乳歯から永久歯へと生え変わる時期には、「リーウェイスペース」と呼ばれる大切な“すき間”が存在します。実はこのすき間こそが、自然な歯並びを作るための“見えない仕組み”なのです。しかし、虫歯や早期の乳歯の脱落によってこのスペースが失われると、永久歯の歯並びが乱れる原因になることも…。

本記事では、リーウェイスペースの役割と、その消失がもたらす影響についてわかりやすく解説します。

👦 子どもの歯並びは、実は「乳歯の時期」から準備されています。
その中でも重要なのが リーウェイスペース と呼ばれる成長のためのスペースです。

🦷リーウェイスペースとは?

リーウェイスペースとは、
乳歯と永久歯の大きさの差によって生まれる余裕のスペース のことです。

リーウェイスペースとは?
リーウェイスペースとは?

具体的には、

  • 乳犬歯
  • 第1乳臼歯
  • 第2乳臼歯

この3本の横幅の合計(A)は、

  • 犬歯
  • 第1小臼歯
  • 第2小臼歯

に生え変わった後の永久歯3本の合計(B)より大きくなっています。

つまり、

A(乳歯)− B(永久歯)=リーウェイスペース

となります✨

📏どのくらいのスペースがあるの?

一般的なリーウェイスペースの量は以下の通りです。

歯列リーウェイスペース
上顎約1mm
下顎約3mm

特に下顎ではスペース量が大きく、
永久歯が正しく並ぶために非常に重要な役割を果たします。

✨リーウェイスペースの役割

このスペースは、成長期の歯並びを整えるための
“天然の調整機能” ともいえます。

永久歯は乳歯より大きいイメージがありますが、
犬歯〜小臼歯の部分では逆に永久歯の方が小さいため、その差を利用して奥歯が前方へ自然に移動し、歯列が整っていきます。

この働きによって、

✅ 軽度のガタガタの改善
✅ 奥歯の噛み合わせの安定
✅ 永久歯の並ぶスペース確保

などが期待できます😊

⚠️リーウェイスペースが失われる原因

リーウェイスペースが失われる原因
リーウェイスペースが失われる原因

せっかく備わったスペースも、乳歯のトラブルによって簡単に失われてしまいます。

特に注意が必要なのは、

  • 乳歯の大きな虫歯
  • 乳臼歯の早期脱落
  • 歯冠崩壊
  • 抜歯後の放置

などです。

乳歯が早く失われると、奥歯が前へ倒れ込み、永久歯が生えるスペースが消失してしまいます😣

その結果、

⚠️ 歯並びの乱れ
⚠️ 八重歯
⚠️ 叢生(ガタガタ)
⚠️ 矯正治療が必要になる

といった原因になることがあります。

🏥子どもの虫歯予防が歯並びを守る

「乳歯はいずれ抜けるから大丈夫」と思われがちですが、
乳歯には永久歯を正しい位置へ導く重要な役割があります。

リーウェイスペースを守るためにも、

🪥 毎日の仕上げ磨き
🦷 定期検診
🍭 虫歯予防
📸 生え変わり時期のチェック

がとても大切です✨

🦷 江戸川区篠崎でお子さまの歯並びが気になる方へ

乳歯の虫歯や早期の脱落は、将来の永久歯の歯並びに大きな影響を与えることがあります。その鍵を握るのが「リーウェイスペース」と呼ばれる大切なすき間です。江戸川区篠崎の当院では、お子さま一人ひとりの成長段階に合わせて、乳歯と永久歯のバランスを丁寧にチェックし、歯並びの乱れを未然に防ぐサポートを行っています。
「まだ乳歯だから大丈夫」と思わず、気になることがあればお気軽にご相談ください。定期的な検診と早期対応が、お子さまの将来の笑顔を守ります😊

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筆者・院長

篠崎ふかさわ歯科クリニック院長

深沢 一


Hajime FUKASAWA

  • 登山
  • ヨガ

メッセージ

日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。

私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。

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