江戸川区篠崎駅前の歯医者・ふかさわ歯科クリニック篠崎では、出来るだけリスクを抑え短時間で抜くことにこだわった親知らずの抜歯を行っているため、ドライソケットになることは極めて稀です。水平に埋没した難易度の高い親知らずの抜歯にも対応しています。親知らずの抜歯をお考えの方はぜひ、当院に遠慮なくご相談ください。

ドライソケットの原因

ドライソケットは複合的要因で起こる

ドライソケットが起こる原因は様々な要因が関係していると思われます。従って、原因を特定するのは極めて困難で、国内外で様々な説が言われています。

日本では、抜歯後の患者の不注意によるところが大きいと言われているのに対し、海外では術者のスキル不足が大きいと考えられています。

しかし、明確な原因が分らないため大学病院の口腔外科でさえ3%ほどのドライソケットが起こってしまうのが現実です。

抜歯手術時の原因

原因

浸潤麻酔薬を多く使用

下の親知らず周辺の顎骨は骨孔が少なく、皮質骨が厚いため浸潤麻酔がかかり難く多くの麻酔薬が必要となることがあります。

麻酔の効きを良くするために含有される血管収縮剤(エピネフリン)の影響で出血量が少なくなり、血餅の形成が行われ難くなると考えられます。

また、真横に向いて埋まった親知らずの場合、抜歯難易度が高く抜歯時間が長くなるため、追加の麻酔薬が必要となることも影響するものと思われます。

下顎孔伝達麻酔を使う手段もありますが、親知らずの歯根が下顎管(下顎神経)に近い場合には下顎神経の損傷リスクを考えると使いづらくなります。

浸潤麻酔
浸潤麻酔

原因

抜歯窩内に歯根の一部や骨片、異物が残る

抜歯窩中に不良肉芽組織や骨片、破折した歯根などの取り残しがあるとドライソケットになるリスクが高まります。

抜歯後に抜歯窩内の異物などを鋭匙で綺麗に掻き出しますが、歯肉靭帯をガリガリとやり過ぎてもドライソケットを作る要因とも考えられています。

また、抜歯窩内を生理食塩水や次亜塩素酸水などで洗浄しますが、やり過ぎると血餅が出来ないとも考えられています。

抜歯窩内に歯根の一部や骨片、異物が残る
抜歯窩内に歯根の一部や骨片、異物が残る

原因

細菌感染対策としての強い消毒薬の使用

抜歯窩が感染すると血餅が溶解してしまうという説があります。口腔常在菌(歯周病菌など)が手術部位感染に影響すると考えられていたため、抜歯窩を強い消毒薬(イソジン、リバノールなど)で洗浄している大学病院の口腔外科もまだ存在しているのが現実です。

しかし、消毒薬には細胞毒性があり創傷治癒を遅らせることがわかってきています。

また、術前から智歯周囲炎が起こっている場合もあり、術中・術後の細菌感染防止には抗生剤の術前投与が有効と考えられます。

強い消毒薬
強い消毒薬

江戸川区篠崎で親知らずの抜歯についてお悩みの方は、ぜひふかさわ歯科クリニック篠崎までご相談下さい。当院では、事前の検査・診断で出来るだけ手術時間を短縮し、リスクや痛みを抑えた親知らずの抜歯を心がけております。ドライソケットの痛みでお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。また、親知らずの移植や歯髄バンクなどの有効活用も考慮した適切なアドバイスを行っています。

【動画】親知らず抜歯後ドライソケットに!

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

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メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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