

▶ 歯茎からの出血・腫れ

歯の周囲の歯肉から出血したり、赤く腫れている場合は、歯が動いて周囲の組織を傷つけている証拠です。
特に、外傷直後は歯根膜や歯肉が裂けていることもあり、適切な処置が必要です。

▶ 神経が死んで変色してくることも

脱臼後に歯の色がグレーや黒っぽく変色してくることがあります。
これは歯の神経(歯髄)が壊死している状態で、根管治療が必要になる可能性大
変色は数日〜数週間後に目立ってくるため、経過観察が重要です。


歯の脱臼は、見た目には軽く見えても、内部で深刻なダメージを受けていることがあります
「なんとなくおかしい」と感じたら、迷わず歯科医院へご相談ください。

歯が脱臼したとき、最初の対応がその後の予後を大きく左右します。ここでは、症状別の正しい応急処置と、避けるべきNG行動を紹介します。

▶ 完全に抜けた場合の対処(再植の可能性を残すために)

完全に歯が抜けてしまった(=完全脱臼)場合は、再植(元に戻す)できる可能性があります。そのためには、以下の手順を迅速に行いましょう。

  1. 歯の根を触らない(できるだけ歯冠部分=白いところを持つ)
  2. 流水でサッと汚れを落とす(※こすらない!)
  3. 牛乳 or 生理食塩水につけて保存
  4. 口の中で保管
  5. 30分以内に歯科医院へ!

💡一番良いのは、そのまま元の位置に自分で戻して噛んで固定し、すぐ受診することですが、無理に入れるのは危険です。自信がない場合は保存優先でOKです。

▶ 亜脱臼(ぐらつき)の場合の注意点

歯が抜けてはいないけれどぐらついている・動いている場合も、油断は禁物。以下のことに注意しましょう。

  • その歯で噛まないようにする(逆の側で咀嚼)
  • 指や舌で触らない
  • なるべく早く歯科医院へ受診する

この段階で適切に固定すれば、神経や骨へのダメージを最小限に抑えることが可能です。

▶ NG行動:乾燥させる・洗いすぎる・触りすぎる

以下の行動は、歯の再植成功率を大きく下げる原因になります。

🚫 乾燥させる:ティッシュで包むなどはNG。歯根膜が死んでしまいます。
🚫 こすり洗いする:細胞が壊れるため、流水で軽く流す程度に。
🚫 歯根を触る:歯の根は非常にデリケート。絶対に持たないように!

▶ 牛乳保存法は本当に有効?

はい、牛乳は歯根膜細胞の生存に適した環境を提供するため、再植の成功率を高めます
歯の保存液ティースキーパーネオや生理食塩水がベストですが、手元にない場合は、コンビニのパック牛乳でも代用可能です。

📌 保存時間の目安:

  • 牛乳保存で約1時間以内が目安
  • 乾燥させると15分でもリスク増大

▶歯の保存液ティースキーパーネオと牛乳

歯の保存液ティースキーパーネオ

歯の保存液ティースキーパーネオ


完全脱臼した歯根周りの歯根膜が再植して生着するためには、口腔外にある時間は30分が限度と言われています。

歯の保存液ティースキーパーネオは、歯根膜を乾燥から守り、歯根膜の細胞を生存させる環境を整えます。小学校や幼稚園などに常備されているところもあるようです。

牛乳

牛乳


歯の保存液が手元にない場合には、牛乳やイオン飲料水で代用します。歯根の部分は持たずに清潔に扱って牛乳の中に浸します。

牛乳もない場合には、口の中に入れたまま歯科医院に飛び込んでください。


歯が脱臼したときは、「できるだけ早く、できるだけやさしく」対処することがポイントです。
一見小さなトラブルでも、早めの受診で歯を救える可能性が大きく変わります

歯が脱臼した後の治療は、脱臼の種類や歯の状態、受診までの時間によって異なります。ここでは主な治療の流れと選択肢を紹介します。

▶ 再植治療とは?成功率と期間

完全に抜けた歯を元の位置に戻す治療を「再植」といいます。
歯根膜が生きている状態で素早く処置できれば、歯を元通りに使える可能性があります。

  • **成功率は30分以内の処置で70〜90%**と報告あり
  • 再植後は2〜4週間ほど固定が必要
  • 数か月の経過観察で根の状態を確認

🔍ただし、長時間乾燥していた歯や破折を伴う歯は再植不可の場合もあります。

▶ 固定治療(スプリント)による安定化

亜脱臼や軽度の歯のずれには、「スプリント」と呼ばれるワイヤーなどでの固定が行われます。
動いてしまった歯を、周囲の歯と連結して支えることで、自然治癒を促進します。

  • 固定期間は一般的に2〜4週間
  • 固定中は硬いものを噛まない・歯磨きに注意
  • 定期的なチェックで固定解除のタイミングを判断

歯の再植の手順

STEP

暫間固定(スプリント

完全脱臼した歯をできるだけ正しい位置に再植し、隣接歯に固定します。脱臼の程度が小さい不完全脱臼(亜脱臼)の場合には、隣の歯に接着性レジン(スーパーボンド)で固定するだけですが、脱臼の程度が大きい完全脱臼では針金を隣接する数本の歯に渡し、それぞれの歯を接着性レジンで固定します。ちょうど骨折した時に行うギブスの様なものです。

暫間固定

STEP

抗生物質と痛み止めの処方

感染防止のために抗生物質と痛み止めを処方します。さらには、口腔内の洗浄液として次亜塩素酸水(ポイックウォーター)の使用を推奨しています。

抗生物質と痛み止めの処方

STEP

暫間固定の除去

完全脱臼した永久歯の暫間固定期間は約4−6週間です。再植した歯の動揺が治まり骨に固定されれば治癒と診断します。亜脱臼の暫間固定期間は、脱臼の程度にも依りますが1~2週間です。

問診を行い、不自由なく食事が出来ることを確認した後、暫間固定を外します。

歯の神経が死んだ場合、数ヶ月~数年後に痛みが起こることもあり、歯の変色が起こります。歯の変色した場合の詳細は下記を参照してください。

▶ 神経処置(根管治療)が必要なケース

脱臼の影響で歯の神経(歯髄)が損傷・壊死した場合は、**根管治療(歯の神経の治療)**が必要になります。

  • 痛み・変色・歯髄壊死の兆候があれば要処置
  • 治療後はクラウンなどで補強されることも
  • 神経を取っても歯は機能を保てますが、定期的な管理が重要

▶ 抜歯・インプラント・ブリッジへの移行例も

残念ながら、以下のようなケースでは抜歯が選択されることもあります。

  • 歯根が割れている・再植不可能な状態
  • 骨との癒着(アンキローシス)が進行した場合
  • 治療しても炎症や動揺が治まらない場合

その場合には、インプラント・ブリッジ・入れ歯といった補綴治療によって見た目と咬む機能を回復させていきます。


脱臼歯の治療はスピードと正確な診断がカギです。
「治療が遅れれば失う歯も、早く動けば助けられる」——それが歯の脱臼治療です。

💰脱臼歯の再植の費用

保険診療

保険適用です。

項目
保険点数
暫間固定エナメルボンドシステム 500点
完全脱臼の歯の再植1,300点
※ 完全脱臼した歯を再植して暫間固定した場合の保険点数は1,800点になります。従って、3割負担の場合の費用は5,400円になります。
亜脱臼の場合には暫間固定のみの500点です。
根管治療が必要なケースは別途治療費が必要です。
さらに、初診料、再診料、処方箋料、レントゲン料などがかかります。薬は投薬内容により費用が異なりますが、薬局に支払う必要があります。

💡民間保険の手術給付金は?

保険会社の契約内容により異なるかもしれませんが、手術給付金が出る会社が多いようです。一度問い合わせをしてみる価値があります。

歯の脱臼は、子どもと大人で適切な対処法が異なります。ここでは、それぞれの年代での対応ポイントと注意点を解説します。

歯の脱臼は、子どもと大人で適切な対処法が異なる
歯の脱臼は、子どもと大人で適切な対処法が異なる

▶ 乳歯が脱臼した場合の注意点

乳歯(子どもの歯)が脱臼した場合、無理に戻すことは原則NGです。理由は、すぐ下に控えている永久歯の芽(歯胚)を傷つけるリスクがあるからです。

👶対処のポイント:

  • ぐらついているだけなら様子を見つつ早めに受診
  • 完全に脱落した場合も再植は行わないことが多い
  • 歯科医院でレントゲンを撮って永久歯への影響をチェック

💡乳歯の脱臼は、転倒や遊具での事故が多く、見逃されやすいため保護者の観察が重要です。

▶ 永久歯が脱臼した場合の優先対応

6歳以降に生えてくる永久歯が脱臼した場合は、できる限り歯を保存する方向で治療します。
完全脱臼であれば、再植+固定+神経処置が基本となります。

🧒👨大人と子どもどちらも:

  • 早期の処置が成功率を大きく左右
  • 固定後の経過観察で神経の状態を継続的にチェック
  • 成長期の子どもは、歯根の成長途中であることが多く、予後に個人差があります

▶ 成長中の歯列への影響と対応策

子どもの歯が脱臼すると、その後の歯列発育や噛み合わせに影響を及ぼす可能性があります。

📌例えば:

  • 脱臼後に歯の成長が止まって短くなることがある(歯根の吸収)
  • 周囲の歯の位置にズレが出て歯並びが乱れる
  • 将来的に矯正治療が必要になるケースも

これを防ぐには、脱臼後も長期的に歯科でフォローしてもらうことが大切です。特に1年、2年単位の経過観察が推奨されます。


歯の脱臼は年齢によって処置の方針や将来的な影響が大きく変わります
ご自身やお子さんの歯を守るためにも、早めの相談と継続的なチェックが安心につながります。

歯の脱臼は突然のトラブルですが、実は日頃の心がけで予防できるリスクも多いのです。
ここでは、年齢やライフスタイルに応じた4つの予防ポイントをご紹介します。

▶ マウスピースの活用(スポーツ・歯ぎしり)

スポーツマウスピース
スポーツマウスピース

スポーツ中の衝突や転倒による脱臼を防ぐには、マウスピース(マウスガード)の着用が効果的です。
特にラグビー・空手・ボクシング・サッカーなどでは、公式戦での装着が義務化されている競技もあります

また、就寝中の歯ぎしりや食いしばりも脱臼リスクを高めるため、ナイトガード(睡眠用マウスピース)での予防も有効です。

🦷歯科医院で作るオーダーメイドのマウスピースは、市販品よりも安全性・快適性が高いです。

▶ 歯周病治療・咬合調整の重要性

見落としがちですが、歯周病や噛み合わせの異常も脱臼のリスクを高めます。

  • 歯周病で歯を支える骨が弱くなっている
  • 咬合バランスが悪く、特定の歯に過剰な負荷がかかっている

こうした状態では、ちょっとした外力でも歯が脱臼する可能性が。
🩺定期検診での歯周ポケット検査・咬合調整は、目に見えないリスクを減らす鍵となります。

▶ 日常生活での転倒・事故対策

自宅や職場でも、以下のような事故が歯の脱臼につながることがあります。

  • 濡れた床での転倒
  • お風呂場での滑落
  • ペットとの衝突や予期せぬ事故

特に高齢者はバランス感覚の低下や筋力低下により転倒リスクが高まるため、手すりの設置や床材の見直しが効果的です。

▶ 小児の転倒防止と学校教育との連携

乳幼児~小学生の時期は、歯の脱臼が最も多い年代です。
そのため、以下の取り組みが予防につながります。

  • 保育園・小学校での「転ばない靴」の指導
  • 遊具使用時のルール徹底
  • 歯の健康教育の一環として、外傷時の応急処置も学ぶ機会の創出

👪家庭でも「顔から転ばないように手をついてね」と声がけするだけでも意識が変わります。


歯の脱臼は、備えあれば防げるケガです。
日頃の生活習慣や医療ケア、教育の積み重ねが、大切な歯を守る第一歩になります。

歯の脱臼に対する「再植」や「固定」といった処置は、感覚的な応急対応ではなく、国際的にも科学的根拠に基づいた治療法です。ここでは、主要な研究やガイドラインを元に、治療の信頼性についてご紹介します。

▶ 脱臼歯の保存可能性と予後に関する論文紹介

近年の研究では、脱臼歯の再植成功率は、受傷からの時間・保存状態・処置の迅速さが大きく関係していると報告されています。

📖代表的な知見:

  • 30分以内の再植で、歯根膜の生存率は90%以上(Andreasen JO et al.)
  • 牛乳保存が生理食塩水に次ぐ有効保存手段であることも複数の研究で支持
  • 歯根膜が壊死していた場合でも、適切な根管治療により歯の機能維持が可能

また、再植成功後も2年以上にわたる経過観察が重要とされており、初期対応だけでなく「その後の管理」も再植の鍵を握ります。

▶ MSDマニュアルや日本歯科医学会のガイドライン

信頼性の高い医療情報として広く使われているMSDマニュアルでは、脱臼歯の管理について以下のように記載されています:

「完全脱臼歯は、早期に再植し、柔らかいワイヤーまたはスプリントで固定。予後は受傷からの時間と処置の質に依存する。」

また、日本歯科医学会のガイドラインや小児歯科学会でも、「脱臼歯は保存を第一に考え、適切な再植と固定処置を行うべき」と推奨されています。

🔎特に、以下のポイントが共通して強調されています:

  • 歯根膜細胞をいかに守るかが治療成否の鍵
  • 固定期間は過度に長すぎると逆効果(吸収リスク増)
  • 神経壊死への対応と歯の色の変化にも留意

再植や固定治療は、その場しのぎではなく、長期的に歯を救うためのエビデンスに基づいた医療です。
万が一のトラブル時にも、「正しい知識と対応」があれば、歯を守れる可能性は十分にあります。

脱臼に関するトラブルは突然起こるため、判断や対応に迷う方も多いです。ここでは、患者さんからよく聞かれる質問をQ&A形式でお答えします。

❓Q:歯がぐらつく=脱臼ですか?

🦷A:必ずしもそうとは限りません。
歯のぐらつきには以下のように複数の原因があります:

原因特徴対応
🟢 脱臼外傷がきっかけ、突然ぐらつく応急処置+早期受診
🔵 歯周病徐々に進行、歯茎の出血あり歯周治療が必要
🟠 根の破折痛みや違和感、見た目ではわかりにくいレントゲン診断が必要

急にぐらついた」「外傷の後から気になる」などのケースでは、脱臼の可能性が高いので早めに歯科で診てもらいましょう。

❓Q:脱臼歯は自然に治りますか?

🦷A:軽度であれば自然治癒します。
ただし、軽度の亜脱臼であっても、放置すると悪化したり神経が死んだりするリスクがあります。
専門的な固定処置や経過観察が必要なため、違和感があれば必ず歯科医院で診断を受けましょう

❓Q:再植しても見た目は元通りになりますか?

🦷A:早期の再植なら、ほとんどの場合で見た目は回復します。
ただし、以下のような条件が影響します:

  • 再植までの時間(30分以内が理想)
  • 歯根や骨の損傷の有無
  • 治療後の経過とメンテナンスの有無

まれに歯が変色したり、将来的にクラウン補綴が必要になる場合もありますが、早めの処置で審美性の回復も十分可能です。

❓Q:脱臼してから数時間経ってしまいました。どうすればいい?

🦷A:あきらめず、すぐに歯科医院へ連絡・受診を!
たとえ数時間経過していても、保存・再植の可能性はゼロではありません。
乾燥していなければ再植できるケースもありますし、歯の固定や神経処置で歯の寿命を延ばすことは可能です。

✅ 迷ったら自己判断せず、必ず専門医に相談しましょう。

歯の脱臼は、「早く気づいて、すぐに対応する」ことが歯を守る最大のポイントです。

  • ✅ 脱臼には完全脱臼と亜脱臼があり、どちらも放置は危険
  • 30分以内の応急処置と早期受診が再植成功のカギ
  • マウスピース・咬合調整・転倒対策などで予防も可能
  • ✅ 小児と成人で治療方針が異なるため、専門的な判断が重要

🦷もし「歯がぐらぐらする」「ぶつけて違和感がある」と感じたら、それは脱臼のサインかもしれません。
迷わず、すぐに歯科医院を受診しましょう。

あなたの大切な歯を、正しい知識と行動で守りましょう!

江戸川区篠崎で歯の脱臼にお困りの方へ

転倒やスポーツで「歯がぐらぐらする」「抜けてしまった」と感じたら、それは歯の脱臼かもしれません。
当院では、再植治療や固定処置に対応しており、お子さまから大人まで幅広く診療しています。
突然のトラブルでも、江戸川区篠崎の歯科医院として迅速に対応いたします。
気になる症状があれば、お早めにご相談ください。

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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