頬杖やうつ伏せ寝が歯並びに与える影響とは?
体癖とは
矯正治療を行ってもなかなか良くならないことがあります。そんな時は体癖を疑います。体癖とは日常生活の中で、無意識的に行う習癖のことです。例えば、うつ伏せ寝、ショルダーバックを常に同じ肩にかける、頬杖を付く、テレビを見るときいつも同じ方向を向いて見るなどです。
また、体癖とは異なりますが、管楽器でオーボエ、クラリネットなどリードを上下の唇に挟んで演奏している場合など矯正治療をしても上顎前突が治りにくいことがあります。
この程度の体癖で歯が動いてしまうことなどあるんですかと疑問に感じる方もいると思いますが、歯の移動には僅か5グラム程度の弱い力が持続的にかかれば、簡単に動いてしまうものなのです。
Body Habit
頬杖・うつ伏せ寝・スマホや読書を寝ながら行う
当医院では、お子様たちの健康な成長と発達を考慮した小児矯正を行っております。
頬杖
常に頬杖をついている子供は歯並びが悪くなるばかりか、あごの骨の変形も起こり左右対称の顔貌になってしまうことがあります。
うつ伏せ寝
常に同じ側を下に向けて寝ていると、そちら側から持続的に顔面の骨や筋肉が押され顔の変形や歯列不正の原因となります。
寝ながら行うスマホや読書
寝ながらスマホや読書を行うと、頬杖をついたり、枕の上に顎を乗せるなど歯列不正の原因になる力がかかり続けることになります。
管楽器の演奏
オーボエ、クラリネットなどの吹奏楽
オーボエ、クラリネットなどリードを唇にはさんで歯で軽く噛む管楽器は、上顎前歯を前方に押し出し下顎前歯を舌側に押す作用が働きます。そのため上顎前突(出っ歯)になりやすいのが特徴です。
では、プロの演奏者は、すべて出っ歯になっているかというとそうではありません。下手な子供ほど、リードを噛むと言われており、上達するに従い触っただけでいい音が出るそうです。
江戸川区篠崎にて負担の少ない子どもの矯正歯科をお探しの方へ
ふかさわ歯科クリニック篠崎ではお子様の現状の歯並びや咬み合わせだけに限らず、健全な成長を見据えた治療や予防に取り組んでおります。患者さまのご要望を大切にし、一人ひとりに合った小児矯正をご提案いたします。成長過程にあるお子様の口腔環境は、刻々と変化しますのでご家庭でのセルフケアをはじめ、歯科医院での定期健診も含め当院をご利用いただければと思います。江戸川区篠崎で負担の少ない子どもの小児矯正をお探しの方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。
【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
筆者・院長
深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。