- 1. 無料で受けられる内容・受診方法・妊娠中の歯科治療まで解説
- 2. 妊婦歯科健診とは?
- 2.1. 2026年度 江戸川区妊婦歯科健診の対象・費用
- 2.1.1. 対象者
- 2.1.2. 費用
- 2.1.3. 健診内容
- 3. 妊婦歯科健診ではどのようなことをするの?
- 4. 妊娠中に歯科健診が大切な理由
- 4.1. 妊娠性歯肉炎になりやすい
- 4.2. 歯周病は妊娠経過との関連が報告されています
- 4.3. つわりで歯磨きが難しくなる
- 4.4. 出産後は通院しづらくなる
- 5. 妊婦歯科健診を受けるおすすめの時期
- 5.1. 妊娠中でも歯科治療は受けられる?
- 5.2. 妊娠中の麻酔やレントゲンは大丈夫?
- 6. つわり中のセルフケアのポイント
- 7. 妊婦歯科健診の受診方法
- 8. よくある質問
- 8.1. Q. 妊娠初期でも受診できますか?
- 8.2. Q. 健診だけ受けても大丈夫ですか?
- 8.3. Q. レントゲンは必ず撮影しますか?
- 8.4. Q. 妊娠中でも麻酔はできますか?
- 8.5. Q. つわりで歯磨きができません。
- 9. まとめ
- 9.1. 関連記事
- 10. 妊娠中のお口の健康を、一緒に守りませんか?
- 11. 【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
- 12. 筆者・院長
- 12.1. 深沢 一
- 12.1.1. メッセージ
無料で受けられる内容・受診方法・妊娠中の歯科治療まで解説

妊娠すると、お腹の赤ちゃんの成長を第一に考える一方で、「歯医者に行っても大丈夫なの?」「麻酔やレントゲンは赤ちゃんに影響しない?」「つわりで歯磨きができないけれど大丈夫?」といった不安を抱える方も少なくありません。
実は、妊娠中はホルモンバランスや生活習慣の変化によって、虫歯や歯周病が起こりやすい時期です。歯ぐきの腫れや出血が増えたり、つわりの影響で歯磨きが十分にできなくなったりすることも珍しくありません。
そこで江戸川区では、妊婦さんを対象とした妊婦歯科健診を無料で実施しています。お口の状態を確認し、必要に応じて適切なケアや治療につなげることで、お母さんだけでなく赤ちゃんの健康を守ることにもつながります。
この記事では、2026年度の江戸川区妊婦歯科健診について、対象者や受診方法、健診内容、妊娠中の歯科治療のポイントまで詳しく解説します。
妊婦歯科健診とは?

妊婦歯科健診は、妊娠中に起こりやすい虫歯や歯周病を早期に発見し、お口の健康を維持することを目的とした歯科健診です。
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えることで歯ぐきが炎症を起こしやすくなり、「妊娠性歯肉炎」と呼ばれる状態になることがあります。また、つわりや食生活の変化によって虫歯のリスクも高まります。
健診では現在のお口の状態を確認し、必要に応じて治療やセルフケアについてアドバイスを受けることができます。
なお、妊婦歯科健診は治療ではなく健診です。治療が必要と判断された場合は、保険診療などで別途治療を受けることになります。
2026年度 江戸川区妊婦歯科健診の対象・費用
対象者
江戸川区に住民登録のある妊婦の方
費用
無料(公費負担)
健診内容
- 虫歯の有無の確認
- 歯周病の検査
- 歯ぐきの状態の確認
- お口の清掃状態の確認
- ブラッシング指導
- 必要に応じた治療の案内
※治療費は健診に含まれません。
妊婦歯科健診ではどのようなことをするの?
健診では、お口全体を確認し、現在の健康状態をチェックします。
歯科医師が虫歯や歯周病の有無を確認し、歯ぐきの炎症や出血の有無、歯石や歯垢の付着状況なども評価します。
さらに、毎日の歯磨き方法やフロス・歯間ブラシの使い方など、一人ひとりのお口の状態に合わせたセルフケアについてもアドバイスを受けることができます。
検査自体は痛みを伴うものではなく、短時間で終了することがほとんどです。
妊娠中に歯科健診が大切な理由

妊娠性歯肉炎になりやすい
妊娠中は女性ホルモンの影響により、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
以前は問題がなかった方でも、歯磨きの際に出血したり、歯ぐきが腫れたりすることがあります。
軽い症状でも放置すると歯周病へ進行する場合があるため、早めの確認が大切です。
歯周病は妊娠経過との関連が報告されています
歯周病は細菌による慢性的な炎症です。
これまでの研究では、歯周病と早産や低出生体重児との関連が報告されています。ただし、歯周病が直接の原因であることがすべてのケースで証明されているわけではありません。
だからこそ、妊娠中は歯ぐきの健康管理を行い、必要に応じて歯科医院でケアを受けることが重要です。
つわりで歯磨きが難しくなる
妊娠初期はつわりの影響で歯ブラシを口に入れるだけでも気持ち悪くなることがあります。
歯磨きが十分にできない期間が続くと、歯垢がたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
無理をせず、体調が良い時間帯に磨いたり、小さめの歯ブラシを使用したりするなど、自分に合った方法でセルフケアを続けることが大切です。
出産後は通院しづらくなる
赤ちゃんが生まれると授乳や育児が始まり、自分のための時間を確保することが難しくなります。
「痛くなってから受診しよう」と思っていても、なかなか歯科医院へ行けないケースも少なくありません。
妊娠中に健診を受け、お口の状態を整えておくことが、その後の負担を減らすことにつながります。
妊婦歯科健診を受けるおすすめの時期

妊婦歯科健診は妊娠中であれば受診できますが、一般的には妊娠5〜8か月頃の安定期がおすすめです。
この時期は体調が比較的安定している方が多く、必要に応じて治療へ移行しやすい時期でもあります。
もちろん、初期や後期でも症状がある場合は無理をせず、産婦人科医や歯科医師と相談しながら受診しましょう。
妊娠中でも歯科治療は受けられる?
「妊娠中は治療ができない」と思われることがありますが、必要な治療は妊娠中でも受けられる場合があります。
妊娠週数や体調、治療内容によって判断されるため、まずは歯科医師へ相談することが大切です。
虫歯や歯周病を放置すると症状が悪化し、強い痛みや感染につながることもあります。
そのため、必要に応じて適切な時期に治療を行うことが勧められています。
妊娠中の麻酔やレントゲンは大丈夫?
妊娠中でも、必要性がある場合には局所麻酔や歯科用レントゲン検査を行うことがあります。
局所麻酔は治療部位に限局して作用するため、必要な処置では使用されることがあります。
また、歯科用レントゲンは撮影範囲が限られており、防護エプロンなどを使用したうえで必要最小限の撮影を行います。
いずれも自己判断せず、妊娠週数や体調を歯科医師へ伝えたうえで相談しましょう。
つわり中のセルフケアのポイント
つわりが強い時期は、完璧な歯磨きを目指す必要はありません。
次のような工夫がおすすめです。
- 小さめの歯ブラシを使う
- 香りの少ない歯磨剤を選ぶ
- 体調の良い時間帯に磨く
- 少しずつ磨く
- 磨けないときは水や洗口液で口をすすぐ
無理をせず、できる範囲でお口を清潔に保つことが大切です。
妊婦歯科健診の受診方法
- 母子健康手帳の交付時に受診票を受け取ります。
- 江戸川区指定の歯科医療機関へ予約します。
- 母子健康手帳と受診票を持参して受診します。
- 健診後、必要に応じて治療やメンテナンスについて説明を受けます。
よくある質問
Q. 妊娠初期でも受診できますか?
体調が良ければ受診できます。つわりが強い場合は、体調の落ち着いた時期に予約を変更することも可能です。
Q. 健診だけ受けても大丈夫ですか?
はい。健診のみの受診も可能です。治療が必要な場合は、その後の相談となります。
Q. レントゲンは必ず撮影しますか?
いいえ。必要な場合のみ、歯科医師が十分に検討したうえで実施します。
Q. 妊娠中でも麻酔はできますか?
必要な治療では局所麻酔を使用することがあります。妊娠週数や体調を考慮しながら判断します。
Q. つわりで歯磨きができません。
無理に磨こうとせず、体調が良い時間帯を選んだり、洗口を活用したりするなど、できる範囲でセルフケアを続けましょう。
まとめ
妊娠中はホルモンバランスや生活習慣の変化によって、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
江戸川区では妊婦さんを対象に無料の妊婦歯科健診を実施しており、お口の健康状態を確認する良い機会となります。
特に安定期は健診や必要な治療を受けやすい時期です。出産後は育児で忙しくなり、自分のための通院時間を確保しにくくなることも少なくありません。
お口の健康は、お母さん自身の健康だけでなく、これから始まる育児生活を快適に過ごすためにも大切です。
気になる症状がある方はもちろん、症状がない方も、この機会に妊婦歯科健診を活用し、お口の健康を確認しておきましょう。
関連記事
妊娠中のお口の健康を、一緒に守りませんか?

妊娠中はホルモンバランスや生活習慣の変化により、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすい時期です。当院では江戸川区の妊婦歯科健診に対応し、お口の状態を丁寧に確認したうえで、一人ひとりの体調や妊娠週数に配慮したご説明・アドバイスを行っています。
出産後は通院の時間を確保しにくくなるため、妊娠中の健診をぜひご活用ください。気になる症状がある方も、お気軽にご相談ください。
【動画】指しゃぶりや指吸いを止めさせる方法
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。





