虫歯がC3になると大きな穴が開き始め徐々に痛みも起こり始めます。

江戸川区篠崎駅前の歯医者・ふかさわ歯科クリニック篠崎では、出来るだけ歯の神経を抜かない治療を心掛けています。また、虫歯治療では可能な限り削らない・極力痛くない無痛治療にこだわっています。虫歯がC3になっても歯の神経を抜かなくてもよい方法を模索します。重度虫歯が出来てお悩みの方はぜひ、当院に遠慮なくご相談ください。

【画像付き】大きな穴と色でわかる虫歯C3の見分け方

【画像】大きな穴と色による見分け方

穴が大きく空くと確実に虫歯C3です。虫歯C3は茶色~黒色に変色します。

虫歯C3歯髄炎の模式図

虫歯C3歯髄炎の模式図


虫歯C3は、象牙質の中を走る細い管(象牙細管)を伝わって細菌が歯髄まで侵入しています。

虫歯C3歯髄炎の見た目(第一大臼歯)

虫歯C3歯髄炎の見た目(第一大臼歯)


象牙質の深くまで虫歯が達し、歯が大きく欠けています。穴の中は茶褐色になっています。

細菌が歯髄内に侵入し、歯髄炎の初期症状”冷たい物に凍みる”が起こり始めています。

ただし、ズキズキするといった自発痛は起こっていません。

奥歯では親知らずの虫歯が欠けて放置したケースをしばしば見かけます。

6歳臼歯の虫歯C3


子供が虫歯C2を放置して急速に穴が大きくなり虫歯C3なりました。穴の中は茶色に変色し、柔らかな組織になっています。

激痛が起こり歯髄炎になっています。神経を取る処置(抜髄)が必要です。

犬歯の虫歯C3

犬歯の虫歯C3


大人が虫歯C2を放置して穴が大きくなり虫歯C3なりました。やや進行速度は遅い様です。

痛みは物が穴に触れると少し痛い程度で激痛はありません。

虫歯C3の特徴と症状:痛みのない初期から激痛の後期まで

虫歯の進行

虫歯C3の初期

歯に大きな穴が空き、虫歯菌が歯髄に入ります。虫歯C3の初期には痛みは起こりません。

虫歯C3の中期

歯髄に入った細菌が増殖すると冷たいものに凍み始めます。次に温かいものでも凍み始めると歯髄炎となります。

虫歯C3の後期

歯髄炎になると上下の歯が触れただけで激痛が起こったり、ズキズキする拍動性の自発痛が起こります。

虫歯C3の最後

神経が完全に死ぬと、痛みがなくなります。この状態を歯髄壊死(歯髄壊疽)と言います。

これを放置すると歯根の先端に膿を作る歯根嚢胞が出来ると、再び激痛が始まります。従って、痛みがなくなっても死んだ神経を取る処置(根管治療)が必要となります。

ふかさわ歯科クリニック篠崎では、天然歯の保存にこだわります。まずは虫歯を自然治癒させることを目標とし、極力抜かない・削らない・痛みの少ない低侵襲な虫歯治療が基本です。

患者様一人ひとりの虫歯の進行程度をしっかり診査・診断し、症状にあった適切な治療法をご提案いたします。江戸川区篠崎で天然歯の保存にこだわった削らない虫歯C3の治療をご希望の方はぜひ、お気軽に当院までご相談下さい。

【動画】歯茎のニキビのような出来物・フィステル

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

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メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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