- 1. 【動画 2分31秒】歯石取りと歯のクリーニングで取り戻す歯茎の健康
- 2. 歯石取の重要性と効果を徹底解説!
- 2.1. 歯石取りとクリーニングだけで歯茎の腫れが改善した症例
- 2.2. 1.歯石取りとは何か?
- 2.2.1. 歯石の形成とその原因
- 2.2.2. 歯石がもたらす影響(口臭、歯周病など)
- 2.2.3. 歯石取りと歯の健康の関係性
- 2.2.4. 歯原性菌血症を防ぐ
- 2.2.5. 歯石取りに伴うリスクと注意点
- 2.2.6. 自宅でできるケアとの違い
- 2.3. 2.歯石取りの頻度とタイミング
- 2.3.1. 理想的な歯石取りの頻度
- 2.3.2. 歯科医が推奨するタイミング
- 2.3.3. 自覚症状がない場合の受診の必要性
- 2.4. 3.痛みを最小限に抑える歯石取りの方法
- 2.4.1. 痛みを感じる原因とは?
- 2.4.2. 麻酔を利用した歯石除去の利点
- 2.4.3. 歯科クリニックで提供される無痛治療の選択肢
- 2.5. 4.保険適用と費用の目安
- 2.5.1. 保険診療と自由診療の違い
- 2.5.2. 一般的な治療費用の例
- 2.5.3. 長期的なコストパフォーマンスを考える
- 2.6. 5.自宅での歯石予防方法
- 2.6.1. 毎日のブラッシングで気をつけるポイント
- 2.6.2. デンタルフロスや歯間ブラシの活用
- 2.6.3. 歯石がつきにくい生活習慣のコツ
- 2.7. 6.歯石取り後のアフターケア
- 2.7.1. 適切なケアで再発を防ぐ方法
- 2.7.2. 施術後に避けるべき行動や食事
- 2.7.3. 口腔内を健康に保つためのメンテナンス計画
- 2.8. 7.よくある質問(Q&A)
- 3. 江戸川区篠崎で歯石取りや歯のクリーニングをご検討の方へ
- 4. 筆者・院長
【動画 2分31秒】歯石取りと歯のクリーニングで取り戻す歯茎の健康
歯石取の重要性と効果を徹底解説!
歯石取りとクリーニングだけで歯茎の腫れが改善した症例
術前
黒い歯石が付着しているのが分かります。歯茎は丸く腫れて盛り上がっています。歯茎を爪で剝がすようにするとペロンとめくれる状態です。また、歯茎の一部に出血も認められます。歯磨きがしっかり出来ていないので歯の間に磨き残しが沢山あることが分かります。
一見すると重度歯周病の様に見えますが、レントゲン写真を撮ってみると歯槽骨の破壊はほとんどありませんでした。
しかし、歯茎が腫れているため歯周ポケットは6mmほどある場所もありました。この様な歯周ポケットを仮性ポケットと呼びます。
歯周病の基本治療として歯磨きの指導と歯石取りを行い、メインテナンスとして歯のクリーニングだけで歯茎が改善してゆく過程をご覧ください。歯石が大量に付着していたため歯石取りの回数は4回に分けて行っています。
治療はすべて保険治療で行っています。
歯石除去後2ヶ月経過
歯石取りが終わり2ヶ月経過した時点の口腔内写真です。かなり腫れが引いてきました。メインテナンスとして歯のクリーニングをエアフローを用いて行いました。
歯石除去後4ヶ月経過
前回のメインテナンス時より2ヶ月経過した時点の口腔内写真です。さらに歯茎の腫れは治まってきています。前回と同様にエアフローによる歯のクリーニングを行っています。
その後、2ヶ月ごとに来院していただき、クリーニングを行っています。
歯石除去後1年経過
歯石除去後1年経過した時点の口腔内写真です。下顎の歯茎はほぼ正常といってよいほど改善していますが、上顎は所々に僅かですが歯茎の腫れが認められます。
仮に歯槽骨の破壊があれば歯茎は下がっていたと思われますが、同症例の歯槽骨は健全であったため、歯茎下がりといった症状は起こっていません。
今後、同様のメインテナンスを続け、完全に歯周病が完治し、健康な歯茎になるようサポートしていきます。
また、歯石が再付着することもあるので、適宜行っていきます。
1.歯石取りとは何か?
歯石の形成とその原因
歯石は、歯垢(プラーク)が唾液中のカルシウムやリン酸と結合して硬化したものです。一方、歯垢(プラーク)は、口腔内の細菌がかすりや唾液成分と結合して形成される白っぽい粘着性の膜です。歯の表面や歯と歯茎の隙間に付着し、放置すると増殖した細菌が酸を生成し、歯を溶かして虫歯や歯周病を発症させます。
歯ブラシやデンタルフロスで除去は可能ですが、取り残して硬化して歯石になります。 また、歯垢には約500~700種類の細菌が含まれており、一部は口臭や炎症の原因にもなるため、毎日の丁寧なブラッシングと定期的な歯科検診が重要です
歯石がもたらす影響(口臭、歯周病など)
歯石が溜まると、以下のような悪影響があります。
- 口臭の原因
歯石は細菌の温床となり、口腔内で嫌な臭いを発生させる原因となります。 - 歯周病の進行
歯石は細菌の繁殖を助けるため、歯茎の炎症や歯周ポケットの形成を促し、歯周病を悪化させます。 - 虫歯のリスク増加
歯石の周囲で細菌が繁殖し、酸を生成して歯を溶かすため、虫歯のリスクが増大します。
歯石取りと歯の健康の関係性
歯石取り(スケーリング)は、歯科医院で行うプロフェッショナルケアの中心であり、歯と歯茎の健康を守るために必要な対策です。
- 歯周病予防
歯石には歯周病菌が大量に棲みつきバイオフィルムを作っています。歯周ポケットで増殖した細菌は増殖し続けて歯周病の悪化を招きます。歯石除去により歯茎の炎症が改善され、腫れや出血が改善します。また、歯周病の予防にもなります。 - 口臭の改善
歯垢や歯石は口臭の原因です。歯石が放置されれば、付着した細菌から「硫化水素」や「メチルメルカプタン」「ジメチルサルファイド」といった揮発性硫黄化合物(VSC)のガスが発生します。歯石がたまるとザリガニ臭または腐った野菜(キャベツなど)や卵の腐ったような臭いがするのは、このガスが原因です。歯石にはプラークが付着しやすいので、その根本的な原因となる歯石除去を行うことで細菌の数が減り、口臭の予防にも効果が期待できます。 - 長期的な口腔ケアの基盤作り
定期的な歯石取りは、将来の歯の喪失や歯周病のリスクを軽減し、健康な歯を維持するための基盤になります。
歯原性菌血症を防ぐ
歯原生菌血症は歯周組織の毛細血管から歯周病菌やLPS(菌体外毒素)などが動脈に入り、全身に行き渡る状態のことを言います。歯原生菌血症は、動脈の内皮細胞に損傷を与え、コレステロールを取り込んで血管内にコブを作ります。
この状態をアテローム性動脈硬化といいます。動脈硬化が促進されると、糖尿病や心臓病や脳梗塞などの全身疾患の発症や重症化に繋がります。歯石取りを行い、口腔ケアを徹底するとこれらの疾患の予防につながることが分かっています。
歯石取りに伴うリスクと注意点
歯石取りには以下のようなリスクや注意点があります:
- 一時的な痛みや違和感
歯石が多い場合歯茎が炎症を起こしている場合、処置中に痛みを感じることがあります。 - 歯の感覚が敏感になる
歯石を除去した後、歯の表面が露出し、飲み物などに敏感になる場合があります。 - 出血の可能性がある
歯茎が弱っている場合、治療中に軽い出血が起こることがあります。
これらのリスクを回避するため、信頼できる歯科医院での対処が重要です。
自宅でできるケアとの違い
歯石取りは、自宅でのセルフケアでは不可能な点をカバーします。
- 歯石の除去
歯石は歯ブラシやフロスでは取れず、専門的な器具でのみ除去可能です。 - 細菌の徹底的な除去
歯科医院では、歯石だけでなく歯周ポケット内の細菌までしっかりと除去できます。 - 口腔内の状態のチェック
歯石取りを行う際に、虫歯や歯周病などのトラブルを早期発見できます。
自宅でのケアは歯石付着の予防に役立ちますが、歯科医院での定期的な歯石取りと違って、より効果的に口腔内を健康にすることができます。
2.歯石取りの頻度とタイミング
理想的な歯石取りの頻度
歯石取りの理想的な頻度は、一般的に 3〜6ヶ月に1回 です。これは歯石が形成される速度や個々の口腔内の状態によって異なります。特に歯周病のリスクが高い人や歯石が溜まりやすい体質の人は、短い間隔での受診が推奨されます。一方、口腔内の状態が健康でセルフケアが十分に行われている場合は、6ヶ月に1回でも十分な場合があります。
歯科医が推奨するタイミング
歯科医が推奨する歯石取りのタイミングには、以下のポイントがあります:
- 定期検診の際
定期的な検診時に、歯石が確認された場合に除去を行います。 - 歯茎の腫れや出血を感じたとき
歯石が原因で炎症が起きている場合は、早めの歯石取りが必要です。 - 口臭が気になる場合
歯石による細菌の繁殖が口臭を引き起こしている可能性があるため、タイミングを問わず相談することをおすすめします。
歯石取りを通じて口腔細菌の状態をリセットし、健康を維持することが重要です。
自覚症状がない場合の受診の必要性
自覚症状がなくても歯石取りを受けることが推奨される理由は以下の通りです:
- 歯石は目に見えにくい場所にも形成される
歯と歯茎の間(歯周ポケット)や奥歯の裏側など、気付きにくい部分にも歯石が蓄積します。 - 早期発見でトラブルを防ぐ
歯石は虫歯や歯周病の原因となるため、症状が出る前に取り除くことが大切です。 - 定期的なケアで健康を維持
自覚症状がない状態を保つためにも、定期的な歯石取りは欠かせません。
健康な口腔内を維持するためには、自覚症状の有無にかかわらず、定期的な歯石取りを習慣化することが理想的です。
3.痛みを最小限に抑える歯石取りの方法
痛みを感じる原因とは?
歯石取りで痛みを感じる原因には以下のものがあります:
- 歯茎の炎症
歯周病などで歯茎が炎症を起こしている場合、触れるだけで痛みを感じやすくなります。 - 歯石の付着場所と量
歯周ポケットの深部や根の表面に歯石が多く付着している場合、除去時に痛みが生じることがあります。 - 知覚過敏
歯の表面のエナメル質が薄くなっている人や、歯茎が下がっている人は冷たい感覚や刺激に敏感です。
これらの要因を歯科医師が適切に判断し、痛みを軽減する方法を選択することが重要です。
麻酔を利用した歯石除去の利点
痛みが不安な場合、局所麻酔を利用した歯石除去が有効です。以下がその利点です。
- 痛みを完全に抑える
麻酔を使用することで処置中の痛みをほぼ完全に防ぐことができます。 - リラックスした状態で治療を受けられる
麻酔下の処置は痛みを感じないことで、患者さんが安心して治療に集中できます。また、リラックスできる空間で治療を受けると、痛みを感じにくくなります。当院では、患者さんが安心して治療に専念できるよう、個室で対応しています。 - 広範囲の処置にも対応可能
痛みがないため、歯石の多い部分や歯周ポケットの深い部分の清掃も丁寧に行えます。
麻酔の使用は患者の希望や状況に応じて調整されるため、事前に歯科医に相談することが大切です。
歯科クリニックで提供される無痛治療の選択肢
最近の歯科クリニックでは、無痛治療を実現するための様々な方法が提供されています:
- 超音波スケーラーの活用
超音波振動で歯石を効率的に除去する器具は、従来の手動スケーラーよりも痛みが少ないと言われています。 - 表面麻酔剤の使用
針を使わずに歯茎の感覚を鈍らせる薬剤を塗布することで、処置中の痛みを軽減します。 - 針無麻酔器の使用
麻酔液が細かい霧状になり、圧力で歯茎に浸透するため、痛みがほとんどありません。針を使わないため、注射に対する恐怖心がある患者さんでも安心して治療を受けられます。
これらの選択肢により、患者さんが安心して歯石取りを受けられる環境が整っています。歯科医院選びの際は、こうした無痛治療が可能かどうかを確認することをおすすめします。
4.保険適用と費用の目安
保険診療と自由診療の違い
歯石取りには、保険診療と自由診療の2つの選択肢があります。
- 保険診療
歯周病治療の一環として認められた場合に適用され、費用が抑えられます。ただし、適用範囲が限られており、使用する器具や施術内容が一定の基準に従います。 - 自由診療
より高度な技術や最新の機器を使用した歯石取りが可能で、仕上がりの美しさや快適さを重視できます。ただし、費用は全額自己負担となります。
患者さんの口腔状態や希望に応じて、適切な方法を選ぶことが重要です。
一般的な治療費用の例
歯石取りの費用は診療内容や地域によって異なりますが、以下が一般的な目安です:
- 保険診療の場合
3割負担の場合、1回あたり約2,000〜3,000円。歯周ポケットの深さや治療範囲により費用が変わることがあります。 - 自由診療の場合
1回あたり5,000〜20,000円程度。使用する機器や施術内容(超音波スケーラー、レーザー治療など)によって大きく異なります。
具体的な費用については、事前に歯科医院での相談が必要です。
長期的なコストパフォーマンスを考える
定期的に歯石を取り除くことは、長期的に見て経済的なメリットがあります。
- 治療費の節約
歯石を放置すると歯周病や虫歯が進行し、高額な治療が必要になることがあります。早期の歯石取りは予防的な費用として効果的です。 - 健康寿命の延伸
歯を失うリスクを減らし、噛む力や健康を維持することで、全身の医療費を抑える効果も期待できます。 - ライフスタイルの質の向上
美しい歯と健康な口腔環境を維持することで、自信を持って生活できるため、精神的な満足度も向上します。
適切な頻度で歯石取りを行うことは、短期的なコスト以上に長期的な価値を提供する重要なケアといえます。
5.自宅での歯石予防方法
毎日のブラッシングで気をつけるポイント
歯石予防の基本は、毎日の正しいブラッシングです。以下の点に注意しましょう:
- 歯と歯茎の境目を意識
歯石は歯と歯茎の境目に溜まりやすいため、45度の角度でブラシを当てて磨きましょう。 - 適切な力加減
強く磨きすぎると歯茎を傷つける可能性があります。軽い力で小刻みに動かすのがポイントです。 - 適切な歯ブラシの選択
硬さが「ふつう」または「やわらかめ」のブラシを使用し、月1回程度交換することを心掛けましょう。 - フッ素入り歯磨き粉の使用
フッ素は歯垢の形成を抑える働きがあるため、フッ素配合の歯磨き粉を使用することをおすすめします。
デンタルフロスや歯間ブラシの活用
ブラッシングだけでは取りきれない部分をケアするには、デンタルフロスや歯間ブラシが効果的です。
- デンタルフロス
歯と歯の間に溜まる歯垢を取り除くのに最適です。特に奥歯の隙間は見逃しやすいので、丁寧に使用しましょう。 - 歯間ブラシ
歯と歯の隙間が広い場合に効果的です。サイズの合ったブラシを選び、隙間に優しく挿入して汚れを取り除きます。 - 組み合わせて使う
ブラッシング後にデンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯垢除去の効果がさらに高まります。
歯石がつきにくい生活習慣のコツ
日常生活の習慣を見直すことで、歯石が付きにくくなります:
- 食後のケアを習慣化
食後にブラッシングができない場合でも、口を水ですすぐだけで歯垢の形成を抑えられます。 - バランスの良い食事
野菜や果物を多く摂り、唾液の分泌を促すことで、口腔内の自浄作用を高めます。 - 糖分の摂取を控える
糖分は細菌のエサになり、歯垢が作られやすくなるため、甘い飲食物を摂り過ぎないようにしましょう。 - 禁煙を心掛ける
喫煙は唾液の分泌を減らし、歯石を付きやすくする要因となります。
これらのポイントを実践することで、歯石の予防効果を高め、健康な口腔環境を維持することができます。
6.歯石取り後のアフターケア
適切なケアで再発を防ぐ方法
歯石取り後は、以下のケアを心掛けて再発を防ぎましょう:
- 正しいブラッシングの継続
毎日の丁寧なブラッシングで歯垢の蓄積を防ぐことが重要です。歯と歯茎の境目を意識して磨きましょう。 - デンタルフロスや歯間ブラシの使用
歯と歯の間の汚れを定期的に取り除くことで、歯石の付着を予防します。 - 定期的な歯科検診
3〜6ヶ月に一度の検診とクリーニングを習慣化し、早期に歯石を除去することが再発防止につながります。
施術後に避けるべき行動や食事
歯石取り後は歯や歯茎が敏感になっているため、以下の行動を控えることをおすすめします:
- 刺激の強い食べ物や飲み物を避ける
辛いもの、酸性の強い飲み物(炭酸飲料や柑橘系ジュース)、極端に冷たいまたは熱いものは歯や歯茎に刺激を与える可能性があります。 - 喫煙を控える
喫煙は歯茎の回復を妨げるだけでなく、再び歯石が付きやすくなる原因になります。 - 強くうがいをしない
歯石取り後は歯茎がデリケートな状態なので、強いうがいは避け、軽くすすぐ程度にとどめましょう。
口腔内を健康に保つためのメンテナンス計画
長期的に口腔内を健康に保つためには、以下の計画を立てると効果的です:
- 毎日のセルフケアの習慣化
毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使ったケアを欠かさず行いましょう。 - 歯科医院での定期クリーニング
プロによるクリーニングを定期的に受けることで、セルフケアでは落としきれない汚れを取り除けます。 - 生活習慣の見直し
バランスの取れた食事、禁煙、適度な運動を取り入れることで、全身の健康とともに口腔環境も改善されます。 - 歯科医とのコミュニケーション
口腔内の状態や気になる症状を定期的に相談し、適切なアドバイスを受けることで、トラブルを未然に防ぎましょう。
これらのアフターケアを継続することで、歯石の再発を防ぎ、健康な歯を長く保つことができます。
7.よくある質問(Q&A)
歯石取りは本当に必要ですか?
はい、歯石取りは非常に重要です。
歯石は歯ブラシやデンタルフロスでは取り除けず、歯科医や歯科衛生士による専門的な処置が必要です。歯石を放置すると、歯周病や虫歯、口臭の原因となり、最終的には歯を失うリスクが高まります。また、歯石除去は口腔内を清潔に保つだけでなく、全身の健康を守るためにも欠かせません。
歯石取りを怠るとどうなりますか?
歯石取りを怠ると、以下のような問題が発生します:
- 歯周病の進行
歯石が歯茎に炎症を起こし、歯周病が悪化します。重症化すると歯を支える骨が溶け、歯が抜け落ちることもあります。 - 口臭の悪化
歯石に付着した細菌が臭いの原因となり、強い口臭を引き起こします。 - 虫歯のリスク増加
歯石周辺の細菌が酸を生成し、歯を溶かすことで虫歯のリスクが高まります。 - 見た目の悪化
歯石が茶色や黄色に変色し、見た目に影響を与えることがあります。
歯石を定期的に取り除くことで、これらのトラブルを予防できます。
自分で歯石を取るのは危険ですか?
はい、自分で歯石を取るのは危険です。
市販の歯石除去器具を使用すると、以下のようなリスクがあります:
- 歯や歯茎を傷つける
不適切な方法で歯石を削ろうとすると、歯のエナメル質や歯茎を傷つけてしまう可能性があります。 - 感染症のリスク
適切に消毒されていない器具を使用することで、感染症を引き起こす恐れがあります。 - 完全に取り除けない
専門的な技術がないと歯石を完全に除去できず、歯石が残る場合があります。
歯石取りは、信頼できる歯科医院で行うのが安全かつ確実です。セルフケアでは予防に努め、定期的にプロのケアを受けることをおすすめします。
江戸川区篠崎で歯石取りや歯のクリーニングをご検討の方へ
歯石取りは、健康な歯と歯茎を保つためにとても重要なケアです。歯石は放置すると、虫歯や歯周病、さらには口臭の原因となるだけでなく、歯を支える骨にも影響を与えることがあります。これを防ぐためには、定期的に歯科医院で歯石を取り除くことが必要です。
毎日のブラッシングやデンタルフロスで歯垢をしっかり取り除くことも大切ですが、歯石は一度ついてしまうと自宅では除去できません。当院では、痛みを抑えた快適な歯石取りを行っておりますので、安心してご来院ください。
また、歯石が付きにくくなるような生活習慣の改善もお手伝いします。例えば、バランスの取れた食事や禁煙、そして食後の丁寧な口腔ケアは、歯石の予防に非常に効果的です。
患者様一人ひとりの状態に合わせた最適なケアをご提案させていただきますので、気になることや不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
筆者・院長
深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。