- 1. 🦷「歯槽膿漏」と「歯周病」はどう違う?
- 1.1. 🔍歯槽膿漏は歯周病の一部を指す言葉
- 1.1.1. 📉「歯槽膿漏」は病名ではない
- 1.2. 🖼典型的な歯槽膿漏の症状とは?
- 1.2.1. ⚠️歯茎の腫れ・出血・歯の動揺
- 1.2.2. 🦷抜歯が選択されるケースも
- 1.3. 🧫歯槽膿漏の原因も歯周病と同じ
- 1.3.1. 🦠原因は「歯周病菌」が作るバイオフィルム
- 2. 🦷歯周病は歯槽骨をじわじわと溶かす病気
- 2.1. 📉歯茎が赤く腫れ、やがて骨まで影響が及ぶ
- 2.2. ⚠️「歯茎が下がらないタイプ」の方が危険?
- 2.2.1. ❗自覚症状が出にくく、発見が遅れる
- 2.3. 🩺歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす
- 2.3.1. ❤️心臓病や糖尿病などとの関連も
- 2.4. 🔄予防のカギは「毎日のケア」と「定期検診」
- 2.4.1. 🪥正しいブラッシングとプロによるチェックが重要
- 3. 🦷歯周病と歯肉炎はどう違う?
- 3.1. 🪥歯肉炎=歯周病の初期段階
- 3.2. 📸歯肉炎の症状とは?
- 3.2.1. 🔍歯茎の赤み・腫れ・磨き残しがサイン
- 3.3. 🏠自宅でできる歯肉炎の対処法
- 3.3.1. ✅正しいブラッシングで改善できる
- 3.4. ⚠️歯肉炎を放置するとどうなる?
- 3.4.1. 🚨歯周病へと進行する危険も
- 4. 江戸川区篠崎で「歯槽膿漏」や「歯周病」にお悩みの方へ
- 5. 【動画】歯周病の手遅れの症状
- 6. 筆者・院長

「歯槽膿漏(しそうのうろう)」という言葉を聞いたことはありませんか?昔からよく使われてきたこの言葉、実は現在では「歯周病」という病名に置き換わりつつあります。けれども、症状や病態を正しく理解している方は意外と少ないものです。この記事では、「歯槽膿漏」と「歯周病」の違いや共通点、治療の重要性についてわかりやすくご紹介します。
🦷「歯槽膿漏」と「歯周病」はどう違う?
🔍歯槽膿漏は歯周病の一部を指す言葉
- 昔は歯周病のことを「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼んでいました
- 歯槽膿漏とは、歯茎から膿や出血が出る状態を指す症状名
- 現在は「歯周病」という言葉に統一されつつあります

📉「歯槽膿漏」は病名ではない
- 歯科医師のあいだでは「歯槽膿漏」という呼び方はほとんど使われていません
- テレビや新聞でも「歯周病」という表現が一般的になっています
- いずれ「歯槽膿漏」という言葉は使われなくなる可能性があります
🖼典型的な歯槽膿漏の症状とは?
⚠️歯茎の腫れ・出血・歯の動揺
- 写真の症例では、歯茎に腫れと出血が見られ、指で触ると歯がぐらぐら動きます
- 歯を支える骨(歯槽骨)がほとんど失われている状態です
🦷抜歯が選択されるケースも
- 治療で歯を残すことが困難で、強い痛みもあったため抜歯を選択
🧫歯槽膿漏の原因も歯周病と同じ
🦠原因は「歯周病菌」が作るバイオフィルム
- 歯槽膿漏の原因は歯周病とまったく同じ
- プラーク中の細菌が歯茎に炎症を引き起こすことで進行します
🦷歯周病は歯槽骨をじわじわと溶かす病気

📉歯茎が赤く腫れ、やがて骨まで影響が及ぶ
- 健康な歯茎も、歯周病が進行すると赤く腫れ上がります
- 進行に伴い、歯を支える歯槽骨が吸収されていきます
⚠️「歯茎が下がらないタイプ」の方が危険?
❗自覚症状が出にくく、発見が遅れる
- 一般的には、歯茎の見た目はそのままで骨だけが減るケースの方が多い
- 症状に気づきにくいため、放置してしまいやすく、結果的に重症化する恐れがあります
🩺歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす
❤️心臓病や糖尿病などとの関連も
- 歯周病菌が血流に乗り、心臓病や糖尿病の発症・悪化に関与することが分かってきています
- 口の中だけの問題ではありません
🔄予防のカギは「毎日のケア」と「定期検診」
🪥正しいブラッシングとプロによるチェックが重要
さらに、歯科医院での定期的なメンテナンスが不可欠です
歯周病予防には毎日の丁寧な歯磨きが第一歩
🦷歯周病と歯肉炎はどう違う?
🪥歯肉炎=歯周病の初期段階
- 歯肉炎は歯周病のはじまりに見られる軽い炎症
- 一方、歯槽膿漏は歯周病の末期症状を指すため、別の段階の状態です

📸歯肉炎の症状とは?
🔍歯茎の赤み・腫れ・磨き残しがサイン
- 写真のように、歯のまわりの歯茎が赤く腫れているのが典型的
- よく見ると、歯や歯茎に**プラーク(磨き残し)**が付着していることがわかります
🏠自宅でできる歯肉炎の対処法
✅正しいブラッシングで改善できる
- 歯肉炎は、正しい歯磨き習慣を身につけることで改善が期待できます
- 初期の段階であれば、歯茎の状態は元に戻せる可逆的な疾患です
⚠️歯肉炎を放置するとどうなる?
🚨歯周病へと進行する危険も
- 適切なケアを怠ると、歯肉炎は歯槽骨などの組織を破壊する歯周病へ進行
- 手遅れになる前に、早めの対処が重要です
江戸川区篠崎で「歯槽膿漏」や「歯周病」にお悩みの方へ

昔から「歯槽膿漏」と呼ばれてきた歯ぐきの腫れや出血、歯のグラつきといった症状は、現在では「歯周病」として知られています。初期の段階では痛みも少なく気づきにくい一方で、進行すると歯を失う原因にもなりかねません。
当院では、歯周病の早期発見・早期治療を重視し、定期検診と丁寧なクリーニングを通じて、健康なお口をサポートしています。
「これって歯槽膿漏かも?」と気になったら、お早めに篠崎駅近くの当院までお気軽にご相談ください。
【動画】歯周病の手遅れの症状
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。