- 1. 【🎞️ 36秒】治らない口角炎・口唇炎に注意!病院に行くべきタイミングとは?
- 2. 口角炎と口唇炎の違い
- 2.1. 口角炎
- 2.2. 口唇炎
- 3. 口角炎・口唇炎の主な症状
- 4. 発症しやすい人の特徴
- 4.1. 子ども・高齢者
- 4.2. 唇をなめる癖がある人
- 4.3. 栄養バランスが偏っている人
- 4.4. アレルギー体質・敏感肌
- 4.5. 睡眠不足やストレスが続いている人
- 5. 口角炎・口唇炎の主な原因
- 5.1. 乾燥や物理的刺激
- 5.2. 栄養状態との関係
- 5.3. 体調や全身状態の影響
- 5.4. カンジダなどの感染
- 5.5. 口腔内環境の問題
- 6. 症状が長引く場合に注意すべき疾患
- 6.1. 口唇ヘルペス
- 6.2. アトピー性皮膚炎
- 6.3. ベーチェット病などの自己免疫疾患
- 6.4. 貧血・栄養障害
- 7. 口角炎・口唇炎の治療方法
- 7.1. セルフケア
- 7.1.1. 保湿
- 7.1.2. 生活習慣改善
- 7.1.3. 栄養補給
- 7.2. 医療機関での治療
- 7.2.1. 抗真菌薬
- 7.2.2. 外用薬
- 7.2.3. 口腔環境の改善
- 8. 予防方法
- 8.1. 保湿習慣
- 8.2. バランスの良い食事
- 8.3. 唾液分泌を促す
- 8.4. 体調管理
- 9. 受診の目安
- 10. よくある質問
- 10.1. 口角炎は自然に治りますか?
- 10.2. 市販薬は有効ですか?
- 10.3. 何科を受診すればよいですか?
- 10.4. 子どもや高齢者で注意することは?
- 10.5. 関連記事
- 11. 治りにくい口角炎・口唇炎、一度原因を確認しませんか?
- 12. 筆者・院長
- 12.1. 深沢 一
- 12.1.1. メッセージ

「唇がヒリヒリする」「口の端が切れて痛い」「何度も繰り返す」――そんな症状でお悩みではありませんか?
口角炎・口唇炎は、乾燥だけでなく、カンジダ感染、ビタミン不足、免疫力低下、噛み合わせや唾液の影響など、さまざまな原因が関係しています。
特に、なかなか治らない場合や再発を繰り返す場合は、単なる“唇荒れ”ではなく、口腔内環境や全身状態が影響している可能性もあります。
この記事では、口角炎・口唇炎の違い、原因、症状、治療法、予防法までを専門的な視点からわかりやすく解説します。
【🎞️ 36秒】治らない口角炎・口唇炎に注意!病院に行くべきタイミングとは?
口角炎と口唇炎の違い

口角炎
口角炎とは、唇の両端(口角)に炎症が生じる疾患です。口を開けた際に亀裂や出血を伴いやすく、赤み・びらん・かさぶた形成などがみられます。会話や食事のたびに痛みを感じることが特徴です。
口唇炎
口唇炎は、唇全体に炎症が起こる状態を指します。乾燥、腫れ、ひび割れ、落屑(皮むけ)、赤みなどがみられ、慢性化すると刺激に敏感になることがあります。
両者は同時に発症することも多く、原因や治療法に共通点があります。
口角炎・口唇炎の主な症状

- 唇や口角の赤み
- ひび割れや出血
- かさぶた・ただれ
- ヒリヒリ感、灼熱感
- 食事や会話時の痛み
- 乾燥やつっぱり感
- 冬季や疲労時の再発
進行すると、口を開けるだけで亀裂が深くなり、出血や強い痛みを伴うことがあります。
発症しやすい人の特徴

子ども・高齢者
皮膚や粘膜のバリア機能が弱く、唾液の刺激や乾燥の影響を受けやすいため発症しやすくなります。
唇をなめる癖がある人
唾液が蒸発すると水分が奪われ、かえって乾燥が悪化します。これを繰り返すことで慢性的な炎症につながります。
栄養バランスが偏っている人
ビタミンB群や鉄分不足は、粘膜修復能力の低下を引き起こします。
アレルギー体質・敏感肌
口紅、歯磨剤、金属、食品などによる接触性皮膚炎が原因となる場合があります。
睡眠不足やストレスが続いている人
睡眠不足や強いストレスなどによって体調が崩れると、皮膚や粘膜の状態に影響し、口角炎・口唇炎が悪化することがあります。ただし、睡眠不足やストレスだけが直接の原因とは限らず、乾燥や刺激、感染症など複数の要因が関係している場合があります。
口角炎・口唇炎の主な原因

乾燥や物理的刺激
冬場の乾燥、マスク摩擦、ティッシュ刺激などにより、唇のバリア機能が低下します。
栄養状態との関係
鉄、亜鉛、ビタミンB群などの栄養素が不足している場合、皮膚や粘膜の健康に影響し、口角炎などの症状と関連することがあります。
ただし、口角炎があるからといって、必ずしもビタミン不足が原因とは限りません。症状を繰り返す場合には、食生活だけでなく、貧血や栄養状態などを含めて原因を確認することが大切です。
体調や全身状態の影響
疲労や睡眠不足などで体調が崩れているときには、皮膚や粘膜のバリア機能などに影響し、口角炎・口唇炎が悪化することがあります。また、糖尿病などの基礎疾患や、免疫機能に影響する病気・薬剤が関係しているケースもあります。
症状を何度も繰り返す場合や治りにくい場合は、口元だけでなく全身状態を含めて原因を確認することが大切です。
カンジダなどの感染
口角炎では、カンジダ属真菌や細菌などの感染が関係していることがあります。カンジダは口腔内に存在することのある真菌で、義歯の使用、口腔乾燥、全身状態の変化などを背景に増殖し、口角の炎症に関与する場合があります。
特に、両側の口角に症状が続く場合や、口腔内に白い付着物がみられる場合、義歯を使用している場合などでは、カンジダ感染を含めた原因の確認が必要になることがあります。
ただし、見た目だけでカンジダ性口角炎と判断することはできません。症状が続く場合は自己判断で薬を使用せず、医療機関で診察を受けましょう。
特に以下の特徴がある場合は、カンジダ性口角炎が疑われます。
- 両側性の口角炎
- 白苔を伴う
- 再発を繰り返す
- 舌の痛みや違和感を伴う
唾液が口角部に停滞すると菌が繁殖しやすくなり、慢性的な炎症を引き起こします。
口腔内環境の問題
- 入れ歯の不適合
- 噛み合わせ異常
- 矯正装置の刺激
- 唾液過多
- ドライマウス
これらも口角部への刺激となり、炎症を誘発します。
症状が長引く場合に注意すべき疾患

口唇ヘルペス
単純ヘルペスウイルスによる感染症で、水疱形成が特徴です。ピリピリした前兆症状を伴うことがあります。
アトピー性皮膚炎
唇周囲に慢性的な炎症や乾燥を繰り返します。
ベーチェット病などの自己免疫疾患
難治性・再発性の場合は全身疾患が隠れていることもあります。
貧血・栄養障害
鉄欠乏性貧血やビタミン欠乏症では、舌の赤みや平滑化を伴うことがあります。
口角炎・口唇炎の治療方法

セルフケア
保湿
ワセリンや低刺激性リップクリームで保湿を行い、乾燥を防ぎます。
生活習慣改善
- 十分な睡眠
- ストレス管理
- 禁煙
- 過度な飲酒を控える
栄養補給
ビタミンB群、鉄分、亜鉛を意識的に摂取します。
医療機関での治療
抗真菌薬
カンジダ感染が疑われる場合には、抗真菌薬を使用します。
代表例:
- ファンギゾンシロップ
- フロリードゲル
外用薬
炎症の原因や症状に応じて、医師・歯科医師の判断で外用薬を使用することがあります。感染症が関係している場合など、使用する薬によっては症状に適さないこともあるため、市販薬を含め自己判断で長期間使用することは避けましょう。
口腔環境の改善
歯科では以下の調整を行います。
- 義歯調整
- 噛み合わせ確認
- 口腔清掃指導
- ドライマウス対策
予防方法

保湿習慣
洗顔後や就寝前に保湿を習慣化します。
バランスの良い食事
偏食や過度なダイエットを避け、粘膜に必要な栄養素を十分に摂取します。
唾液分泌を促す
- よく噛む
- 水分補給
- キシリトールガム活用
体調管理
睡眠不足や疲労が続かないよう、十分な休養を心がけましょう。ストレスだけが口角炎・口唇炎の直接的な原因とは限りませんが、体調を整えることは皮膚や粘膜の健康を保つうえでも大切です。
受診の目安
以下の場合は早めの受診をおすすめします。
- 2週間以上治らない
- 再発を繰り返す
- 強い痛みや出血がある
- 水ぶくれを伴う
- 舌痛や口腔内白苔を伴う
- 市販薬で改善しない
皮膚科、歯科、内科で原因に応じた検査や治療を受けることが重要です。
よくある質問
口角炎は自然に治りますか?
乾燥や一時的な刺激などが原因の軽い口角炎では、刺激を避けて保湿することで改善する場合があります。ただし、感染症や栄養状態、義歯、噛み合わせなどが関係している場合は、原因に応じた治療が必要です。
症状が長引く、何度も繰り返す、痛みや出血が強い場合は、自己判断で様子を見続けず医療機関を受診しましょう。
市販薬は有効ですか?
軽症では保湿剤や抗炎症薬が有効な場合があります。しかし、カンジダ感染では市販薬だけでは改善しないことがあります。
何科を受診すればよいですか?
皮膚科が基本ですが、口腔内環境や義歯・噛み合わせが関与する場合は歯科受診も重要です。
子どもや高齢者で注意することは?
子どもでは唇をなめる癖、高齢者では唾液減少や栄養不足が関与しやすく、継続的な保湿と口腔ケアが重要です。
関連記事
治りにくい口角炎・口唇炎、一度原因を確認しませんか?

口角や唇の荒れがなかなか治らない、何度も繰り返す場合は、乾燥だけでなく、口腔内の状態が関係していることもあります。義歯や噛み合わせ、口腔乾燥などが気になる方は、一度ご相談ください。
筆者・院長

深沢 一
Hajime FUKASAWA
- 登山
- ヨガ
メッセージ
日々進化する歯科医療に対応するため、毎月必ず各種セミナーへの受講を心がけております。
私達は、日々刻々と進歩する医学を、より良い形で患者様に御提供したいと考え、「各種 歯科学会」に所属すると共に、定期的に「院内勉強会」を行う等、常に現状に甘んずる事のないよう精進致しております。 又、医療で一番大切な事は、”心のある診療”と考え、スタッフと共に「患者様の立場に立った診療」を、心がけております。





