歯磨きで歯ブラシが真っ赤に!歯ぐきの出血と膿の原因とは?

「歯ぐきが少し痛かったので念入りに歯を磨いたら、大量に出血した」「歯ぐきがヌルヌルしていて膿が出ている気がする」と不安になる方は少なくありません。
結論から言うと、歯がグラグラしていない段階であれば、必ずしも手遅れではありません。 ただし、歯ぐきからの出血や痛みは、お口の中で炎症が起きているサインですので、早めの受診をおすすめします。
歯磨きで大量に出血するのはなぜ?
健康な歯ぐきは、歯磨きで簡単に出血することはありません。
歯磨きで大量に出血する場合は、次のような状態が考えられます。
- 歯肉炎
- 歯周病
- 歯周ポケット内の炎症
- 歯石やプラークの蓄積
- 歯ぐきの傷
特に歯周病では、歯ぐきの毛細血管がもろくなっているため、少しの刺激でも出血しやすくなります。
出血したからといって慌てる必要はありませんが、炎症が存在している可能性は高いと考えられます。
歯ぐきがヌルヌルするのは膿?

歯ぐきのヌルヌル感が必ずしも膿とは限りません。
考えられるものとしては、
- 出血と唾液が混ざったもの
- 炎症による浸出液
- 歯周ポケットから出る膿
- プラーク(細菌のかたまり)
などがあります。
もし次の症状があれば、膿が出ている可能性があります。
- 口臭が強くなった
- 歯ぐきを押すと白っぽい液体が出る
- 歯ぐきが腫れている
- 噛むと痛い
このような場合は歯周病が進行していることも考えられます。
歯がグラグラしていなければ大丈夫?
歯がグラグラしていないことは良い兆候です。
歯周病は、
- 歯肉炎
- 軽度歯周炎
- 中等度歯周炎
- 重度歯周炎
という順番で進行します。
歯の動揺は通常、中等度から重度の歯周病でみられる症状です。
そのため、
- 出血がある
- 痛みがある
- 歯はまだ動いていない
という状態であれば、適切な治療によって改善できる可能性は十分あります。
ブラッシングだけで治る?
歯肉炎であれば、丁寧なブラッシングによって改善することがあります。
しかし歯石が付着していたり、歯周ポケットの奥に細菌が入り込んでいたりすると、歯磨きだけでは改善できません。
また、自己判断で強く磨きすぎると、
- 歯ぐきを傷つける
- 出血が悪化する
- 痛みが強くなる
こともあります。
やわらかめの歯ブラシで優しく磨き、早めに歯科医院で検査を受けることが大切です。
今すぐ受診した方がよい症状
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
- 出血が何日も続く
- 歯ぐきが腫れている
- 膿が出る
- 強い口臭がある
- 噛むと痛い
- 発熱がある
- 顔まで腫れてきた
特に膿が出ている場合は、歯周病だけでなく歯の根の感染が原因のこともあります。
歯科医師からの回答
今回のご相談内容からは、歯肉炎あるいは初期から中等度の歯周病の可能性が考えられます。
ただし、実際には歯周病だけでなく、歯の根の感染や歯根破折などでも似た症状が現れることがあります。
現時点で歯がグラグラしていないのであれば、「もう手遅れ」という可能性は低いと思われます。
しかし、歯ぐきの出血や痛み、ヌルヌルした分泌物が続いている以上、自然治癒を期待して様子を見るよりも、歯科医院で歯周ポケット検査やレントゲン検査を受けることをおすすめします。
早期発見・早期治療によって、大切な歯を長く残せる可能性が高まります。気になる症状が続く場合は、できるだけ早めに歯科医院へご相談ください。
江戸川区篠崎で歯ぐきの痛み・出血・膿にお悩みの方へ

歯ぐきが痛い、歯磨きをすると血が出る、歯ぐきから膿のようなものが出る――このような症状は歯肉炎や歯周病だけでなく、歯の根の感染が原因となっている場合もあります。
「歯がグラグラしていないから大丈夫」「そのうち治るだろう」と様子を見ている間に、炎症が進行してしまうことも少なくありません。
江戸川区篠崎の当院では、歯周ポケット検査やレントゲン検査を行い、出血や腫れの原因を詳しく調べたうえで適切な治療をご提案しています。
歯ぐきの痛みや出血、膿が気になる方は、歯を守るためにも早めにご相談ください。早期発見・早期治療が、大切な歯を長く残す第一歩です。
【動画】歯周病の手遅れの症状
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


