- 1. 【📹 33秒】ストローマグ卒業のタイミングは?コップ飲みへのスムーズな移行法
- 2. ストローマグはいつから使える?
- 2.1. 生後4〜6か月頃|離乳食の進み方に合わせて飲み方を経験
- 2.2. 生後6〜9か月頃|ストロー飲みを始める赤ちゃんも
- 2.3. 生後10〜12か月頃|自分で飲む経験を増やす
- 2.4. 1歳頃から|ストローマグとコップを上手に使い分ける
- 3. ストローマグとコップ飲みの違い
- 3.1. ストロー飲み
- 3.2. コップ飲み
- 4. ストローマグはいつまで使う?
- 5. ストローマグを長く使うと低位舌になる?
- 6. ストローマグは歯並びに影響する?
- 7. コップ飲みへの移行をスムーズにするポイント
- 7.1. 少量から始める
- 7.2. 安定した姿勢で飲む
- 7.3. 大人がサポートする
- 7.4. 無理に練習させない
- 8. ストローマグ使用時の注意点
- 8.1. 甘い飲み物の「だらだら飲み」に注意
- 8.2. ストローやパッキンを清潔にする
- 9. 外出時にも使いやすいストローマグ3選|選ぶときのポイント
- 9.1. サーモス|真空断熱ベビーストローマグ
- 9.2. ピジョン|マグマグシリーズ
- 9.3. コンビ|ラクマグシリーズ
- 10. ストローマグやコップ飲みについて小児歯科に相談したほうがよい場合
- 11. まとめ
- 11.1. 関連記事
- 12. お子さまの「飲み方」、気になることはありませんか?
- 13. 【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
- 14. 筆者・院長
- 14.1. 深沢 一
- 14.1.1. メッセージ

赤ちゃんの水分補給に便利なストローマグ。外出時にも使いやすい一方、ストロー飲みだけに偏らず、成長に合わせてコップから飲む経験も取り入れていくことが大切です。
飲み方の発達には個人差があり、「何か月から始める」「何歳までに卒業する」と一律に決めることはできません。
この記事では、ストローマグを使い始める時期の考え方や練習方法、コップ飲みへの移行、口腔機能や歯並びとの関係、使用時の注意点について歯科的な視点から解説します。
【📹 33秒】ストローマグ卒業のタイミングは?コップ飲みへのスムーズな移行法
ストローマグはいつから使える?
ストローマグを使い始める時期に、すべての赤ちゃんに共通する明確な基準があるわけではありません。
離乳食の進み方や口の動き、飲み物への興味などを確認しながら、赤ちゃんの発達に合わせて取り入れていきましょう。

生後4〜6か月頃|離乳食の進み方に合わせて飲み方を経験
離乳食を始める時期になると、スプーンから少量の水分を口にする機会も増えてきます。
この時期は、ストローで上手に飲むことを目標にする必要はありません。離乳食の進み方や赤ちゃんの発達に合わせて、スプーンなどから少量の水分を口にする経験を重ねていきましょう。
スパウトマグを使用する場合もありますが、すべての赤ちゃんに必要なステップではありません。

特定の飲み方を無理に練習させるのではなく、赤ちゃんが興味を示すか、むせずに飲めているかなどを確認しながら進めることが大切です。
生後6〜9か月頃|ストロー飲みを始める赤ちゃんも
離乳食が進むにつれて、ストローから水分を飲めるようになる赤ちゃんもいます。ただし、ストロー飲みを習得する時期には個人差があり、この月齢で必ず始める必要はありません。

最初はストローの先に少量の飲み物をつけるなど、赤ちゃんが飲み方を覚えやすいようにサポートしてみましょう。
むせたり嫌がったりする場合には無理に続けず、日を改めて試してみます。
ストローマグを選ぶ際には、対象月齢だけでなく、
- 飲み口の硬さ
- 持ちやすさ
- 洗いやすさ
- 漏れにくさ
なども確認するとよいでしょう。
生後10〜12か月頃|自分で飲む経験を増やす
この頃になると、マグやコップに興味を示し、自分で持とうとする赤ちゃんも増えてきます。
ストローマグだけでなく、大人が支えながら小さなコップから飲む経験も少しずつ取り入れてみましょう。

ただし、発達のペースには個人差があります。自分でマグを持てない、コップから上手に飲めないといった場合でも、月齢だけを基準に焦る必要はありません。
1歳頃から|ストローマグとコップを上手に使い分ける
1歳頃になると、コップから飲めるようになる子どもも増えてきます。
ただし、ストローマグを何歳までにやめなければならないという一律の基準があるわけではありません。
ストローマグは外出時などに便利なため、無理に卒業させる必要はありません。
例えば、
- 家での食事や水分補給ではコップ
- 外出時にはストローマグ
など、生活場面に応じて使い分けてもよいでしょう。
大切なのは、ストロー飲みだけに偏らず、発達に合わせてコップから飲む経験も積み重ねていくことです。
ストローマグとコップ飲みの違い
ストロー飲みとコップ飲みでは、唇や舌、顎の使い方が異なります。

ストロー飲み
ストロー飲みでは、ストローを唇で保持し、吸うことで飲み物を口の中へ取り込みます。
ストローマグには、
- こぼれにくい
- 外出時に持ち運びやすい
- 子どもが自分で飲みやすい
といった利便性があります。
コップ飲み
コップから飲む際には、コップの縁に唇を合わせ、傾けられた飲み物の量に応じて口の中へ取り込み、飲み込むという一連の動きが必要になります。
ストロー飲みとは異なる唇や舌、顎の使い方を経験できるため、離乳食の進み方や子どもの発達に合わせて取り入れていくとよいでしょう。
ストロー飲みとコップ飲みのどちらか一方だけを選ぶ必要はありません。それぞれの特徴を理解し、生活場面に応じて使い分けることが大切です。
ストローマグはいつまで使う?
「1歳になったらストローマグをやめたほうがよい」「1歳半までに卒業しなければならない」と心配する保護者の方もいるかもしれません。
しかし、ストローマグを何歳までに卒業しなければならないという明確な年齢基準はありません。

飲み方の発達には個人差があるため、年齢だけで判断するのではなく、
- コップから水分を飲めるか
- 食事を年齢に応じて食べられているか
- 飲み込むときに気になる動きがないか
- 唇や舌の使い方に気になるところがないか
など、子どもの発達全体を見ながら考えることが大切です。
コップ飲みができるようになってからも、外出時などにストローマグを使用すること自体が直ちに問題になるわけではありません。
ストローマグを長く使うと低位舌になる?
「ストローマグを長期間使うと低位舌や舌突出癖になる」という情報を目にすることがあります。
しかし、ストローマグを長期間使用したことだけを理由に、低位舌や舌突出癖、乳児期にみられるような飲み込み方が残ると一律に考えることはできません。

舌の位置や飲み込み方には、
- 口腔周囲の発達
- 鼻呼吸の状態
- 歯並びや噛み合わせ
- 食べ方や飲み方
- 指しゃぶりなどの口腔習癖
- 日常的な唇や舌の使い方
など、さまざまな要因が関係します。
そのため、「○歳までストローマグを使ったから低位舌になる」と考えるのではなく、口腔機能全体を確認することが重要です。
ストロー飲みだけに偏っている場合には、発達に合わせてコップから飲む機会も取り入れていきましょう。
ストローマグは歯並びに影響する?
ストローマグを長く使ったからといって、それだけで出っ歯(上顎前突)や開咬になるとは限りません。
子どもの歯並びや噛み合わせには、
- 顎や歯の成長
- 遺伝的な要因
- 指しゃぶりなどの口腔習癖
- 舌の位置や動き
- 口呼吸
- その他の口腔機能
など、複数の要因が関係します。
そのため、「ストローマグを○歳まで使うと歯並びが悪くなる」と一律に考える必要はありません。
一方で、
- 舌を前に出す癖が続いている
- 口がいつも開いている
- 飲み込むときに舌が前へ出る
- 食べ物を噛んだり飲み込んだりするのが苦手
- 発音が気になる
- 前歯が噛み合っていない
などの様子がみられる場合には、ストローマグの使用だけを原因と考えず、口腔機能や歯並びを含めて小児歯科で相談するとよいでしょう。
コップ飲みへの移行をスムーズにするポイント

少量から始める
最初はコップに少量の水を入れ、大人が支えながらゆっくり傾けてみましょう。
最初から上手に飲むことを目標にせず、少しずつコップから飲む経験を重ねていきます。
こぼしても問題のない環境で行うと、保護者も余裕をもって見守ることができます。
安定した姿勢で飲む
水分を飲むときは、体が安定した姿勢をとれるようにしましょう。
椅子を使用する場合には、子どもの体格に合ったものを選び、無理のない姿勢で飲めるようにします。
大人がサポートする
最初から子どもだけでコップを持たせる必要はありません。
大人がコップを支え、少しずつ傾けながら、子どもが飲み物を口の中へ取り込むのをサポートしましょう。
無理に練習させない
飲み方を習得する時期には個人差があります。
うまく飲めなかったり、コップを嫌がったりする場合には無理に続けず、日を改めて試してみましょう。
ストローマグを急に取り上げる必要もありません。コップを使う機会を少しずつ増やしていく方法でも構いません。
ストローマグ使用時の注意点
甘い飲み物の「だらだら飲み」に注意
ストローマグにジュースや乳酸菌飲料など糖分を含む飲み物を入れ、時間を決めずに何度も飲む習慣があると、歯が糖分にさらされる機会が増え、むし歯のリスクを高める可能性があります。
日常的な水分補給には、
- 水
- 白湯
- 糖分を含まないお茶
などを中心にするとよいでしょう。
糖分を含む飲み物を与える場合には、長時間にわたって少しずつ飲み続ける習慣にならないよう注意しましょう。
ストローマグを使用すること自体よりも、「何を入れるか」「どのくらいの頻度で飲むか」がむし歯予防では重要です。
ストローやパッキンを清潔にする
ストローの内部やパッキンなどの細かな部分には、飲み物や汚れが残ることがあります。
使用後は製品の取扱説明書に従ってパーツを外して洗浄し、十分に乾燥させましょう。
消毒が必要かどうか、また使用できる消毒方法は製品によって異なるため、メーカーの案内を確認してください。
外出時にも使いやすいストローマグ3選|選ぶときのポイント
ストローマグは、外出先での水分補給にも便利です。
商品を選ぶ際には、単に「人気」「漏れにくい」といった点だけでなく、
- 子どもの発達段階に合っているか
- 飲み口が使いやすいか
- 洗浄しやすいか
- パーツを取り外しやすいか
- 持ち運びしやすいか
- 保冷機能が必要か
などを確認しましょう。
サーモス|真空断熱ベビーストローマグ
ステンレス製の真空断熱構造を採用したモデルがあり、暑い時期の外出など、飲み物の温度変化を抑えたい場合に選択肢となります。
容量や対象月齢、保冷性能などは製品によって異なるため、購入時にはメーカーが示す仕様を確認してください。

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こんな方に
- 外出時間が長い
- 保冷機能を重視したい
- 持ち運びしやすいものを探している
ピジョン|マグマグシリーズ
ストロー飲みの練習や外出時の水分補給に使用できるシリーズです。
製品によって飲み口や容量、対象月齢などが異なるため、子どもの発達段階に合ったものを選びましょう。

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こんな方に
- 軽さを重視したい
- 子どもが持ちやすいものを探している
- 発達段階に合わせて選びたい
コンビ|ラクマグシリーズ
子どもの発達段階に合わせた複数の飲み口が用意されているシリーズです。
ストローマグは日常的に使用するものだからこそ、子どもの飲みやすさだけでなく、パーツの取り外しや洗浄のしやすさも確認して選びましょう。

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こんな方に
- お手入れのしやすさを重視したい
- 成長に合わせて飲み口を選びたい
- 家でも外出先でも使用したい
※商品の対象月齢、容量、機能、仕様などはモデルや販売時期によって変更される場合があります。購入時には各メーカーの最新情報をご確認ください。
ストローマグやコップ飲みについて小児歯科に相談したほうがよい場合
ストローマグを何歳まで使っているかだけで、口腔機能に問題があるかどうかを判断することはできません。
一方で、
- 食べ物をうまく噛めない
- 飲み込みにくそうにしている
- 飲食時に頻繁にむせる
- 舌がいつも前に出ている
- 口を開けていることが多い
- 歯並びや噛み合わせが気になる
- 年齢に応じた食べ方や飲み方について心配がある
といった場合には、小児歯科などで相談してみましょう。
歯並びだけでなく、食べる・飲む・飲み込むといった口腔機能を含めて確認することが大切です。
まとめ
ストローマグは、赤ちゃんや幼児の水分補給に便利なアイテムです。ただし、使い始める時期や卒業する時期には個人差があり、「○か月から始める」「○歳までにやめる」と一律に決める必要はありません。
成長に合わせてストロー飲みだけでなく、コップから飲む経験も少しずつ取り入れていきましょう。コップ飲みができるようになってからも、外出時など必要な場面でストローマグを使うこと自体が直ちに問題になるわけではありません。
また、ストローマグの長期使用だけが低位舌や舌突出癖、出っ歯、開咬などの原因になるとは限りません。子どもの口腔機能や歯並びには、成長や口腔習癖、舌の使い方、呼吸など、さまざまな要因が関係します。
年齢だけを基準にストローマグの使用を判断するのではなく、子どもの発達に合わせて無理なくコップ飲みなども経験させていきましょう。
食べ方や飲み込み方、舌の動き、口呼吸、歯並びなどで気になることがある場合には、小児歯科で相談することをおすすめします。
関連記事
お子さまの「飲み方」、気になることはありませんか?

コップ飲みが苦手、よくむせる、舌の動きや歯並びが気になるなど、お口の発達について小児歯科でご相談いただけます。
「なかなかストローで飲めない」「コップ飲みに移行できない」「お口ぽかんや歯並びが気になる」といったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。





