- 1. 【動画 39秒】セルフホワイトニング vs 医療ホワイトニング|どちらを選ぶべき?
- 2. 1. セルフホワイトニングとは?
- 2.1. セルフホワイトニングの定義と基本情報
- 2.2. セルフホワイトニングのメカニズム
- 2.3. 歯医者のホワイトニングのメカニズム
- 2.4. 歯科医院でのホワイトニングとの違い
- 2.5. セルフホワイトニングの人気の背景(手軽さ・低コスト)
- 2.6. セルフホワイトニングでトラブルが多発?
- 3. 2. セルフホワイトニングの仕組みと効果
- 3.1. どのように歯が白くなるのか?
- 3.2. 使用される主な成分(酸化チタン、ポリリン酸など)
- 3.3. 効果が出るまでの期間と持続期間
- 3.4. 効果が出やすい人・出にくい人の特徴
- 3.5. まとめ
- 4. 3. セルフホワイトニングのメリット・デメリット
- 4.1. メリット
- 4.1.1. ① 自宅で手軽にできる
- 4.1.2. ② 費用が比較的安い
- 4.1.3. ③ 痛みが少ない
- 4.2. デメリット
- 4.2.1. ① 歯科医院のホワイトニングよりも効果が弱い
- 4.2.2. ② 継続的なケアが必要
- 4.2.3. ③ 効果が出ない場合もある(着色の種類による)
- 4.3. まとめ
- 5. 4. セルフホワイトニングの種類と選び方
- 5.1. 自宅でできるセルフホワイトニング
- 5.1.1. ① LEDライト照射タイプ
- 5.1.2. ② ペンタイプ
- 5.1.3. ③ シートタイプ
- 6. 5. ホワイトニングサロンでのセルフホワイトニング
- 6.1. 仕組みと流れ
- 6.2. 歯科医院のホワイトニングとの違い
- 7. 6. セルフホワイトニングのやり方
- 7.1. 自宅での基本的なセルフホワイトニング手順
- 7.1.1. ① 歯の汚れを落とす(準備)
- 7.1.2. ② ホワイトニング剤を適用する
- 7.1.3. ③ 仕上げ(ケア)
- 7.2. 使用前後の注意点(食事制限・ケア方法)
- 7.2.1. 使用前の注意点
- 7.2.2. 使用後の注意点
- 7.3. より効果的にするためのポイント
- 7.3.1. ① 継続的に使用する
- 7.3.2. ② ステインをつきにくくする習慣を取り入れる
- 7.3.3. ③ ホワイトニング歯磨き粉やマウスウォッシュを併用する
- 7.3.4. ④ LEDライトの波長を確認する
- 7.3.5. ⑤ 歯科医院のホワイトニングと組み合わせる
- 7.4. まとめ
- 8. 7. セルフホワイトニングの注意点と失敗しないコツ
- 8.1. 間違った使い方とそのリスク
- 8.1.1. ① 使用頻度を守らない
- 8.1.2. ② 研磨剤入りの歯磨き粉と併用する
- 8.1.3. ③ LEDライトを当てすぎる
- 8.1.4. ④ 歯の汚れを落とさずに使う
- 8.1.5. ⑤ 歯並びに合っていないシートを使う
- 8.2. 「白くならない」と感じたときの対策
- 8.2.1. ① 使用回数が足りていない
- 8.2.2. ② 歯の黄ばみの原因がセルフホワイトニングに適さない
- 8.2.3. ③ ホワイトニング後の生活習慣が影響している
- 8.2.4. ④ 歯の表面がざらついている
- 8.3. 歯の健康を守りながらホワイトニングする方法
- 8.3.1. ① 過度なホワイトニングを避ける
- 8.3.2. ② ホワイトニング後のケアを徹底する
- 8.3.3. ③ 歯茎や口腔内の状態をチェックする
- 8.3.4. ④ バランスの取れた食生活を心がける
- 8.4. まとめ
- 9. 8. セルフホワイトニングに関するよくある疑問
- 9.1. ① 本当に白くなるの?
- 9.2. ② どのくらいの頻度でやるべき?
- 9.3. ③ 副作用はある?
- 9.4. ④ 妊娠中でも使える?
- 9.5. ⑤ セルフホワイトニングと医療ホワイトニング、どっちがおすすめ?
- 10. まとめ
- 11. 江戸川区篠崎でホワイトニングをお考えの方へ|歯の内部から白くするなら医療ホワイトニング!
- 12. 【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方
- 13. 筆者・院長

ネットを参考に歯を白くしようとした人が「結局、何をすればいいの?」と格安なセルフホワイトニングを選択し、トラブルになるケースが多いようです。
そこで、ホワイトニングを始めてする方へ「セルフホワイトニング」で出来る限界と医療ホワイトニングの違いをまとめて解説します。
【動画 39秒】セルフホワイトニング vs 医療ホワイトニング|どちらを選ぶべき?
1. セルフホワイトニングとは?
セルフホワイトニングの定義と基本情報
セルフホワイトニングとは、自宅やホワイトニングサロンで自分自身で行うホワイトニングのことを指します。歯の表面についた着色汚れ(ステイン)を除去し、自然な白さを目指す方法です。
セルフホワイトニングに使用される主な成分として、酸化チタン や ポリリン酸 などがあり、光触媒やイオンの力で汚れを浮かせて落とす仕組みが一般的です。歯を削ったり漂白成分(過酸化水素や過酸化尿素)を使用しないため、痛みが少なく、歯や歯茎に優しいのが特徴です。

セルフホワイトニングのメカニズム
歯の表面のステインを除去
セルフホワイトニングは、歯の表面にポリリン酸を作用させたり、酸化チタンなどの触媒を含むジェルを歯に塗布し、光を照射することで、歯の表面に付いたステインを除去します。
従って、イラストの様に歯の内部にある色素はそのまま残るため、元々の歯の色が暗かったり、黄ばみが強いと歯を真っ白に改善することはできません。
ちょうど、ホワイトニング歯磨き粉を使うのと同じです。
歯医者のホワイトニングのメカニズム
歯の内部の色素まで漂白
歯医者でのホワイトニングでは、ホームホワイトニングの場合には、過酸化尿素が、オフィスホワイトニングの場合には、過酸化水素が分解され酸素基(強いフリーラジカル)を放出します。
酸素基は、歯の表面のステインを漂白するだけでなく、エナメル質内部まで浸透し、エナメル質内部に存在する色素を漂白することで歯自体を白くします。
従って、ホワイトニングという用語は、こういった歯の内部の色素を除去することを指すものと歯科医師の間では理解されていますが、世間一般では歯の表面を綺麗にする(クリーニング)も含めてホワイトニングという用語を使っているのでややこしくさせています。
ホームホワイトニング
歯医者で行うホームホワイトニングも自分で行うので、セルフホワイトニングの一種と言えますが、使っている薬剤(過酸化水素、過酸化尿素)は、歯科医師のみが使用出来るものです。また、口腔内に装着するマウスピースの精度も極めて高いものです。
歯科医院でのホワイトニングとの違い
セルフホワイトニングと歯科医院でのホワイトニングには、以下のような違いがあります。
項目 | セルフホワイトニング | 歯科医院のホワイトニング |
---|---|---|
施術者 | 自分で行う | 歯科医師・歯科衛生士が施術 |
使用成分 | 酸化チタン・ポリリン酸など | 過酸化水素・過酸化尿素(漂白成分) |
効果の強さ | 歯の表面の着色除去 | 歯の内部から漂白 |
白さの程度 | 自分の歯の本来の白さまで | 数段階白くすることが可能 |
費用 | 比較的安価(数千円~数万円) | 高額になりやすい(数万円~十数万円) |
痛み・刺激 | ほぼなし | 知覚過敏のリスクあり |
食事制限 | なし | 一定時間、色の濃い食べ物を避ける必要あり |
このように、セルフホワイトニングは「手軽に始められる」「低コスト」「痛みがない」 というメリットがある一方で、歯そのものの色を漂白する効果はないため、真っ白な歯を求める人には歯科医院のホワイトニングが適しています。
セルフホワイトニングの人気の背景(手軽さ・低コスト)
近年、セルフホワイトニングが人気を集める理由として、以下のポイントが挙げられます。
- 手軽にできる
- 専門のホワイトニングサロンで施術を受ける場合も、短時間で完了する(約30分)。
- 自宅用のホワイトニングキットを使えば、自分のペースでケア可能。
- コストが抑えられる
- 歯科医院のホワイトニングと比較すると、1回あたりの料金が安く、継続しやすい。
- ホームホワイトニング用品も手頃な価格で手に入る。
- 痛みが少ない・安全性が高い
- 過酸化水素を使用しないため、知覚過敏のリスクが低い。
- 施術後の食事制限が不要。
- SNSや口コミでの拡散
- 「安くて簡単にできる!」という口コミが広がり、20代~30代を中心に利用者が増加。
- インフルエンサーや芸能人が使用していることで、関心が高まっている。
セルフホワイトニングは「気軽に試せる美容習慣」として、日々のオーラルケアの延長で取り入れられているのが特徴 です。特に「歯の黄ばみが気になるけど、歯医者に行くのはハードルが高い」という人にとって、最初のホワイトニング手段として人気を集めています。
セルフホワイトニングでトラブルが多発?
美容院やネイルサロン或いはセルホワイトニング専門サロンなどホワイトニングを謳った店舗が数多く出来ています。
サロンでのセルフホワイトニングはすべて自分自身で行うものです。つまり、お客さん本人が自分で薬剤を歯に塗り、光などを当てる方法を取ります。薬事法では口腔内を触れることが出来るのは歯科衛生士や歯科医師のみとされているからです。
セルフホワイトニングでは過酸化水素や過酸化尿素などの医薬品を使えないため酸化チタン・ポリリン酸・メタリン酸や重曹などの市販品を使います。これらはエナメル質内部の漂白を行うものではなく表面の汚れを取るだけのものです。
サロンのスタッフから説明を受けて自己責任で行うわけですが、 法律的にはグレーゾーンの部分もありトラブルも頻発しているようです。
2. セルフホワイトニングの仕組みと効果
どのように歯が白くなるのか?
セルフホワイトニングは、歯の表面に付着した着色汚れ(ステイン)を分解・除去することで、自然な白さを取り戻す 仕組みです。
通常、飲食物(コーヒー・紅茶・ワイン・カレーなど)、タバコのヤニ、加齢による黄ばみなどが歯の表面に蓄積します。セルフホワイトニングでは、以下のプロセスで汚れを浮かせて落とします。
- ホワイトニング剤を歯の表面に塗布
- 酸化チタンやポリリン酸などを含むジェルやスプレーを歯に塗る。
- 光や化学反応で汚れを分解
- LEDライトを照射することで、光触媒反応が起こり、汚れを浮かせる。
- ポリリン酸が汚れを包み込み、歯の表面から除去する。
- 汚れを拭き取る・洗い流す
- 汚れが分解された後、ブラッシングや口をすすぐことで、歯が明るく見える。
※歯科医院でのホワイトニング(オフィスホワイトニング)と異なり、歯の内部の色を漂白するわけではなく、表面の汚れを落とすのが主な仕組みです。
使用される主な成分(酸化チタン、ポリリン酸など)
セルフホワイトニングに使用される成分には、以下のようなものがあります。
成分 | 特徴と効果 |
---|---|
酸化チタン(TiO2) | 光触媒の一種。LEDライトを当てると活性化し、汚れを分解する。過酸化水素を使わないため、歯や歯茎に優しい。 |
ポリリン酸 | ステインを包み込んで浮かせる働きを持ち、汚れを効果的に除去。歯の表面をコーティングし、再着色を防ぐ。 |
ヒドロキシアパタイト | 歯のエナメル質の主成分。細かい傷を修復し、歯を滑らかにすることで着色しにくくする。 |
フッ素 | エナメル質を強化し、虫歯を予防。 |
炭酸カルシウム | 研磨剤の役割を果たし、軽度の着色を除去。 |
※過酸化水素(漂白成分)は含まれないため、歯をブリーチ(歯の色自体を白くする)効果はなし。
効果が出るまでの期間と持続期間
効果が出るまでの期間
- 即効性: 1回の施術で歯の表面の汚れが落ち、トーンが明るくなることが多い。
- 継続の必要性: 1回で劇的に白くなるわけではなく、3〜5回の施術を続けることでより効果を実感しやすい。
効果の持続期間
- 一般的な持続期間: 2〜4週間
- 持続させるためのポイント:
- 色の濃い飲食物を控える
- ホワイトニング歯磨き粉を併用する
- 定期的なセルフホワイトニングを継続する
※歯科医院でのホワイトニングと比べると、効果の持続期間は短め。
効果が出やすい人・出にくい人の特徴
効果が出やすい人
- 着色汚れ(ステイン)が原因の黄ばみの人
- コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなどの飲食物による着色が多い人。
- 喫煙者(タバコのヤニが落ちやすい)。
- エナメル質が厚い人
- 表面の汚れが落ちやすく、効果が出やすい。
- 定期的にホワイトニングを続ける人
- 1回だけでなく、継続的に使用することで白さが維持しやすい。
効果が出にくい人
- 歯の内部の変色がある人(加齢・遺伝・薬剤の影響など)
- 加齢による象牙質の黄ばみは、セルフホワイトニングでは改善が難しい。
- テトラサイクリン歯(抗生物質による変色)の場合、セルフホワイトニングでは効果が期待できない。
- エナメル質が薄い人
- エナメル質が薄いと、象牙質の黄ばみが透けて見えるため、白くなりにくい。
- 1回の使用だけで期待しすぎる人
- セルフホワイトニングは徐々に白くする方法なので、即効性を求める人には向いていない。
まとめ
- セルフホワイトニングは歯の表面の汚れを落とし、自然な白さを目指す方法。
- 酸化チタンやポリリン酸の働きで着色を浮かせて除去し、歯のトーンアップを促す。
- 1回で変化を感じることもあるが、継続することでより効果を発揮する。
- ステインが原因の黄ばみには有効だが、歯の内部の変色には効果がない。
- 効果を維持するためには、定期的なケアが重要。
3. セルフホワイトニングのメリット・デメリット
セルフホワイトニングは、自宅やホワイトニングサロンで手軽にできる一方で、歯科医院でのホワイトニングと比べると効果が限られる側面もあります。ここでは、メリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
① 自宅で手軽にできる
- 自宅用のセルフホワイトニングキットを使えば、自分の好きなタイミングでケア可能。
- ホワイトニングサロンでも、施術は約30分程度で完了し、予約も簡単。
- 特別な機器や資格が不要で、誰でもすぐに始められる。
② 費用が比較的安い
- 歯科医院のホワイトニング(オフィスホワイトニング)は1回数万円~十数万円 かかるのに対し、セルフホワイトニングは 1回あたり2,000円~5,000円程度 で試せる。
- 自宅用のホワイトニングキットも5,000円~10,000円程度 で販売されており、手軽に始めやすい。
- 継続してもコストが抑えられるため、長期的にケアを続けたい人に向いている。
③ 痛みが少ない
- 歯科医院のホワイトニングでは過酸化水素を使用するため、知覚過敏の症状が出ることがある が、セルフホワイトニングでは 酸化チタンやポリリン酸を使用し、歯に優しい処方が多い。
- 歯のエナメル質を傷つけるリスクが低く、痛みを感じることはほとんどない。
- ホワイトニング後の食事制限も不要で、日常生活に影響が出にくい。
デメリット
① 歯科医院のホワイトニングよりも効果が弱い
- セルフホワイトニングは歯の表面の汚れを落とすことが目的 であり、歯そのものの色を漂白するわけではない。
- オフィスホワイトニングでは過酸化水素が、ホームホワイトニングでは過酸化尿素が使用され、歯の内部まで白くできるため、より高いホワイトニング効果を得られる。
- 「真っ白な歯にしたい!」という人には、歯科医院でのホワイトニングの方が適している。
- つまり、歯の表面の汚れを取るのであれば、ホワイトニング専用の歯磨き粉を使っても良いですし、歯医者での PMTCやエアフローというクリーニングでも同じ結果が得られると思います。
② 継続的なケアが必要
- 1回の施術で劇的な変化は期待できず、継続しないと効果が持続しにくい。
- 一般的に3〜6回以上の施術を続けることで効果が実感できる。
- 定期的なメンテナンスが必要 であり、1回の施術だけでは白さを維持できない。
- 1回の値段は安価であっても、回数が必要で、且つ歯を白くする効果に限界があるので結果的に割高。
③ 効果が出ない場合もある(着色の種類による)
- コーヒー・紅茶・ワイン・タバコなどの着色汚れ(ステイン)には効果的 だが、以下のようなケースでは効果が限定的。
- 加齢による歯の黄ばみ(象牙質の変色)
- 遺伝的に歯が黄ばんでいる場合
- テトラサイクリン歯(抗生物質による変色)
- フッ素症(歯の表面に白い斑点がある状態)
- これらの場合は、歯科医院でのホワイトニングやセラミック治療の方が効果的。
まとめ
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
手軽さ | 自宅で簡単にできる | 継続が必要 |
費用 | 歯科医院より安価(1回2,000円~) | 効果が弱いため、長期間続ける必要あり |
痛み | 過酸化水素を使わないため刺激が少ない | 劇的なホワイトニング効果は期待できない |
効果の範囲 | 表面の着色汚れを落とす | 内部の変色には対応できない |
セルフホワイトニングは、「手軽に歯を白くしたい」「低コストで続けたい」「痛みのない方法を試したい」 という人におすすめの方法です。ただし、歯の内部の黄ばみや強い変色には対応できないため、目指す白さによっては歯科医院のホワイトニングを検討することも重要 です。
4. セルフホワイトニングの種類と選び方
セルフホワイトニングには、大きく分けて**「自宅でできるセルフホワイトニング」と「ホワイトニングサロンでのセルフホワイトニング」**の2種類があります。それぞれの特徴や選び方を詳しく解説します。
自宅でできるセルフホワイトニング
自宅で行うホワイトニングには、さまざまな種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介します。
① LEDライト照射タイプ
【特徴】
- 専用のジェルを歯に塗布し、LEDライトを照射することで汚れを分解する方法。
- 光触媒反応(酸化チタンなどの成分)が汚れを浮かせ、歯の表面をクリーニング。
【メリット】
✅ 比較的短期間で効果を実感しやすい
✅ 光の力を利用するため、歯に優しい処方が多い
✅ 知覚過敏のリスクが少ない
【デメリット】
❌ LEDライトを口にくわえて一定時間保持する必要がある(やや手間)
❌ 初期費用(機器の購入)がかかる
【こんな人におすすめ】
✔ できるだけ短期間でホワイトニング効果を実感したい人
✔ しっかり継続できる人
② ペンタイプ
【特徴】
- 歯に直接ホワイトニングジェルを塗るタイプ。
- 持ち運びに便利で、外出先でも手軽にケア可能。
【メリット】
✅ ピンポイントで塗れるので、ムラになりにくい
✅ 使い方が簡単で、忙しい人にも最適
✅ 価格が比較的安い(1,000円~3,000円程度)
【デメリット】
❌ 1回の使用量が少ないため、効果を実感するまでに時間がかかる
❌ 継続的に使用しないと効果が持続しにくい
【こんな人におすすめ】
✔ 外出先や仕事の合間にケアしたい人
✔ ピンポイントで歯の着色を落としたい人
③ シートタイプ
【特徴】
- ホワイトニング成分が含まれたシートを歯に貼り付けるだけの方法。
- 決められた時間(約30分)貼るだけで簡単にホワイトニングできる。
【メリット】
✅ 手軽で使いやすい
✅ 口を開けたままにする必要がなく、ながらケアが可能
✅ ジェルが垂れたりする心配が少ない
【デメリット】
❌ 歯並びが悪いとシートがフィットしにくい
❌ 一部の成分が歯茎に触れると刺激を感じることがある
【こんな人におすすめ】
✔ できるだけ手軽にホワイトニングをしたい人
✔ ジェルを塗るのが面倒な人
5. ホワイトニングサロンでのセルフホワイトニング
仕組みと流れ
ホワイトニングサロンでは、専門の機器を使ってセルフで施術を行うスタイルが一般的です。
- 専用ジェルを歯に塗布(酸化チタンやポリリン酸が主成分)
- LEDライトを照射(約10~15分)
- 汚れが浮いたら、口をすすぐor拭き取る
- 必要に応じて2~3回繰り返す
※ スタッフが施術を行うわけではなく、自分自身で機器を使う点が特徴。
歯科医院のホワイトニングとの違い
項目 | セルフホワイトニング(サロン) | 歯科医院のホワイトニング |
---|---|---|
施術者 | 自分で行う | 歯科医師・歯科衛生士が施術 |
成分 | 酸化チタン・ポリリン酸など | 過酸化水素・過酸化尿素(漂白成分) |
効果 | 表面の汚れを落とす | 歯の内部の黄ばみも漂白 |
価格 | 1回2,000~5,000円程度 | 1回数万円~十数万円 |
痛み | なし(刺激が少ない) | 知覚過敏のリスクあり |
持続期間 | 約2~4週間 | 約3~6か月 |
6. セルフホワイトニングのやり方
セルフホワイトニングは、自宅で手軽に行える方法ですが、正しい手順や注意点を守ることで、より効果的に歯を白くすることができます。ここでは、自宅での基本的なセルフホワイトニングの手順や注意点、効果を高めるポイントを詳しく解説します。
自宅での基本的なセルフホワイトニング手順
セルフホワイトニングの方法は使用する製品によって異なりますが、基本的な流れは共通しています。
① 歯の汚れを落とす(準備)
- まず歯磨きをして、歯の表面の汚れを落とす。
- フッ素が含まれていない歯磨き粉を使用すると、ホワイトニング剤の効果が出やすい。
- デンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れも除去すると効果UP。
② ホワイトニング剤を適用する
製品の種類ごとに異なる使用方法を解説。
タイプ | 使用方法 |
---|---|
LEDライト照射タイプ | 1. 専用ジェルを歯に塗布する 2. LEDライトを歯に当てる(10~20分) 3. ジェルを洗い流すor拭き取る |
ペンタイプ | 1. ペン先でホワイトニング剤を歯に直接塗る 2. 乾くまで待つ(5分程度) 3. 水で軽くすすぐ |
シートタイプ | 1. 歯にホワイトニングシートを貼る 2. 15~30分間放置 3. シートを剥がし、水ですすぐ |
ジェルタイプ | 1. 歯ブラシにホワイトニングジェルをつける 2. 通常の歯磨きのようにブラッシング 3. 口をしっかりすすぐ |
③ 仕上げ(ケア)
- 使用後は口をよくすすぎ、歯の表面に残った成分を洗い流す。
- フッ素入りの歯磨き粉を使うと、歯のエナメル質を強化しながらホワイトニング効果を維持できる。
- 歯が乾燥すると着色しやすくなるため、水分補給を心がける。
使用前後の注意点(食事制限・ケア方法)
使用前の注意点
✅ 歯をしっかり磨く(フッ素なしの歯磨き粉推奨)
✅ 口の中が乾燥していない状態で行う(乾燥しているとホワイトニング剤が浸透しにくい)
✅ LEDライトタイプの場合、リップクリームで唇を保護すると乾燥を防げる
使用後の注意点
セルフホワイトニング後は歯の表面が一時的に着色しやすくなるため、以下の食べ物・飲み物を最低30分~1時間は避けると良い。

❌ 避けるべき飲食物(ステインの原因)
- コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶
- 赤ワイン、カレー、トマトソース
- 炭酸飲料、スポーツドリンク
- タバコ(ヤニが着色の原因)
✅ おすすめの飲食物(着色しにくい)
- 水
- 牛乳、白湯
- 白米、パン(トーストしていないもの)
- 鶏肉、白身魚、豆腐
💡 ポイント
- 食事後は水で口をすすぐと着色を防げる。
- 歯磨きをする場合はホワイトニング歯磨き粉を使うと効果UP。
より効果的にするためのポイント
セルフホワイトニングをより効果的にするためには、以下のポイントを意識すると白さが長持ちします。
① 継続的に使用する
- 1回の使用で白くなるわけではないため、週2~3回のペースで継続することが重要。
- LEDライト照射タイプなら最初の1週間は連続で使用し、その後はメンテナンスとして週1回のペースが理想。
② ステインをつきにくくする習慣を取り入れる
- 食事の後に水やお茶で口をすすぐだけでも着色を防げる。
- ストローを使うと飲み物の着色を抑えられる(コーヒー・紅茶・ジュースなど)。
- ホワイトニング後にデンタルフロスを使うと、歯と歯の間の着色も防げる。
③ ホワイトニング歯磨き粉やマウスウォッシュを併用する

- ポリリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉を使うと、ホワイトニング効果が持続しやすい。
- フッ素配合のマウスウォッシュを併用すると、虫歯予防とホワイトニング効果の両方が得られる。
④ LEDライトの波長を確認する
- LEDライトを使用する場合、波長が400~500nm(ナノメートル)のものがホワイトニング効果が高いとされている。
- 安価なライトでは効果が弱いことがあるため、口コミやレビューを確認して選ぶと良い。
⑤ 歯科医院のホワイトニングと組み合わせる
- 歯科医院で一度オフィスホワイトニングを受け、その後セルフホワイトニングで維持する方法もおすすめ。
- オフィスホワイトニング後のセルフケアとして活用すると、より長期間、白さを保つことができる。
まとめ
✔ セルフホワイトニングは「歯磨き→ホワイトニング剤の塗布→LED照射or放置→すすぐ」の流れが基本。
✔ ホワイトニング後30分~1時間は、コーヒー・紅茶・ワインなどの着色しやすい飲食物を控える。
✔ 週2~3回の継続が重要で、効果を維持するためにホワイトニング歯磨き粉の併用が効果的。
✔ 生活習慣(食事後の口すすぎ、ストローの使用など)を改善することで、より長持ちさせられる。
セルフホワイトニングは、**「正しい方法で継続すること」**が効果を最大化するポイントです。日常のケアを意識しながら、理想の白い歯を目指しましょう!
7. セルフホワイトニングの注意点と失敗しないコツ
セルフホワイトニングは手軽にできる一方で、間違った使い方をすると効果が出にくかったり、逆に歯を傷つけるリスクもあります。ここでは、注意点と成功のためのコツを詳しく解説します。
間違った使い方とそのリスク
セルフホワイトニングの効果を最大限に引き出すためには、正しい使い方を守ることが重要です。間違った方法を続けると、期待する効果が得られないばかりか、歯や口の健康を損なうこともあります。
① 使用頻度を守らない
❌ 毎日使うと効果が早く出ると思っている → 実は逆効果!
✅ セルフホワイトニングは週2~3回が適切。毎日使うと歯の表面に負担がかかる場合がある。
② 研磨剤入りの歯磨き粉と併用する
❌ ホワイトニング効果を高めようと、強い研磨剤入り歯磨き粉を使う → エナメル質を傷つける!
✅ 研磨剤なしの歯磨き粉を選び、ホワイトニング剤との併用は慎重に。
③ LEDライトを当てすぎる
❌ 長時間ライトを当てれば効果UPと思い、規定時間以上照射 → 逆効果!
✅ LEDライトの推奨時間(10~20分)を守ることが大切。長時間照射しても効果は変わらない。
④ 歯の汚れを落とさずに使う
❌ 歯磨きをせずにホワイトニング → 汚れが邪魔して効果半減!
✅ ホワイトニング前にしっかり歯磨きをして、汚れを除去することが必須。
⑤ 歯並びに合っていないシートを使う
❌ 歯並びが悪いのにシートタイプを無理に使う → しっかり密着せず、ムラができる!
✅ 歯並びが悪い人はジェルタイプやペンタイプを使う方が均等に塗布できて効果的。
「白くならない」と感じたときの対策
セルフホワイトニングを続けていても、期待した効果が出ないことがあります。原因を理解し、適切な対策をとることが大切です。
① 使用回数が足りていない
❌ 1回で劇的な変化を期待しすぎる → セルフホワイトニングは徐々に効果が出るもの!
✅ 最低でも3~5回は継続することが必要。
✅ 「週2~3回 × 1か月」を目安にすると、徐々にトーンアップが期待できる。
② 歯の黄ばみの原因がセルフホワイトニングに適さない
セルフホワイトニングは**「歯の表面の着色汚れ(ステイン)」**には効果的ですが、歯の内部の黄ばみには効果が期待できません。
黄ばみの原因 | セルフホワイトニングの効果 | 対策 |
---|---|---|
コーヒー・紅茶・ワインなどの着色汚れ | ◎(効果あり) | 継続して使用する |
タバコのヤニ | ○(ある程度効果あり) | 歯科クリーニング+ホワイトニング |
加齢による黄ばみ(象牙質の変色) | ✖(効果なし) | 歯科医院のホワイトニングを検討 |
テトラサイクリン歯(抗生物質による変色) | ✖(効果なし) | セラミック治療などを検討 |
🔹 「なぜ白くならないのか?」を見極めることが重要!
→ セルフホワイトニングで対応できない黄ばみは、歯科医院でのホワイトニングを検討。
③ ホワイトニング後の生活習慣が影響している
❌ ホワイトニング後すぐにコーヒーやワインを飲んでいる → 着色しやすい状態を悪化!
✅ ホワイトニング後は最低1時間、着色しやすい飲食物を避けることが重要。
④ 歯の表面がざらついている
❌ 歯に細かい傷があると、汚れが落ちにくく、ホワイトニング効果が弱くなる!
✅ 「ヒドロキシアパタイト」配合の歯磨き粉を使い、エナメル質を滑らかにすることで、ホワイトニング効果が高まる。
歯の健康を守りながらホワイトニングする方法
セルフホワイトニングを安全に続けるために、歯や口の健康を守るポイントを押さえておきましょう。
① 過度なホワイトニングを避ける
- 1日に何度も使用しない。(週2~3回が適正)
- 短期間で効果を出そうとしすぎず、長期的なケアを意識する。
② ホワイトニング後のケアを徹底する
- フッ素入りの歯磨き粉を使い、エナメル質を保護する。
- 水分をしっかり取ることで、歯の乾燥を防ぎ、着色しにくくする。
③ 歯茎や口腔内の状態をチェックする
- ホワイトニング剤が歯茎に触れすぎると、炎症を起こすことがあるため注意。
- 歯がしみるなどの異常が出た場合は、一度使用を中止し、歯科医に相談する。
④ バランスの取れた食生活を心がける
- カルシウム・ビタミンDを含む食品(チーズ、ヨーグルト、魚)を摂取し、歯を強化する。
- 酸性の強い食品(柑橘類・炭酸飲料)の摂取を控えめにする。
まとめ
✔ セルフホワイトニングは正しい使用頻度(週2~3回)を守らないと、効果が出にくくなる。
✔ 白くならない場合は、歯の黄ばみの原因を見極め、必要なら歯科医院でのホワイトニングを検討する。
✔ ホワイトニング後の食事制限(最低1時間)を守ると、白さが長持ちする。
✔ 歯の健康を守るために、フッ素・ヒドロキシアパタイト配合の歯磨き粉を併用すると効果UP!
セルフホワイトニングは**「正しく継続すること」**が成功のカギです。注意点を守りながら、理想の白い歯を目指しましょう!
8. セルフホワイトニングに関するよくある疑問
セルフホワイトニングを始める前に、多くの人が抱く疑問について詳しく解説します。正しい知識を持つことで、効果的かつ安全にホワイトニングを継続できます。
① 本当に白くなるの?
→ セルフホワイトニングは「歯の表面の汚れ(ステイン)を落とす」ことで白く見せる方法です。
✅ 着色汚れ(コーヒー・紅茶・ワイン・タバコなど)には効果的。
✅ 使用を続けることで、徐々に明るい歯の色へトーンアップできる。
✅ 定期的なケアを行うことで、白さを維持しやすくなる。
❌ 歯の内部の黄ばみ(加齢・遺伝・薬剤による変色)には効果がない。
❌ 1回で劇的に白くなるわけではなく、継続が必要。
💡 「自然な白さを取り戻す」ことが目的であり、歯科医院のホワイトニングのように漂白するわけではない。
② どのくらいの頻度でやるべき?
→ 週2~3回が理想的な頻度です。
🔹 セルフホワイトニングの推奨頻度
期間 | 回数 |
---|---|
初めて使う場合 | 週2~3回(1ヶ月程度) |
白さを維持する場合 | 週1回程度 |
💡 過剰に使用すると、歯のエナメル質に負担をかける可能性があるため注意!
③ 副作用はある?
→ 基本的には副作用のリスクは低いが、使用方法を間違えると問題が起こることも。
✅ セルフホワイトニングは過酸化水素・過酸化尿素を使わないため、知覚過敏のリスクが低い。
✅ LEDライトやポリリン酸の使用は安全性が高く、歯や歯茎に優しい。
❌ 長時間の使用や過剰な回数の使用はNG!
❌ 歯茎にホワイトニング剤がつくと、軽い刺激を感じることがある。
❌ 歯のエナメル質が傷ついていると、しみる場合がある。
💡 敏感な人は、歯科医院に相談してから使用すると安心!
④ 妊娠中でも使える?
→ 妊娠中・授乳中の使用は基本的に避けたほうが良い。
✅ セルフホワイトニングは刺激が少ないが、妊娠中はホルモンバランスの影響で歯茎が敏感になりやすい。
✅ 成分自体は安全なものが多いが、使用前に歯科医師に相談すると安心。
✅ 「妊娠中も使える」と明記された製品を選ぶのがベター。
❌ 妊娠中は歯周病になりやすく、ホワイトニング剤が歯茎に刺激を与える可能性がある。
❌ 念のため、産後にホワイトニングを再開するのが安全。
⑤ セルフホワイトニングと医療ホワイトニング、どっちがおすすめ?
→ 目的や予算に応じて選ぶべき。
比較項目 | セルフホワイトニング | 歯科医院のホワイトニング(オフィスホワイトニング) |
---|---|---|
主な成分 | 酸化チタン・ポリリン酸 | 過酸化水素(漂白成分) |
白くなる仕組み | 歯の表面の汚れを除去 | 歯の内部の色素を分解(漂白) |
即効性 | 低い(継続が必要) | 1回で効果を実感しやすい |
持続期間 | 約2~4週間 | 3〜6ヶ月 |
費用 | 1回2,000~5,000円程度 | 1回20,000~50,000円程度 |
痛み・刺激 | ほぼなし | 知覚過敏のリスクあり |
食事制限 | なし | 一定時間、着色しやすい食べ物を避ける必要あり |
おすすめの人 | 手軽に始めたい人 / コストを抑えたい人 | しっかり白くしたい人 / 即効性を求める人 |
💡 「自然な白さ」を求めるならセルフホワイトニング、
💡 「歯の色自体を白くしたい」なら歯科医院のホワイトニングがおすすめ!
まとめ
✔ セルフホワイトニングは「手軽さ」「コスト」「痛みの少なさ」がメリット。
✔ 選ぶ際は「目的」「コスト」「継続しやすさ」を考慮することが大切。
✔ 即効性はないが、継続することで自然な白さを実感しやすい。
✔ 歯の健康を維持するために、オーラルケアや食生活の工夫が重要。
セルフホワイトニングは、正しい方法で継続することで、白く健康的な歯を保つことができます。 自分に合った方法を選び、理想の白い歯を目指しましょう!
江戸川区篠崎でホワイトニングをお考えの方へ|歯の内部から白くするなら医療ホワイトニング!

「セルフホワイトニングでは歯の内部から白くできない」ことをご存じですか?
セルフホワイトニングは、歯の表面の着色汚れを落とすことで自然な白さを目指す方法ですが、歯の内部の黄ばみまでは改善できません。
一方、当院の「医療ホワイトニング」は、歯の内部にまで浸透し、漂白することで本来の白さを取り戻せます。
✅ 短期間でしっかり白くしたい方
✅ 加齢や遺伝による歯の黄ばみが気になる方
✅ イベント前に白い歯を手に入れたい方
江戸川区篠崎の当院で、あなたの理想の白い歯を実現しませんか?まずはお気軽にご相談ください!
📍篠崎駅徒歩1分|ご予約受付中
【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方
筆者・院長

深沢 一
Hajime FULASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。