インプラント治療をご希望の方の中には、「骨が薄くてインプラントは無理かもしれない」と不安に思われる方もいらっしゃいます。しかしご安心ください。最近では「リッジエキスパンジョン」という骨を広げる技術により、骨の幅が足りない場合でもインプラントが可能になるケースが増えています。今回は、その治療法と使用される「ボーンスプレッダー」について、わかりやすくご紹介します。

  • インプラント治療の際、骨の高さは十分でも横幅が足りない場合に行われる骨の拡大技術。
  • 特に下顎奥歯で骨が薄いケースに有効。
  • 骨移植やGBRよりも低侵襲で確実性が高い場合もあります。

🔧 ボーンスプレッダーの使い方

ボーンスプレッダーでインプラントを埋入する部位の骨を段階的に拡大
ボーンスプレッダーでインプラントを埋入する部位の骨を段階的に拡大
徐々に骨の幅を広げてからインプラントを埋入
徐々に骨の幅を広げてからインプラントを埋入
  • ボーンスプレッダーという特殊な器具を使って、インプラントを埋入する部位の骨を段階的に拡大
  • 手指で慎重に操作しながら、徐々に骨の幅を広げて形成していきます。

⚠️ 注意点と適応条件

  • 骨が極端に薄い場合には適応できません
  • 強く力を加えすぎると、骨折のリスクがあるため、熟練した技術が必要です。

🛠 ボーンスプレッダーの種類

ボーンスプレッダーの種類
ボーンスプレッダーの種類
  • 最初は細い器具から使用し、徐々に太いサイズへと移行。
  • サイズは直径2.0mm〜4.8mmまで段階的に存在。
  • 所定の太さまで拡大した後、インプラントを埋入します。

💰 リッジエキスパンジョンの費用

  • 費用はインプラント埋入費用に含まれています
  • 追加料金は不要なケースがほとんどです。
江戸川区篠崎でインプラント治療をご検討中の方へ

「骨が薄いからインプラントは難しい」と診断された経験はありませんか?

当院では、**骨の幅が不足しているケースでもインプラント治療を可能にする「リッジエキスパンジョン」**に対応しています。専用器具「ボーンスプレッダー」を使って骨を無理なく広げることで、インプラントの成功率を高めることができます。

江戸川区篠崎エリアで**「骨が足りない」と言われてお困りの方も、ぜひ一度ご相談ください**。丁寧な診査・説明のうえ、あなたに最適な治療法をご提案いたします。

【動画】奥歯を抜歯したまま放置すると?

筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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