- 1. シェードガイドとは?歯の色を正確に合わせるための基準ツール
- 1.1. シェードガイドの分類と見方
- 1.1.1. A1, A2, A3, A3.5シェードの見え方
- 1.1.2. A1シェード
- 1.1.3. A2シェード
- 1.1.4. A3シェード
- 1.1.5. A3.5シェード
- 1.2. シェードガイドが使われる主な治療
- 1.2.1. クラウン・ブリッジ・インプラント
- 1.2.2. ホワイトニング
- 1.2.2.1. ホワイトニング前後の歯の色の変化を比較
- 1.2.3. 入れ歯・人工歯の色決定
- 1.3. VITAクラシックとVITA 3Dマスターの違い
- 1.3.1. VITAクラシック
- 1.3.2. VITA 3Dマスター
- 1.4. ホワイトニング専用シェードガイド
- 1.5. 正確なシェード選定のポイント
- 1.5.1. 照明環境を整える
- 1.5.2. 歯の乾燥を避ける
- 1.5.3. 周囲との調和を見る
- 1.6. デジタルシェードマッチングの進化
- 1.7. 日本人に自然な歯の色とは?
- 2. 江戸川区篠崎で“自然な白い歯”を目指すなら
- 3. 【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方
- 4. 筆者・院長
- 4.1. 深沢 一
- 4.1.1. メッセージ

歯の色は、口元の印象や清潔感を大きく左右します。
セラミック治療やインプラント、ホワイトニングでは、「どの色が自然に見えるか」を正確に判断することが重要です。
そこで使用されるのが「シェードガイド」です。
シェードガイドは、歯の色を客観的に比較・記録するための色見本であり、歯科医師・技工士・患者が理想の色調を共有するための重要なツールです。
この記事では、シェードガイドの基本的な見方や種類、ホワイトニングとの関係、自然な歯色を選ぶポイントまで、専門的視点からわかりやすく解説します。
シェードガイドとは?歯の色を正確に合わせるための基準ツール
シェードガイドとは、歯の色調を判定・比較するための色見本です。歯科医院では、クラウン・ブリッジ・インプラント・入れ歯・ホワイトニングなどの治療時に、天然歯に近い自然な色を再現する目的で使用されます。
人工歯が並んだプレート状の構造になっており、「A1」「A2」「B1」などのシェード番号で分類されています。

主な用途は以下の通りです。
- 天然歯と補綴物の色調を合わせる
- ホワイトニング前後の色変化を比較する
- 患者と理想的な白さを共有する
- 治療後の審美性と満足度を高める
とくに審美歯科では、わずかな色調差が仕上がりの自然さに大きく影響するため、シェード選定は非常に重要な工程です。
シェードガイドの分類と見方
代表的なVITAクラシックシェードガイドでは、歯の色をA〜Dの4系統に分類します。
- A系:赤みを帯びた茶系
- B系:赤みを帯びた黄系
- C系:グレー系
- D系:赤みを帯びたグレー系
数字は明度を示しており、数字が小さいほど白く、数字が大きいほど暗い色になります。
一般的に日本人の天然歯はA3〜A3.5付近が多いとされ、A1やB1はホワイトニング後の目標色として人気があります。
A1, A2, A3, A3.5シェードの見え方

A1シェード
A1シェードを歯の色と比べています。かなり近い色ですね。

A2シェード
A2シェードを同じ人の歯に合わせています。A2シェードより白いですね。

A3シェード
A3シェードを歯に合わせてみました。上顎の中切歯はホワイトスポットがあるため白っぽく見えますが、A3シェードに近い色をしています。
下顎の側切歯はA3シェードと言ってよいでしょうね。

A3.5シェード
A3.5シェードを歯に合わせてみました。天然歯の方が遥かに白いですね。
シェードガイドが使われる主な治療
クラウン・ブリッジ・インプラント
補綴治療では、周囲の天然歯と調和した色調を再現することが重要です。
シェードガイドを用いて隣接歯との色差を確認し、技工士と情報共有を行いながら補綴物を製作します。
ホワイトニング
ホワイトニングでは、施術前後の色変化を客観的に確認するために使用します。
「A3→B1」のように変化を記録することで、治療効果を視覚的に把握できます。
ホワイトニング前後の歯の色の変化を比較


入れ歯・人工歯の色決定
年齢・肌色・歯肉とのバランスを考慮しながら、自然に見える人工歯の色を選択します。
VITAクラシックとVITA 3Dマスターの違い
VITAクラシック

- 世界的に普及している標準的シェードガイド
- A〜Dの4系統・16色構成
- 直感的に色を選びやすい
- 一般歯科や保険診療で広く使用
VITA 3Dマスター
- 明度・色相・彩度を細かく分類
- 全29色でより高精度な色再現が可能
- 審美歯科やセラミック治療向き
- より論理的かつ客観的な色選択が可能
ホワイトニング専用シェードガイド
通常のシェードガイドでは表現できない「より白い歯」に対応するため、ホワイトニング専用ガイドも使用されます。
代表例:
- オパールエッセンス シェードガイド
- VITA Bleachedguide
- ゼンオパール シェードガイド
これらにはBL1・FW2など、B1よりさらに白いブリーチングシェードが含まれています。
正確なシェード選定のポイント
照明環境を整える
歯の色は照明条件に大きく左右されます。
自然光や色温度5,500K前後のデンタルLEDライトが理想的です。
蛍光灯や暖色照明では、本来より黄ばんで見えたり白く見えたりすることがあります。
歯の乾燥を避ける
歯は乾燥すると実際より白く見えます。
シェードテイキングは短時間で行い、必要に応じて歯面を湿潤させながら確認します。
周囲との調和を見る
単独の歯だけでなく、隣接歯・歯肉・口元全体とのバランスを考慮することが重要です。
デジタルシェードマッチングの進化
近年では、AIや分光光度計を活用したデジタルシェード測定も普及しています。
代表的な機器:
- VITA Easyshade® V
- CrystalEye
- SpectroShade™
これらは人の目による誤差を減らし、客観的かつ再現性の高い色調診断を可能にします。
日本人に自然な歯の色とは?
日本人はやや黄味を帯びた自然な色調が多く、A2〜A3付近が調和しやすい傾向があります。
一方で、近年はホワイトニング需要の増加により、A1やB1を希望する患者も増えています。
ただし、白さだけを追求すると不自然に見えることもあるため、顔貌や肌色とのバランスを考慮した色選択が重要です。
江戸川区篠崎で“自然な白い歯”を目指すなら

当院では、シェードガイドを使用した精密な色調診断を行い、患者さまの歯に最適な補綴物(クラウン・ブリッジ・インプラント)やホワイトニングのプランをご提案いたします。
「白すぎる」「周囲の歯と色が合わない」といったお悩みを防ぐため、患者さまの歯の色にぴったり合う自然な仕上がりを追求。特に江戸川区篠崎エリアで審美歯科を検討されている方に、精度の高い治療を提供いたします。
美しい笑顔を手に入れたい方は、ぜひ当院にご相談ください!
【動画】ホームホワイトニングの効果的なやり方
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。


