- 1. こんなことで悩んでいませんか?
- 2. 子どもの虫歯治療は何歳からできる?
- 2.1. 1~2歳|まずは予防と進行抑制
- 2.2. 2~4歳|虫歯の進行を止める治療が中心
- 2.3. 5~6歳|本格的な虫歯治療ができる年齢
- 3. 3~5歳の虫歯治療で行う「サホライド治療」とは?
- 3.1. スプーンエキスカベーターを使用
- 3.2. サホライド治療の流れ
- 3.2.1. ① サホライドを塗布して虫歯の進行を抑える
- 3.2.2. ② 定期的に虫歯を確認
- 3.2.3. ③ レジンで修復
- 3.3. 小さなお子さまに優しい治療法です
- 4. 実は年齢よりも大切なことがあります
- 4.1. 子どもの協力度が治療のカギ
- 5. 乳歯の虫歯を放置するとどうなる?
- 5.1. 痛みが出る
- 5.2. 永久歯が弱くなる
- 5.3. 歯並びが悪くなる
- 5.4. 抜歯が必要になることも
- 6. 虫歯の進行度別の治療法
- 6.1. C1(エナメル質の虫歯)
- 6.2. C2(象牙質の虫歯)
- 6.3. C3(神経まで達した虫歯)
- 6.4. C4(根だけ残った虫歯)
- 7. 当院が大切にしている「泣かせない治療」
- 7.1. 無理に押さえつけません
- 7.2. まずは診療室に慣れることから
- 7.3. トレーニング診療を行っています
- 7.4. お子さまのペースで進めます
- 8. 麻酔は痛くない?
- 8.1. ① 表面麻酔
- 8.2. ② 針のないシリジェット
- 8.3. ③ 極細針
- 8.4. ④ 電動麻酔
- 9. 子どもの心を守るために|できるだけ麻酔や機械を使わない虫歯治療
- 9.1. 回転器具が怖がられる理由
- 9.2. 麻酔が苦手なお子さまも多い
- 9.3. 当院の取り組み
- 10. 家庭でできる虫歯予防
- 10.1. 仕上げ磨きは何歳まで?
- 10.2. フッ素は何歳から?
- 10.3. シーラントはいつやる?
- 10.4. おやつの与え方
- 11. よくある質問
- 11.1. Q. 2歳でも虫歯治療できますか?
- 11.2. Q. 泣いてしまったら治療できませんか?
- 11.3. Q. 乳歯の虫歯は放置しても大丈夫?
- 11.4. Q. 何歳まで仕上げ磨きが必要ですか?
- 12. 江戸川区篠崎で子どもの虫歯治療なら
- 12.1. 無理に治療しない、小児歯科です
- 13. 【動画】子供の虫歯の見分け方
- 14. 筆者・院長
- 14.1. 深沢 一
- 14.1.1. メッセージ

「虫歯があると言われたけれど、まだ2歳だから治療は無理では?」
「泣いてしまうので歯医者に連れて行くのが心配…」
このようなお悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
実は、子どもの虫歯治療は年齢だけで決まるものではありません。
お子さまの性格や成長段階、虫歯の進行状況に応じて治療方法は大きく変わります。
この記事では、小児歯科の現場で実際に行われている虫歯治療について、年齢別の目安や治療内容、保護者の方が知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
こんなことで悩んでいませんか?

- 虫歯があると言われたけどまだ2歳
- 泣いて治療できる気がしない
- 麻酔は大丈夫?
- 乳歯だから様子を見てもいい?
- 押さえつけて治療されないか心配
このような不安を抱える保護者の方は少なくありません。
子どもの虫歯治療は何歳からできる?

1~2歳|まずは予防と進行抑制

1歳半健診で虫歯が見つかることもあります。
しかし、この年齢では診療台に座ること自体が難しいお子さまも多いため、無理に削る治療を行うことは一般的ではありません。
主な対応は次のようなものです。
- フッ素塗布
- 歯磨き指導
- 食生活改善
- サホライドによる進行抑制
まずは虫歯の進行を止めることを優先し、永久歯への影響を最小限に抑えることが目標になります。
2~4歳|虫歯の進行を止める治療が中心

この年代になると診療台に座れるお子さまも増えてきます。
ただし、まだ本格的な治療が難しいケースも少なくありません。
この時期に大切なのは、
- 診療台に座れる
- お口を開けられる
という経験を積むことです。
虫歯を「治す」ことよりも、
虫歯を悪化させないこと
が重要になります。
5~6歳|本格的な虫歯治療ができる年齢
5~6歳頃になると、歯科医院での診療にも慣れ、本格的な治療が可能になるお子さまが増えてきます。
この頃になると、
- 麻酔
- 虫歯除去
- レジン充填
など一般的な虫歯治療を受けられるケースが多くなります。
3~5歳の虫歯治療で行う「サホライド治療」とは?
3~5歳頃のお子さまは、歯科治療に対する恐怖心が強く、削る治療が難しいことがあります。そのため、当院では虫歯の進行を抑える「サホライド治療」を行うことがあります。
スプーンエキスカベーターを使用
スプーンエキスカベーターは、耳かきのような形をした手用器具です。回転する機械を使わずに虫歯を少しずつ取り除けるため、お子さまも怖がりにくいのが特徴です。

サホライド治療の流れ
① サホライドを塗布して虫歯の進行を抑える
虫歯部分をスプーンエキスカベーターで軽く除去し、サホライドを塗布します。サホライドには虫歯の進行を抑える効果があり、塗布後は虫歯が黒く硬くなります。

② 定期的に虫歯を確認
次回来院時に硬くなった虫歯部分を再度確認し、必要に応じてサホライドを追加で塗布します。この処置を2~4回程度繰り返しながら虫歯の進行をコントロールします。

③ レジンで修復
虫歯の進行が落ち着いたら、最終的にコンポジットレジン(白い詰め物)で穴を埋めて治療を完了します。

小さなお子さまに優しい治療法です
サホライド治療は、麻酔や大きく歯を削る処置をできるだけ避けながら虫歯の進行を抑える方法です。治療への恐怖心が強い3~5歳のお子さまにも取り入れやすい治療法として活用されています。
実は年齢よりも大切なことがあります

子どもの協力度が治療のカギ
治療できるかどうかは
❌ 年齢
ではなく
⭕ 協力度
です。
例えば、
- 3歳でも治療できる子
- 6歳でも治療が難しい子
がいます。
大切なのは、お子さまが歯科医院に慣れ、安心して治療を受けられる状態になることです。
乳歯の虫歯を放置するとどうなる?

乳歯はいずれ生え変わります。
しかし、「どうせ抜けるから」と放置するのは危険です。
痛みが出る
虫歯が進行すると神経に達し、強い痛みを起こします。
食事ができなくなったり、夜眠れなくなったりすることもあります。
永久歯が弱くなる
乳歯の根の下には永久歯が育っています。
重度の虫歯による感染が永久歯に影響すると、変色や形成不全の原因になることがあります。
歯並びが悪くなる
虫歯が進行して乳歯を早期に失うと、周囲の歯が移動し、永久歯が生えるスペースが不足することがあります。
抜歯が必要になることも
虫歯が根の先まで進行すると保存が困難になり、抜歯を選択せざるを得ない場合があります。
虫歯の進行度別の治療法
C1(エナメル質の虫歯)
歯の表面が白く濁ったり、わずかに変色した状態です。
適切な管理により削らずに経過観察できることもあります。
C2(象牙質の虫歯)
歯に穴が開き始めた状態です。
虫歯部分を除去し、レジンで修復します。
C3(神経まで達した虫歯)
強い痛みを伴うことがあります。
乳歯でも神経の治療(抜髄)が必要になることがあります。


C4(根だけ残った虫歯)
根の先まで感染が進行した状態です。
抜歯が必要になるケースもあります。
当院が大切にしている「泣かせない治療」

無理に押さえつけません
お子さまの心を守ることを最優先に考えています。
当院では抑制治療は行っておりません。
まずは診療室に慣れることから
いきなり治療を始めることはありません。
まずは診療台に座ることから始めます。
トレーニング診療を行っています
お口を開ける練習や器具に触れる練習など、段階的にステップアップしていきます。
お子さまのペースで進めます
その日の体調や気分に合わせながら無理なく治療を進めます。
麻酔は痛くない?
当院では痛みをできるだけ軽減するために、次の方法を組み合わせています。
① 表面麻酔
歯ぐきにジェル状の麻酔を塗り、針を刺す際の痛みを軽減します。
② 針のないシリジェット
圧力によって麻酔液を浸透させる装置です。
針を使わずに麻酔を行えるため、小さなお子さまでも安心です。
③ 極細針
33Gの非常に細い針を使用し、刺入時の痛みを抑えています。
④ 電動麻酔
一定速度でゆっくり麻酔液を注入することで圧痛を軽減します。
子どもの心を守るために|できるだけ麻酔や機械を使わない虫歯治療
小さなお子さまの虫歯治療では、治療そのものだけでなく「歯医者さんへの苦手意識を作らないこと」も大切です。
一度でも強い痛みや恐怖を経験すると、その後の治療を極端に嫌がるようになることがあります。そのため当院では、麻酔や回転切削器具の使用をできるだけ少なくし、お子さまの負担を軽減する治療を心がけています。
回転器具が怖がられる理由


虫歯治療で使われるタービンやエンジンは歯を削るための器具です。
タービンは「キーン」という独特の音が特徴で、振動は少ないものの、その音によって恐怖心を抱くお子さまが少なくありません。
また、エンジンは低速で回転する器具ですが、振動を感じやすく、不安や緊張の原因になることがあります。
麻酔が苦手なお子さまも多い

浸潤麻酔では、
- 針を刺すときの痛み
- 麻酔液を注入するときの圧迫感
を感じることがあります。
こうした経験が「歯医者は痛いところ」というイメージにつながり、次回以降の通院を嫌がる原因になることもあります。
当院の取り組み
当院では、お子さまの虫歯の状態や協力度に応じて、麻酔や回転器具の使用をできるだけ抑えた治療を行っています。
無理に治療を進めるのではなく、お子さまの気持ちに寄り添いながら、必要な治療を段階的に進めることで、将来にわたって安心して通える環境づくりを大切にしています。
家庭でできる虫歯予防

仕上げ磨きは何歳まで?
仕上げ磨きは9〜10歳頃まで続けることをおすすめします。
特に寝る前の仕上げ磨きは重要です。
フッ素は何歳から?
フッ素は歯が生え始めた頃から使用できます。
当院では0歳からのフッ素ケアを推奨しています。
シーラントはいつやる?
6歳臼歯が生え始めた時期が最適です。必要に応じて第一乳臼歯、第二乳臼歯が生えたら、
奥歯の溝を保護し、虫歯予防に役立ちます。


おやつの与え方
虫歯予防で最も重要なのは、
だらだら食べをしないこと
です。
おやつの時間を決め、食後はお口の中をリセットする時間を作りましょう。
よくある質問
Q. 2歳でも虫歯治療できますか?
虫歯の進行状況によります。
まずは進行抑制や予防処置を行うことが一般的です。
Q. 泣いてしまったら治療できませんか?
無理に治療を進めることはありません。
まずは診療室に慣れることから始めます。
Q. 乳歯の虫歯は放置しても大丈夫?
放置はおすすめできません。
永久歯や歯並びに影響することがあります。
Q. 何歳まで仕上げ磨きが必要ですか?
9〜10歳頃までは保護者の仕上げ磨きを推奨しています。
江戸川区篠崎で子どもの虫歯治療なら

当院では、お子さま一人ひとりの成長に合わせた小児歯科診療を行っています。
「まだ小さいから無理かもしれない」
とお考えの場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
虫歯予防から治療まで、お子さまのペースを大切にしながらサポートいたします。
無理に治療しない、小児歯科です
お子さまのペースを大切にしながら、虫歯予防から治療までサポートします。
✓ 抑制治療を行わない方針
✓ トレーニング診療対応
✓ キッズスペース完備
✓ 保育士在籍(平日午前)
✓ 篠崎駅南口徒歩1分
まずはお気軽にご相談ください。お子さまが「歯医者さんは怖くない」と思える環境づくりを大切にしています。
【動画】子供の虫歯の見分け方
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


