目次

1. 総入れ歯とは?

総入れ歯の定義と目的

総入れ歯とは、すべての歯を失った場合に使用される義歯で、上顎または下顎全体を覆う形で装着されます。

総入れ歯の主な目的は以下の通りです。

  • 咀嚼機能の回復:食べ物をしっかり噛むことで、消化を助け健康を維持します。
  • 発音の改善:歯がない状態では、発音が不明瞭になる場合がありますが、総入れ歯で改善が期待できます。
  • 顔の形状の維持:歯をすべて失うと顔の骨格が変化するため、総入れ歯を入れ、顔の輪郭をサポートします。

総入れ歯が必要になる主な原因


加齢による歯の喪失

高齢者では、加齢に伴い歯の耐久性が低下し、歯を喪失するリスクが増加します。これにより、総入れ歯が必要になるケースが多く見られます。


歯周病や虫歯の進行

歯周病や虫歯が重症化すると、複数の歯を失うことになります。 特に、歯周病は日本の成人に多く見られる疾患で、入れ歯の主な原因の一つです。


外傷による歯の欠損

事故やケガなどで歯を痛めた場合もあります。外傷が原因で歯全体を失った場合、総入れ歯が選択肢の一つとなります。

2. 総入れ歯の種類と特徴

総入れ歯には保険適用のものから自費診療のもの、さらに最新の技術を使った選択肢まで幅広く存在します。それぞれの種類と特徴について詳しく解説します。

保険適用の総入れ歯

  • 素材と費用
    保険適用の総入れ歯は主にレジン(プラスチック)素材で作られ、比較的安価で製作可能です。費用は保険の一部負担金が、総額1~2万円程度(自己負担割合に応じて)で提供されます。

保険適用の総入れ歯はレジン床で作ります

入れ歯の床部分がすべてレジン(樹脂)で作られているものを「レジン床」と呼びます。上顎では口蓋をすべて覆い、下顎では顎堤の上の乗せる形になります。

上顎レジン床の総入れ歯
上顎レジン床の総入れ歯
利点
  • 修理が可能で、歯茎と合わなくなったらリベース/リライン(内側に柔らかいレジンを裏打ちする)することが出来ます。
  • 保険適用なので安価です。
欠点
  • 強度が低いので破折防止のために厚く作る必要があり、違和感が出やすい。
  • 熱の伝導率が低いため、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく感じられないため食事が美味しくない。
  • 耐久性が低く、厚く作ってもなお長期使用で破損や摩耗が発生しやすい。

保険適用の下顎レジン床の総入れ歯

下顎レジン床の総義歯
下顎レジン床の総義歯

舌があるため床の形は馬蹄形になります。

自費診療でも保険診療であってもレジン床であることには変わりがありません。

同じ材質を使っても印象採得や咬合採得などが保険診療と自費診療とでは大きく異なります。

下顎の総入れ歯の場合、下記に示すような金属床にするメリットは殆どありません。


自費診療の総入れ歯

  • 金属床義歯の特徴
    金属床義歯は、薄く丈夫な金属を使用することで、軽量化と耐久性を両立します。熱伝導性が良いため、食事の温かさや冷たさを感じやすいというメリットがあります。口蓋に接する部分を金属で作ります。金属の種類で分類され、金(白金加金)床、コバルトクロム床、チタン床などがあります。
保険適用外の金属床の総入れ歯
保険適用外の金属床の総入れ歯

利点

  • 金属床は、レジン床にはない高い強度があり、床部分を薄くすることが出来ます。その分、異物感が減少し発音もしやすくなります。
  • 高い熱の伝導率により、食物の温かさが歯茎にしっかり伝わることで食事を美味しくいただけます。

欠点

  • 保険適用外なので費用が高くなります。
  • 顎堤が痩せて入れ歯と合わなくなった時の調整が難しい側面があります。

金属の種類

metal

 金(白金加金)床

金は加工性に優れているだけでなく、酸化しないので変色しません。しかし、高価なため治療費も高くなります。欠点としては重たいので落下しやすくなります。

metal

 コバルトクロム床

金属が安価なため広く使われています。技工もしやすいので部分入れ歯にもよく使用されます。

metal

 チタン床

人体への為害作用が最も少ない金属でインプラントにも使われます。軽いことが最大のメリットで、上顎の金属床にはもっとも適しています。技工作業が困難なため、治療費が高くなります。


新しい技術による入れ歯(3Dプリンター製など)

3Dプリンター技術を活用した総入れ歯は、製作時間を大幅に短縮でき、正確性も高いのが特徴です。

  • メリット:高精度なフィット感、カスタマイズ性の向上。
  • 課題: 一部の技術がまだ発展途上であり、コストが高い場合も。

様々な種類には異なる特性と高価な構造があります。患者さんの生活スタイルや予算、健康状態に合わせた選択が重要です。必要に応じて、歯科医師と相談しながら最適な選択肢を検討しましょう。

3. 総入れ歯の製作と治療の流れ

総入れ歯の製作と治療は複数のステップを経て行われ、患者さんにとって快適な機能的な義歯を提供します。このセクションでは、そのプロセスや治療期間、注意点について詳しく解説します。

カウンセリングから完了までのプロセス概要


口腔内検査とカウンセリング

治療の始まりは口腔内の詳細な検査です。歯肉の状態、顎の形状、残存歯の有無などを確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行い、顎全体の状態を把握します。診断結果を踏まえ、患者の状態に合わせて様々な選択肢をご提案いたします。


印象(型取り)と噛み合わせ調整
  1. 印象採取
    口腔内の形状を正確に記録するために型取りを行います。この型をベースに、仮義歯や最終的な義歯を製作します。
  2. 噛み合わせ調整
    噛み合わせが自然であることを確認し、患者さんが違和感なく使用できるように調整します。

総入れ歯治療の流れ

印象採得

スタディーモデルを作るための型取りを行います。スタディーモデル上で個人トレーの作成を行います。

個人トレーの辺縁を特殊な材料で調整して、患者さん個人の顎堤に合わせた個人トレーに仕上げます。

出来上がった個人トレーに印象材を盛り、歯型取りを行います。

出来上がった型に石膏を流して石膏模型を作ります。石膏模型を技工所に送り咬合床を作ってもらいます。

STEP
1

咬合採得

咬合床のワックスを軟化し口腔内に装着します。上下顎の前後的及び垂直的に適切な位置に下顎を誘導し、上下の咬合床を固定します。

上下一体化された咬合床を技工所に送り、仮の入れ歯を作成してもらいます。

STEP
2

仮床試適

ワックス上に人工歯が並べられた仮床を口腔内に装着し、正しい噛み合わせになっているか確認します。同時に、歯茎の出っ張り程度などを患者さんと相談しながら決めます。

仮床を技工所工に送り、ワックス部分をレジンに置き換える技工作業を行い、義歯を完成させます。

STEP
3

義歯完成

完成した総入れ歯を口腔内に装着し、噛み合わせの調整を行います。特に、顎堤が強い吸収を受けた難症例では食事中の痛みが起こりやすいため咬合調整の回数が増える傾向にあります。

総入れ歯が完成するまでの治療期間は約5週間です。

STEP
4

義歯の調整

完成した総入れ歯を使い実際に使用します。痛みが無いか、硬いものが噛めるかなどを伺いながら、噛み合わせの調整を行います。噛み合わせの調整は、複数回行われ、1ヶ月ほどかかる場合もあります。

STEP
5

治療後の違和感と調整方法

総入れ歯を装着した直後は、以下のような違和感が生じます。

  • 噛む際の痛み
    初期段階では、噛む力のコントロールがうまくいかず粘膜に痛みが出ることがあります。
  • 口腔内の違和感
    特に初めて使用する方は、違和感を強く感じることがあります。

調整方法:

  • 定期的に歯科医院を訪れ、義歯の位置やフィット感を調整します。
  • 食事の際に硬いものを避け、徐々に適応を進めていきます。
  • 違和感が強い場合は、早めに歯科医師にご相談ください。

まとめ

総入れ歯の製作は、患者さんの口腔状態に合わせた丁寧なプロセスが必要です。 治療の各段階で歯科医師とコミュニケーションをとりながら、快適で噛める総入れ歯を手に入れてください。

4. 総入れ歯の費用と保険適用の範囲

総入れ歯の費用は、保険診療か自費診療かによって大きく異なります。それぞれの費用例や特徴、長期的なコスト比較について解説します。


保険診療の場合の費用例

保険診療で製作される総入れ歯は、患者の費用負担を抑えながら基本的な機能を提供します。

  • 費用の目安
    保険診療では、3割負担の場合、総入れ歯の費用は約1万~2万円程度です。治療の内訳は印象採得(歯型取り)、咬合採得(上下の高さを測る)、仮床試適、最終的に装着、装着後の義歯調整などです。
  • 上下同時に作成する場合が多いので、上下合わせて2万~3万円ほどです。これ以外に初診料、再診療、各種指導料などが加算されます。
  • 保険適用条件
    • 機能面を重視したシンプルな設計
    • レジン(プラスチック)素材が使用される
  • 注意点
    耐久性や快適性が限定されており、定期的な修理や調整が必要です。

自費診療の場合の費用例とその内訳

自費診療の総入れ歯は、患者様のニーズやご希望にお応えして高品質な素材と技術を使用します。

  • 費用の目安
    自費診療では、20万円~80万円程度が一般的です。素材や技術、製作工程によって費用が大きく変わります。
  • 費用の内訳
    • 材料費:金属床、3Dプリンター素材などの高価な材料
    • 技術材料:精密な噛み合わせ調整やデザインのカスタマイズ
    • 製作時間:通常より多くの工程を必要とするための追加コスト
  • 利点
    • 高い耐久性とフィット感
    • 見た目の美しさや快適性が向上

自費診療の金属床総入れ歯の費用例

上顎コバルトクロム金属床
上顎コバルトクロム金属床

上顎コバルトクロム金属床

内容費用(税別)費用(税込み)
1床 322,000円354,200円
※ 型取りや調整などの費用すべて含んだ価格です。

長期的なコスト比較(保険 vs 自費)

  • 保険診療の場合のコスト
    初期費用は低いもの、頻繁な調整や修理が必要になるため、長期的なコストが増加する可能性があります。
  • 自費診療の場合のコスト
    初期費用は高いですが、耐久性が高いため、修理や作り直しの頻度が少なく、結果的に長期的なコストパフォーマンスが良い場合があります。
  • 比較のポイント
    1. 利用期間:長期間利用する場合、自費診療の場合費用体効果が高い
    2. 快適性と機能性: 自費診療は生活の質を向上させるため、追加投資に見合った価値があります

まとめ

総入れ歯の費用は、患者のライフスタイルや予算に応じた選択が重要です。初期費用の安さを重視する場合は保険診療、長期的な快適性を重視する場合は自費診療が適しています。最適なプランを選びましょう。

5. 総入れ歯のメリットとデメリット

総入れ歯には生活を改善する多くの利点があるほか、特有の治療法も存在します。ここではその両方について詳しく説明します。

メリット

  1. 咀嚼力の改善
    総入れ歯を装着することで食べ物をしっかり噛むことができ、消化や栄養吸収を助けます。
  2. 見た目の改善
    歯を痛めた際に顔の変形や歯がない見た目を補い、自信を持って笑えるようになります。
  3. 生活の質の向上
    食事や会話がスムーズにできるようになることで、日常生活の快適さが向上します。

デメリット

  1. 違和感や痛みのリスク
    初めて総入れ歯を装着した際には違和感や異物感を感じることが多く、噛む際に痛みが出る場合もあります。
  2. メンテナンスの手間
    総入れ歯は毎日の清掃や定期的な調整が必要です。これを怠ると口腔内の健康に影響を与えます。

デメリットを軽減する方法

  1. 歯科での適切な調整
    歯科医師による定期的な調整を行い、最適なフィット感を維持します。
  2. 専用の清掃方法を実践
    総入れ歯専用のブラシや洗浄剤を使用し、常に清潔な状態を心がけることで誤嚥性肺炎などの感染リスクを軽減できます。
  3. 初期の使用方法の工夫
    柔らかい食べ物を選び、徐々に硬い食べ物へ移行することで、早く慣れることが可能です。

まとめ

総入れ歯には大きなメリットがある一方、痛みや違和感、メンテナンスの手間といった課題もあります。 これらを軽減するためには、正しいケアと歯科医師のサポートが重要です。快適で十分噛める総入れ歯の使用には、日々の注意が必要です。

6. 総入れ歯のメンテナンス方法

総入れ歯を快適に使用し、長くお使いいただくためには、正しいメンテナンスが必要です。このセクションでは、日々の清掃方法や注意点、定期検診の重要性について詳しく解説します。

毎日の清掃方法

  1. 専用ブラシと洗浄剤を使用する
    総入れ歯専用のブラシや中性洗剤を用いて、毎日丁寧に清掃します。 通常の歯磨き粉は研磨剤が含まれているため、使用を避けてください。
  2. 流水で汚れを落とす
    使用後は流水で洗い、食べかすや汚れを取り除きます。
  3. 入れ歯洗浄剤を活用する
    定期的に入れ歯洗浄剤を使用し、細菌や臭いを防ぎます。

使用上の注意

食事の際の注意
  • 硬い食べ物に注意
    総入れ歯は天然歯に比べて咬合力の分散に限界があるため、硬い食べ物を噛むと負担が集中し、ひび割れや破損の原因になることがあります。入れ歯が歯茎や顎骨に過剰な圧力をかけると、痛みや炎症を起こすこともあります。
  • バランス良く噛む
    奥歯で均等に噛むとを意識しましょう。入れ歯が安定しやすくなります。
使用で注意すべきこと
  • 破損時は自己修理をしない
    入れ歯が破損した場合は、自分で修理せず、必ず歯科医院にご相談ください。
  • 紛失防止
    外した際は専用ケースに保管し、紛失や破損を防ぎます。

定期検診の重要性

総入れ歯を正しく使用するためには、定期的に歯科医師のチェックを受けることが重要です。

  1. フィット感の確認と調整
    使用していると、歯茎や顎の形が変化するため、定期的な調整が必要です。
  2. 義歯の寿命を延ばす
    入れ歯の劣化や亀裂を早期発見し、修理メンテナンスや交換を行います。
  3. 口腔内の健康状態を確認する
    口腔機能の低下が原因で起こる口内炎や感染症を予防するため、歯科医師による定期的な診察が推奨されます。

まとめ

総入れ歯を快適に使用するためには、日々の清掃や正しい使用方法、定期検診が必要です。これらのケアを徹底することで、総入れ歯を安全に使用することができます。歯科医師と連携し、最適なメンテナンスを心がけましょう。

7. 総入れ歯とインプラントの比較

総入れ歯
インプラント

総入れ歯とインプラントは、歯をすべて失った際に選択できる治療法を代表するものです。 それぞれの特徴や適応条件、コスト、見た目、快適性などを比較して、患者さんにとって最適な治療法を見つける助けになりますます。

それぞれの適応条件

  1. 総入れ歯の適応条件
    • 全ての歯を失った場合
      上顎または下顎全体に歯がない場合に使用されます。
    • 骨量が少ない場合
      顎の骨が著しい吸収を受け、インプラントの埋入が難しい場合にも適しています。
    • 費用を抑えたい場合
      比較的低コストで利用可能なため、経済的にコストを抑えたい方に適しています。
  2. インプラントの適応条件
    • 骨量が十分ある場合
      顎骨の量と質がしっかりしている方に適しています。
    • 安定した義歯を求める場合
      固定式のため、快適に使用できます。
    • 咀嚼力を重視する場合
      自然の歯に近い咀嚼力を実現します。

コスト・見た目・快適性の比較

項目総入れ歯インプラント
コスト保険適用で1万~2万円、自費で20万円以上1本あたり30万~50万円以上
審美性自然な見た目を再現可能(自費診療の場合は特に)自然の歯に近い見た目を実現
快適性違和感が出やすい(特に保険診療の場合)違和感が少なく、固定式で安定感がある

選ぶ際のポイント

  1. ライフスタイルに合わせる
    • 手間をかけずに簡単に使いたい場合は総入れ歯。
    • より自然な使用感を求める場合はインプラント。
  2. 予算を考慮する
    初期費用を抑えたい場合は総入れ歯。長期的な費用対効果を重視するならインプラントがおすすめです。
  3. 健康状態を確認する
    顎骨の状態や全身の健康状態によって、インプラントが適応できない場合もありますので、事前に歯科医師にご相談ください。
  4. 歯科医師の意見を取り入れる
    総入れ歯とインプラントのどちらが適しているかは、歯科医師の診断が重要です。

まとめ

総入れ歯とインプラントには、それぞれの特徴とメリットがあります。患者さんのライフスタイル、予算、健康状態に応じて適切な選択をすることが重要です。専門医と相談して、長期的に快適な口腔環境維持できる治療法を選びましょう。

総入れ歯に関するよくある質問に答えます。初めて総入れ歯を使用する際に多くの方が抱く不安や疑問、具体的な解決策や情報を提供します。

総入れ歯を使い始めてから慣れるまでの期間は、個人差がありますが、通常は2~4週間程度とされています。

入れ歯を装着したまま、発声練習や会話をする。

特に最初の1~2週間

発音や咀嚼に違和感を感じることが一般的です。

慣れるためのコツ

柔らかい食べ物を選び、徐々に硬い食べ物を選択します。

総入れ歯に違和感がある場合、以下の対処法を試してください。

歯科医師に相談する
違和感が解消されない場合は、早めに歯科医師に相談し、原因を特定してもらうことが重要です。

調整を行う
歯科医師による定期的な調整で、入れ歯のフィット感を改善できます。

正しい清掃を行ってください
入れ歯が汚れていると、口腔内で不快感を感じます。

義歯用後続剤を使用する
入れ歯が安定しない場合、義歯用後続剤を利用することで、装着感が向上します。

総入れ歯の寿命は一般的に5~8年程度とされています。 なお、使用状況やメンテナンスによって大きく異なります。

食事や使用時に無理な力を加えないこと。

寿命が縮まる原因

使用中に傷やひび割れ

歯茎や顎骨の変化によるフィット感の低下

長く使用できるポイント

日々の清掃と正しい保管を心がけます。

定期的に歯科医院で調整や点検を受けます。

まとめ

総入れ歯を快適に使用するためには、装着後の正しいメインテナンスが重要で、違和感がある場合には歯科医による適切な対処を受けることで、長期の使用が可能です。疑問や不安がある場合は、早めに歯科医師にご相談ください。


総入れ歯を検討する際のポイント概要

総入れ歯は、すべての歯が無くなった際に、咀嚼や見た目、生活の質を改善することが出来る重要な選択肢です。以下のポイントを押さえることで、より正しい選択が可能になります。

  1. 自分に合った種類を選ぶ
    • 保険適用の総入れ歯は費用を抑えたい方に最適です。
    • 自費診療では、快適性や見た目を重視したい方に向いています。
  2. 製作のプロセスを理解する
    • 総入れ歯は複数のステップを経て製作され、患者の口腔に装着されます。治療の流れを把握しておくことが重要です。
  3. メンテナンスの重要性
    • 毎日の清掃と定期的な検査を受けることで快適に使用できます。
  4. 他の治療法との比較
    • インプラントなど他の選択肢と比較して、自分のライフスタイルや予算に合った治療法を選びましょう。


総括

総入れ歯は、患者さんの生活の質を大きく向上させる治療法ですが、種類の選択や適切なメンテナンスが求められます。歯科医のサポートを受けながら、自分に合った総入れ歯を選び、快適な生活を実現しましょう。

江戸川区篠崎で総入れ歯で「噛む」「話す」「笑う」をもっとしましょう!

すべての歯を失った場合でも、総入れ歯なら快適で自然な生活を送れます。
咀嚼力を回復し、食事を楽しむことができ、見た目の改善で自信を持って笑顔を作ることが可能です。

患者さまの口腔状態に合わせて、保険適用の総入れ歯から高精度な自費診療の総入れ歯まで幅広く対応しています。

総入れ歯の疑問や不安にも丁寧にお答えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。 長く快適に使える入れ歯で、より良い生活をサポートします!

総入れ歯で新しい一歩を踏み出しましょう!


必要に応じて調整も可能ですので、お気軽にお知らせください!

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FULASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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